goo blog サービス終了のお知らせ 

寄り道しながら前へ

 思いつくまま気の向くまま
ゆっくりいろんなことを考えてみよう。

 

奇跡の駅だとか

2013-08-11 18:33:10 | 映画

『奇跡の駅』って、おおげさかと思ったが・・・・・・。

なぜこう言われるかというと、

「物語上欠かせない条件をすべて満たす駅を全国1万件近い駅から探しました。見つけるのは本当に苦労しましたよ」と鈴木吉弘プロデューサーが話すとおり、苦労に苦労を重ねて見つけ出した“奇跡の駅”なのだ。

人気シリーズ『ガリレオ』の劇場最新作として話題を呼んでいる『真夏の方程式』で

湯川と恭平が乗った電車が到着する町の玄関口、「玻璃ヶ浦駅」として物語の始まりを飾る重要な駅らしい。

松山市にある、伊予鉄道の高浜駅。

どこにでもありそうな平凡な駅だと思うけど、

以外にないものなのかな。

 

木造の昭和っぽさを感じさせる佇まい、海を望めるロケーション……。

確かに、その通りだ。

昭和初期の建物らしい。

私の子供の頃から少しも変わっていない。

 


「硫黄島からの手紙」を見た

2009-08-27 21:28:06 | 映画
何日か前の話。
テレビでの放映を録画したのを、やっと見た。

戦争の場面が残酷だったら嫌だなとか、
陰湿な場面ばかりは嫌だなとか、
外国人と日本人が混ざって映画に出たのを見る時のいつもの違和感はもっと嫌だな、
とかいろいろなことが頭に浮かんであまり気が進まなかったのだ。

嫌になったらすぐやめよう、と考えて見始めたら、嫌にならなかった。

乾いた感じがした。
日本人が作ったらこういう映画にはならないんだろうとも思った。

クリント・イーストウッドは、若い頃から好きな俳優だったが、
映画監督としても素晴らしい。

ただ、何を訴えたかったのか、わかりかねた。
ーーイーストウッドは戦争の悲惨さを訴えるつもりがないらしい。そんなあたりまえの事は、ことさら強調するまでもないというわけだ。
では、何を?

他のブログの批評などを読ませてもらってわかったことがある。
ーー栗林日本軍は乏しい弾薬と物資だけで、米軍の予想を数倍も上回る長期間持ちこたえたーーが、そうした栗林中将の英雄的な側面、日本軍の奮戦ぶりを本作に期待してはならない。
ーー英雄と称される元五輪金メダリストのバロン西(西竹一中佐)と共に、その人となりは確かに人格者として描かれてはいるが、天才戦略家としての顔は、大きくカットされている。
ーーバロン西が敵戦車部隊から強力な武器を奪い、さらなる大打撃を与えたというような有名なエピソードも触れられる事なく終わる

意図的にそうした描写を避けたのだろうという。


日本とアメリカのどちらにも公平に勇猛さや残虐さ人間らしさを描いているので、いわゆるいつものいや~な感じにはならなかった。

映画を見た人が、いろいろと感じ、戦争について考えをめぐらせる事がいいのだろう。


    ※※


このあとに書いたことが消えてしまった。
とりあえずは、このままで。

ホーンブロワー

2009-07-21 21:04:45 | 映画
ホーンブロワー 海の勇者ホーンブロワー 海の勇者


昨日と今日と、
母が録画していたビデオを見た。

父がかつて本で読んで、大好きだった物語。
ビデオを父にみせてあげたら喜んで見たのだ。

何年か前にテレビで放映された時には見なかったのだ。
テレビドラマになったものより、本で読むほうがいい・・・・と言っていたものだから。

そんなことを言っていた父も、見たら引き込まれてしまったので、
昨日は「軍法会議」前編と後編を、
それぞれ2時間、つまり4時間もテレビを見てしまったのだ。

今日も「二つの祖国」と「ナポレオンの弟」を見たので、
4時間見てしまった。
私も一緒になって。
そんなにテレビを見ていたら家事ができないけどね。


主人公のホーンブロワーが問題を的確に片付けていき、
海軍の中で地位をあげていくのがテンポのよいストーリーと共に心地よいのだ。
それに帆船を見るのが父には嬉しいらしい。
帆船の置物もあるくらいだ。



