明日におあずけ!

神宮球場って…人工芝だったんだ
( ゚Д゚)
↑シランカッタ

歩こうと思ってたら爪を割ってしもた( °Д°)

2024年02月09日 | 旅行
ハイ…タイトル通り爪を割っちゃいましてね(汗)
( -᷄ ω -᷅ )
↑バカw


…と、それはさておき。そもそもどうして久しぶりに歩こうなんて思い立ったのかと申しますと…ですね

話は随分前に遡(さかのぼ)るのですが〜…

昨年、自身初の野営を試みながら鯖街道を踏破(←click)するにあたり…それより前の一昨年辺りから長期縦走に関する情報などを収集していた折、



日本最古の修行道『大峯奥駈道』(おおみねおくがけみち)なるデンジャラスクレイジーなロングトレイルの存在を初めて知ったのでありますが〜
( ⊙_⊙)




大峯奥駈道をご存知無い方の為にザックリ説明させて頂きますと、

山岳信仰である修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)又の名を役小角(えんのおづぬ)さんが八世紀初頭に定めた和歌山熊野から奈良吉野までの峰々を結ぶ日本最古の修行の道であり、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部にもなっている熊野古道最難関のコースなんですよね
( ⊙_⊙)
(弘法大師さんも修行で歩いたんだって)


事前の準備を周到に整え踏破できたとは言え、決して楽勝なんかでは無かった昨年の鯖街道を以てしてもそれは昔の行商さん達が鯖とかの荷物を運ぶ為に整備された街道の跡を辿っただけの事であり…
(と言いつつも爪を剥がし獣に怯え野営しながら800m級の峠を3つ越え76km歩いただけでもひ弱な現代っ子の僕にとっては人生最大の挑戦には違い無かったのでありますが〜…)
( ⊙_⊙)


こと大峯奥駈道に至っては平面距離だけでおよそ100km近くあり、沿面(実歩行)距離に至っては約170km(怖)


近畿最高峰である八経ヶ岳のピーク(1915m)を含む高度1200〜1900m級の急峻な山々(累積高度7000m超)の稜線を縦走し続けなければならないそうで…
( ⊙_⊙)


鯖街道は道中至る所に川が流れていた為、浄水器さえあれば必要な時に必要なだけの量の水が容易に確保できたのに対し、大峯奥駈の場合その標高の高さ故に水場も乏しく確保できそうな箇所を常に計算に入れ、先々必要になるであろう量の飲み水をも余分に担ぎ続けなければなりません
( ⊙_⊙)
オモタイ…



奥駈の道中は6mの垂直降下などの危険な鎖場も点在していたり、


降水量の多い大峯山系は嵐に見舞われるリスクもあり視界不良やルート崩落及び道迷いで遭難して命を落とす人もいらっしゃるそうで(大峰山脈で遭難死した人のニュースは過去に何度も)



エゲツない山奥の為に携帯も繋がらず万が一アクシデントに見舞われた場合エスケープルートも少ないので撤退の判断を誤ると冗談抜きで命に関わってきます


それ故に修験道の方達の白装束は修行の途中で行き倒れた場合、そのまま死装束になり金剛杖は墓標の代わりとし、まさに命をかける覚悟で修行に臨まれているそうで…
(-_-;)
(僕は山伏でも何でも無いッスけど)



…とまぁ
(-_-;)



大峯奥駈を深く知れば知るほど今の自分にはとてもムリだ(怖)
( ›´ཀ`‹ )

と当時の僕は白旗あげてたのですが…


綿密なる準備や計画のおかげか、念願だった鯖街道を昨年なんとか無事に踏破できた事により



舌の根も乾かぬうちから僕の頭の中は奥駈の事でいっぱいになっちゃってたんですよね
(;^ω^)

(↑お前ェ…確か鯖街道以降は身の丈の範囲内でノンビリ楽しむ…ってホザいてなかったっけ💢)



備忘録として現時点で立ててある大まかな計画(仮)としましては↓


○熊野→吉野への順峰(じゅんぷ)ではなく、吉野→熊野へと向かう逆峰(ぎゃくふ)で挑戦する
(昔は順峰が主流でしたがアクセス等の兼ね合いから近年では逆峰で登られる方が圧倒的多数だそうです)

○5月GW明けの定休日に数日間臨時休業(お客さんゴメンナサイ)させて頂き4泊5日ないし5泊6日で山行する予定
(ただし鯖街道の時と違い100%天候を味方につけるのは不可能なので相応の準備(雨対策)を整え多少の雨天でも決行するつもりですが、あまりにも荒天予報の場合は無理をせず日程を含め臨機応変に再調整する)

○出発当日は日曜の仕事を終え吉野駅より3駅手前の近鉄六田駅から、奥駈本来のスタート地点である第七十五靡(なびき)『柳の渡し』より夜の内から歩き始める
(夜から出発する理由は…もし山上ヶ岳の宿坊へ早目に到着できた場合、可能であれば先達さんに『西の覗』の行場へ案内して貰い崖から吊り下げられてみたいからw)←オトサレテシマエ💢

○体力的に余力を残すためピークハントを絶対な目的とはせず、奥駈道のルート上で安全な巻き道があれば積極的に活用する

○前半の北奥駈エリアには山上ヶ岳の宿坊と弥山の小屋があり食事にもありつけるので食料の軽量化、ツェルトを濡らさ無い事による軽量化が見込めるので事前に宿泊予約を入れておく

