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鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

縁結び祈願のたびへ

2020-01-12 | 鉄道の旅


令 和 元 年 神 無 月 十 七 日 ( 木 )

午 後 七 時 十 六 分

千 葉 県 柏 市

柏 駅 西 口 付 近



3年ぶりの大きな旅へ。

千葉県の柏を本拠としてからはや3年。
自身、不惑までもう幾ばくもありません。

そろそろ身を固めるべきなのではないのか―――そのように考えるようになってきました。

そこで今回は、



秋の乗り放題パスを手にして、西の方・出雲の国にてまじめに縁結び祈願をしてまいります。
もちろん、その道中にてお城に寄り道しまくる所存です。

また、今回はなるべく土地土地の食べ物をいただくということもテーマにしていきます。



旅立ちの前のメシ・・・

 

吉牛@柏、うまい!



この日の夜は少しでも西に近づいておくということで、よね先生のお宅を宿とさせていただきました。




神 無 月 十 八 日 ( 金 )

午 後 四 時 五 十 四 分

横 浜 市 南 区

京 急 井 土 ヶ 谷 駅 付 近


いよいよ出発・・・その前に、

 

牛めし@井土ヶ谷松屋、うまい!

・・・こうして食事をかんたんに済ましてしまうのです。
この話を旅立ちの前に同僚にすると、「それは勿体ない」などと非難されてしまう始末。
そういうこともあって、今回の旅は土地土地のものを食べていくという目標も立てることになったのです。

でも柏と横浜の牛丼はいいんです、旅立ち前だから。




旅立ちの地・京急井土ヶ谷駅



最初の電車・横浜駅方面の電車を待ちながら、縁結び祈願の旅は幕を開きます。





特急ときわで急ぎ戻る

2020-01-12 | 鉄道の旅


平 成 3 1 年 ( 2 0 1 9 年 ) 3 月 3 1 日 ( 日 )

午 後 4 時 0 2 分

茨 城 県 ひ た ち な か 市

ひ た ち な か 海 浜 鉄 道 那 珂 湊 駅



那珂湊おさかな市場で海の幸に舌鼓を打ち、お土産を買い、



那珂湊駅に戻りました。



夕方となれば史跡名勝は軒並み閉園時刻を迎えますが、季節は春。
この日は水戸梅まつりの最終日。
偕楽園は午後7時まで開いているようでした。

私の頭の中では、偕楽園の梅林の画をこの旅の締めとするつもりだったのです。
そこに、女王様よりLINEが入ってきます。

第一王子、別居騒動勃発。

女王様の第一王子が、わが本拠にて暫時寝食を共にすることになりそうだというのです。
これは一大事、部屋の整理整頓のため、急遽戻る必要に迫られたのです。





那珂湊駅から、急ぎ柏へ。



今度の列車は、16時12分発 湊線 普通列車 勝田行き



那珂湊駅で切り離された車両が、2番線ホームにたたずんでいました。
この列車で勝田に戻るのではなく・・・

 

阿字ヶ浦駅からやってきた上り列車に乗り込みます。



列車は定刻どおりに発車。
那珂湊駅のお隣、高田の鉄橋駅にて。



那珂湊に来るときにはすっかり忘れていた「城攻め」
当駅での収穫はこちら、夤賓閣【ひたちなか市指定史跡】を攻略できました。
(「い」は夕に寅と書きます)

夤賓閣は徳川光圀が建てた別邸なのだそうです。
別邸=城??? という疑問があったためなのか、現在夤賓閣は攻略対象になっていないようです。
システム変更により、現在は大洗町にある祝町向洲台場が攻略できるようですね。
台場=城??? という意見もありそうですが、続日本100名城のひとつに品川台場なんてものがあるので・・・。



中丸川橋梁、通称「高田の鉄橋」を通過。



中根駅
田園にぽつりとたたずんでいる中で桜が咲いている、とてものどかな駅です。
ひたちなか海浜鉄道随一の秘境駅でもあるそうですが、駅名標のデザインにあるように、付近には虎塚古墳【国指定史跡】という前方後円墳があるそうです。



金上駅
隣駅が日工前駅から工機前駅に変わってしまったので、この駅名標はもう見ることはできません。


工機前駅、そして勝田駅へ。
わずか15分のひたちなか海浜鉄道の旅は、これにて終了。




午 後 4 時 3 0 分

J R 勝 田 駅


さて、勝田から柏へ帰る電車は・・・



発車標の写りが非常に悪いですが・・・
先発は、16時34分発 常磐線 普通電車 水戸行き
次発は、16時47分発 常磐線 特急電車「ときわ82号」 品川行きです。

緊急事態が発生しており、魚をお土産にしていることもあるので、次発の特急電車で帰ることとします。



急きょ、みどりの窓口へ。
まずは、勝田から柏までの特急券を購入します。
乗車券は、茨城県内についてはときわ路パスが使えますので、その先の区間の乗車券をあらたに購入することになります。

乗車券については普通電車で帰ったとしても必要になるので、実質的には1,000円の費用負担で特急に乗ることとなります。



帰路の手配をしたところで、勝田駅の外へ。



「名物からあげ」ですか・・・そういえば朝は食べられなかったので、ちょいと立ち寄ってみますか。



唐揚げそば@勝田、なかなかうまい!
唐揚げは我孫子と同様にもも肉を使っているようですね。
そこと比べると一歩後れはとるものの、それでもなかなかうまかったです。




駅に戻りました。
あらためまして、今度の電車は16時47分発 常磐線 特急電車「ときわ82号」 品川行きです。
停車駅は水戸、友部、石岡、土浦、柏、上野、東京、品川、土浦・柏間の各駅をすべてすっ飛ばす、ときわの中では最速達のタイプです。



ときわさんがやってきました。
指定席は1号車の7番D席、進行方向右側の窓際です。



ときわさん、柏に向けて発車。



むこうに見える建物は、日立製作所 G1 TOWERというエレベータ研究塔です。
茨城県で最も高い建造物であると同時に、世界一高いエレベータ研究塔なのだそうです。

ちなみに茨城県で2番目に高い建造物は、牛久大仏
世界一高いブロンズ製人型建造物なんだとか。
3位は茨城県庁、ようやくビルが登場します。



那珂川を渡って、水戸駅に停車。


 

水戸駅を出ると、右側には偕楽園【国指定名勝】。
梅の花をじっくりと見たかったなぁ。




石岡駅到着前。
これまでまったく見えなかった筑波山が、最後に少しだけ姿を現してくれました。




利根川に沈みゆく日輪。
旅の終焉が近づいています。




午 後 5 時 4 9 分

千 葉 県 柏 市

J R 柏 駅




ときわ82号は、16時46分に柏駅に到着。



私は急ぎ本拠に戻り、女王様共々騒動への対応に追われたのでした。



【今回の乗車記録】

ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅 1番線 16時12分発
湊線 普通 勝田行き 1両ワンマン
勝田駅 1番線 16時27分着

JR東日本 勝田駅 2番線 16時47分発
常磐線 特急 ときわ82号 品川行き 10両
[JJ07]柏駅 3番線 17時46分着

*所要時間 1時間34分 (移動時間 1時間14分 乗換時間 20分)
*移動距離 102.4km
*料金 1,220円
 ・運賃 取手→柏 220円
     那珂湊→勝田→取手 ときわ路パス使用(使用しない場合、海浜鉄道 350円、JR線IC運賃 1,490円)
 ・特急料金 勝田→柏 1,000円



【今回の「城攻め」成果】

湊線
16時12分 那珂湊駅  発車
16時15分 高田の鉄橋駅(那珂湊から1駅) 夤賓閣(ひたちなか市)を攻略。
16時27分 勝田駅  到着

※システム変更のため、夤賓閣祝町向洲台場(東茨城郡大洗町)に差し替えられています。



日本100名城登城の旅・第21弾~「ちばらぎリベンジ」 完

ホーム画面に戻る。


ひたちなか海浜鉄道

2020-01-05 | 鉄道の旅


平 成 3 1 年 ( 2 0 1 9 年 ) 3 月 3 1 日 ( 日 )

午 後 1 時 3 8 分

茨 城 県 笠 間 市

J R 笠 間 駅



笠間城【笠間市指定史跡】の登城リベンジを果たし、この日の旅の目的は達成しました。
あとは、わが本拠地・柏に戻っても良いのですが・・・

時刻はまだ、午後2時前。
手に持っているのは、乗り放題の「ときわ路パス」

茨城県内の鉄道が某TX以外1日乗り放題なので、まだまだ旅を続行します。
今回乗車する鉄道は・・・18きっぷでは乗れない私鉄or第3セクターで、私がまだ乗ったことのない鉄道・・・ひたちなか海浜鉄道
これに乗って那珂湊に向かい、魚でも食べてこようかなぁ~という考えが浮かんでいたのです。