母が録画していたのはこれだけだ。
なんだか、もっとほかのも見たくなってきた。




いろいろな海洋冒険小説についてはこちらに詳しい。
http://homepage2.nifty.com/NBF00417/Sailboat/Sailboat-Top.htm#top
それぞれの物語の舞台がいつの時代かと、年表に整理されているのが素晴らしい。

クライトン氏が死去

2008-11-08 20:39:18 | 映画
映画のカテゴリーに書いたのは、マイクル・クライトンを始めて知ったのが、「ジュラシックパーク」と言う映画だったからなのだが、そのクライトン氏が亡くなったというのを、小さな新聞記事で知った。

巷は、小室の詐欺や、筑紫氏の死去のニュースばかりだ。

映画「ジュラシックパーク」で知って依頼、ずっと追いかけてきた作家だ。
もちろん原作にも飛びついた。
亡くなったという事は、もう新しい著作は出ないということで、とても残念だ。


【Technobahn 2008/11/6 16:46】「アンドロメダ病原体」や「ジュラシック・パーク」などの近未来を舞台にしたSF小説で有名な作家のマイケル・クライトン氏が今月4日、がんのためロサンジェルスで死去していたことが5日、クライトン氏の代理人を通じて明らかとなった。
66歳だった。

 クライトン氏は1942年10月23日にシカゴで誕生。ハーバード大学医学部在籍中に書いたSF小説「アンドロメダ病原体」で一躍、人気作家の仲間入りをした。その後も「ジュラシック・パーク」「スフィア」「ライジング・サン」といった小説を発表し、その多くが映画化されるなど、発表する小説は常に脚光を集めてきた

 最近ではハーバード大学医学部卒とう経歴を活かして日本でも人気のTVドラマシリーズ「ER緊急救命室」の原作並びに制作総指揮に携わるなど、多彩な才能はテレビドラマ制作にも及んでいた。


最近読んだもので印象に残っているのは、
「恐怖の存在」
で、地球温暖化に対して、温暖化理論とその支援団体のあり方に疑問を呈していた。
 軍産複合体から政治・法曹・メディア複合体(PLM)が、安全の確立を標榜しつつ恐怖を広めていると言う。政治家は人民をコントロールするために恐怖を必要とする、弁護士は訴訟と金儲けの為危険を必要とする、メディアは読者や視聴者をひきつけるために恐怖を必要としているという。そのための温暖化危機論だと。
 

 元々、私は恐竜が好きで、科学雑誌「ニュートン」を買うときは、恐竜の特集か古代史、宇宙の特集の時と決まっていて、定期購読でないから、同じような特集の物ばかりが家にある。だからといって恐竜オタクほどではないから、詳しくはないのだけど。

 結婚したばかりの頃、新居に妹夫婦が訪ねてくれるとき、お土産に何がいい?、と聞かれて、木のクラフトの恐竜を持ってきてもらって、組み立ててもらったくらいだ。もちろん、今も玄関の下駄箱の上に飾ってある。

 そのくらいだから、「ジュラシックパーク」は、大好きな話なのだ。

 クライトン氏が有名になった「アンドロメダ病原体」は、まだ読んでいなかったが、ぜひ読まねばという気になった。

 メディアはちっとも話題にしないのだなあ。
 クライトン氏が亡くなって私は非常に残念だ。

「幸せのちから」を見て

2007-01-25 22:55:12 | 映画
友人に誘われ試写会に行ってきた。

幸せのちから」 ウイル・スミス主演



 ホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させた実在の人物、クリス・ガードナーの半生を基に描いている。
 骨密度を測る新型医療機器のセールスマンとして生計を立てるクリスは、大儲けを見込んで買い取ったが、思うように売れず、家賃も税金も払えない。
 証券会社の正社員を目指して養成コースを受講しようとするがこの期間は無給。医療機器を売るしかない。いつも機器を持ち歩く。
 妻は出て行き、住む場所もなく駅のトイレで子どもを抱いて一夜を明かしたり、教会に並んで寝る場所を確保したり。

 苦労の後に成功するはずだとわかっているが、走り回っている姿は見ているのが辛くなるほど。
 数字に強く数学が得意、でなかったらこのアメリカンドリームは起こらなかったのかもしれない、と見ながら感じ、数学が苦手な者としてはひがんでしまう。

 ウイル・スミスの実の息子が息子役を演じていて、なかなか可愛い。
オーディションで製作者たちの目に留まったのが偶然ウィルの息子だったということらしい。
 荷物を持って後ろをついて走る息子のけなげな姿。
こんな、けなげな息子のためにお父さんは頑張れる!

