バンビは今のところ過食・肥満もなく、側弯の心配もないし、性格も温和で癇癪も起こさないし。
身体面とメンタルには特に大きな課題もなく、日々それなりにhappyに過ごせているんだけど、ただ認知面が...。
どうも他のPWSのお子さんと比べてもかなり発達が遅くて、就学後半年過ぎてもいまだに字はなぞり書き(名前だけは何とか書けるようになりつつあるけど)、絵もまともに描けず。
パズルなんてまったく、積み木も手遊びもできゃしない。
やっぱり目(視覚)に原因があるんだろうな とは思いつつも、どうしてあげたら良いのかわからず。
眼鏡をかけ始めてから視力は徐々に回復してきたものの、それと認知の発達がリンクしてないしねー。
こりゃ単に目だけの問題でもなく、情報を受ける側=脳の機能の問題なんだろうなぁ ということがわかってきても、じゃあ誰にどう相談したら良いものか。
どうも単なる眼科ではその辺のところまでは対応しないようだし、ネットで調べて”ビジョントレーニング”の本を買ったりしてはみたけど、バンビにはまだちょっと高度過ぎるし...。
学校でも、療育先でもそれとなく話してはみてもあまり良い感触もなく、一人悶々と悩んでいる日々が続いた。
で、先日療育園のSTの先生にも やっぱり世間話的に話をしてみたら
「視知覚に課題がありそうですね。調べてみましょう。」という反応。
”視知覚”って言葉を初めて耳にした。
で、その場で早速 ”フロスティッグ視知覚発達検査”というのを受けることに。
この検査は
1.視覚と運動の協応
2.図形と素地
3.形の恒常性
4.空間における位置
5.空間関係
という5つの視知覚技能を検査するもので、時間の都合でまだ1と2しか検査できてないんだけど、それでもいくつかバンビの弱点が明確になった。
●図形と素地の区別ができない
地に模様があるところに乗っている図形を取り出して認識することができない。
●図形の組み合わせに弱い
いくつかの図形が組み合わさっている中から、1つの図形を取り出して認識する力が弱い。
(他の形に振られてしまう。)
●ものを見比べるという目の動きができない
見本を見て真似ること、仲間はずれや間違いを探すことが難しい。
以前にも バンビの”字を書くことに苦労している話”を書いたけど、バンビには”みんなと同じようには見えてない”わけだから 難しいのは当たり前なんだよね。
私にはその難しさがわからないから「何でできないの?」って思っちゃって、ついつい叱ってしまいがちだけど...。
刺繍がうまくできなかったのも(今はもう一人で刺せるようになったけど)、いつまでたっても顔の絵が描けないのも(顔の中で目・鼻・口がパーツとして認識できてないらしい)、みんな視知覚の発達の遅れや偏りに原因があるみたい。
今のままだと、例えば 黒板の字を見てそれをノートに書き写すということはバンビにはできないんだよね。
いくら字を書く練習をしても、なぞり書きならできても何もないところに字を書くのは難しいわけで。
これはどうもPWSだから ってことじゃなく、たまたまバンビが抱えてしまった視知覚の機能障害みたい。
(まぁ、もっともそれだって元々は染色体異常ってことから来てるんだろうけど。)
いままでずっと、ただ漠然と”そうじゃないかなー?”と思っていたことが、今回はっきり裏付けられて すっきりして良かった。
STのN先生は すごく経験も知識も豊富で、かつ こちらの話もすごくよく聞いてくれてありがたい。
相談できる人がいるっていうだけで、ほんとに救われるような心強い思いがするよね。
で、視知覚の課題を克服するには やっぱり目を使っていく訓練が必要なんだけど、それも日常の生活の中で 例えば、同じようなカテゴリーの中から1つのものを探すとか、見比べるとか そういうことを積み重ねていくようにとアドバイスを受けた。
視覚だけじゃなく、知覚(概念的なこととか)と両方のアプローチが必要なんだろうな。
ほんと みんなが当たり前のようにできることができないって大変だ。
いちばんツラいのはバンビ本人だから、それを忘れないようにしてあげないと。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
身体面とメンタルには特に大きな課題もなく、日々それなりにhappyに過ごせているんだけど、ただ認知面が...。

どうも他のPWSのお子さんと比べてもかなり発達が遅くて、就学後半年過ぎてもいまだに字はなぞり書き(名前だけは何とか書けるようになりつつあるけど)、絵もまともに描けず。
パズルなんてまったく、積み木も手遊びもできゃしない。

やっぱり目(視覚)に原因があるんだろうな とは思いつつも、どうしてあげたら良いのかわからず。

眼鏡をかけ始めてから視力は徐々に回復してきたものの、それと認知の発達がリンクしてないしねー。
こりゃ単に目だけの問題でもなく、情報を受ける側=脳の機能の問題なんだろうなぁ ということがわかってきても、じゃあ誰にどう相談したら良いものか。

どうも単なる眼科ではその辺のところまでは対応しないようだし、ネットで調べて”ビジョントレーニング”の本を買ったりしてはみたけど、バンビにはまだちょっと高度過ぎるし...。
学校でも、療育先でもそれとなく話してはみてもあまり良い感触もなく、一人悶々と悩んでいる日々が続いた。

