バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

おこづかいの使い道

2018年11月21日 | 日々の出来事
学校にCDを持って行ってリクエストカードを書くと、放送委員会が給食の時間にそれを流してくれる
というシステムになっているらしく
バンビはそれがやりたくて、自分でCDを選んで持っていったようなのだけど
後でよく見たら 幼稚園の頃に買ったKIDS向けCDで...。

母:「中学校にそんなの持っていったら恥ずかしいよ~。」
バ:「なんで!? となりのトトロとかポケモンとか、先生も”いいね”って言ってくれたよ!」と一向にこたえる風もなし...

もうちょっとマシなのはないの? と思って探してみたけど
よく考えたら、もうここ何年もCDなんて買ってないんだよね。
せいぜい気に入った曲をダウンロードするくらいで
昔みたいに このアーティストのアルバムが出たら絶対買う! みたいなのはまったくなくなってる。

バンビもそこは中身小2の人だから いままでいわゆる流行の音楽には興味がなく
でも、最近は 学校で音楽の時に演奏した曲とか、ダンスで踊った曲とかを
よく口ずさんでいたりすることはあるんだけれど
せいぜいそんなレベル。

CD持っていきたい、なんか買いたい~! って言われても
イマドキの中学生が聞く曲ってなんなの?
さっぱりわからない...

結局、星@源あたりどう? 調度アルバム出たよね。
バンビの好きな「恋」とか「アイデア」とかも入ってるみたいだし って話でまとまった。やれやれ...


で、いざCDを買おうとしたら おこづかいの残金が足りないことが発覚。

そうそう、この前八景島のシーパラに行った時
また ”どうしてもぬいぐるみが買いたい病”になって...

バンビってなぜだか昔からぬいぐるみが大好きで、ベッド周りに何体も置いてあるのに
出かけるとすぐ ぬいぐるみがほしいって言いだすクセがある。

シーパラでもどうしてもほしいって、PWS特有のしつこさで粘られて
仕方なく小さいの1つだけなら ってことで許可し、イルカのぬいぐるみを自分のお小遣いで買ったのであった。

母:「ほら、シーパラでぬいぐるみ買っちゃったからお金足りないよ。
   本当にほしいものができた時に使えるように、お金は貯めておかないとダメなんだよー。」

バ:「えーっ、でもあの時はイルカがかわいすぎて たまらなかったんだよね~。
その言い方がかわいすぎて、母は爆笑してしまったのだが...

まぁ、とにかくCD買うには貯金が足りない。

バ:「うーん、安いのでいいから いますぐ買いたい!」
母:「ほら、また! 本当にほしいものを買うんでしょ!? お金貯めるしかないんだよ!」

バ:「牛乳パックの仕事(1回100円で乾かした1週間分のパックを切り開くお手伝い)するから1000円ちょうだい!」
母:「桁が違ーう! 世の中そんな甘い仕事はないよー!!

この問答をしばらく繰り返したけど
結局、お年玉をもらうまで待つ ということで、バンビも納得できたらしい。


こうやって少しずつ、お金のありがたみやら、使い方やらを覚えていってほしいのだよね。
中学3年生にしては遅いのだけど、そこは社会に出るまでに少しずつでいいので。


メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

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