お正月のあと

2007-01-11 18:21:58 | 映画
 6日に図書館へ行ったとき、『プリティ・プリンセス』のDVDを見つけて借りてきた。
アン・ハサウェイとジュリー・アンドリュースの共演。
元々、私が見たかったのはジュリー扮する女王様の優雅なしぐさだったが、その後『プラダを着た悪魔』で見たアンも見たくなったので迷わず借りたのだ。
ジュリーがアンをプリンセスにふさわしい女性に教育していく様に興味があった。
夫が仕事に出かけた9日に一人で楽しんだ。

 図書館では『ザッツ エンタテインメント』のビデオも借りてきた。

 そして、今は「クーデター」楡 周平 を読んでいる。
「ラスト ワン マイル」が読みたかったが、人気の今は、いつ捜しても貸し出し中で、いつになったら読めるやら。

 読み終わったのはどちらも初めての作家で
「中途採用捜査官 SAT、警視庁に突入せよ!」 佐々木 敏
「新宿鮫 風化水脈」 大沢 在昌
二つの作品の雰囲気は異なるけれど、どちらもとても面白かった。

 なんだか・・・・ハードボイルドばかり読んでいる私。
毎日の生活が平和すぎるのかしらン。

「プラダを着た悪魔」を見て

2006-11-09 23:03:34 | 映画
お友だちが試写会に付き合って、というので大喜びでお供してきた。

「プラダを着た悪魔」 

  

原作はVOGUE誌名物編集長アナ・ウィンター(イギリス出身!)のアシスタントだったというローレン・ワイズバーガーの書いたベストセラー小説。

主演は、鬼編集長ミランダにメリル・ストリープ
アシスタントに採用され仕事でしごかれるアンディにアン・ハサウェイ。

原作について調べてみると、
「500ページもあるのに延々と悪意のあるネガティブな愚痴と言い訳を聞かされている」ような本らしい。
映画でも時をかまわずミランダの理不尽で無理難題の仕事を要求されていた。

 分秒をあらそうミスの許されない厳しい職場の様子は、映画を見ているだけで、ビンビン伝わってきて体に力が入ってしまった。
 ただ、ファッション界随一と言われる「ランウェイ」という雑誌がどのようにして出来上がるのか、流行のファッションはどのように作られるのか、などはえがかれていない。

 頭もよく、スタイルもよく、何もかも備えた人が世の中には存在するんだなあと、憧れたり、あんな鬼上司の下では働きたくないよ、と遠い世界の話なのに考えたり、ファッションに見とれたりした。原作より映画のほうがファッションについては楽しめるだろう。

メリル・ストリープの鬼編集長はすごさが良く出ていた。
ミランダが出社すると分かった瞬間から、皆が戦闘態勢に入るところが面白い。怒鳴り散らさず、眼鏡越しにジロッと睨む怖さ、うまいなあ。これもオスカー・ノミネートにつながるかな?

 仕事の世界には、憧れる。
 一生、ぬるま湯の中にいる私とはかけ離れた世界だ。

アタゴオルが映画に?

2006-10-15 19:37:47 | 映画
ちょっと不可思議な雰囲気の映画の紹介を。

 アタゴオルは猫の森



ホームページはこちら ↓
  http://www.atagoal.com/

14日からロードショー。

ヤフー動画でも紹介あり。

我が家の、不思議な物を見つけ出す才能のある娘が
むか~し、発見したので、我が家には漫画本が何冊もある。
買う前には図書館でも借り尽くした。

この不思議で、はた迷惑なヒデヨシというキャラクターは、
テレビのコマーシャル、○○カレーのCMをやっていたこともあるので、
見たことがあるかなあ。

今度、映画になった!う~~ん。どんな映画になっているやら?