○太古の辻以降、南奥駈は食事の提供こそありませんが「新宮山彦ぐるーぷ」様達が建ててくださっている持経・平治・行仙の小屋があるので最大の難所とされる笠捨山〜地蔵岳を雨天でアタックしなくて済むよう天候及び体力面を考慮しながら延泊など有効利用させて頂く

○どうしても荒天が収まらない予報であれば無理をせず太古の辻から前鬼方面へエスケープする(ここで選択を誤ると最悪死んじゃいますので)

○行程上逆峰はゴールの本宮から18km手前の玉置神社駐車場で前日ビバークしなければならないのでご多分に漏れず僕もそこでツェルト泊とする。せっかくなので玉置神社も参拝しとこうかしら(信仰心ありませんがw)

○増水していなければゴールである大斎原(おおゆのはら)大鳥居の前にある熊野川を渡渉する(めちゃくちゃ足の裏が痛いらしいのですが…それだけの為に余計な荷物となるサンダルを携行するのか思案中)

○軽量化の為に無駄な着替えを担がないのであまりにもドロだらけな場合帰りの電車で引かれぬよう本宮大社周辺の土産物屋で記念のTシャツでも買って着替えて帰るか、もしくは最終のバス(16時台)に間に合わなければ安宿に泊まって洗濯して帰る…という手も(←乾くんか?)

○鯖街道よりも標高が高いので防寒対策は万全に

○マダニに噛まれて撤退を余儀なくされた人もいてるので熊鈴も含めそこら辺の対策も万全に。

○山上ヶ岳の宿坊と弥山小屋泊の分は食料が削れるが荒天の南奥駈エリアで足踏みさせられる可能性もあるので可能な限り軽量化を試みつつ食料及び行動食は適量を携行する(←簡単じゃないけど)


…等々。
そういった諸々の準備と並行して持病の膝痛を悪化させないよう最近は股関節や足首のストレッチに加え、トレッキングポールの正しい使い方や山道での負担の掛かりにくい歩き方などをトレーニングし始めていたんですがその矢先に



(↑出血が落ち着いた、ケガから4日後の画像)
不覚にも風呂場で足をぶつけてしまい親指の爪が半分の位置で横方向に真っ二つに割れてしまったんですよね
:( ;´꒳`;):




もぉぉ…こんな時にナニやってんだか…
:( ;´꒳`;):
アッホヤネェェ(泣)





以上、オチの無い長話でスンマセンでした
:( ;´꒳`;):人
ゴメリンコ





PS.カニ(ズゴック)のお造りはフレキシブル・ベロウズ・リム部分(←判る人はマニア)で停滞しとりますw
:( ;´꒳`;):
メンドクセェ…









鯖街道・針畑越え➃〜3日目final

2023年05月23日 | 旅行
鯖街道・針畑越え初日編はコチラ(←click)

鯖街道・針畑越え2日目編はコチラ(←click)


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(これより3日目編final)




(1:42)
おはようございます
3日目はこんな真夜中から始動します
シュラフを収納しましたがこの時間だと気温差が少ないのかツェルト内は昨日ほど結露しておらず助かりました
(๑´∀`๑)




持参していた残り3つのアルファ米全てに水を注入。そのうちの1つは1時間後の出発時に食べる用、残り2つは道中いつでも食べられる用です




テーピングおよびサポーター類も装着完了




全てのパッキングを終え




山菜おこわを食べ終えたら




(3:18)
いよいよ3日目の出発です
( 」゚Д゚)」




只今ココらへんに居てますが




本日最終日は850m級の峠を2つ越え、それからは延々15km以上坂を下りていきます




キャンプ場のバリケードをまたぎ




真っ暗な舗装路をヘッドライトの灯りを頼りに進み始めます




(3:46)
自販機を発見したので、その場でリアルゴールドを飲んでエネルギー注入!
出発からキャンプ場までの道中で飲み食いしたゴミは捨てずに全て背負って来てますが、このリアルゴールドの瓶だけは自販機にゴミ箱が用意されてたので捨てさせて頂きました
(ง`▽´)ง




(4:01)
こんな深夜ですが1台だけ地元の車が追い越していきました




(4:03)
大黒谷キャンプ場の看板。
昨日の久多の里オートキャンプ場で、もし予約無しの飛び込み宿泊を断わられた場合の第二候補地としていたキャンプ場です。
(廃墟感バリバリの趣き深いキャンプ場でブロガーとしてはコチラで幕を張るのもアリだとは思ってたのですが…如何せん売店とかが無いのでビールが買えないんすよw)
↑ソコカイ!




(4:19)
昨日のO林さん&K谷さんが泊まられている民宿『久乃屋』がある分かれ道を通過



(4:23)
自然環境活用センターを通過し東へと進み始めると山の上に月が光ってました



程なくして右へ曲がり南へと進み始めると街灯も無くなり夜だとイッキに寂しい感じの山道へと入っていきます
(ちなみに木に括られてる白いのは後日開催される鯖街道ウルトラマラソンのタグです)



(4:49)
そろそろヘッドライトが要らないくらい明るくなって来ました




良い具合にウェザリングされてますね
(・∀・)




(5:00)
本日2回目の行動食タイム
(自販機で飲んだリアルゴールドを1回目とカウント)



(5:18)
落石だらけ
(¯꒳¯٥)




(5:21)
急斜面や





(5:25)
倒木を潜ったり…度々ザックが引っ掛かるので難儀します
藤浪辰巳のリングインばりに華麗に潜りたいんですけどねぇw
( 」゚Д゚)」



(5:31)
エレンの最終形態みたいな倒木を越えると




(5:34)
いよいよ本日1つ目の峠、オグロ坂の入口へ辿り着きました



山登りを始めた途端、つづら折りの急勾配に加えて杉の枯れ枝が踏み跡を覆ってしまいキチンと正規のルートをトレース出来ているのか不安になります
( ゚Д゚)