まずは笠間駅へ。
レンタサイクルをお返しして・・・



今度の電車は、13時59分発 水戸線 普通電車 友部行きです。
友部駅は笠間駅から2駅先にある、常磐線との分岐駅。
水戸まで行ってくれないのに水戸線とはこれ如何に?!
それを云うなら、東神奈川で折り返してしまう某路線がありましたねぇ。





14時08分、友部駅に到着。



今度の電車は、14時11分発 常磐線 普通電車 勝田行きです。
ひたちなか海浜鉄道の起点は勝田駅ですから、この電車で終点まで乗車します。
この日は3月31日、梅の季節でもあったので、普段は停まらない偕楽園駅に停車します。まぁ、スルーしますが。



内原、赤塚、偕楽園、水戸・・・何事もなく通り過ぎ、



那珂川を渡ったら、



終点・勝田駅に到着。




午 後 2 時 3 0 分

茨 城 県 ひ た ち な か 市

J R ・ ひ た ち な か 海 浜 鉄 道 勝 田 駅


勝田駅でお乗り換え。



JR線の改札を出ることなく、そのまま上り線ホームへ。
番号こそ1番をゲットしているものの、端っこに追いやられているひたちなか海浜鉄道湊線へ。



ひたちなか海浜鉄道では交通系ICが使えないので、湊線ホームの直前で精算することになります。
「ときわ路パス」を持つ私はそのまま入り、窓口で改札を受けることとなります。



今度の列車は、14時40分発 阿字ヶ浦行き



どん詰まり撮影。



駅名標も撮影。
海浜鉄道の駅名標はなかなか面白いデザインをしていますなぁ。
なんでも、平成27年度のグッドデザイン賞を受けたものなのだとか。

この勝田駅の駅名標、令和の世となった現在は使われておりません。
「にっこう」=日立工機は外資に買収されて日立グループを脱退し、平成30年6月に工機ホールディングスへと社名変更したのです。
そして令和元年10月、日工前駅は工機前駅となり、駅名標もリニューアルしています。



列車は2両編成のようですが・・・後ろの車両は貸切のようです。
前の車両に乗り込んで、ひたちなか海浜鉄道の旅、スタート。




のどかな画です。



中丸川という小さな川を渡ります。
この橋梁は通称「高田の鉄橋」と呼ばれ、すぐそばに高田の鉄橋駅があるのです。




高田の鉄橋駅から2分ほどで、那珂湊駅に到着。
後ろの車両はこの那珂湊駅で切り離され、1両の列車は終点の阿字ヶ浦へと向かっていきました。



上り列車が入線していました。
構内踏切で線路を横切り、駅舎へ。
中では、貸切列車の関係者と思われる人たちが駅を占拠していました。
どうやら那珂湊駅で撮影があるようでした。




なんらかのロケ地となっているレトロな駅舎を後にして、海の方へと歩いていきました。



【今回の乗車記録】

JR東日本 笠間駅 1番線 13時59分発
水戸線 普通 友部行き 5両
友部駅 3番線 14時08分着

友部駅 2番線 14時11分発
常磐線 普通 勝田行き 10両
勝田駅 3番線 14時30分着

ひたちなか海浜鉄道 勝田駅 1番線 14時40分発
湊線 普通 阿字ヶ浦行き 2両ワンマン(1両貸切)
那珂湊駅 2番線 14時54分着

*所要時間 55分 (移動時間 42分 乗換時間 13分)
*移動距離 37.4km
*運賃 ときわ路パス使用(使用しない場合、846円(JR線IC運賃 496円 ひたちなか海浜鉄道 350円))





益子・笠間の遠回り

2020-01-05 | 鉄道の旅


平 成 3 1 年 ( 2 0 1 9 年 ) 3 月 3 1 日 ( 日 )

午 前 9 時 1 0 分

栃 木 県 芳 賀 郡 益 子 町

坂 東 3 3 箇 所 2 0 番 札 所 ・ 西 明 寺



坂東33箇所霊場第20番札所・独鈷山西明寺



笑い閻魔を詣で、



鎌倉時代作の仏像群を詣で、境内を出ました。




杉木立の参道。



のどかな風景。



午前10時前、益子駅に戻りました。



西明寺城? 今回はパス・・・。




午 前 9 時 5 8 分

真 岡 鐡 道 益 子 駅


次の目的地は、やぶ蚊の大群の前に退却を余儀なくされた笠間城です。



出発地の益子から目的地の笠間までは、直線距離で約30kmほど。
県境を挟んで隣同士なので、サクっと行きたいところ。
しかし益子から笠間までの交通機関は、1日1本のバスのみ。



バスの時刻までは相当時間があるので、下館駅経由で向かうしかありません。
移動距離は約60kmと、ほぼ倍になります。



この日は「ときわ路パス」先生がご一緒なので、なんのためらいもなく鉄道に乗るんですけどね。




「SLもおか号 乗車90万人達成」ですか・・・今回の旅では乗らないでしょうね。



今度の列車は、10時04分発 真岡鐡道真岡線 普通列車 下館行きです。
ちなみにSLは15時01分発・・・今回は乗れませんね。



朝に乗車したものと同じモオカ14形気動車がやってきました。



列車は、定刻どおりに益子駅を発ちました。



益子から2駅、西田井駅
味のある木造の駅舎です。



SLを模した真岡駅の駅舎。



久下田駅で下り列車と行き違い。
真岡鐡道は、個性的な駅舎が多いですね。



「ぐち」しか見えませんが、久下田駅の隣駅・ひぐち駅です。
漢字で書くと「樋口」なのですが、埼玉県の秩父鉄道にも樋口駅があるため、混同を防ぐためにひらがな表記にしているのだそうです。


ひぐち駅の次は、折本駅



下りのSLもおかが入線しています!
SLもおかは年末年始を除く土日祝日に運行し、起点の下館駅と終点の茂木駅を1往復します。
停車駅は普通列車よりも少ないのですが、下館・益子間で比較すると普通列車よりも10分ほど多くかかります。
観光列車のため、各駅の停車時間が長いからでしょう。



上りの普通列車が先に発車しました。
振り返ると、折本駅に停車中のSLがものすごい勢いで蒸気を立てていました。


下館二高前駅を過ぎ、



JR水戸線が見えてきたら、そろそろ終着です。



10時49分、定刻どおり下館駅に到着しました。




午 前 1 0 時 5 2 分

茨 城 県 筑 西 市

下 館 駅


下館駅で、JR水戸線にお乗り換えです。



今度の電車は、11時03分発 常磐線直通 普通電車 勝田行きです。
発車時刻まで少々時間があるので、



駅の外に出てみました。
駅舎には5枚のステンドグラスが埋め込まれていて、しゃれたデザインですね。
駅舎前の裸婦像は・・・???

さてこの日は手持ちのお茶だけでここまで来ましたが、そろそろ食べ物を口にしたい頃合い。
待ち時間で飲食店を探して食事することはできそうにないので、駅に隣接するNEW DAYSで・・・



朝食!・・・・・・う~ん、ショボイ。
ですがこれから訪れる笠間城は山城。
ある程度のエネルギーは摂取しておかなければならず、贅沢は言ってられないのです。



少々残念な朝食をとって数分後、電車がやって来ました。



残念といえば、この日の車窓。
曇天のため、筑波山が全く見えないのです。



なんらかの湿地帯?
調べてみると、大池という農業用のため池なんだそうです。



大池からほどなく、大和駅に到着。
奈良県(大和国)でも、神奈川県(大和市)でもない、茨城県の大和駅です。







のどかな風景ですが、筑波山にお目にかかれないまま・・・



11時32分、笠間駅に到着しました。



【今回の乗車記録】

真岡鐡道 益子駅 1番線 10時04分発
真岡線 普通 下館行き 1両ワンマン
下館駅 1番線 10時49分着

JR東日本 下館駅 2番線 11時03分発
水戸線 普通 常磐線直通 勝田行き 5両
笠間駅 1番線 11時32分着

*所要時間 1時間28分 (移動時間 1時間14分 乗換時間 14分)
*移動距離 52.2km
*運賃 ときわ路パス使用(使用しない場合、1,256円(真岡鐡道 760円、JR線IC運賃 496円))





笠間駅の外へ。



駅を出て右にある観光案内所から、笠間城の登城は始まります。





ときわ路パス

2019-12-15 | 鉄道の旅


平 成 3 1 年 ( 2 0 1 9 年 ) 3 月 3 1 日 ( 日 )

午 前 5 時 0 4 分

茨 城 県 取 手 市

取 手 駅



平成最後の日と勘違いした方も多かったという、平成31年3月31日。
この日も「ちばらぎリベンジ」と称して城攻めの旅に出ます。
「ちばらぎ」と銘打ってはいますが、この日はもっぱら茨城県へ。
そして「ちばら」なので、茨城県から少し足をのばし、栃木県にも行ってしまいます。




