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寄り道しながら前へ

 思いつくまま気の向くまま
ゆっくりいろんなことを考えてみよう。

 

父と映画

2006-05-17 12:47:11 | 映画
昨年の夏、帰省した時
「戦国自衛隊」を見たがっていた父に付き合って映画に行った。
父は、「○チャン(私の娘で孫にあたる)に、一緒に行ってもらおうと思ったけど、爺さんとじゃ、若い娘がかわいそうだからなあ」
というので、私がお供をした。

2日後、もっと映画を見ようと言うので、今度は私が選んで、
「ミリオンダラー・ベイビー」を見に行った。
クリント・イーストウッドは、父にとっても「荒野の用心棒」以来のおなじみだから・・・・・と思ったが、予想と違って重い内容に少し戸惑ってもいたようだ。

父にとってシネコンは初めてだったが、コレで味をしめたらしく、
ひとりでも行くようになった。
家から車で10分ほどの所にシネコンはある。
今、80歳で、自分で運転して行くんだけど、運転できなくなったら
映画も見たいときに見られなくなるかも。

その後、「男たちの大和」を見に行ったらしい。
私がいたらつきあってあげたんだけどなあ。

私が高校生の頃は、西部劇の3本立て、を一緒に見たりしたものだ。

春に帰省したときは、ちょうどいい映画がなかったが、
今度はまた一緒に行こうと思っている。

「となり町戦争」が映画に

2006-05-16 17:00:40 | 映画
「となり町戦争」江口&知世が初共演 (日刊スポーツ) - goo ニュース

16万部を売り上げたベストセラー小説「となり町戦争」が江口洋介、原田知世(ともに38)主演で映画化されることになり、15日に愛媛県東温(とうおん)市でクランクインする。撮影を前に、市議会議場を使って製作発表会見が行われた。同市は実動部隊を組織し全面支援する予定。初共演の江口と原田も「いいセッションをしていきたい」と話した。渡辺謙作監督(34)がメガホンを取り、来春公開予定。

 ある日突然「となり町」との開戦が宣言され、町役場から偵察要員に任命される-。現実感がないまま、着実に進んでいく戦争を描いた衝撃作の映画化だ。江口は偵察要員になる旅行会社員、原田は町役場の職員を演じる。

 原作でも映画でも、どの地方を舞台にしているかは特定されていないが、撮影には愛媛県東温市が全面協力を申し出た。04年に合併で誕生した同市は、この映画を町おこしのきっかけにしたいと期待している。市役所7課から16人を集め「となり町戦争推進班」を編成、ロケ地確保や道路使用許可、エキストラの用意、広報などを行う予定だ。

 実は、作品にも「となり町戦争推進係」が登場する。推進する対象が、映画か戦争かという大きな違いがあるが、ユーモアをきかせた企画に、職員たちも大乗り気だという。全面協力に、配給の角川ヘラルド映画は「先行公開も考えていきたい」と話している。

 主演2人も、同市での撮影に期待している。江口は「すごくありがたいです。フットワークが軽いので、どんどん話し合って作っていけそう」、原田も「地元の人たちとの出会いを楽しみにしています」。

 また、江口と原田は意外にも初共演。江口は「すごく楽しみです。学生のころ、原田さんはとにかくすごく人気だった。原田さんのイメージをどんどん取っ払って、いいセッションをしたい」、原田も「いつか一緒にできればいいと思っていました。この作品で出会えてよかったです。私もいいセッションができればと思います」と、クランクインを前に息ぴったりだった。(以上 記事より)

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読書会で取り上げた時、怖ろしい世界をシミュレーションしているのよ、という意見と、
こんなのは戦争じゃないよと、まったく受け付けない、戦争体験者の意見とが分かれて、
話し合いをしてもお互いが理解しあえなかった作品。