幸いにもウルトラマラソンのタグも付けてくれてたりするので紙地図とヤマレコアプリで所々確認しながら登っていきますが…後に最大の危機に直面するので↑このような山道の画像を憶えておいてくださいまし





(5:37)
ホント…踏み跡が判らず何処を歩けば良いのかドキドキしながらタグとかも頼りに進んでましたが…




暫く歩き進めていると
杉の枯れ枝まみれなうえにシャレにならないほどの急勾配を斜め上に向かって登り進む箇所に差し掛かったので…
その都度目を凝らして先人がラッセルしたであろう踏み跡らしき微妙な凹みをトレースして登っていってるつもりだったのですが
疲労が蓄積しているうえに重い荷物を担いでる状態につき、一度下がると枯れ枝に足を取られて登るのが困難になる程の急勾配につき紙地図を仕舞い、手袋をはめて両手を使って登り続けていったんでんよね
(;´Д`)


それにしても…ウルトラマラソンの人達も後日こんなデンジャラスな所をホンマによじ登っていくんやろか…
ま…まぁ…僕が非力なだけでウルトラマラソンに挑戦するような猛者達にすればこれぐらい造作も無い事かも知れへんけど…
(;´Д`)
ヒィー



…なんて、オグロ坂の洗礼に面食らいながら道のようで道でないような斜面をよじ登っていましたところ


ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』



ぬぉ!やっぱり!?
( ̄□ ̄;)!!



こんなデンジャラスな所…やっぱ正規ルートであるワケ無かったんじゃん(汗)
( ̄□ ̄;)!!



それにしても何処でルートから外れたんや!?
自分なりに1番『濃ゆそうな跡』をトレースしてきたつもりやのに…!?
まぁそんな事より先ずは今登ってきた斜面を引き返さなければ…
( ̄□ ̄;)!!


ところが…杉の枯れ枝で大変滑りやすく踏ん張りが効かない急斜面につき…登っては来れても重い荷物を担いだまま同じルートを降りようとすると逆に滑落の危険性が生じるんですよ
(((;゚Д゚)))



と…
(((;゚Д゚)))



とにかく、ココから滑落しないよう足元を探りつつ迂回しながら、何となく元のルートの方向へ寄せていこう…
(((;゚Д゚)))



ヤマレコアプリで自分の居場所を確認し、何となく元のルート方向へ滑落しないよう降りたりしてったのですが…




ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』



うっさいワ!判ってるんじゃボケ!
戻りたくても戻られへんから難儀しとんのじゃゴラァ!
(((;゚Д゚)))
ジャッカマシイワ!




(5:59)
手袋をはめて焦りまくってたので画像を撮る余裕なぞありませんでしたが
(↑そのようなヒリヒリする状況で唯一記録として収めていた迷ってる最中の画像)

おおおおお落ち着け。ちょっと深呼吸しよう。
(((;゚Д゚)))


改めてコンパスで磁北を取り、ヤマレコアプリの方位と照らし合わせ少し進んでは逐一自分の位置をチエックするのですが…GPSとヤマレコの反応精度に若干のラグが生じる為、自分では『コッチで合ってるハズ』と移動していっても



ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』


…と、またまたヤマレコに翻弄されたり…
(((;゚Д゚)))
(↑イヤ…だから多少のラグは有るだろうヨw)





ヤマレコの軌跡(紫色)が物語るように…めっちゃ迷走を続けてました。
(※青色が正規のルート)


谷のほうに川が見えたので一瞬そこまで降りて沢づたいに降りていこうか?
…などと頭をよぎりましたが…

かつて遭難した人達のエピソードとして安易に沢づたいに下ろうとしてガケに出くわし進退窮まる…というパターンを憶えていたので
杉の枯れ枝と急勾配ですし降りたら登れなくなるリスクを考え寧ろ上に登れそうな手順ばかり考えながら進みました
(((;゚Д゚)))




で…



(6:13)
ヤマレコアプリ『ピコーン!正常なルートに戻りました』



た…
助かった…
( ꒦ິД꒦ິ)


(遅ればせながら本日3回目の行動食)


もう…一時はどうなる事かと思いましたわ
( ꒦ິД꒦ິ)
ダッハー…


こんな山奥で遭難しかけるなんて…
コンパスとヤマレコが無ければ死んでたかも知れん…
それにしても予想外に時間をロスしてもうたワ
( ꒦ິД꒦ິ)



元ルートを再び歩き続け、僕がルートを間違えた箇所に再び差し掛かったのですが…




ココですな。
(;´д`)




本来ならばココをつづら折れていかなければならなかったのを




ボヤっとしていた僕はココを真っ直ぐ進んでしまってたみたいですな…
間違えやすい箇所にはウルトラマラソンとかのタグとかが括られてると過信し過ぎてた僕の落ち度ですな
(;´д`)





イヤ…でも…正直ココは他の人でも間違えるんじゃネ(汗)
(;´д`)
↑負け惜しみ




因みにつづら折れた坂道の上のほうにウルトラマラソンのタグがw
いや…回れ左してそんな遠くまで見通せるほど精神的視野は広くないっス(汗)
(´ㅂ`;)
(↑別にウルトラマラソンはテメェの為にタグ付けてくれてる訳じゃ無ぇからナw)