やってきたのは、わが本拠地の柏から快速で3駅の取手駅
利根川を渡って最初の駅で、茨城県では最南端の駅でもあります。
いわば茨城の端っこの駅にわざわざ降りたのは、



「ときわ路パス」を購入するためです。
お値段は、2,150円(購入当時)。
かんたんにいうと、茨城県限定の乗り放題きっぷです。
乗車できる範囲は・・・

 常磐線  取手駅大津港駅
 水戸線  小田林駅友部駅
 水郡線  水戸駅下野宮駅
       上菅谷駅常陸太田駅(常陸太田支線全線)
 鹿島線  潮来駅鹿島サッカースタジアム駅

・・・というように、茨城県より外に出ない範囲になります。
そのため宇都宮線(東北本線)古河駅は、両隣の駅が他県になってしまうために茨城県のJR線の駅で唯一ハブられています。
ときわ路パス自体も、上記の有効範囲内の駅でしか売っていませんのでご注意を。

さらにこのきっぷはJRのみならず、私鉄&三セクでも使用することができます。
具体的には・・・

 関東鉄道  常総線  取手駅下館駅(全線)
        竜ヶ崎線 佐貫駅竜ヶ崎駅(全線)
 ひたちなか海浜鉄道  湊線  勝田駅阿字ヶ浦駅(全線)
 鹿島臨海鉄道  大洗鹿島線  水戸駅鹿島サッカースタジアム駅(全線)
 真岡鐡道  真岡線  下館駅茂木駅(全線)

これらの路線も乗り放題です。
真岡鐡道真岡線で茨城県内にある駅は、起点の下館駅からひぐち駅までの4駅のみなのですが、終点の茂木駅まで利用できます。
これとは逆に、某TXとかいう路線は、茨城県内の区間であっても一切利用できません。



券売機で発券される「ご案内」。
この中での重要事項は、特急券を買えば、特急にも乗れるということです。
「ご案内」では「SLもおか」云々のことが強調されていて、特急に乗れることはサラリと記載されていますね。



ときわ路パスは私鉄にも乗れるということで、今回は茨城県内の私鉄に乗っていきましょう!




午 前 5 時 0 6 分

関 東 鉄 道 取 手 駅




JRではなく関東鉄道の改札口へ。



そうそう、このきっぷは自動改札も通れるんですよ・・・う゛!



自動改札は通れないのか!と思いましたが・・・「ご案内」をよく読みましょう。
「関東鉄道常総線各駅では、有人通路をご利用ください」とあります。
すなわち、関鉄の自動改札は通れないということですね。
あと、ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道、真岡鐡道には自動改札がないということも示唆しているようであります・・・。



今度の列車は、5時18分発 関東鉄道常総線 普通列車 下館行きです。
1両編成のかわいい気動車が、筑波嶺の西をひた走ります。



5時47分、水海道駅に到着。
ここまでは複線でしたが、この先は単線になります。
列車行き違いのために、数分ほど停車するようです。



水海道駅の駅名標&時刻表。
この駅を境に、列車の本数がほぼ半減してしまいます。
線路も、複線から単線となります。



誰もいねぇ!
運転手氏まで下りてしまったようで、車内は完全に貸切状態。
運転手氏は発車時刻前に戻ってきましたが、乗客は私を除いてゼロ。
常総線の車窓を誰に遠慮することもなく、思う存分楽しみましょう。




あいにくの曇り空で、筑波山が全く見えませんが・・・





関東平野のまっただ中を北上する常総線、茨城ってまっ平らなんだな~ってことを実感させてくれます。


そして忘れてはいけない「城攻め」
普段は乗らない路線なので、この機会に怠りなく・・・



この日最初の攻略は豊田城。浪人も発見し・・・



不死鳥小田氏治・・・と、その子の守治を登用できました。
このパッとしない能力値の彼が、なぜ「不死鳥」とあだ名されるのかというと・・・


氏治は、近隣の結城氏佐竹氏、そしてわざわざ関東にやってくる上杉謙信との戦にことごとく敗れ、何度ともなく居城の小田城を奪われているのです。
しかし何度も城を奪い返し城主の座に返り咲いたため、「不死鳥」と呼ばれているのだとか。

ですが常陸国統一を目指す佐竹義重との戦いは、次第に劣勢になっていきます。
氏治は北条氏政と同盟を組んで対抗、辛うじて勢力を維持していました。
そして天正18年(1590年)の小田原征伐で北条方となった小田氏は、小田原に参陣せず、豊臣方の佐竹家に対抗したことを理由に、すべての領地を没収されてしまいました。
最後は結城秀康徳川家康の二男)に客分として迎えられ、波乱の生涯を閉じました。





南石下駅を過ぎ、次の石下駅に到着するあたりで、右側の車窓にご立派な天守閣が見えてきます。
常総市地域交流センターの建物で、このあたりに豊田城があったそうです。
豊田城には天守はなかったので、現在の天守閣はまったくの作り物です。
豊田城の主であった豊田氏小田氏治と盟約を組んでいましたが、敵対する結城氏・多賀谷氏の謀略にかかって滅亡しています。



石下駅周辺は住宅地が広がっているので、「豊田城天守」がうまく撮れませんでした・・・。


6時24分、大宝駅



なかなか味のある駅舎ですね。
ここでの「城攻め」で、大宝城【国指定史跡】を攻略できました。



大宝駅を過ぎると、車窓には梨園が目に入ってきます。
梨園といっても歌舞伎じゃないですよぉ~。



次の駅は騰波ノ江駅、読みが難しいですね。
ここの「城攻め」では、関城【国指定史跡】と海老ヶ島城を攻略できました。
これらの国指定の史跡になっている城は、南北朝時代に北畠親房ら南朝の臣が下向して勢力拡大を図った際に、その拠点となりました。
親房の著作である『神皇正統記』は、これらの城に滞在しているときに記されたといいます。




梨園の風景が終わり・・・



日本ハムの工場とJR水戸線が見えてきたら、関鉄の旅はそろそろおしまいです。




午 前 6 時 4 6 分

茨 城 県 筑 西 市

下 館 駅




終点・下館駅に到着。
ここからは・・・



水戸線ではなく、その反対側・・・



6時54分発 真岡鐡道真岡線 普通列車 茂木行きに乗ります。
真岡鐡道では交通系ICカードは使えないので、ホームにある簡易改札機で精算する必要があります。



個性的な塗装の列車です。モオカ14形気動車というようです。
真岡線は、その沿線で木綿の生産がさかんであったことから「コットン・ウェイ」という愛称があります。
この塗装は「コットン・ウェイ」を意識したものでしょうね。





6時54分、下館駅を発車。
真岡鐡道の前身はJR真岡線だったからなのか、駅名標はJRのものにそっくりですね。




のどかな風景が続く中、



珍妙な駅舎が現れ、



真岡駅へ。
ここで数分停車するということなので、いったん列車の外へ。

 

SLをかたどった駅舎からは、真岡の市街地を見渡せます。
この時間は駅に人影もなく、ひっそり静まり返ってちょっと怖かった・・・。



真岡駅を定刻どおりに出発した列車は、



7時38分、益子駅に到着。
ここで下車します。




午 前 7 時 3 9 分

栃 木 県 芳 賀 郡 益 子 町

真 岡 鐡 道 益 子 駅


駅員も誰もいない益子駅のホーム。
下車したのは、私だけ。



駅のホームでレンタサイクルを借りられるようですが、まだ早朝。
係員もおらず、自転車もしっかり固定されていたため、私はあきらめて駅の外へ。

ちなみに料金は2時間400円で、以後1時間ごとに+100円、1日最大800円。
借りられる時間は、8時00分から17時までとなっています。

レンタサイクルが借りられる8時まで待っても良かったのですが、ひっそりとした肌寒い駅でただただ待つのはツラいので、今回は自分の健脚を信じて歩きます。




駅入口に置かれている巨大な壺。
焼き物の町・益子らしさが見て取れますね。



益子駅を後にして、益子の街を練り歩きます。



【今回の乗車記録】

関東鉄道 取手駅 7番線 5時18分発
常総線 普通 下館行き 1両ワンマン
下館駅 6番線 6時46分着

真岡鐡道 下館駅 1番線 6時54分
真岡線 普通 茂木行き 1両ワンマン
益子駅 1番線 7時38分着

*所要時間 2時間20分 (移動時間 2時間12分 乗換時間 8分)
*移動距離 76.2km
*運賃 ときわ路パス使用(使用しない場合、2,270円(関東鉄道 1,510円 真岡鐡道 760円))



