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リサイクルトナー社長の奮闘記

リサイクルトナー専門店エイゼットソリューションの社長の奮闘記です。

インクカートリッジの空気穴(キャノン)

2013年07月10日 | サポート事例

とても安い、ということで好評をいただいている互換インクですが、

残念ながら、時折、不具合が起きてしまったご連絡をいただきます。

インクカートリッジの不具合のほとんどが、「インクが適正に出ない」ということです。

 

弊社の互換インクカートリッジは、ご使用の前に、「PULL」と書いてある黄色のテープを剥がしていただきます。

このテープを剥がすことで、カートリッジ上部の空気穴から空気を通気させ、インクを出しているわけです。

それで、本来は、インクカートリッジをプリントヘッドに取り付けるときに外す上記のシールを、
外さないままプリンターに取り付けた場合、どのような不具合が発生するかを確認しました。
 
プリンターはキヤノンiX5000です。
 
キヤノン BCI-7eMです。


これを、黄色のシールを外さずに(空気の通気穴を塞いでいるシール)ヘッドへ取り付けます。


当社のホームページのトップページを連続して印刷しました。


34ページ目に少しマゼンタの着色が薄くなり、35ページで完全にマゼンタが出なくなり、全体的に黄色の印刷結果となりました。
 
マゼンタのインクを外し、本来なら黄色のテープを外して空気穴を解放するところですが、わざとその上のマゼンタ色のシールを外しました。
 
 
よく見ていただくと空気穴があるのがわかります。
その空気穴をシャープペンシルを突き刺しインク漏れ防止のシーリングを貫通させました。
 
このままでは、プリンタが作業中にインクがこの穴から漏れ出してしまうかも知れないので、
マゼンタ色のシールを元に戻しました。
多分シールを元に戻さないでもインク漏れは無いかも知れませんが念のためです。
 
 
そしてインクを元に戻し再度印刷しました。
1-36は最初の印刷です。
2-1はインクを戻した直後の印刷です。
マゼンタのインクが出て正常に印刷ができるようになりました。
 
当社扱いの互換インク(汎用インク)は空気穴が下の写真のように空いています。
一番外側はインクの型番と色がわかるシール
二番目に見える半透明のものは、輸送中や印刷中のヘッドの移動でインクが漏れるのを防止しています。
本来なら、黄色のシールのみ外すだけで、空気がインクタンクの中に入るようになっていますが、先程の例のように
インクの出が悪い場合は、少しシールを剥がしてシープペンシルの先などを使って貫通させてください。
尚、その際は、インクが漏れ出る場合もございますので、取扱いには充分ご注意ください。
 



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