(6:33)
八丁平の前にオグロ坂を越えやんとね…





(6:36)
先程のように杉林のデンジャラスな登り坂から比較的歩き易いエリアを登り進めてますと


どこからともなくピィイィイィ〜…



…という笛の音が谷の方から一定の間隔で聴こえ始めたのですが。
先程危うく遭難しかけた僕は未だ放心状態につき…当初その人工的な音色に対して特に何も思わなかったのですが〜…


歩きながら徐々に僕の精神状態が冷静になるにつれ…フと一抹の不安が頭をよぎりだしたんですよね…














まさかコレって…誰かが谷底で救援を求めてる笛の音って事じゃ…無いよねェ!?
(((;゚Д゚)))




笛のように聞こえるその音は自然に奏でられてる音ではなく明らかに人工的な音だし…しかもついさっき僕もこのエリアで遭難しかけてるので僕以外にも似たようなスカタンかまして迷って身動きがとれなくなってるパープリンが居てても不思議では無いし…
(((;゚Д゚)))




(6:47)
『オオ〜イ!』
(」³Д³)」


ピィイィイィ〜…




『オオ〜イ!』
(」³Д³)」


ピィイィイィ〜…




『誰ァ〜れか居ませんかぁぁぁ〜!』
(」³Д³)」



ピィイィイィ〜…




『助けて欲しいんやったら2回連続で鳴らしてくださぁぁぁ〜い!』
(」³Д³)」




ピィイィイィ〜…
(1回)





『ホンマに知りませんからねぇぇぇ〜!ほな僕、先に行きますけど恨まんといてくださいよぉぉぉ〜!』
(」³Д³)」





ピィイィイィ〜…




『ウンコォォォ〜!おならァァァ〜!チンコぉぉぉぉ〜!』
(」³Д³)」




(」³Д³)」…




(」³Д³)」…




ピィイィイィ〜…





(6:58)
という訳で先へ進む事にしました
( ; ̄3 ̄)~♪

シ〜ラネットォ〜




フゥー…





(7:17)
そしてやっとこさ…





オグロ坂の峠に到着
ついでに本日4回目の行動食タイム





今ココらへん。
このオグロ坂へ辿り着くのに精神的・肉体的に相当削られましたけど…まだもう1ピーク越えなければならないなんて…恐るべし鯖街道
(@_@;)




ヨシャ。
これからは八丁平および中高度エリアへ一旦降りて行こうゾ





(7:19)
お地蔵さん




オホー
ここら辺は歩いていても気持ち良いッスね〜♪





(7:37)
八丁平到着




この八丁平を時計まわりにグルッと反対側まで歩きます




湿原って聞いてたのでヤマビルの忌避剤吹きまくって来ましたが拍子抜けするくらいフツーの道ですね(汗)
(´ㅂ`;)
(↑安心シロ、後にしっかりジュクジュクな道を歩かされるからw)




ヤマレコアプリや針畑越えマップでは八丁平の南端の標識を右(西)へ沿って進むのですがウルトラマラソンのタグは直進(南)の林道方向へ導いてますね




何故にウルトラマラソンは直進で僕は右に分かれるのか…もしかして右ルートに不穏な事情(スズメバチの巣があるとか)が隠されてるのでは無かろうか!?と少し不安を抱きつつも我が道を行く事に致します




右ルートはすぐに板の橋を渡ります



(7:48)




(7:51)




大きな看板が出て来たら左の山道を進み、フノ坂を越し





(8:08)
林道へ出たら左折




(8:12)
直ぐさま標識に沿ってまたまた山道を降りていきます




ハチには出くわしませんが他の虫がいっぱいなのでモスキートネットにディートを吹きまくります
汗で成分が流れたりすると効き目が落ちるのか僕の身体に止まろうとしますがディートを吹きまくると僕の身体に近付いてきた虫達が止まること無くファァ〜…と避けていくので効果は確かにあると思いますネ♥
(人´∀`)
(※個人の見解につき効果・効能を保証するものではございませんw)



(8:17)
本日5回目の行動食タイム




こんな橋を2つ渡りますと〜…




(8:32)




二ノ谷管理舎に到着〜




出しっぱなしの水道があるので冷たい水で顔を洗いリフレッシュ♪




ハイドレーションに給水して、オートキャンプ場出発前に作っておいたアルファ米で朝飯タイム
えびピラフ美味しいです♥
(人´∀`)





(9:06)
…なんて一服していたのも束の間、休憩中の僕の周りをミツバチとアシナガバチの中間サイズくらいのハチがタカりだしたのでソソクサと荷物を纏めて出発する事に致します
(;´Д`)
ンモー





(9:33)




(9:34)
陽射しがキツい…



(9:46)
15分程の登り坂ですけど勾配キツい…




(10:07)
本日6回目の行動食タイム




(10:12)
キ〜レ〜イ〜♪
(・∀・)




(10:15)
大見の三叉路を右方向へ




ココにもお地蔵さん居てます




これからは暫く未舗装路が続きます




タイヤに『鯖街道→』と書かれてます




(10:38)
目印となる電柱を直進すると




(10:49)
何処かで川の水が流れ込んで来ているのか



(10:56)
延々とぬかるんだ道を歩かされます
なるべく靴を濡らさないよう右端を歩いたり左端を歩いたり忙しかったです
(;´Д`)




(11:07)
標識ポイントに着いたので




本日7回目の行動食タイム




ココからはいよいよ鯖街道最後のピークへ向けて登り始めます!
( 」゚Д゚)」
ウォォォォォ🔥



(11:16)
暑さと勾配が襲って来ますがコレが最後の峠越えだと思えば気持ちは折れませんね



(11:23)
それにしてもようこんな所まで車ホカシに来るよな
(感心するワ)