【今回の「城攻め」成果】

常総線
5時18分 取手駅  発車
6時06分 南石下駅(取手から15駅)  豊田城(常総市)を攻略、小田守治小田氏治を登用。
6時20分 下妻駅 (取手から19駅)  多賀谷城駒城(ともに下妻市)を攻略、多賀谷重経を登用。
6時24分 大宝駅 (取手から20駅)  大宝城(下妻市)を攻略。
6時29分 騰波ノ江駅(取手から21駅) 関城海老ヶ島城(ともに筑西市)を攻略。
6時46分 下館駅  到着

真岡線
6時54分 下館駅 発車
7時07分 久下田駅(下館から4駅)  久下田城(筑西市)を攻略。
7時08分 久下田駅発車後      中村城(栃木県真岡市)を攻略。
7時13分 寺内駅 (下館から5駅)  芳賀高武芳賀高定を登用。
7時18分 真岡駅 (下館から6駅)  真岡城(真岡市)を攻略。
7時38分 益子駅 到着





特急りょうもうに乗って

2019-11-09 | 鉄道の旅


平 成 3 1 年 ( 2 0 1 9 年 ) 2 月 2 3 日 ( 土 )

午 後 4 時 5 4 分

群 馬 県 太 田 市

東 武 鉄 道 太 田 駅



太田市内で上州太田焼きそばを味わい、東武太田駅に戻ってきました。
りょうもう攻城リベンジの旅、そしてりょうもう麺喰いの旅も、いよいよ終幕へ。

太田駅前で旅のシメを飾る手土産を買おうと思っていましたが、どうにも見つかりません。



だったら、もう少しこのきっぷに活躍してもらいましょう。




敢えて逆方向の伊勢崎へ。
太田駅から乗る電車は、16時56分発 東武伊勢崎線 普通電車 伊勢崎行きです。
東武伊勢崎線の終点・伊勢崎で、何かお土産でも買えたらいいなぁ~。



野田線・・・じゃなかった、東武アーバンパークラインでも見かけるタイプの車両だったと思います。
野田線・・・じゃなかった。東武アーバンパークラインでは6両編成ですが、こちらは半分の3両です。
こちらに乗車して、終点の伊勢崎へ。




17時22分、伊勢崎駅に到着。




【太田→伊勢崎の乗車記録】

T O B U 東武鉄道 [TI18]太田駅(株式会社SUBARU前) 3番線 16時56分発
[TI]東武伊勢崎線 普通 伊勢崎行き 3両ワンマン
[TI25]伊勢崎駅 1番線 17時22分着

*所要時間 26分
*移動距離 19.8km
*運賃 ふらっと両毛使用(使用しない場合、IC運賃 308円)  ※消費税率改定前(8%)の料金です。




午 後 5 時 2 6 分

群 馬 県 伊 勢 崎 市

東 武 鉄 道 ・ J R 伊 勢 崎 駅


伊勢崎までやってきましたが・・・近場にお土産物を買える場所はなさそうです。
そうであるならば、伊勢崎から千葉の柏に帰宅するのみ。
帰路は、できる限りゆったりと帰宅したいものです。



先ほど乗車した電車で折り返します。
今度の電車は、17時29分発 東武伊勢崎線 普通電車 館林行き



その前に、伊勢崎駅で指定席特急券を買います。
特急列車に乗車する区間は、太田駅から東武動物公園駅までで、料金は510円。
この区間の特急料金は、本来なら770円なのですが、群馬側の起点である赤城駅を17時以降に出発する列車については、「夜割」という割引料金が適用されます。

フリーきっぷを持っている場合は、特急券を購入するだけで特急列車に乗車できます。
帰りは特急列車でゆったりと戻りましょう。




午 後 5 時 5 5 分

群 馬 県 太 田 市

東 武 鉄 道 太 田 駅




再び太田駅へ。



ここで、桐生方面からやってきた特急りょうもう42号に乗り換えます。
りょうもう42号の停車駅は、足利市、館林、羽生、加須、久喜、東武動物公園、北千住、とうきょうスカイツリー、浅草です。
野田線・・・いや、東武アーバンパークラインの乗換駅である春日部は通過してしまうので、その直前の停車駅である東武動物公園駅まで同行していきます。



足利市駅で見た、こんな感じの車両に乗り込みます。

 

内装はこんな感じ。
じっくり車窓を楽しめそうですね・・・って、もう日が暮れてしまっていますが。



特急りょうもう42号 浅草行きは、定刻どおり17時57分に発車しました。


出発から約8分、足利市駅到着前。



強風の中渡ってきた中橋が、ライトアップされていました。


「城攻め」も抜かりなく行い、



18時15分、多々良駅通過前に高松城(栃木県足利市)を攻略。
こちらがこの日最後の攻略となりました。



18時47分、



東武動物公園前駅に到着。



特急りょうもう42号の次の停車駅は北千住駅なので、ここで列車を降ります。




午 後 6 時 4 7 分

埼 玉 県 南 埼 玉 郡 宮 代 町

東 武 動 物 公 園 駅


ここからはサクっと帰ります。



次の電車は、18時52分発 東武スカイツリーライン 急行 半蔵門線直通 中央林間行きです。



18時57分、春日部駅に到着。



この日のラストとなる電車は、19時07分発 東武アーバンパークライン 急行 柏行きです。
急行とは名乗っていますが、駅をすっ飛ばす区間は大宮駅から春日部駅までなので、これから乗る電車は実質各駅停車です。


そして・・・



19時37分、旅の出発地・江戸川台駅に無事帰還することができました。



【太田→伊勢崎の乗車記録】

T O B U 東武鉄道 [TI25]伊勢崎駅 1番線 17時29分発
[TI]東武伊勢崎線 普通 館林行き 3両ワンマン
[TI18]太田駅(株式会社SUBARU前) 3番線 17時55分着

[TI18]太田駅(株式会社SUBARU前) 4番線 17時57分発
[TI]東武伊勢崎線 特急 りょうもう42号 浅草行き 6両
[TS30]東武動物公園駅(日本工業大学前) 3番線 18時47分着

[TS30]東武動物公園駅(日本工業大学前) 3番線 18時52分発
[TS]東武スカイツリーライン(伊勢崎線) 急行 東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線直通 中央林間行き 10両
[TS27]春日部駅 1番線 18時57分着

[TD10]春日部駅 7番線 19時07分発
[TD]東武アーバンパークライン(野田線) 急行 柏行き 6両
[TD20]江戸川台駅 2番線 19時37分着

*所要時間 2時間08分 (移動時間 1時間51分  乗換時間 17分)
*移動距離 99.1km
*料金   運賃 ふらっと両毛使用(使用しない場合、IC運賃 1,059円)
      指定席特急券  510円(夜割。通常料金 770円)
    ※消費税率改定前(8%)の料金です。



【今回の「城攻め」成果】

[TI]東武伊勢崎線
16時56分 [TI18]太田駅   発車
17時03分 [TI20]木崎駅   下田島城(群馬県太田市)、三ツ木城(群馬県伊勢崎市)
17時18分 [TI24]新伊勢崎駅 那波城(群馬県伊勢崎市)
17時22分 [TI25]伊勢崎駅  到着

[TI]東武伊勢崎線 特急りょうもう42号
17時57分 [TI18]太田駅     発車
18時13分 [TI12](あがた)駅通過中   中野城(群馬県邑楽郡邑楽町)
18時15分 [TI11]多々良駅通過前 高松城(栃木県足利市)
18時47分 [TS30]東武動物公園駅 到着




午 後 7 時 4 0 分

千 葉 県 流 山 市

東 武 鉄 道 江 戸 川 台 駅


本日お世話になったこのきっぷ・・・



両毛地域に滞在すればあと2日間は有効だったのですが、そのまま千葉県に帰還してしまいました。
きっぷを自動改札機に通しますと・・・

哀れ、きっぷはそのまま自動改札機に呑まれてしまったのでした。



江戸川台の駅前にある、行きつけのお茶屋さんにて。



あずきのソフトクリーム! うまいっ!



