鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

焼きそばを求めて

2010-09-20 | グルメ


2 0 1 0 年 9 月 6 日 ( 月 )

午 後 4 時 1 0 分

J R 静 岡 駅



月曜の呪い のため、100名城スタンプをゲットできなかった駿府城
打ちひしがれたまま静岡駅へと戻りました。


(もうこんなアンラッキーなイベントは起こるまい。
気を取り直して、なにかうまいものでも食べて帰ろう!)



心機一転、静岡で名物的なものを食べるべく、飲食店を探します。
そういえば静岡は、静岡おでんなんてものがあったなぁ・・・。
そう思い、駅ビルをめぐって、静岡おでんを食べられそうなお店を探しました。

ない。

「静岡おでん」なんて表示すら見当たらないのです。
仕方なく静岡おでんをあきらめて、次なる食べ物を・・・。
そうだ! 富士宮焼きそばはどうだろう?
B1グランプリ殿堂入りのご当地グルメにして、B級グルメのキング。
これを食べて旅のシメにするのも悪くはなさそうです。

富士宮へ行くには、富士駅身延(みのぶ)に乗り換える必要があります。
この身延線は東海道線に比べると本数が少ないので、静岡駅の駅ビルで時間をつぶすこととなりました。

その間にも静岡おでんを探してはみましたが、見つからず。
なんとなく立ち入ったKALDI COFFEE FARM(カルディ・コーヒー・ファーム)で、なぜかプリングルズを買っていました。



待ち時間約30分の末、ようやく富士宮へ向かう電車に乗車。
まずは、17時10分発 東海道線 普通電車 沼津行きです。
35分ほどで富士駅に到着、ここで下車します。

次の電車は、17時49分発 身延線 普通電車 西富士宮行きです。
身延線は、富士駅と甲府駅を結び、ほぼ富士川の流れに沿って富士山の西裾を進みます。
途中の身延には、日蓮宗の総本山である身延山久遠寺があります。

こんなふうに路線説明をしていますが、私が乗車したのは富士山の裾野にさしかかる富士宮駅まで。
富士駅からは20分弱で到着しました。



【富士宮駅までの乗車記録】

JR東海 静岡駅 17時10分発
東海道線 普通 沼津行き
富士駅 17時45分着

富士駅 17時49分発
身延線 普通 西富士宮行き
富士宮駅 18時07分着

*所要時間 57分(移動時間 53分 待ち時間 4分)
*移動距離 44.7km  *運賃 18きっぷ使用(不使用の場合は820円)

※運賃は当時のものを掲載しています。




午 後 6 時 1 0 分

J R 富 士 宮 駅 を 出 る


急きょ富士宮へ来た私は、携帯で調べ上げた店Sへと向かいます。

地図を確認したところ、駅から徒歩5分程度ということもあり、この店を選んだのですが・・・なかなか見つからない。
携帯で地図サイトを確認すると・・・どうやら駅の出口を間違えたようです。

いったん駅に戻り、正しい出口からSへと向かいました。
すると、どうもお店が暗い。
そこに、たまたまおかみさんと思われる女性が店に入ろうとしたので、「これから開店かな」と淡い期待を胸にします。

「月曜はお休みなんですよ」

おかみさんは笑顔で、しかし残酷な現実を告知してきました。
駿府で受けた月曜の呪い は、この富士宮でも忌まわしき厄災をもたらしたのです。


せっかく富士宮まで来て、焼きそば抜きっていうのは悲しすぎます。
是が非でも富士宮焼きそばを食べて帰りたい、そう思い手持ちの携帯さんを駆使し、付近に別の店があることを突き止めます。
そして・・・



富士宮焼きそば! うみゃ~!

「鉄板焼ちゃん」というお店に入りました。
焼きそばを渇望していた私は、豚肉焼きそばミックス焼きそばという2皿食いを敢行。

紅しょうがを押しのけ、青のりをふりかけ、だし粉をこれでもかとまぶします。
麺は太くゴムのようにコシがあります。
富士宮焼きそばの定義のひとつに、「富士宮市内の製麺所で造られた麺を使うこと」が挙げられていますが、その麺の特徴にコシの強さがあるようです。
しかし居酒屋チェーン店によくある「ただのゴム」ではなく、麺と見事にマッチした大きな具が、「ゴム感」を消し去ってくれています。
「炒め油はラードを使う」という定義のとおり、脂分にも旨味が感じられます。
「いわしのだし粉をふりかけ」た豚肉、えび、いか、野菜は、味が美味く引き締まり、これにて完成する味は筆舌に尽くせません。。

紅しょうがを除いて、2皿完食。



ここで多少ゆっくりしていきたいところでしたが、時刻を調べると次の電車まで9分しかありませんでした。
その次の電車が約30分後。
待ち時間を過ごすのがイヤになっていた私は、満腹のまま立ち上がり退店、駅に駆け出しました。




午 後 6 時 5 9 分

J R 富 士 宮 駅


満腹のまま走ることを選んだ私。
その賭けは正しかったかどうかわかりませんが、わずか3分で駅に着きました。


ここからは一路、拙宅へと戻ります。

まずは19時03分発 身延線 普通電車 富士行きで富士駅に戻ります。

富士駅からは、東海道線を乗り継いで、東へ。

19時25分発 普通電車 熱海行きで、終点の熱海駅へ。
20時18分発 普通電車 東京行きに乗車。

途中の戸塚駅で下車します。
この戸塚駅は、同じホームで横須賀線に乗り換えができるという便利な構造になっているので、千葉県民の私はここで東海道線を乗り捨てます。

戸塚駅からは、総武快速線直通 千葉行きで、津田沼駅へ。

津田沼から新京成へと乗り換えて、はじめての登城旅は終幕となります。



【帰宅の乗車記録】

JR東海 富士宮駅 19時03分発
身延線 普通 富士行き
富士駅 19時20分着

富士駅 19時25分発
東海道線 普通 熱海行き
JR東日本 熱海駅 20時14分着

熱海駅 20時18分発
[JT]東海道線 普通 東京行き
[JT06] TTK 戸塚駅 21時26分着

[JO10] TTK 戸塚駅 21時32分発
[JO]横須賀線 普通 総武快速線直通 千葉行き
[JO26]津田沼駅 22時55分着

*所要時間 3時間52分(移動時間 3時間37分 待ち時間 15分)
*移動距離 186.5km  *運賃 18きっぷ使用(不使用の場合は3,250円)

※運賃は当時のものを掲載しています。



日本100名城登城の旅 完

ホーム画面に戻る。