出産前日は コチラ
出産当日 vo.1は コチラ
2012.6.16(土)
7:00頃 到着したその足ですぐに分娩台に上がる。
下着を脱ぐと念の為にと当てていた夜用ナプキンがおしるしで真っ赤。
助産師さんが内診して子宮口の開きを確認すると
すでに7センチ開いているとのこと。
もう陣痛室に行かなくてもこのまま出産できると言われ、
回りが急にバタバタし始めて、人が増えてくる。
実母、義母が病院へ到着し、分娩室隣りの陣痛室で待機。
ダーは分娩室でアタシのお世話係として付き添う。
陣痛の間隔は確実に短くなってきているけれど、
どのくらいの間隔なのかはもう分からず・・。
陣痛が来ていない間は結構平気なので、
助産師さんの質問に答えたり、ダーと話をしたりする。
この時に入院中の食事の希望を聞かれたり、
なんだかお産とは関係ないことを色々聞かれたけれど、
今考えてみると多分関係ない話をすることで
リラックスさせようとしてくれていたんだと思う。
陣痛の波が来る度に助産師さんの誘導する呼吸法で痛みを逃す。
分娩台では仰向けで寝ているけれど、
痛みの度に苦しくて体をよじって横向きになって耐える。
「ママが苦しい時は赤ちゃんも苦しいから頑張って!」と言われ、
赤ちゃんのためなら と気力が湧き、
お腹を撫でながら「頑張って!頑張ろう!」とつぶやく。
でも、陣痛で痛いのに、内診で子宮口の確認を何回もされ、
「もうやめて・・・ 」と何度心の中で思ったか分からない。
陣痛の度に肛門の奥から押し出されるような感覚があり、
「痛い~ 出る~ 何か出ちゃう~ 」
と絶叫しまくったらしい・・・(実母、義母、ダー談)。
その度に助産師さんに「押さえてるから大丈夫 」と言われたので、
「じゃ、脱糞することはないんだな…」と
痛みに朦朧としながらも違う意味で安心したりする
ほとんど寝ていないので陣痛が来ていない時は寝落ち。
助産師さんが「電気を暗くして、寝かせて体力を温存させよう」
みたいな事を言ってるのが遠のく意識の中聞こえた。
8:00頃 助産師さんが「この調子だとあと少しで産まれるね」と言う。
すかさず「時間的にどのくらいですか?」と聞くと、
「う~ん、1、2時間ってとこかな?」との返事。
「え~ 、そんなにかかるんですか 耐えられない 」
と言うと、「そんなもんですよ~」と軽く流される。
その後も陣痛に耐えつつ、どのくらい経ったのかもよく分からないけれど、
股から水のようなモノが流れる感覚があり、
「あら、破水したね。頭も見えてきてるよ。」と助産師さんの声が聞こえ、
「そろそろいきんでみようか」といきみのGOサインが出る。
しかし ここで体力のなさが露呈。
ずーっと助産師さんに「何か食べて元気つけよう」と言われていたが、
痛みのせいで吐き気がするので食欲なんて全くなく、拒否し続ける。
が、助産師さんの最終手段。
「子宮は筋肉だからパンとかご飯を食べないと収縮が弱くて時間がかかる。」
みたいな事( 朦朧としてるので不確実です)を言われ、
この苦痛から逃れられるのなら…と
ダーからおにぎりやパンを少しだけ食べさせてもらう。
再度いきみにチャレンジするも、今度は腹筋もないためか、
仰向けでは全く力が入らない。
そこで横向きで足の間にクッションを挟まれ、
体育座りのような体勢にさせられる。
この体勢は本当にいきみやすくて、
ここで一気にお産が進む。
最後のいきみはやっぱり仰向けじゃないとダメなのか、
仰向けにされ、「最後頑張って 」と励まされ、
助産師さんのいきみの合図に合わせていきむ。
4回くらい連続でいきんでほしかったらしいが、
アタシの体力が限界でどんなに頑張っても3回しかいきめず、
赤ちゃんの頭の見え方が
「3歩進んで2歩下がる」状態だったらしい…
10:07 ぶぅたが産まれる瞬間は痛みと疲労で朦朧としているので
あまり鮮明に覚えていないのですが、