日本100名城登城の旅・第20弾~「東武鉄道で行く両毛城めぐり」 完

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東武アーバンパークライン&スカイツリーライン

2019-08-03 | 鉄道の旅


平 成 3 1 年 ( 2 0 1 9 年 ) 2 月 2 3 日 ( 土 )

午 前 5 時 1 8 分

千 葉 県 流 山 市

東 武 鉄 道 江 戸 川 台 駅



今回の旅のスタート地点は、



いつもの柏駅とは異なり、東武アーバンパークライン 江戸川台駅東口です。
江戸川台駅は、柏駅から東武アーバンパークラインで大宮方面に4駅のところにあります。
なぜJRを使わないかと申しますと、



今回は「ふらっと両毛 東武フリーパス」を利用するからです。
したがって行き先は両毛地域、栃木県南西部から群馬県南東部をめぐっていきます。

 (東武鉄道のサイトより引用)

「ふらっと両毛 東武フリーパス」(以下、「ふらっと両毛」といいますね、この呼称は長いから)は、
 ・出発駅からフリーエリアまでの往復乗車券
 ・フリーエリアの乗り降り自由
2つの乗車券がセットになっているきっぷになっています。
また「ふらっと両毛」の有効期間は3日間となっています。



私が持っているこの「ふらっと両毛」の場合は、以下の効力をもっています。
 ・江戸川台駅から茂林寺駅まで、往路を1回だけ乗ることができる
 ・茂林寺駅から先のフリーエリアは、3日間乗り放題となる。
 ・茂林寺駅から江戸川台駅まで、復路を1回だけ乗ることができる
さらにこのエリアは、有料の特急である特急りょうもうが走っています。
「ふらっと両毛」をもっている場合は、特急料金を別途支払うだけで、特急りょうもうに乗車できます。

江戸川台駅発着の「ふらっと両毛」は、2,200円。
これより東の初石、流山おおたかの森、豊四季、柏、新柏、増尾、逆井、高柳、六実、新鎌ヶ谷、鎌ヶ谷の各駅発着のときは、2,400円となります。
わが本拠地の最寄駅は豊四季駅なのですが・・・まぁ、経費節減ですね。
それにしても柏・新鎌ヶ谷間の通常運賃が250円なのに、「ふらっと両毛」では金額が同じなのは意外でした。


なお「ふらっと両毛」などの企画もののきっぷは、券売機では買うことができません。
駅の窓口で買う必要があるのですが、早朝は閉まっているので、事前に購入しておきました。
購入時には使用期日を指定しなければならないので、旅行日をよく確認しておく必要があります。


江戸川台駅の改札を通過して、



最初の電車は、5時23分発 東武アーバンパークライン 普通電車 大宮行きです。
そうそう、「ふらっと両毛」は自動改札でも通過できます。



旅立つ前に、筆者が申し上げなければならないことがあります。

東武鉄道のみなさま、
長年「東武スカイツリーライン」と、
「東武アーバンパークライン」の呼称をバカにして
申し訳ありませんでした m(_ _)m


今回は東武鉄道の旅。
当然のことながら、東武鉄道さんが推奨する「スカイツリーライン」「アーバンパークライン」の呼称を尊重してまいります。



5時23分、電車は定刻どおりに発車。
まだ夜が明けていないので、ニッポン城めぐりをいじったり、居眠りしたり・・・。



カーモンベイビー カーモンベイビー たまねぎ食べれる?



5時53分、春日部駅で下車しました。




午 前 5 時 5 5 分

埼 玉 県 春 日 部 市

東 武 鉄 道 春 日 部 駅


春日部駅
東武スカイツリーライン東武アーバンパークラインが交差するターミナル駅です。
某幼稚園児のご尊父が、ここから東京方面へ出勤されているようですが・・・



私はその逆方向へ。
今度の電車は、6時00分発 東武スカイツリーライン 区間急行 館林行きです。
東武鉄道の編成種別は、普通、区間準急、準急、区間急行、急行と、特急の6種類。
特急以外の5種類は、乗車券だけで乗ることができます。



ここで最初の「城攻め」
春日部氏館(埼玉県春日部市)を攻略しました。


パニック パニック パニック みんなが慌ててる~
6時00分、春日部駅を発車。



区間急行は春日部から2駅飛ばして、東武動物公園駅へ。
ここで東武伊勢崎線東武日光線に分岐しますが、電車はそのまま伊勢崎線に乗り入れます。
なお、東武動物公園から先は各駅停車となります。


夜が明けて、





利根川を渡って、群馬県へ。



「ふらっと両毛」のフリーエリアに突入し、



6時42分、館林駅に到着。




午 前 6 時 4 4 分

群 馬 県 館 林 市

東 武 鉄 道 館 林 駅


小泉線佐野線が分岐する館林駅。



今度の電車は、6時47分発 佐野線 普通電車 葛生(くずう)行きです。



1番線でありながら、追いやられ感アリアリの佐野線に乗車します。
発車前に「城攻め」しといて・・・



館林城(群馬県館林市)を攻略、



「徳川四天王」榊原康政を登用!
康政は部隊の統率に優れた名将で、豊臣秀吉との直接対決・小牧長久手の戦いでは豊臣軍を大いに破り、これに激怒した秀吉に「榊原の首を取った者には10万石を与える!」と賞金を懸けられてしまったといいます。
のちに秀吉とは和解し、家康が関東に移ると館林に10万石の所領を与えられました。

酒井忠次井伊直政はすでに家臣に加えているので、残る「四天王」は本多忠勝のみとなりました。



6時47分、発車。





電車は渡良瀬川を渡り、栃木県に入りました。



今回の旅、最初の目的地は唐沢山城【国指定史跡】です。
平成30年の夏に登城しようとしましたが、天候の悪化を理由に取りやめたところです。

今回の旅のテーマは、リベンジ
ここ最近毎回リベンジと銘打っている感じもしますけどね。

唐沢山城の最寄駅は、佐野線の田沼駅という小さい駅なのですが・・・早朝から何も食べていない私は、



田沼駅の2つ手前、周囲に飲食店のありそうな佐野駅で下車。



佐野駅を出て、まずは飲食店を探します。



【今回の乗車記録】

T O B E 東武鉄道 [TD20]江戸川台駅 1番線 5時23分発
[TD]東武アーバンパークライン(野田線) 普通 大宮行き 6両
[TD10]春日部駅 8番線 5時53分着

[TS27]春日部駅 3番線 6時00分発
[TS]東武スカイツリーライン(伊勢崎線) 区間急行 館林行き 8両
[TI10]館林駅 5番線 6時42分着

[TI10]館林駅 1番線 6時47分発
[TI]東武佐野線 普通 葛生行き 2両ワンマン
[TI34]佐野駅 1番線 7時04分着

*所要時間 1時間41分 (移動時間 1時間29分 乗換時間 12分)
*移動距離 70.7km
*運賃 ふらっと両毛使用(使用しない場合、IC運賃 885円)



【今回の「城攻め」成果】

[TS]東武スカイツリーライン(伊勢崎線)
5時59分 [TS27]春日部駅     春日部氏館(埼玉県春日部市)を攻略
6時00分 [TS27]春日部駅     発車
6時04分 [TS30]東武動物公園駅  到達、このまま[TI]東武伊勢崎線に直通

[TI]東武伊勢崎線
6時05分 [TS30]東武動物公園駅  発車
6時18分 [TI03]鷲宮駅      粟原城(埼玉県久喜市)を攻略
6時21分 [TI04]花崎駅      花崎城(埼玉県加須市)を攻略
6時42分 [TI10]館林駅      到着

[TI]東武佐野線
6時46分 [TI10]館林駅  館林城(群馬県館林市)を攻略、榊原康政を登用
6時47分 [TI10]館林駅  発車
6時56分 [TI32]田島駅  植野城(栃木県佐野市)を攻略
7時04分 [TI34]佐野駅  到着





東海道線・復路~駿府城を攻略せよ

2019-07-31 | 鉄道の旅


平 成 3 0 年 ( 2 0 1 8 年 ) 9 月 8 日 ( 土 )

午 後 4 時 3 2 分

愛 知 県 豊 橋 市

J R 豊 橋 駅





JR豊橋駅に戻ってきました。
時刻は午後4時半を回ったところ。
今季の18きっぷによる城攻め旅も、終幕を迎えつつあります。

往路は、柏から浜松まで約5時間半、浜松から豊橋まで約30分かかりました。
これを単純に復路に当てはめると、豊橋から柏まで約6時間かかる計算になります。
お名残惜しゅうございますが、このあたりが引き際といったところでしょう。



16時42分発 東海道線 普通電車 浜松行きに乗って、豊橋を発ちます。



夜の帳が下りる復路の東海道線。
車窓を眺めることもなく、なすことといえばニッポン城めぐり「城攻め」くらいでしょうか。
そういえば静岡駅付近で攻略できるはずの駿府城【日本100名城】を攻略し損ねていたので、帰りにきっちりと済ませたいところです。



17時16分、特に「城攻め」することもなく、あっさりと浜松駅に到着。




午 後 5 時 1 6 分

J R 浜 松 駅


次の電車は、



17時30分発 東海道線 普通電車 熱海行きです。
静岡県の西から東の端へ、一気に進める電車なので、無用な下車をしないためにも所用を確実に済ませます。
発車時刻まで幾分の時間があったので、ここで献上品を購入します。



浜松といえば、「夜のお菓子」うなぎパイ
定番中の定番ですが、今の世ではその進化版が出ているようです。
その名も、「真夜中のお菓子」うなぎパイ V.S.O.P.
お値段も、通常のうなぎパイ12本入りが891円(税込962円)に対し、V.S.O.P.は5本入りで909円(税込981円)と割高になっています。
本拠地に戻ったら、しっかり食べくらべしてみたいですね。



電車は定刻どおり発車。



18時32分、焼津駅を発車した後に「城攻め」して、花沢城(焼津市)を攻略できました。



今川義元配下、のちに武田信玄・勝頼配下となった岡部元信を登用できました。
元信は義元が桶狭間で戦死した際、今川軍の中で最後まで前線に残り、織田信長と交渉して義元の首を返還させた武将です。
武田家臣になってからも徳川家康との戦いで活躍し、長きにわたって家康を苦しめた名将でした。


そして18時42分、静岡駅に到着。



日本100名城・第41番、駿府城攻略!