ええ感じに錆びてますw
(モデラーあるある)



何の足跡ですかね…鹿or猪?
道中1回だけ熊の糞らしき物(知床の海岸で見たのと同じサイズ&色)も目撃しました。
それ以外にトカゲやヘビにも遭遇してます
(↑虫は苦手だが爬虫類は平気)




(11:37)
あの谷底に落ちてる車…




ジムニー…かなぁ!?
シランケド




もうそろそろ標高850m付近だと思うのですが…




(11:45)
へぇ〜
粽(ちまき)を巻く笹を育ててるんだ
( ゚Д゚)



(11:50)
誰が置いたヌイグルミなのか…山の御神体みたいになってるw




(11:58)
滝谷山直登ルートとの分岐点て事は…




おおおおお〜!
ついに鯖街道最後のピークに辿り着きましたヨ!
これからはココ以上に高い所へ登る事がございません!
(//≧∇≦)ノ"
ヤッタァァァァ〜!




(12:11)
本日8回目の行動食タイム




(12:24)
和佐谷峠通過。
微妙なアップダウンを繰り返しながら段々と標高の低い峠を降りていくって感じッスね〜



(12:34)
琵琶湖が見えるそうなので〜








せっかくなのでちょっと覗いてみよ〜っと
(・∀・)
(↑いつものようにバテていたらこんな余計な丘を登る余力なんて無かった筈)



ウ〜ム。遠目に琵琶湖らしきものが見えるような…見えないような…
( ¯人¯)
ビミョー



(12:39)
杉の峠に到着



ここよりゴールである出町柳までは




舗装された坂道を延々と下って行かねばなりません




先人達もこの最後の下り坂が地味にキツいと仰られてますが…(汗)





(12:50)
花脊峠を左へ





地鶏





花脊峠の車道は急勾配&急カーブの連続ですが
ヘアピンカーブの所に1か所だけ湧き水が汲めるスポットがあるんですよね




そうそうコレコレ♥




(13:03)
今日は京都は30℃まで気温が上がるなか、あと4時間以上は歩かなければならないので
ハイドレーションにはまだ水が残ってますしソーヤー付属の1ℓウォーターバッグのほうに予備的に水を補充しておきました♪
(人´∀`)




ところが…まさにこの画像を撮った直後に
(人´∀`)



僕の頭上を黒くてデカいハチがかすめて行くではありませんか!
(||゚Д゚)




慌てて荷物を担ぎ水場から離れたのですが…
(||゚Д゚)



気がつくとその巨大バチは僕の腰の周りを不気味な羽音をたてながら旋回しているではありませんか!
(||゚Д゚)ヒィィィ!



すかさずサコッシュから取り出したスズメバチサラバを身体中に吹きまくりエスケープしましたが…




(※ハチの追跡より逃れてから改めて撮影)
高野山でアシナガバチの大群に取り囲まれた時もそうでしたが…水場ってのはハチ達の縄張りになってるんでしょうかねぇ…
(º言º;)
コッッワ




(13:12)
本日9回目の行動食タイム




(13:26)




(14:15)
本日10回目の行動食タイム



(14:31)
杉並木と舗装路の坂道という単調ビジュアルにつき画像は割愛してますが地味に暑くて脚にキてます(汗)




(14:45)
鞍馬寺到着。
ココに着いたら出発時に作っておいた最後のアルファ米(チキンライス)を食べようと思ってたのですが…日陰も無さそうですし観光客の視線も気になりそうだったので通過するだけにしました
(;´Д`)
ンモー




(15:10)
貴船神社の鳥居を通過すると〜




二ノ瀬トンネルは通らず右側の旧道へ




(15:24)
本日11回目の行動食タイム
ココからは斜度も穏やかになるのでトレッキングポールも仕舞います




鯖街道ガイドマップのとおりに鞍馬街道を進み続けます




地鶏





向こうに見えるのは比叡山ッスかねぇ
シランケド



(16:30)
本日12回目の行動食タイム




京都精華大学の建物や京大の演習林から円通寺辺りを歩いてる頃からどうやらマメが潰れたみたいで左足裏に激痛が走り出しました。
アスファルトの下り坂を延々と歩き続けて来たので足裏にも相当な負荷が掛かってるので当然と言えば当然なのですけど
(´×ω×`)
イテテテテ…




(16:40)
市街地へ下りていく最後の急坂…




指の付け根辺りのマメが潰れてる感じなのでそのまま坂道を下るとダイレクトにマメ部分に荷重がかかり激痛が走るので後ろ向きに急坂を下りていきました
(´×ω×`)

(途中パトカーが通りましたがバックで歩いてる不審極まり無い僕に対して職質はして来ませんでしたワw)




(15:04)
左足を引き摺りながら北山通りを通過




京都コンサートホール




京都府立大学を通過し




加茂川に架かる葵橋を渡ると




歓喜のビクトリーロードとなります



そして17:45



ついに〜…!