この作者の絵はアニメ「銀河鉄道の夜」(原作宮沢賢治)でもおなじみかもしれない。

浮世の憂さを忘れるにはヒデヨシを見よう。(=^・^=)

*****************************

オープニングをちょっと動画で見たら、
まるで映画「ブルース・ブラザーズ」の雰囲気で歌って踊っていた。
これは・・・・どう評価しよう??
ヒデヨシのヒデヨシらしさはどうなっているのか、少し不安。

「リプリー」比較

2006-09-16 20:39:03 | 映画
BSシネマで「リプリー」を観た。
これは、1960年、ルネ・クレマン監督、アラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」のリメークだ。

 原作はパトリシア・ハイスミスの『The Talented Mr. Ripley』(邦題『リプリー』)

トム・リプリーは、富豪のハーバート・グリーンリーフから、長らくイタリアへ行ったきりの息子ディッキーを呼び戻す使者に選ばれる。ディッキーは地中海の気候と魅力的なパートナーのとりこになっているようだった。だが、グリーンリーフは息子がニューヨークに戻って、家業を手伝うことを望んでいた。報酬と新たな目標を手にしたリプリーは、うっとうしい街のアパートをあとにし、使者としての務めを開始する。しかし、リプリー自身もイタリアに魅せられてしまう。ディッキー・グリーンリーフの生活と見てくれにも心を奪われる。リプリーはディッキーにうまく取り入るうち、ぜいたくかつ自由で洗練された暮らしに強いあこがれを抱く。そして、ディッキー・グリーンリーフになりすまそうと決意する―― あらゆる犠牲を払ってでも。

 今回の作品は、リプリー役がマット・デイモン、美貌のアラン・ドロンのしていた役をマット・デイモンにするからにはそれなりのわけがあるんだろう。と思いながら見たが、ダサい役をやらせるため?生かしきれてないんじゃないかな。
 他には、美貌で金持で遊び人のぼんぼん役がジュード・ロウ、これはみごとにはまっていて、リプリーが憧れ、成り代わりたいと思うのも納得だ。
 そして、フィリップ・シーモア・ホフマンが、金持のいやあな友人をやっていたし、ケイト・ブランシェットも出ていた。うん、美しかった。
 グウィネス・パルトローは、「太陽がいっぱい」のマリー・ラフォレのほうが深みがあって素敵だった。
 
 原作を読んでいないので大きなことは言えないが、「太陽がいっぱい」の方が、映画としてよくまとまりサスペンスとして成功していたのではないか。ラストシーンも衝撃的だったし。

 ただ「リプリー」の方が原作に近いそうだ。
 マットが演じるリプリーは、突然の殺人にうろたえ、嘘の上に嘘を重ね、見ていて辛い。それに、男色っぽさが気持ち悪い。

 ドロン演じるリプリーは、下層の貧しいが能力のあるチンピラで冷静に完全犯罪を犯していくさまが美貌と悪ぶりで魅力があった。

 「リプリー」の方、最後の茫然自失 は気持ちのいい終わり方ではなかった。

ふたつの作品を比べるべきではないのか。別の作品として見るべきなのか。
でも、どうしても比べたくなるよね。

 やっぱり原作を読んでみようかなあ。

無料動画を見る

2006-09-11 18:32:48 | 映画
以前、まだADSLだったころ、
無料動画を見ようとしたら、
音や声は聞こえてくるが、
画面は静止画像が時々いれかわる、まるでスライド状態だった。

映画が見たい
それが、『ひかり』にした動機だった。

ひかりにして半年、やっと動画を見た。



世界名作ライブラリーから
「誰がために鐘は鳴る」(1943)
ゲーリー・クーパー  イングリッド・バーグマン主演。
これが、あの有名な映画なんだ、と思いながら観た。

この1943年には、バーグマンは「カサブランカ」にも出ている。
アカデミー賞の作品賞、監督賞は「カサブランカ」の方ががとっている。
バーグマンは主演女優賞の候補には野生的なスペイン娘を演じた「誰がために鐘は鳴る」のほうでノミネートされていたが、
無名の新人女優が受賞したようで、裏事情でもあるんだろうかと、ふと思う。

バーグマンが美しかった。
ゲーリー・クーパーも長身でハンサムだ。
クーパーは父が好きな俳優だ。

さて、今度は「カサブランカ」だ。

第二次大戦のさ中とあって準備不足もいいとこで、
完成された脚本もなく、あらすじを書いたメモをもとに
撮影が進められたという「カサブランカ」が作品賞をとったときいて、
バーグマンは「えっ、なんであんなのが!?」とひどく驚いたという。

あんなのが・・・・というのを観てみよう。