怪僧・太原雪斎以心崇伝
「豊臣三中老」中村一氏と、家康の長男・松平信康もいますが・・・



「海道一の弓取り」今川義元登用!
そして・・・



称号・「たぬき親父」獲得!
たぬきって、家康ですよね?
「たぬき親父」の称号は、駿府城の攻略が獲得条件となっており、その駿府城は徳川家康の隠居城でした。




19時41分、沼津市内の原駅に停車。
ここは、続100名城に選定されている興国寺城の最寄駅です。
北条早雲が伊豆を制覇する足がかりとなった城で、関東北条氏勃興の地といっていいでしょう。
ここでは「城攻め」は敢えてせず、興国寺城を実際に訪れるときまで残しておきます。

原駅のように、漢字一文字の駅はいくつあるんでしょうか?
ひらがなでも一文字の(三重県)。
いかめしで有名な(北海道)。
五十音順ではラストの(埼玉県)・・・・・・挙げていくとキリがなさそう。

そういえば私は、これからに帰るのだった!



20時14分、



浜松から発車して3時間弱、熱海駅に到着しました。




午 後 8 時 1 4 分

静 岡 県 熱 海 市

J R 熱 海 駅


ここからはJR東日本の管轄内。
記述もよりあっさりとなります。



今度の電車は、20時17分発 東海道線 普通電車 高崎行きです。
東海道線の起点である東京駅を越え、高崎線まで進んでいく長距離電車です。
車両はここから15両なので、のんびり歩いても余裕で席を確保できました。



21時16分、大船駅到着前。



この日最後の鎌倉城を攻略。



ここにいたのか、「地黄八幡」北条綱成
戦国三大奇襲のひとつ・河越夜戦では河越城の守将として半年の籠城戦を耐え抜いた猛将は、川越駅では登用できませんでしたが、この鎌倉大船の地で見つけ出すことができました。





21時55分、東京のひとつ前の新橋駅で下車。



同じホームの次の電車、22時00分発 常磐線直通 快速 土浦行きにお乗り換えして、



22時38分、柏駅に到着。
平成30年の城攻め旅は、これにて閉幕となります。



【今回の乗車記録】

JR東海 [CA42]豊橋駅 7番線 16時42分発
[CA]東海道線 普通 浜松行き 5両
[CA34]浜松駅 2番線 17時16分着

[CA34]浜松駅 4番線 17時30分発
[CA]東海道線 普通 熱海行き 5両
[CA00]熱海駅 2番線 20時14分着

JR東日本 [JT21]熱海駅 4番線 20時17分発
[JT]東海道線 普通 上野東京ライン高崎線直通 高崎行き 15両
[JT02] SMB 新橋駅 2番線 21時55分着

[JT02] SMB 新橋駅 2番線 22時00分発
[JT]東海道線 快速 上野東京ライン常磐線直通 土浦行き 15両
[JJ07]柏駅 4番線 22時38分着

*所要時間 5時間56分 (移動時間 5時間34分 乗換時間 22分)
*移動距離 326.3km
*運賃 18きっぷ使用(使用しない場合、5,620円)



【今回の「城攻め」成果】

[CA]東海道線
17時30分 [CA34]浜松駅 出発
18時32分 [CA20]焼津駅 発車後 花沢城(焼津市)を攻略、岡部元信を登用
18時42分 [CA17]静岡駅 停車中 駿府城を攻略、太原雪斎、以心崇伝、今川義元、中村一氏、松平信康を登用
19時06分 [CA13]興津駅 到着前 庵原山城(静岡市清水区)を攻略
19時54分 [CA13]沼津駅 発車後 泉頭城(駿東郡清水町)を攻略
20時14分 [CA00]熱海駅 到着

[JT]東海道線
20時17分 [JT21]熱海駅 出発
21時16分 [JT07]大船駅 到着前 鎌倉城を攻略、北条綱成を登用
21時55分 [JT07]新橋駅 到着



日本100名城登城の旅・第19弾「家康公の出世城」 完

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長い長い静岡を城攻め

2019-07-05 | 鉄道の旅


平 成 3 0 年 ( 2 0 1 8 年 ) 9 月 8 日 ( 土 )

午 前 4 時 3 9 分

千 葉 県 柏 市

J R 柏 駅



「はじめての四国」の旅以来、約3年半ぶりに購入した青春18きっぷ
18きっぷの5回目、すなわち平成30年夏最後の旅も、関東地方を抜け出してしまいます!



この日も旅の出発地は、わが本拠地の柏駅です。
今回は南口改札から入場します。



発車標横の時計は、5時40分を指しています。
この日最初の電車は、4時47分発 常磐線 快速電車 上野行きです。
前回の旅よりも30分早い旅立ち、改札前のNEW DAYSも開店しておらず、飲まず食わずのまま電車に乗り込みました。



上野東京ラインの開通以来、常磐線は品川駅まで直通するようになりましたが、早朝の時間帯はやっぱり上野駅どまり。



上野駅は乗換に不便なので、ひとつ手前の日暮里駅で下車。



先にやってきた5時16分発 京浜東北線 各駅停車 大船行きで、



まずは東京駅に到着しました。




午 前 5 時 2 9 分

J R 東 京 駅


旅立ちの駅・東京駅
西の大動脈・東海道線と、北の大動脈・東北本線の起点です。



今回は東海道線に乗り、進路を西へ。
今度の電車は、5時46分発 普通電車 沼津行きです。
出発時刻まで10分以上あるので、簡単な朝食をとってしまいましょう。

 

牛肉どまんなか、うまい!
これから行く静岡とはまったく正反対の方向、山形県は米沢駅で販売されている駅弁です。
メインは牛丼風ごはん&牛そぼろごはん、お肉はもちろん米沢牛で、お値段は税込1,250円。
味付けは甘辛く、やや濃いめではありますが、さすがに有名駅弁とあってうまいです。

いつもは駅構内のそば屋で食事を済ますのですが、この時間はそば屋が開いておりません。
全国の有名駅弁を扱う「駅弁屋 祭」は、早朝5時30分から開いているので、今回は久しぶりに駅弁を賞味しました。
ちなみにこの駅弁屋さんは、夜の23時まで開いています。


牛肉どまんなかで旅の腹ごしらえを済ませ、沼津行きの電車で東京を発ちました。



横浜駅を過ぎたあたりで、今回も「ニッポン城めぐり」を起動して「城攻め」をこなしてまいります。
今回の旅は名城多き東海道、「城攻め」が一気にはかどりそうです。



この日最初の「城攻め」は6時16分、保土ヶ谷駅(横須賀線)付近で中田加賀守屋敷(横浜市保土ヶ谷区)。
東海道線の電車は、保土ヶ谷駅には停まらないのでご注意を。

6時22分、戸塚駅畠山重保館(横浜市戸塚区)と岡津城(横浜市泉区)を攻略、



この日最初の浪人・石巻康敬(やすまさ)を発見し、登用しました。
石巻さんは北条家臣で豊臣家との外交を担当していましたが、名胡桃城乗っ取り事件の弁明を達することはできませんでした。

6時28分、大船駅玉縄城(鎌倉市)を攻略、石巻康保(やすもり)と、



本多正信を登用しました。
正信は徳川家康の懐刀で、豊臣秀吉の死後に外交と謀略を駆使して、家康の天下取りに大きく貢献しました。
「汚れ仕事」を一手に請け負ったためか、顔グラはなかなかの悪人顔ですね。

6時34分、藤沢駅藤沢御殿(藤沢市)を攻略。
6時39分、辻堂駅大庭城(藤沢市)を攻略。
6時49分、平塚駅梶原景時城(高座郡寒川町)を攻略。
6時53分、大磯駅高麗山城(中郡大磯町)を攻略。
6時58分、二宮駅中村館(中郡二宮町)を攻略。
7時08分、鴨宮駅今井陣城(小田原市)を攻略、