言われた通りのいきみを繰り返してるうちに
赤ちゃんの頭が出たらしく、
いつの間にか会陰切開もされ、気がつくと
「おめでとうございま~す 」と言う言葉と
紫色をしたぶぅたが先生の手の中にいるのが見えた。
と、同時に涙が溢れて号泣するが、
ぶぅたの泣き声が聞こえないことにすぐに気がつき
「泣いてない 泣かない 」と大騒ぎ
助産師さんが「今泣くよ~」と言った瞬間、
ぶぅたは元気な声で泣き始めてくれました。
その後は会陰の縫合とか
(これはこれで陣痛とは種類の違う痛みでした )
カンガルーケアしたり、ダーが写真を撮ったり・・と
2時間ほど分娩台の上で過ごした後は
歩いて陣痛室に移動し、準備されたお昼ご飯を
会陰切開の痛みに悶絶 しつつも完食。
お昼を食べ終わってから
出産後の検査が終わったぶぅたと一緒に病室へ移動。
2人そろって爆睡したのでした
土曜の早朝からの陣痛だったので、
ダーには出産の始まり~終わりまでずーっと付き添ってもらえました。
立ち会った感想を聞いてみたところ、
「ぶぅたが出てきた瞬間はエイリアンだった… 」と
感動どころではなかったようですが、
身内で初めてぶぅたを抱っこしたのはダーで、
その後もアタシには見せたことのない、
そして、今まで見たこともないような
愛おしそうな優しい目で
ぶぅたを見つめていたのが印象的でした。
「初産で分娩時間が7時間41分はスーパー安産よ。
隣の陣痛室で3日間くらい過ごす人もいるのよ~。」と助産師さん。
「そんなに陣痛に耐えるなんて恐ろし~
アタシなんて本当に安産だったんだわ」 と改めて実感。
でも、出産直後は
「もうこんな思いして産みたくない 」と思いました。
が、時が経つにつれそんな思いも除々に薄れてきて、
今では「もう1人・・・」とか考える余裕すらあります
皆が「痛みって忘れられるから大丈夫 」
って言っていた意味がようやく理解できました
【出産レポ】 入院生活 へ続く。
出産当日 vo.1は コチラ
2012.6.16(土)
7:00頃 到着したその足ですぐに分娩台に上がる。
下着を脱ぐと念の為にと当てていた夜用ナプキンがおしるしで真っ赤。
助産師さんが内診して子宮口の開きを確認すると
すでに7センチ開いているとのこと。
もう陣痛室に行かなくてもこのまま出産できると言われ、
回りが急にバタバタし始めて、人が増えてくる。
実母、義母が病院へ到着し、分娩室隣りの陣痛室で待機。
ダーは分娩室でアタシのお世話係として付き添う。
陣痛の間隔は確実に短くなってきているけれど、
どのくらいの間隔なのかはもう分からず・・。
陣痛が来ていない間は結構平気なので、
助産師さんの質問に答えたり、ダーと話をしたりする。
この時に入院中の食事の希望を聞かれたり、
なんだかお産とは関係ないことを色々聞かれたけれど、
今考えてみると多分関係ない話をすることで
リラックスさせようとしてくれていたんだと思う。
陣痛の波が来る度に助産師さんの誘導する呼吸法で痛みを逃す。
分娩台では仰向けで寝ているけれど、
痛みの度に苦しくて体をよじって横向きになって耐える。
「ママが苦しい時は赤ちゃんも苦しいから頑張って!」と言われ、
赤ちゃんのためなら と気力が湧き、
お腹を撫でながら「頑張って!頑張ろう!」とつぶやく。
でも、陣痛で痛いのに、内診で子宮口の確認を何回もされ、
「もうやめて・・・ 」と何度心の中で思ったか分からない。
陣痛の度に肛門の奥から押し出されるような感覚があり、
「痛い~ 出る~ 何か出ちゃう~ 」
と絶叫しまくったらしい・・・(実母、義母、ダー談)。
その度に助産師さんに「押さえてるから大丈夫 」と言われたので、
「じゃ、脱糞することはないんだな…」と
痛みに朦朧としながらも違う意味で安心したりする
ほとんど寝ていないので陣痛が来ていない時は寝落ち。
助産師さんが「電気を暗くして、寝かせて体力を温存させよう」
