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純風満蘭 富貴蘭・風蘭ブログ 着生蘭よもやま話

雲龍滝

えびね銘花展にて入手しました


前から雲龍滝は欲しいものリストに入っていたのですが...


気に入った柄がありませんでした。


パッと見た瞬間に「これ‼️ さすが、信頼の黒ラベル」


と心の中でつぶやくのでした


書籍「東洋蘭と西洋蘭 石井勇義編(實際園藝叢書 第14編)金正堂、1935年発行」の「風蘭の培養と品種」東京 山崎天然 氏には以下の解説が記載されています。
雲龍瀧(うんりゆたき)葉形並、受け葉にて出芽靑く、翌年新芽を出すに及びて前年の古葉に縞を現はし靑虎之れを破る、故に天は常に眞靑にして後ち晴せ珍奇の貴品なり。伊豆天城山より出づ。


古くからある品種ですが上柄の株立ちが少ないのは青や幽霊が現れやすのでしょうか。


ま、初めて育てる品種ですから気長に育てます。ベテランの趣味家らからは「何をいまさら」とツッコミがあることでしょう


銘品もます。


3800000雲龍滝(うんりゅうのたき)(静岡県伊豆市・天城連山産)【富貴蘭】【月型付け、泥軸、泥根、白花】斑色の冴えがとても遅い黄縞。葉姿は腰の低い姫葉。葉幅はやや広くて葉肉は厚い。葉先は露受けとなる。派手柄の部分は一様でなくて虎斑のように見えて「雲を浮かべる」と表現される。昭和14(1939)年春、大日本冨貴蘭聯合會登録品種(第1号「雲龍瀧」 )。2024年3月30日、第26回えびね銘品展(桜井園芸)

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