で、先日療育園のSTの先生にも やっぱり世間話的に話をしてみたら
「視知覚に課題がありそうですね。調べてみましょう。」という反応。
”視知覚”って言葉を初めて耳にした。

で、その場で早速 ”フロスティッグ視知覚発達検査”というのを受けることに。
この検査は
1.視覚と運動の協応
2.図形と素地
3.形の恒常性
4.空間における位置
5.空間関係
という5つの視知覚技能を検査するもので、時間の都合でまだ1と2しか検査できてないんだけど、それでもいくつかバンビの弱点が明確になった。
●図形と素地の区別ができない
地に模様があるところに乗っている図形を取り出して認識することができない。
●図形の組み合わせに弱い
いくつかの図形が組み合わさっている中から、1つの図形を取り出して認識する力が弱い。
(他の形に振られてしまう。)
●ものを見比べるという目の動きができない
見本を見て真似ること、仲間はずれや間違いを探すことが難しい。
以前にも バンビの”字を書くことに苦労している話”を書いたけど、バンビには”みんなと同じようには見えてない”わけだから 難しいのは当たり前なんだよね。

私にはその難しさがわからないから「何でできないの?」って思っちゃって、ついつい叱ってしまいがちだけど...。

刺繍がうまくできなかったのも(今はもう一人で刺せるようになったけど)、いつまでたっても顔の絵が描けないのも(顔の中で目・鼻・口がパーツとして認識できてないらしい)、みんな視知覚の発達の遅れや偏りに原因があるみたい。
今のままだと、例えば 黒板の字を見てそれをノートに書き写すということはバンビにはできないんだよね。
いくら字を書く練習をしても、なぞり書きならできても何もないところに字を書くのは難しいわけで。

これはどうもPWSだから ってことじゃなく、たまたまバンビが抱えてしまった視知覚の機能障害みたい。
(まぁ、もっともそれだって元々は染色体異常ってことから来てるんだろうけど。)
いままでずっと、ただ漠然と”そうじゃないかなー?”と思っていたことが、今回はっきり裏付けられて すっきりして良かった。
STのN先生は すごく経験も知識も豊富で、かつ こちらの話もすごくよく聞いてくれてありがたい。
相談できる人がいるっていうだけで、ほんとに救われるような心強い思いがするよね。

で、視知覚の課題を克服するには やっぱり目を使っていく訓練が必要なんだけど、それも日常の生活の中で 例えば、同じようなカテゴリーの中から1つのものを探すとか、見比べるとか そういうことを積み重ねていくようにとアドバイスを受けた。
視覚だけじゃなく、知覚(概念的なこととか)と両方のアプローチが必要なんだろうな。
ほんと みんなが当たり前のようにできることができないって大変だ。

いちばんツラいのはバンビ本人だから、それを忘れないようにしてあげないと。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
とっても参考になりました。
このフロスティッグ視知覚発達検査ってSTさんがして下さったんですか?内容はOTに近いような感じがしたんですが…。
ウチも、もしかして?と思う時が来たらSTに言って検査してもらったら良いのかなー?
親が子供の苦手な部分を理解して、正しくアプローチするコトで子供の苦手が少しでも軽減できれば良いですよね。
ただ、言語の獲得はものが見えてる・見えてないで違ってくると思うので、やっぱりOTよりはSTなのかなぁという気もします。
ほんとはオプトメトリストというアメリカなんかでは国家資格にもなっている資格を持った視覚の専門技術者(眼科医はどちらかとういうと目の病気を診るDr.でそれとは違うらしいです)の分野なんでしょうけどね。
オプトメトリストのいる医療機関って日本ではまだ少ないようです。
あと、この検査自体について 対象は4歳以上8歳未満となっているようです。
言葉での指示によって 例えば違いを探したりとかするので、言語によるコミュニケーションができないと難しいということで4歳以上なのかも?
あと視機能回復はやっぱり8歳までが勝負のようで...バンビはギリギリ。
でも、最近はスポーツ分野などでもビジョントレーニングが注目されてるみたいなので、手遅れというのでもないのかもしれないと淡い期待を抱いているところです。
もっと詳しいことがわかったらまた記事にしますね。
何だか漠然と違う!!って思い。
どうしていいかわからず困るよね~
でも親が一番その違いや病気に気づいてあげられるんだから、諦めないで追い続けていく努力が大切だと思う。
これからもお互いガンバロ
視知覚に関しては、バンビには特に顕著な弱点なんだろうけど、でも他のPWSの子にもあるかもしれないことなんだよね。
だから、ちょっとおかしいな と思ったら、特に目とか耳は早めに調べてみるといいんじゃないかと思うんだ。
でも、逆にそんなに恐れたり心配したりする必要もないとは思うけどね。
うちは前にも書いたけど、あんまりにも言葉が遅かったから耳聞こえてないんじゃないかと思って耳鼻科で検査したこともあるんだよね。
(結果的には 聴力は問題なかったんだけど。)
そんな風に気にしすぎても疲れるだけだから、ほどほどがいいと思うんだけど、この加減って難しいかもねぇ。