鯖街道口の碑に到着!
\(*T▽T*)/






すぐ近くの商店街入口にあります鯖街道終点のプレートでもパチリ♪




出発から52時間…野営しながら山越え谷越え76km…




積年の野望が叶いましたぁぁぁ〜♥
\(*T▽T*)/





□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(エピローグ)




踏破達成後は泥だらけのうえに汗臭さや虫除け剤等、身体じゅうから異臭を放ったまま(←許せw)電車でトットと帰宅




帰りしなに立ち寄った大阪王で買った唐揚げとビールでささやかな祝杯をあげ、泥のように眠りに就きましたとさ♥




あ…そうそう、左足裏のマメは激痛につき潰れてたと思ってましたがギリギリセーフでした
(ง`▽´)ง




ただ…左足の人差し指はテーピングしていたにも関わらずグラグラになり変色してるのでもしかしたらいずれ剥がれて来るかも知れませんが…
(ง`▽´)ง
マァ…エエカ…





因みに道中で出たゴミは久多オートキャンプ場で飲んだビールの空き缶も含め全て自宅まで持ち帰って来てますので〜!
(ง`▽´)ง




ただ…せっかく作ったのに食べるタイミングを逃して持ち帰って来たチキンライスだけは…食中毒とか怖いので勿体無いですけど廃棄させて貰います
(ง`▽´)ง




(まとめ)


今回の鯖街道チャレンジ…多分僕のチャレンジ史上で1番タフでデンジャラスな旅だったように思えるのですが…
そりゃシンドかったのはシンドかったですが…この挑戦に向けて荷物の軽量化や綿密な準備、入念なストレッチ等が功を奏したのか以前の富士山・高野山・比叡山・生駒山の時ほどヘロヘロにならなかったんですよね
(๑´∀`๑)


やはり1時間毎の行動食や適度な水分補給が非常に大切だったのだと身を以て実感致しました。
それと…オグロ坂であわや遭難しそうになりかけた場面でもヤマレコやコンパス、紙地図を駆使して落ち着いて復帰出来た事も…それぞれ過去の冒険中にやらかした失敗より学んだ知識や行動力の賜物だと思います
(๑´∀`๑)


だからと言って今回の経験を糧に更なる冒険に向かうのか!?…とは為らず、今回の縦走で自分という人間の力量がハッキリ判ったように思えますので、その身の丈に応じた範囲を超えない程度で楽しんでいけたらなぁ…と思っております
(もう無茶はしません)




めちゃめちゃ長い紀行文になっちゃいましたが最後までお付き合いくださり有り難うございました〜
(๑´∀`๑)
乙!




SpecialThanks

昨年の計画発表時より永釣会メンバーで

京都生息在住のsatonkyさん(←click)から『道中、もしも進退窮まるような状況になった場合いつでも車で救出に向かいますヨ!』とお声を掛けて頂いておりました。
野営しながらの未踏の縦走につき道中どのようなアクシデントに遭遇するか判らないなか、

精神的にも心強いサポート本当に有り難うございました〜!
\(*T▽T*)/
(↑感謝してる割にリスペクトのカケラも無ぇなw)








PS.オグロ坂の笛の事は…もう忘れる事にしよう…(怖)















鯖街道・針畑越え③〜2日目編

2023年05月23日 | 旅行
鯖街道・針畑越え初日編はコチラ(←click)


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(これより2日目編)



(2:34)
うへぇ…
想定内とは言えガッツリ結露しちゃってます
(;´д`)

ツェルトの壁面に接触しているシュラフの足下部分も水滴で濡れちゃってますが…昨年秋の葛城山グランピング(←まだ言うか)ほど気温が低くないせいか活動にはそこまで影響は無さそうです
(;´д`)
(起きてツェルト上部に頭が触れると髪の毛は濡れちゃいますが)




(4:17)
まだ外は暗いですが今のうちにアルファ米に水を注入しときましょう。
なんせお湯と違って水で戻すと出来上がるのに60分かかっちゃいますからね
( 」゚Д゚)」





アルファ米を戻してる間に出発の準備に取り掛かります
足首の後ろが靴擦れになりそうだったのと高野山行脚では両足の人差し指の爪を剥がしてしまってるので予防の為にそれぞれをテーピング。



スパッツを脱いで脚全体にボルタレンジェルを塗り込み
(葛城山の時は寒くて濡れませんでしたが今回はヨユー♪)




長距離行軍とかされてる現役自衛官のお客さんから『靴擦れ予防にベビーパウダーが良いですよ』とアドバイスを受けたので




指の間とか側面、甲とかにふり掛けて




サポーターでガチガチに固めました。
軽量化のため靴下は替えを1束しか持って来ていませんので昨日のぶんを使い回してます



ツェルト撤収&荷物のパッキングを終えたタイミングで注水しておいたアルファ米が出来上がったので出発前の腹ごしらえ。
水で戻してますが味は全然イケますね〜。しっかりボリュームもあって満足度は高いです♥
(人´∀`)



(5:50)
軽いストレッチのあと
いよいよ2日目縦走の始まりです!
( 」゚Д゚)」
ガンバルベー



(ちなみに2日目は↑ココらへんから)



(6:21)
地蔵群




(6:25)
上根来の休憩処に到着
清潔なトイレがあるので利用させて貰ったのですが




建物のアチコチにスズメバチのトラップが仕掛けられてる事から
これから山に入るにあたり本格的に防御を固めるべく




黒い帽子とかに忌避剤である『スズメバチサラバ』を吹き付けておきました。
クヌギの樹液から抽出した成分なのか独特な臭いがしますがスズメバチに襲われないのなら文句言えないですよね





ハ〜イ出発




山の緑に朝陽が当たり清々しい景色ですネ〜♥
(๑´∀`๑)



う〜む…
アレってもしかして獣を捕獲するための罠なんですかね
( ゚д゚)…
オッカネェ…




水源の森の看板を過ぎると





(7:04)
いよいよ鯖街道中3つ越えなければならない800m級の峠のうち、最初の峠となります『根来坂』の登山口に辿り着きました
(明日は残りの2つを越えます)