みたいな事を言ってるのが遠のく意識の中聞こえた。
8:00頃 助産師さんが「この調子だとあと少しで産まれるね」と言う。
すかさず「時間的にどのくらいですか?」と聞くと、
「う~ん、1、2時間ってとこかな?」との返事。
「え~ 、そんなにかかるんですか 耐えられない 」
と言うと、「そんなもんですよ~」と軽く流される。
その後も陣痛に耐えつつ、どのくらい経ったのかもよく分からないけれど、
股から水のようなモノが流れる感覚があり、
「あら、破水したね。頭も見えてきてるよ。」と助産師さんの声が聞こえ、
「そろそろいきんでみようか」といきみのGOサインが出る。
しかし ここで体力のなさが露呈。
ずーっと助産師さんに「何か食べて元気つけよう」と言われていたが、
痛みのせいで吐き気がするので食欲なんて全くなく、拒否し続ける。
が、助産師さんの最終手段。
「子宮は筋肉だからパンとかご飯を食べないと収縮が弱くて時間がかかる。」
みたいな事( 朦朧としてるので不確実です)を言われ、
この苦痛から逃れられるのなら…と
ダーからおにぎりやパンを少しだけ食べさせてもらう。
再度いきみにチャレンジするも、今度は腹筋もないためか、
仰向けでは全く力が入らない。
そこで横向きで足の間にクッションを挟まれ、
体育座りのような体勢にさせられる。
この体勢は本当にいきみやすくて、
ここで一気にお産が進む。
最後のいきみはやっぱり仰向けじゃないとダメなのか、
仰向けにされ、「最後頑張って 」と励まされ、
助産師さんのいきみの合図に合わせていきむ。
4回くらい連続でいきんでほしかったらしいが、
アタシの体力が限界でどんなに頑張っても3回しかいきめず、
赤ちゃんの頭の見え方が
「3歩進んで2歩下がる」状態だったらしい…
10:07 ぶぅたが産まれる瞬間は痛みと疲労で朦朧としているので
あまり鮮明に覚えていないのですが、
言われた通りのいきみを繰り返してるうちに
赤ちゃんの頭が出たらしく、
いつの間にか会陰切開もされ、気がつくと
「おめでとうございま~す 」と言う言葉と
紫色をしたぶぅたが先生の手の中にいるのが見えた。
と、同時に涙が溢れて号泣するが、
ぶぅたの泣き声が聞こえないことにすぐに気がつき
「泣いてない 泣かない 」と大騒ぎ
助産師さんが「今泣くよ~」と言った瞬間、
ぶぅたは元気な声で泣き始めてくれました。
その後は会陰の縫合とか
(これはこれで陣痛とは種類の違う痛みでした )
カンガルーケアしたり、ダーが写真を撮ったり・・と
2時間ほど分娩台の上で過ごした後は
歩いて陣痛室に移動し、準備されたお昼ご飯を
会陰切開の痛みに悶絶 しつつも完食。
お昼を食べ終わってから
出産後の検査が終わったぶぅたと一緒に病室へ移動。
2人そろって爆睡したのでした
土曜の早朝からの陣痛だったので、
ダーには出産の始まり~終わりまでずーっと付き添ってもらえました。
立ち会った感想を聞いてみたところ、
「ぶぅたが出てきた瞬間はエイリアンだった… 」と
感動どころではなかったようですが、
身内で初めてぶぅたを抱っこしたのはダーで、
その後もアタシには見せたことのない、
そして、今まで見たこともないような
愛おしそうな優しい目で
ぶぅたを見つめていたのが印象的でした。
「初産で分娩時間が7時間41分はスーパー安産よ。
隣の陣痛室で3日間くらい過ごす人もいるのよ~。」と助産師さん。
「そんなに陣痛に耐えるなんて恐ろし~
アタシなんて本当に安産だったんだわ」 と改めて実感。
でも、出産直後は
「もうこんな思いして産みたくない 」と思いました。
が、時が経つにつれそんな思いも除々に薄れてきて、
今では「もう1人・・・」とか考える余裕すらあります
皆が「痛みって忘れられるから大丈夫 」
って言っていた意味がようやく理解できました
【出産レポ】 入院生活 へ続く。