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リサイクルトナー社長の奮闘記

リサイクルトナー専門店エイゼットソリューションの社長の奮闘記です。

トナーが定着しないときは

2013年07月10日 | サポート事例

「トナーが定着しない」

「手で払ったり、消しゴムをかけたくらいで印刷がおちてしまう」

こんな症状が出たら、

用紙の問題

定着器(定着ユニット)周辺の問題

が考えられます。

 

※定着器(定着ユニット)とは?

トナーを紙に定着させるための部分です。高い熱と圧力をかけて、トナーを溶かして定着させます。

 

1.用紙の問題

 お客様がご利用の用紙が湿気を含んでしまっている場合、用紙の湿気を飛ばすために、定着器の熱が使用されます。

この場合、トナーの定着をするための充分な熱がいきわたらず、印字の定着不良が発生してしまいます。

 また、使用されている用紙が「特殊紙」「厚紙」の場合、トナーを定着させるためにより高い熱が必要となります。

この場合は、プリンターの用紙設定を「厚紙」などに設定していただくことで、改善が見込めます。

 

2.定着ユニット周辺の問題

 まず、紙詰まりが起きていたとします。このとき、定着ユニットに詰まった紙が、残ってしまっている可能性があります。

定着ユニットの、特定の場所に紙が詰まっている状態ですと、その箇所だけ熱が伝わらないので、

特定の一部分のみ定着不良が発生します。

このような問題が起きている場合は、定着ユニットの特定の箇所に傷が生じていることも考えられます。

傷が生じている場合は、定着ユニットを交換する必要があります。

トナーを定着させる為の充分な熱が出ないなど、定着器自体の劣化・消耗なども考えられます。

 

 

このように、トナーが定着しない!というトラブルは

用紙の問題・定着ユニット周辺の問題が考えられます。

印字不良の原因として、参考にしていただければ幸いです。


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