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リサイクルトナー社長の奮闘記

リサイクルトナー専門店エイゼットソリューションの社長の奮闘記です。

プリンタの中ってこんなに汚れています。

2013年07月10日 | サポート事例

当社にあるエプソンLP-8300C トナー型番は、LPCA3ETC2 K C M Y
中古で購入しました。

トナーを見てみると純正のトナーが入っています。
印刷枚数は、2万6千枚

現像部を取り外すとこの部分が特に汚れています。
このトナーの補給方法が原因です。

現像部本体も周辺が汚れています。
これは、印刷している時にトナーが4色回転します。
この種のプリンタを使った経験のある人は、ガチャンガチャンと音がするのを聞いていると思います。
ですから、トナーの補給口から漏れてしまう。

また、トナーはものすごく小さい粒です。印刷しているときに紙以外の部分に飛び散ります。

そして、トナーの受ける場所は黒のトナーが積もっていました。
多分、モノクロ印刷主体で使っていたのでしょう。

これが、進むと用紙を汚してしまいます。

このプリンターの場合、トナーの補給口が前面にあるため前面から汚れが広がります。

しかし、前面があまり汚れていないのに後ろ側が汚れている場合はそれを放置しておくと大変なことになります。
転写ベルトの廃トナーは、ドラムの廃トナーボックスの後ろ側のルートから入るようになっています。
接続部分がありその部分が何らかの原因で正常な形で付いていない可能性が有ります。
気が付いた時にはプリンタ内部がトナーで汚れ大変なことになっているかもしれません。
また、トナーの漏れを清掃しないと現像部の穂立ち部分に違う色のトナーが付着し巻き込んでしまい、適正な色が出なくなったりすることが有ります。

1年に1度のオーバーホールや点検が必要かもしれません。

このプリンターは、純正のトナーを使っていたようです。

でも、このように印刷をしていると内部は汚れてきます。

トナーの補給方法の原理から、トナーはリサイクルでも純正でも同じように汚れてしまいます。
極力トナーを漏らさない対処としては、トナーを挿入したら右回りに捻って固定するのですが、その時に確実に止まる位置まできっちりとねじ込むことです。


このプリンタのシャッターはこのような形をしています。

対象型番は、
エプソン
LP-7800C,LP-8300C,LP-8500C,LP-8800C
LP-8000C,LP-8200C
ゼロックス
DocuPrint C620
DocuPrint C625PS
DocuPrint C830
ColorLaserWind 3300
ColorLaserWind 3310
ColorLaserWind 3320PS
DocuPrint C411
DocuPrint C412
NEC
PR-L9000
PR-L9050
Color MultiWriter9200C
Color MultiWriter9250C
富士通
XL-C3100
XL-C3200

 

もう少し詳しく、見てみましょう

真ん中の黒いものはカバーです。
このカバーは、スプリングで左側に引っ張られています。

カバーを右側にスライドすると、シャッターが見えてきます。

トナーを交換するとき、機械本体に押し込んだ後、右に回して固定させます。
トナー全体が右に回ることによって、シャッターが機械の中でこのように開きます。

シャッターを下にずらすと四角の口が2個見えてきます。
写真上の口は現像部へのトナーの補給口
そして、下側の小さいほうは廃トナーの入り口です。

シャッターは、このようにスライドし続けると簡単に外れます。

右側の窓は廃トナーが入る部屋についている窓です。
ドラムに付いた不要なトナーと、転写ベルトに付いた不要なトナーは、ドラムユニットにある廃トナーボックスに入っていきます。

では、トナーカートリッジ本体にある廃トナーが入る部屋は何のためにあるのでしょうか。
サービスマンと話したのですが、
多分 (多分です)トナーを補給している時に現像部に入りきらなかったトナーをトナーカートリッジの中に戻してしまうとゴミなども入ってしまいます。
いったんトナーカートリッジから出てしまったトナーがこの部分に回収されるのだろう。
と、いう結論になりました。
(これは、メーカーさんに聞かないと本当のことは判りませんが、教えてくれないでしょう)

トナーカートリッジの反対側には白い部品が付いています。
これは、部品についている白い突起が本体側のギヤに連結されグルグルと周るようになっています。
この部品はトナーカートリッジ本体の中にある螺旋状の部品に連結されていて、螺旋が周ることで、トナーが前のほう(トナーの補給口)に移動されます。
また、トナーがかき回されることによりトナー全体が帯電されドラム(感光体)に良くくっつくようになります。
この方式でトナーを移動させることが一般的のように思います。



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