北条氏規(うじのり)、太田氏房、板部岡江雪斎、松田憲秀、北条氏直、安藤良整(よしなり)、上杉景虎、北条氏政を登用。
北条氏政は北条氏4代、氏直は5代当主ですが・・・秀吉に腹を切らされた氏政さんだけモブ顔ですね。
ひとりだけ上杉さんがいて場違いな感じがしますが、この上杉さんは氏政さんの弟で、謙信公の養子に出されて数奇な運命をたどります。


7時13分、小田原駅にて。



日本100名城・第23番、小田原城
さらに岩原城(南足柄市)も攻略、



北条家初代・北条早雲
北条家2代・北条氏綱
北条家3代・北条氏康

さらに大久保忠隣、大久保忠世、朝比奈泰朝を登用。
2代目の氏綱さんはかなりの名君なんですが・・・モブ顔。



小田原城を攻略したため、小田原城主・北条氏康の異名でもある「相模の獅子」の称号をゲットしました。


小田原駅から2駅先の根府川(ねぶかわ)にて。



駅のホーム越しに、相模湾が見渡せます。
この日は、天気予報によるとすっきりしない空模様とのことでしたが、いやいや、なかなかに晴れ渡っているじゃないですか~。

7時26分、爽快な相模湾を見渡しながら、根府川駅土肥城(足柄下郡湯河原町)を攻略。
さらにその先、7時41分、熱海駅網代城(熱海市)を攻略しました。


7時52分、函南(かんなみ)で・・・



日本100名城・第40番、山中城攻略!
ここで「廻国異能の者」に遭遇しました。
通常の武将は特定の城にいけば必ず発見できるのに対し、「廻国異能の者」は発見できる時間がランダムで設定されている者たちです。



今回遭遇できた「廻国異能の者」は、山上宗二
千利休の高弟で、豊臣秀吉の茶匠を務めていましたが、秀吉の怒りを買って逐電、小田原の北条幻庵に仕えます。
幻庵死後におきた小田原征伐により再び秀吉に面会するのですが、秀吉に仕えることを拒んだために殺されてしまいました。



山上宗二を登用しました。
「一期ニ一度の会のように、亭主を敬いかしこまるべし」は、著書『山上宗二記』の中で利休の言葉を引用して記されています。


7時58分、三島駅長久保城(駿東郡長泉町)を攻略。




そして8時04分、沼津駅に到着しました。




午 前 8 時 0 4 分

静 岡 県 沼 津 市

J R 沼 津 駅


今度の電車は、



8時09分発 東海道線 普通電車 静岡行きです。
車両は半減の5両、長い長い静岡との闘いが始まります。

発車前に「城攻め」
8時08分、沼津城を攻略し、大久保忠佐を登用しました。



8時09分、電車は沼津駅を発車。



富士川を渡ります。
読みは「ふじがわ」ではなくて、「ふじわ」が正しいらしいです。



進行方向左手に見えるのは、由比(ゆい)海岸です。
鎌倉じゃありませんよぉ~、あちらは由比ヶ浜ですよ~。


この間の「城攻め」・・・

8時23分、吉原駅善得寺城間門城(いずれも富士市)を攻略。
8時31分、富士川駅蒲原城(静岡市清水区)と真篠城(山梨県南巨摩郡南部町)を攻略。
8時46分、興津駅小島陣屋(静岡市清水区)を攻略、穴山信君、朝比奈信置、本多重次を登用。

8時51分、清水駅江尻城(静岡市清水区)を攻略、



またも「廻国異能の者」を発見!



今度はウィリアム・アダムズ(三浦按針)さんです。
なかなかの能力値ですなぁ~。



英国への帰国は諦めていただき、按針先生を登用しました。

8時55分、草薙駅瀬名館(静岡市葵区)と久能山城(静岡市駿河区)を攻略。
8時59分、東静岡駅で・・・



安倍元真、今川氏真を登用しました。
氏真さんは・・・さすがの能力値ですな、行動力10は全武将の中で最低なのでは・・・と思いましたが、南光坊天海僧正が行動力5でした。
でも僧正は能力95ですから・・・。



9時03分、定刻どおりに静岡駅に到着しました。




午 前 9 時 0 3 分

J R 静 岡 駅


静岡駅からの電車は、



9時06分発 東海道線 普通電車 浜松行きです。
静岡県内の東海道線は、相変わらず普通電車しかありません。なが~いですねぇ。

さて静岡駅は、徳川家康公の隠居城であった駿府城【国指定史跡】への最寄駅。
短い3分の乗換時間の中で「城攻め」を試みましたが・・・不発。
そのまま電車は西へと出発・・・。



9時08分、安倍川駅持船城(静岡市駿河区)を攻略、向井正綱、関口親永を登用。
9時17分、焼津駅田中城(藤枝市)を攻略。
9時21分、西焼津駅花倉城(藤枝市)を攻略、岡部正綱を登用。
9時24分、藤枝駅小山城(榛原郡吉田町)を攻略、牧野康成を登用。
9時29分、六合駅で・・・



続日本100名城・第146番、諏訪原城攻略・・・。
諏訪原城の最寄駅は、六合駅から2駅先の金谷駅だったはずですが、予想外に攻略できてしまいました。

続100名城の「城攻め」は、実際にその城を訪れた時に行おうと考えていました。
小田原市内にある石垣山城、沼津市内にある興国寺城の攻略を避けるため、それらの最寄駅である早川駅原駅では「城攻め」をしなかったのです。

・・・諏訪原城が続100名城に選定されていることを、すっかり忘れていたんですけどね。


一部の読者には因縁深い島田駅を過ぎ、

 

東海道の難所であった大井川を渡ります。
駿河国と遠江(とおとうみの)国との境でもあります。
上流に横たわるねずみ色の雲に、増水して茶色に濁っている水・・・雨が降りそうな気配ですね。

なお、くだんの諏訪原城は大井川を渡った先にあります。


東海道線の電車は、遠江国の丘陵地帯・牧之原台地へ。

 

お茶が飲みたくなりますねぇ~。


9時51分、掛川駅に到着、



日本100名城・第42番、掛川城攻略!
掛川城は最初の城攻め旅で訪れたお城で、木造で再建された天守、現存する御殿が印象的でした。



山内一豊、朝比奈泰能、石川家成を登用。
関ヶ原のときは掛川城を家康公に差し出した一豊さんも、この機会にしっかり登用しました。


9時59分、袋井駅久野城馬伏塚城(袋井市)を攻略。
10時05分、磐田駅中泉陣屋匂坂城(磐田市)を攻略。
10時12分、天竜川駅頭陀寺ずだじ米津台場(浜松市南区)を攻略、飯尾連竜を登用。


天竜川駅の到達前に、

 

「暴れ天竜」の異名をもつ天竜川を渡りました。
川の水の色からして、その名に恥じない暴れっぷりを予感させます。


天候のほうは、途中の静岡駅あたりでどしゃ降りに遭ったものの、その後はなんとか雨は降らず、



10時17分、浜松駅に到着しました。



【今回の乗車記録】

JR東日本 [JJ07]柏駅 3番線 4時47分発
[JJ]常磐線 快速 上野行き 15両
[JJ02]日暮里駅 3番線 5時13分着

[JK32]日暮里駅 9番線 5時16分発
[JK]京浜東北線 各駅停車 大船行き 10両
[JK26]東京駅 5番線 5時28分着

[JT01]東京駅 9番線 5時46分発
[JT]東海道線 普通 沼津行き 10両
JR東海 [CA03]沼津駅 3番線 8時04分着

[CA03]沼津駅 2番線 8時09分発
[CA]東海道線 普通 静岡行き 5両
[CA17]静岡駅 3番線 9時03分着

[CA17]静岡駅 4番線 9時06分発
[CA]東海道線 普通 浜松行き 3両
[CA34]浜松駅 4番線 10時17分着

*所要時間 5時間30分 (移動時間 5時間01分 乗換時間 29分)
*移動距離 289.8km
*運賃 18きっぷ使用(使用しない場合、5,080円)





東北本線・新白河の関

2019-06-26 | 鉄道の旅


平 成 3 0 年 ( 2 0 1 8 年 ) 9 月 1 日 ( 土 )

午 後 4 時 3 6 分

宮 城 県 白 石 市

J R 白 石 駅



「白石リベンジ」をほぼ達成し、



JR白石駅に戻ってきました。
これより、わが本拠地・柏への帰路に就きます。
その途上で「城攻め」を随時こなしていくわけですが・・・



最初の電車は、16時49分発 東北本線 快速電車「仙台シティラビット6号」 福島行きです。
発車標でもわかるとおり、福島方面の上り電車は1時間に1本程度と、意外と本数がありません。
しかも次発の17時48分発の電車は柏へ行ける最終電車で、柏駅到着は午前0時すぎになってしまいます。



ホームに入ると、「片倉小十郎と真田幸村 歴史秘話の地」という垂れ幕がかかっています。
たしか8年前にはそのようなものはなかったかと・・・おそらくは大河ドラマ「真田○」の影響でしょうか。