映画になったら、どうなんだろう。本を読んだ時に抱いたイメージでは、江口・・・ん?ちがうなあ。


東温市ってどこよ?と思ったら東温市は2004年9月21日に温泉郡重信町・川内町とが合併してできた市らしい。知らなかった~。
 愛媛は故郷だけれども、市町村について学んだのは小学校の4年生の時で、知識はそのときのままという情けない状態で、娘に何か聞かれたときも「そんなことも知らんかったん」といわれるしまつ。

 それでも、ここは、祖母の実家があったところで、松山市から車で1時間もかかる所を、中一のとき親戚めがけて峠を越えて自転車で走ったことがあり、帰りは叔父の車で送ってもらったりして迷惑をかけたり、なんとも懐かしい場所である。


 どんな映画になるのかなあ、楽しみ。
  読んだ時の私の感想

ビューティフル・マインド

2006-04-14 20:31:57 | 映画
録画しておいた「ビューティフル・マインド」を見た。
放送時期が冬季オリンピック時だったので、再生したら20分ばかりスポーツニュースをやっている。
あっちゃー。
このままだと、映画のクライマックスが切れてるかもしれない・・・・・・。
途中までしか見られないなら見るのをよそうかと思ったが、見られるところまで見てみよう。

ラッセル・クロウはあまり好きではないけれど、この映画では素晴らしかった。
実在の数学者ジョン・ナッシュ教授の役だが、統合失調症になって幻覚に苦しみ、それを克服していくまでの長い人生を描いている。
「ゲーム理論」を確立した天才数学者でノーベル賞を受賞している。天才はやはり狂気と紙一重なのかしら。
奥さんの役はジェニファー・コネリー。知性を感じるステキな人だった。この作品でアカデミー助演女優賞を受賞。
天才のそばで生活する人はものすごく大変。ああ、夫が凡人でよかった、な~んてね。

どこまで見られるか、途中のいい所で切れるかとハラハラしながら見たが、最後まで録画できていた。
ナッシュ教授は最後まで幻覚は消えないが、うまくつきあっていけるようになり、ホロッとする場面もあって、とてもいい映画だった。
見るのをやめなくて良かった。

アイスエイジ

2006-04-07 20:25:02 | 映画
アイスエイジを見た。
これは、どこを見るかによって感想が異なるのだろう。

舞台がいい。
2万年前,地球が氷河期に入ろうとするころ。
雄大でキラキラした美しい氷の世界が描かれていた。

マンモスとサーベルタイガーとナマケモノが一緒に旅をするわけがない、
こんなツッコミはいけない。

氷河期だからマンモス、獰猛なのはタイガー、これで決まりでしょう。

洞穴を通ったとき、マンモスや、サーベルタイガーの壁画はあったが、
ナマケモノの絵がなくてナマケモノはひがんだが、意味深な情景だ。
だって、マンモスとサーベルタイガーの方が絵は残っても絶滅してしまうのだから。

人間の姿は少し違和感があった。
赤ちゃんもあまり可愛くなくて・・・・。
エスキモーか、ネイティブアメリカンのように描こうとしたのかな。
スラッとした金髪碧眼よりはよかったのだろうか。

人間の赤ちゃんを親の元に届ける為に苦難を乗り越え、

「どうしてオレを助けたんだ?」とサーベルタイガー。
「仲間じゃないか」とマンモス。うるわしき友情の芽生えとか、

助けた赤ちゃんは大人になったら狩人になるかもしれないのに、
美しくも報われない無償の愛とか。

ストーリーについてぐだぐだ言う必要はないだろう。

深く読み取ろうと思えば読み取れるが、
私は、美しい景色を楽しめただけでも収穫があったと思う。


エイラを演じた人

2006-03-07 23:52:01 | 映画
ケビン・コスナーと並んでいるのは、ダリル・ハンナ。
あまり名が知られているわけではないのでこんな写真を見つけたのは偶然だった。
これは、何年も前のアカデミー賞関連で見つけた。今、アカデミー賞はホットな話題なので、過去の写真まで見ることができたおかげ。エイラはメイクアップ賞のノミネートの時だったかな。

   

