☆ KUNIパパ冒険の書 2章 ☆

君の瞳に・・・・ ペペロンチーノ。

沼尻温泉元湯(毒ガス温泉)

2020年08月08日 | 日記
仕事も終わり夜の0時に帰宅。
疲れたと言っている場合
ではないのだ。

よし!戦闘準備!!
そう!それは福島県にある
野湯!毒ガス温泉への
戦闘準備である。

装備というのは
日の丸ポロシャツに
日の丸はちまき
コンバットブーツ。
それがあれば
あとは何もいらない。
あ、あとミンティア。

真夜中に本間くんの家に行き
福島県へと向かう。

下道なので片道5時間
ゲラゲラ笑いながら
バカ話してるとあっという間に
那須あたりを抜けた。

福島に入るとバケツをひっくり
返したかのような豪雨。

濡れた路面はセンターラインを
ぼかす。
そして1車線の山道を
後ろからトラックに煽られながら
どうにか猪苗代の道の駅へ到着。
すでに朝の5時をまわっていた。

運良く雨も止み僕は車で仮眠。
本間くんは腰が悪いので
ベンチで仮眠。
2時間後、、
またバケツをひっくり
かえしたかのような豪雨。
車のシートを起こし
本間を探すとベンチで
ズブ濡れになっていた。
これは笑った。
なぜかというと



屋根がない(爆笑)
ひっくりかえって笑った。

いや!笑ってはいられない
毒ガス温泉はここから
気を引き締めないと。
温泉郷まで10キロ。
豪雨の中だったがとりあえず
緊張感をもたせ
眉間にシワをよせて
さっきの本間を思い出し
吹き出して向かった。

また雨が小雨になった。
朝8時頃だろうか
沼尻温泉郷
田村旅館の駐車場に
ついた。

ウンコが漏れそうだったので
勝手に旅館に入って
ウンコして出てきた。

僕ぐらいのレベルになると
人に会わずに人の家で
ウンコしてでてこれる。

さあ、ここからが本番。
温泉郷突き当たり
田村旅館の左側に
1台ギリギリ通れる
細いジャングルのような
道がある。



ここを3キロほど登っていく。
対向車がきたらジャンプ
するしかない。
凸凹道もあるので
車高が低いと無理だ。
そんなこんなで3キロ
ノロノロ登っていくと
登山口駐車場にでた!
そして、また豪雨。

おそらくら田村旅館で
ウンを置いてきてしまった。

あまりの豪雨で
1時間待機、、、。

引き返すか、、、。






悩んでいたが小雨に!!

ゴクリとツバを飲み込んで
奇声を発した。



「出陣!!!!!!!」(産声)



正面の谷側ルートと
右の登山口がある。








谷側ルートは





こんな看板が、、、。



そして崖崩れがあるので
通行禁止。んー。
いくか!?



こっちが登山口
ん?!消えかけてるけど
平成9年に死亡事故??
ネットで調べると
硫化水素で4人死んでる。

さあどおする!?

転落かガスか!?



「まさにガスだね❤️」

ということで登山口から
山を登り始めた。



熊が出ないように
ラピュタを歌う。


 
熊への恐怖のあまり

「そこか!!!」
「おまえか!!!」

と震えながら
所々奇声で威嚇。




ここまでくると
お盆の
奇声ラッシュだ。


頼むからこの声で熊が
出てこないことをねがう
(涙目)



ムム!?あの遠くに見える滝は!?
白糸の滝!!??なんと
源泉がそのまま滝になっている
かなりレアな白糸の滝だ!!


 
いつかは、あの下に行きたいと
新たな目標を心に刻み
山を登り続けた



豪雨のせいか地盤と
僕のお腹がゆるい。



霧かガスか!?真っ白だ。
本間もおかしく
なりはじめてる。



神経にいってしまったか!?
向こう側は絶壁だ。



とりあえず進もう❤️

ここ1時間険しい山を
登ると な、な、な、
なんと!!??



源泉の川が流れる
谷が下にひらけた!!
あそこか、、。
とりあえず下りもかなり
険しい。



草木をかき分けて下ると
硫黄の臭いが鼻を突く、、。
大丈夫なのか??

そしてかなり下まできた。



うわーー!!



テンションが上がり
お約束の転落動画。
僕は手のひら
本間は背中に
無数の傷をおった。
まぁ温泉で治るだろ。



鼻を突く硫化水素の臭いと
緊張感で笑うことすらできない。








かなり下まできた。
硫化水素が怖いのは
鼻の粘膜がヤラれ
硫黄の臭いがしなくなり
気を失うということ。



本間がまさかのヤンキー座り。
すこし粘膜がやられたか。



ここは山の湧水が多いのか
冷たい。



さらに進む。
臭いがキツい


 
なんだコリャ?
ダーツバーか??
それとも危険信号か!?
信号であれば
たしか赤は進めだ。



やばそうな所にきた。






歯を食いしばり道なき道を
突き進むというか、
臭いが鼻に突き進む。



さらに臭いは鼻を突く。



果てしない量の硫黄だ!!



まさにガスだね❤️




おお!!??♨️あったかいぞ!
場所によっては激アツ!!
源泉と山水が入り組んでいる。





「出陣!!!!!❤️」 





 
たはぁーー!!♨️
コリャ最高!!
岩を動かして温度調整
足の所には水を
身体にはお湯を
という所を
作って楽しんでいたが
鼻には




ガスだね❤️




日本とは思えないくらい
福島だ。



カズダンスって書いてある
と思ってよくみたら




「ガス立ち入り禁止」だね❤️



水面が1番硫化水素がすごい
らしいので、早めの退散。
本間の顔色があやしい。



チカチカしてきた!と
言い出した。

たしかに顔が
チンアナゴみたいだ。




たぶんガスだね❤️




帰り道は来た登山道を通らず
さっきウンコした田村旅館とかに
源泉を流す配管を辿って
進んでいった。
足場の木はグラグラするし
今にも折れそうだ。



不安定な木道は続く。



所々崖崩れがあり
一歩踏みはずせば
死亡する所が何箇所か。



30分ほど歩くと、、、。




ん!?ここは!?
出発地点の立ち入り禁止
谷側ルートの裏!!??

てことは無事生還!!!!

そして福島から埼玉まで
また下道で5時間走るので
あった。



那須あたりの途中たべた
家系ラーメン。
食べて一言。



「GOトゥーキャンペーンで
      ラーメン半額になるかな」




夕方6時半頃帰宅。
着ている服や身体から
硫化水素の臭いが発し続けて
部屋中くさくなった。

往復10時間、日帰りで
硫化水素を吸いに行く
という行動は、、、












お❤️し❤️ま❤️い❤️