「2代目小十郎」片倉重長は、大坂夏の陣のおりに、真田信繁(幸村)の娘・阿梅と次男の大八を捕らえました。
信繁は幕府への反逆者なので、その子も連座して処断されるのが普通ですが・・・
重長は阿梅を侍女に取り立て、さらには自分の側室にしてしまいました。
さらに、大八を片倉守信と名乗らせて家臣にしてしまいました。
のちに伊達家は幕府より詰問状を受けることになりますが、
「彼は真田信尹(のぶただ)昌幸の弟)の孫です」
と言いぬけてしまったそうです。





小十郎、阿梅と大八が生活したであろう白石城。
小十郎が「うまい、うまい」と舌鼓をうったであろう白石温麺が描かれた階段を上ります。



跨線橋から見える白石城三階櫓【再建・白石市指定文化財】に別れを告げ、3番線ホームへ。



16時49分、快速電車は定刻どおり発車、あとはひたすら東北本線を南下します。
17時20分、定刻どおり福島駅へ。
電車は2番線に到着しました。



福島駅からの電車は、17時24分発 東北本線 普通電車 新白河行きです。
新白河行きですか・・・栃木県の黒磯駅まで行ってくれないんですねぇ。
発車するホームは2番線・・・って、さっきの電車と同じ車両じゃないか!
だったら「福島行き」じゃなくて「新白河行き」と表示すればいいじゃないか!



新白河行きの電車もまた、定刻どおりに発車。
18時13分、郡山駅に到着し、ここで2両増結。
そのまま東北本線で、南へ進みます。



白石駅から郡山駅までは、ほぼ寝てました~。
しかし郡山駅から小山駅までの東北本線区間は、「城攻め」の空白地帯。
ということで「城攻め」アプリを起動し、この日最後のひと仕事ですな。


18時33分、須賀川駅須賀川城(須賀川市)を攻略、



二階堂盛義だ! ひょえ~!
あと二階堂盛隆、石川昭光も登用しました。

二階堂盛義は、「信長の野望」シリーズの顔芸武将筆頭です。
史実では、須賀川城主として会津の蘆名氏と抗争するも敗れ、子の二階堂盛隆を人質に出して降伏します。
のちに蘆名氏の後継者に盛隆が選ばれると二階堂氏は復権し、最盛期を迎えました。

石川昭光は伊達晴宗の四男で、石川郡三芦城の領主として、蘆名氏や佐竹氏と協調し、甥の伊達政宗とは敵対します。
政宗が蘆名を滅ぼし奥州に覇を唱えると、昭光は降伏して須賀川城に入りました。
のちも伊達家の家臣筆頭として、重きをなしたといいます。


18時39分、鏡石駅長沼南古館(須賀川市)と三芦城(石川郡石川町)を攻略。
18時44分、矢吹駅国神城(西白河郡矢吹町)を攻略。


そして新白河のひと駅前、白河駅へ。



ライトアップされた白河小峰城三階櫓【再建】です!・・・小さいですが。



日本100名城・第13番、白河小峰城攻略!
白川城(白河市)と高助館(西白河郡西郷村)も攻略できました。
「白河」と「白川」、まぎらわしいですねぇ。



蘆名義広、関盛信、河東田清重、関一政、小峰義親の5名を登用しました。


19時03分、新白河駅に到着しました。




午 後 7 時 0 3 分

福 島 県 西 白 河 郡 西 郷 村

J R 新 白 河 駅


白石から乗り続けた電車は、新白河駅の7番線ホームに到着しました。
到着した電車の進行方向の先にはどんづまりが設置され、宇都宮方面からの線路と分断されています。
以前はこんなものなかったんですが・・・

新たに設けられた「新白河の関」のため、ここでは必ず乗り換えが発生することになります。



今度の電車は6番線から、19時18分発 東北本線 普通電車 黒磯行きです。



宇都宮側の6番線の駅名標。
次の駅が「白坂」の表示しかなく、線路が分断されていることを示唆していますね。



新白河駅の電車。
う~む、柏市民の私はほぼ毎日目にしているような・・・。



あ、そのまま持ってきている・・・。

平成30年(2018年)にデッドセクション(無電流部分)の移設工事があったそうです。
これにより新白河駅が新たに乗換必須の駅になり、交流・直流双方に対応できる常磐線の車両が東北本線に持ち込まれたようです。



常磐線・・・じゃなくて東北本線 黒磯行きは、定刻どおり発車。



19時21分、白坂駅白河関(白河市)と芦野城(栃木県那須郡那須町)を攻略。

・・・白河の関って、城ですか?
そう思っていましたが、土塁や空堀など城郭の遺構も残っているそうです。



19時41分、黒磯駅に到着。




午 後 7 時 4 1 分

栃 木 県 那 須 塩 原 市

J R 黒 磯 駅


今度の電車は、



19時51分発 宇都宮線 普通電車 宇都宮行きです。

そろそろお夜食をいただきたい時刻。
黒磯駅は乗換必須駅なので、立ち食いそばのお店があったはずですが・・・見当たらない。
どうも閉業してしまったようですね。



私の食事がままならぬ中、電車は発車。


20時01分、西那須野駅真木城(那須塩原市)を攻略、



大田原資清・晴清を登用。
晴清は資清の孫にあたります。

20時07分、野崎駅佐久山城(大田原市)を攻略、



福原資保、大関高増、山田辰業、福原資孝の4名を登用しました。
大関高増と福原資孝は大田原資清の長男と次男にあたります。

20時11分、矢板駅矢板城(矢板市)を攻略、塩谷義綱を登用。
20時17分、片岡駅乙畑城(矢板市)を攻略。
20時26分、氏家駅勝山城倉ヶ崎城(いずれもさくら市)を攻略。
20時31分、宝積寺駅岡本城(宇都宮市)を攻略。
20時36分、岡本駅飛山城(宇都宮市)を攻略、芳賀高継を登用。



那須家の家臣団と宇都宮家の部将たちを配下に加え、



20時42分、宇都宮駅に到着しました。




午 後 8 時 4 2 分

J R 宇 都 宮 駅


今度の電車は、



20時49分発 上野東京ライン・東海道線直通 普通電車 国府津行きです。



20時42分、宇都宮駅宇都宮城を攻略、壬生(みぶ)綱房、蒲生秀行、壬生綱雄、宇都宮広綱、宇都宮国綱、梅津政景を登用しました。
宇都宮駅&宇都宮城ということで、6人中4人は宇都宮家の関係者ですね。
梅津さんもルーツは宇都宮家臣なのですが、政景さん自身は佐竹義宣に仕え、秋田の久保田藩の財政を支えた名吏です。
蒲生さんはお城業界でよく名が挙がる蒲生氏郷の嫡男なのですが、氏郷死後に会津から宇都宮に減転封された経歴があります。



20時49分、電車は発車。


20時55分、雀宮駅横田城(宇都宮市)を攻略。



21時01分、石橋駅児山城薬師寺城(下野市)を攻略。
薬師寺城が、この日最後の城攻めとなりました。そして、



この日最後の武将、今泉高光を登用しました。



途中、運行トラブルに見舞われたため、



12分遅れの22時45分に上野駅に到着。



ここからはいつものルートですね。
22時49分発 常磐線 快速電車 土浦行きに乗車。



23時18分、柏駅に到着。



【今回の乗車記録】

JR東日本 白石駅 3番線 16時49分発
東北本線 快速 仙台シティラビット6号 福島行き 4両
福島駅 2番線 17時20分着

福島駅 2番線 17時24分発
東北本線 普通 新白河行き 4両
郡山駅 6番線 18時13分着 2両増結
新白河駅 7番線 19時03分着

新白河駅 6番線 19時18分発
東北本線 普通 黒磯行き 5両
黒磯駅 4番線 19時41分着

黒磯駅 1番線 19時51分発
宇都宮線(東北本線) 普通 宇都宮行き 4両
宇都宮駅 10番線 20時42分着

宇都宮駅 7番線 20時49分発
宇都宮線(東北本線) 普通 上野東京ライン東海道線直通 国府津行き 15両
[JU02]上野駅 7番線 22時45分着(遅れ12分)

[JJ01]上野駅 6番線 22時49分発
常磐線 快速 土浦行き 15両
[JJ07]柏駅 4番線 23時18分着

*所要時間 6時間29分 (移動時間 5時間49分 乗換時間 40分)
*移動距離 332.3km
*運賃 18きっぷ使用(使用しない場合、5,620円)




翌 日

本 拠 地 に て


 

エキソンパイ! うまい!
ままどおる! ミルクたっぷり ママの味~




仙台銘菓・萩の月! うまい!!



日本100名城・続100名城登城の旅・第18弾「白石リベンジ」 完

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