明確な道が残っていないところもあるので所々ヤマレコアプリで確認しながら進んでいこうと思います
(ง`▽´)ง




オオオ…
なかなかの斜度ッスね
(ง`▽´)ง




スズメバチが怖いので今一度スズメバチサラバを身体に吹き付け





やはり虫も沢山いてるのでモスキートネット被りました




(7:28)



(7:35)
本日1回目の行動食タイム




(7:48)




(7:57)




(8:00)
何やら崖崩れしておりますが…これから先以降も崖崩れ現場にしょっちゅう遭遇するので大して驚かなくなります
(;´Д`)




(8:07)
キレイ〜
(・∀・)




(8:16)
山道へ




(8:33)
池の地蔵



(8:35)
むぅぅ…




(8:43)
リュックを背負ってるので屈(かが)む姿勢がツライ…
(;´д`)




(9:07)
ついに本日のボス、



標高829m、根来坂峠(針畑峠)に到着
( 」゚Д゚)」
ッシャオラー!



ココで本日2回目の行動食タイム




この峠は福井と滋賀の県境となり、今迄は根来坂(若狭側)を登って来ましたがこれより滋賀の根来坂(近江側)を下っていく事になります
受験生の皆様ココもテストに出ますので要チェックですネ
(σロ-ロ)
(↑うゼェw)



近江側の根来坂も結構荒れております(汗)




でも標高が高いので時折絶景も垣間見えますヨ〜♪
(・∀・)



(9:40)
山道からこの林道に降りて来た際『あ〜…やっとマトモな道が歩けるわ〜♥』
(;´д`)
…と喜びかけたのも束の間


近付いては来ませんけど頭上より高い位置で何やら黒くて大きなハチが遠目に僕の事を警戒しながら飛んでいる事に気付いたのですよ
(((;゚Д゚)))




立ち止まると近寄ってくるかも知れないのでその個体の縄張りから逃れるよう歩き、振り切ったと思ったら今度は入れ替わりに次の大きなハチの縄張りに入っちゃってるみたいで…
(((;゚Д゚)))


なんか…一定の間隔でヤツらはこの周辺を牛耳ってるっぽく…
すかさずスズメバチサラバを帽子やら衣服に噴射して早歩きでこの場をエスケープしました
(((;゚Д゚)))
クワバラクワバラ…




舗装された林道から険しい山道に入ると…確かに羽虫やら木の枝が生い茂ってたりで歩き難いっちゃ〜歩き難いのですけど



そこから林道に出るやまたまた上空にデカくて黒いハチがホバリングしながら僕を警戒して来やがるんですよ…
(((;゚Д゚)))


僕はてっきり草木が生い茂ってる山道のほうがスズメバチのリスクが高いように思ってたのですが…意外にも拓けた林道とかのほうが明らかにハチを目撃する頻度が高いですねぇ
(((;゚Д゚)))
コェェェ…




(9:52)




地鶏




(9:58)
本日3回目の行動食タイム
立ち止まると頭上高くでハチが旋回しますのであまり止まっていられません
(;´д`)




(10:20)
地図を見る限り…そろそろ浸水している橋を渡るスポットの筈なんですがぁ〜…




あ。
アレだ






…て
アレ!?
( ゚д゚)





浸水してねぇジャン。
(まぁソッチのほうが助かるんやけどネ)
( ゚д゚)ラッキー♪





…と思ってたらその先にもう1つ橋がありました…
( ゚Д゚)

ヤッパリナ…




決して水量が多いわけでもありませんが…そのまま渡ると確実に靴を濡らしてしまう量なんですよね
裸足で渡るのもアリですけど僕の場合足首とふくらはぎのサポーターまで脱がないといけないのが面倒くさいのですが〜…




実はこのポイントもリサーチ済みで、この浸水橋を渡るとき用に予めダイソーで厚手の45ℓゴミ袋を2枚持って来てたんでゲスよ♥
( ゚Д゚)y─┛~~




( ゚Д゚)y─┛~~
うへーい♪





おかげでサクサクっと通過できました〜♥
( ゚Д゚)y─┛~~
カッタナ!




(10:38)
さぁ!
これからは本日の目的地のオートキャンプ場まではフラットな道をひたすら歩き続けるのみです♪
(ง`▽´)ง


(ただし15km前後ありますけど)




(10:42)
小入谷




(10:53)
山帰来を越えて大宮神社を通過




フツーに暑いッスね…
(@_@;)




(10:59)
本日4回目の行動食タイム



(11:24)
朽木古屋(だと思う)
この辺りは山と民家とクネッた道の景色が絶妙ですね




地鶏




(11:57)
朽木桑原辺りを進んでいると…何となく僕の歩く遥か先にザックを担いだハイカーらしきお二人組を発見
昨日から道中で誰にもハイカーに遭わなかっただけに…ちょいと話し掛けてみたい気もするのですが無理にペースを上げてもシンドいですし




(12:00)
タイマーが鳴ったので一旦立ち止まって本日5回目の行動食タイム




(12:04)
再出発後、少しづつお二人との距離を詰めていき、ついに追いつく事ができまして…
聞くところによると僕のオヤジと同世代のお二方はバスや民宿を利用しながら鯖街道をマイペースで歩いてらっしゃるみたいで…僕が小浜から野営しながら単独で歩いて来た旨を話すとそこから話に華が咲きまして
以降僕の目的地まで3人で楽しくお喋りしながら歩かせて頂く事に♪
(まさに旅は道連れw)




(12:58)
本日6回目の行動食タイムの際に




お二人から美味しいコーヒーをご馳走して頂きました♥
(人´∀`)
アザース!




