東西富貴蘭会の交換会で入手しました
「え❗️ あんた、いなかったじゃん」とツッコマられそうですが、今流行りのナンチャッテオンライン参加です
豆葉は千葉のA氏、黒牡丹は栃木のK氏、花物は植木屋T氏と寒蘭のM氏、金牡丹は...みんなが声を掛ける
その場にいても勝てません。それなら芸は素晴らしいが、あまり知られていない木にロックオン。兵庫の数寄者I氏のオススメ品種「富貴天」が愛知のI氏の荷にあることが判明
特派員M氏に「一発目に●万円と声を掛けて」と指令を出しました
しばらくして「ゲット❗️」と連絡がありました
「荷主のIさんが『分かってくれる人がいた~!』と感激の声を上げていた」とも報告がありました
ええ、知ってましたよ
さて、銘「富貴天」は論語から名付けられたとのことです。
論語「巻六 顔淵(がんえん)第十二」
司馬牛憂曰 人皆有兄弟 我独亡
子夏曰 商聞之矣 死生有命 富貴在天
君子敬而無失 与人恭而有礼 四海之内 皆為兄弟也 君子何患乎無兄弟也
司馬牛、憂えて曰く「人は皆、兄弟(けいてい)有り、我れ独(ひと)り亡(な)し」
子夏、曰く「商(しょう: 子夏)これを聞けり。『死生(しせい)命(めい)有り、富貴天に在り』。君子は敬(けい)して失(しつ)なく、人と恭々(うやうや)しくして礼有らば、四海の内は皆な兄弟たり。君子は何(なん)ぞ兄弟なきを患(うれ)えんや」
四字熟語「富貴在天」だけだと、お金持ちになるのも、出世するのも、すべては天命によるものであるという意味ですが、この全文は「人間関係を大切にしましょう」という意味が込められています
「純風満蘭が欲しい」と狙っていた園主に説明してくれたのは兵庫の数寄者I氏と特派員M氏だったのでした。感謝感激しております。また、園主もご理解いただき、ありがとうございました
四海兄弟
恭しくます。
2600000富貴天(ふうきてん)(宮崎県産)【風蘭】【月型、薄い泥軸、赤黒い根、白花】後冴えの中型品種で下葉は黄色くはぜる。のりを引いたような渋い縞。根色は赤黒い特殊のあるきれいな色を現す。鉢内の根はルビー色(観察中)。宮崎の山草業者Sが2003(平成15)年ごろ、採取者から日向産の木を入手。2004(平成16)年に大阪のH氏の棚に渡り、同氏が命名した。銘は論語 巻六 顔淵(がんえん)第十二「富貴在天(富貴(ふうき)天(てん)に在(あ)り)」から得たという。2020年10月18日、東西富貴蘭会(丸道園芸I氏)。元親は兵庫の数奇者I氏の木。