彼女は私の大好きな「大地の子 エイラ」の映画でエイラを演じた女優だが、「ジャイアント・ウーマン」の方が知られているようだ。
 キル・ビル、ブレード・ランナー、娼婦たち、透明人間、他・・・

 出演映画のリストを見ても、あまり、かわいいとか愛らしいいう感じの女優ではなさそう。ワイルドかな。

 そりゃあ、エイラは、ネアンデルタール人に育てられたクロマニヨン人で、大きなケーブ・ライオンをてなづけ、野生の馬を育てて乗りこなし、ライオンほどもある大きなオオカミを従える女性だから、ダリル・ハンナが抜擢されたのかもしれないが、映画になった第一話は、こどもから大人になっていくころだからもっと可愛い人が演じてもよかったのでは?例えば、ウィノナ・ライダーとか。

 ビデオを見た人の話しによると、ナレーションが英語で、会話はネアンデルタール語だったとか。・・・ん?
 「あー」「うー」と、身ぶり、てぶり。
 
 映画を見てみたい。

アカデミー賞

2006-03-07 19:36:22 | 映画
第78回アカデミー賞受賞作が決まった。

「ウォーク・ザ・ライン/君に続く道」のリース・ウィザースプーンは主演女優賞を獲得した。
ジョニー・キャッシュを演じたホアキン・フェニックスは主演男優賞候補だったが、「カポーティー」のフィリップ・シーモア・ホフマンが受賞し、おしくも逃した。

 ホアキン・フェニックスは「グラディエーター」に出ていた。あの手の映画がよく似合う顔という印象で、記憶に残る顔立ちなので気になっていた。リバー・フェニックスの弟だったとは。リバー・フェニックスは「スタンド・バイ・ミー」で人気を博したがオーバードラッグで若くして死んだ俳優だった。死を知ったときは、惜しいなあと思ったものだ。ホアキンは兄の年をとっくに超えているし、あまり似てないので弟だと気付かなかった。

 知らなくて、ちょっとした驚きだったので・・・・・。

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アカデミーの授賞式にスターたちが乗りつける車として、プリウスが利用されたりしているとか・・・・・。エコロジーにも関心がありますよ、とのアピールもあるらしい。
                          (追加と訂正しました)

エルビス・オン・ステージ

2006-01-14 14:09:19 | 映画
いつもは夫が、私の趣味と違うテレビをつけると、私は他の部屋へ行ったり、ブログめぐりを始めるのですが、昨夜のBS放送の「エルビス・オン・ステージ」は、共に見ることができました。
 さすがにエルビスはすごいです。

 昔の話。
中学生の時、同級生の砂野路子さんという人がいて、エルビスの熱狂的ファンでした。私の目覚めは遅くてまだ『エルビスって誰?』状態でしたが、
「リクエストはがきを出すから名前を貸して」
と言われ、たくさんはがきを出す彼女を見ていました。

 影響を受けて聞き始めたのが(テレビではまだ見られません)
「九千五百万人のポピュラーリクエスト」という番組です。(当時の日本人は9500万人ね。)
ガーガー雑音が入る中、必死でチューニングをして聞いていました。(田舎だったので遠くの放送局に合わせていました)

勉強しながら、ベスト10の発表をノートに書き写したり・・・・。
アメリカやイギリスでのベスト10も発表になるので、それもノートに書き写し・・・・。
 おかげで成績はジェットコースター並みに下がってしまい・・・・。

ああ、なんと懐かしい。
昔のことを語り始めるなんて、もう年なんでしょうか。
エルビスをリアルタイムで聞いていた世代です。(自慢です)

ザ・コア

2005-12-27 15:30:14 | 映画
25日放送だった
「ザ・コア」を観た。
 あらすじは、
ペースメーカー使用者の集団突然死など世界各地で異常現象が続発。原因は地球の中心部にある核(コア)の停止にあった。人類の滅亡まで後1年。選ばれた六人の精鋭たちがコア再起動のために地球内部に向かう。
というもの。ヒラリー・スワンクが出ている2003年アメリカのパニック大冒険映画。

観ていくうちに、コアの動きが止まったのは、人間のせいだとわかってきた。敵が持つかもしれない、敵よりも早くもたねばならないと、あるものの実験をしたせいだったのだ。やっぱりねえ。アメリカのせいね。地球が危機に陥るのは。
敵以上の兵器を持たねばというのは、アメリカ的発想だなあ、と思う。その名も「デスティニー」(運命)。

 ところで、重要な役割を持つハッカーが出てくるのだが、最近の映画、ドラマ、小説はこのコンピューターおたくというハッカー抜きではストーリーができないのではなかろうか。(私が、そういうものしか見ていないのかもしれないけれど)そして、こんなふうに私も操れたら・・・・・まあ、無理だけど。

危険がいっぱい

2005-10-26 23:50:08 | 映画
再び、アラン・ドロンの映画をBSシネマで観た。

   アラン・ドロンの「危険がいっぱい」(1964)
  (原題:LES FELINS)
  〔監督・脚本〕ルネ・クレマン
  〔出演〕アラン・ドロン、ジェーン・フォンダ、ローラ・オルブライト 

 ギャングの親玉の妻に手を出したため、殺し屋に命を狙われるはめになったいかさまカード師のマルクは、命からがら逃亡。たまたま飛び込んだ施設で出会った未亡人の家で運転手として住み込む。

 あれ、白黒映画だ。妖艶な未亡人バーバラと古悪魔的なメリンダと豪邸の記憶があったのでカラーだと思い込んでいたのに。

 豪邸の中には隠し部屋があって、富豪を殺した未亡人の愛人が匿われている。愛人と未亡人はマルクのパスポートを手に入れ、アメリカへ行こうとしていた。マルクに恋したメリンダがマルクを手放したくなく、謀をする・・・・・・そしてマルクは、今度は死ぬまで隠し部屋で飼い殺しになっていくのだ。

    

 この映画は中学生のときに観て、内容をかなり覚えている。特に、この映画で影響を受けたのが、メリンダを演じたジェーン・フォンダのセーターとスカート姿なのだ。妖艶なドレスではなく、袖のたっぷりとした大きいセーターにタイトスカートという普通の姿なのだが、感化されやすい年頃に見たせいか、それ以後の私のファッションを決定してしまった。そういう意味で私にとっては記念碑的映画である。

 それにしても、最近は、古い映画ばかり観ている。

太陽がいっぱい

2005-10-24 23:23:50 | 映画
今までなんとぼんやり生きてきたのだろう。
今日のBSシネマ「太陽がいっぱい」(1960)で、原作者がパトリシア・ハイスミスだったことを初めて知る。若き、アラン・ドロンを懐かしく見たことよりも、原作者の名前が驚きだった。(何を今更、と言われそうだが・・・・)

昔、中学生だった頃、何本も、アラン・ドロンの映画をみたけれど、この映画は見ていなかったので今日見たのだが、

監督、ルネ・クレマン
音楽、ニーノ・ロータ
主演、アラン・ドロン、モーリス・ロネ、マリー・ラフォレ



『貧乏青年トムは、美しい恋人と自由な生活を送るフィリップを見て、フィリップになりすまそうと殺人を計画する。』
アラン・ドロンの美貌が際立つサスペンスだった。
一瞬、当時婚約中だったロミー・シュナイダーが映って、アレッと思ったけれど。

昔から知っているこの映画の原作を読むという発想が今まではなかったために、パトリシア・ハイスミスという存在を知らないでここまできた。最近、他のブログで名前を見かけ、どんな本を書く人なんだろう、などと、遅れたことを思っていたのだ。ヒッチコック監督が映画化した「見知らぬ乗客」や、「目には見えない何か」などをこれから読んでみようと考えている。

最近、ハリウッドで、リメイクを撮ったようだが、マット・デイモンでは、どんな雰囲気なのだろう。アラン・ドロンを超えられないのでは?