(14:40)
滋賀県からついに京都府へ突入
そこから1kmほど歩くと僕の本日の目的地である『久多の里オートキャンプ場』の看板に辿り着いたので



(↑ココらへん)




そこから3km先の民宿『久乃屋』さんに宿泊されるお二方とはココでお別れとなりました

W林さん、K谷さん
思いがけず楽しいひと時をありがとうございました。
明日以降もお気をつけて〜!
(人´∀`)
↑オマエモナ



キャンプ場には予約を入れてませんのでとりあえず看板に書かれている番号に電話を掛けますと快く受け入れてくださったので看板から1km離れたキャンプ場まで進む事に致します
(歩きはツライな…)



(15:08)
キャンプ場に到着
勘の良い人なら既にお気付きかも知れませんがこのキャンプ場…




近藤芳正さん主演ドラマ『おやじキャンプ飯』Season1のロケ地でもあるんですよね♪
(・∀・)b
(因みにSeason2和歌山編の第1話は以前フカズさん&マッKさんと釣りキャンプした所でしたw)


受け付けを済まし、僕が幕を張る場所は…





あえて受付と炊事場やトイレのすぐ近くのサイトを選びました
他のキャンパーさんの往来が激しいこのような場所ってのはフツーの感覚ならば誰もが敬遠しそうな落ち着かない場所のように思うのですが…
如何せん前夜は完ソロで獣に怯えヒジョーに落ち着かない夜を過ごした反動でむしろ他人の気配を感じて眠りたいと思うところまで精神的に追い込まれてたのでしょうネ
(;´Д`)




日暮れまで若干の時間があるので昨夜の結露で濡れていたツェルトやシュラフ類を拡げて乾かしてる間、受け付けの売店で買ったルービーをグビリ




ウンメェぇぇぇなぁオイ!
(///∇///)

クゥ〜♥




よし、今のうちに夕食も作っておこうゾ
と言っても水を注ぐだけですけどw
流しの水をソーヤー浄水器で濾過し、アルファ米と、ついでに明日の分の飲み水をハイドレーションにも入れておきました




(16:47)
ツェルト設営完了





(17:42)
早めの夕食を摂ることに致します
因みに17:00の売店が閉まる直前に追加のビールとハイボールを買っておきましたゼ〜♥
( 」゚Д゚)」
エライ!




水で戻したドライカレーと松茸ご飯は…どちらも充分合格点の味でした♥
ψ(๑´ڡ`๑)




少しでも荷物を軽くしておく為に酒のアテにかじるチキンラーメンも食べておきました♪
ψ(๑´ڡ`๑)





(20:28)
明日は残り2つの峠を越えて35km歩かなければならず、その翌日には朝イチから仕事のご予約を戴いているので昨日より可能な限り早く出発するつもりなのでサッサと眠りに就くとします…
(。-ω-)zzz.


まだこんな時刻なので炊事場やトイレ界隈を行き来するキャンパーさん達の気配や音がするのですけども…今夜はフラッシュライトを光らさなくても大丈夫ですし、むしろアチコチのサイトからバーベキューの美味しそうな匂いや楽しそうな話し声をツェルト越しに感じられる事で安心&安眠させて貰いましたワ♥
(ㅅ*˘˘)zzz
乙〜



…という訳で2日目編終わり
3日目編(final)へとつづく













鯖街道・針畑越え②〜初日編

2023年05月23日 | 旅行

(14:14)
かくして夕暮れまで残り4時間ほどではございますが本来明日歩く予定の距離を本日中に少しでも減らしておこうと、中途半端な時刻ではありますが今から出発する事となりました




小浜から出町柳まで針畑越えルートでおよそ76km




(↑総距離&高低差マップ。左端がスタート地点の小浜で右端がゴールとなる出町柳です)
道中850m級の峠を3つ越える事になりますが
1つ目の山には夜明けから入山した方が賢明なので、これから夕暮れまで1つ目の山の手前まで歩き、ビバークしたいと思っております
( 」゚Д゚)」





という事で
あばよ小浜港〜♪
(・∀・)




え〜因みに
道中、山登りなどの邪魔にならないようスマホは手持ちにせずアームホルダーに装着したまま撮影していきますので画像にはチョイチョイとスマホホルダーが写りこんでしまいますが御理解シクヨロでぃ〜す
(・∀・)b




出発早々いきなり工場直売の焼き鯖寿司屋さんを見つけたので夕食用にとズッシリ重い焼き鯖寿司買っちゃいました♥
(ง`▽´)ง
(↑オイオイ荷物の軽量化はどうしたw)




只今の気温は22℃
明後日にかけて気温が30℃くらいまで上がる予報みたいですが…マジか(汗)



身体が本格的な暑さに慣れていないせいか今の暑さでも既に堪えてるってのに…明日以降の昼間の温度上昇も懸念材料になっちゃいましたネ
(@_@;)




(15:26)
ハンガーノック予防のため1時間毎にタイマーが鳴るようセットしてるのでその都度行動食を摂るように決めてるのですが
荷物の軽量化を考え、なるべく重たいエナジーゼリー類から消費していこうと思っております!
(ง`▽´)ง



(ง`▽´)ง



『丹後街道にぎわい遠敷(おにゅう)昔絵図』の案内板を右折すると




ココからいよいよ京都へ向けて延々と南下して行きます
( 」゚Д゚)」
ヤッタルデー!



(15:43)
若狭姫神社



鐘つき堂の先へと歩き進みますと




(16:05)
若狭彦神社
これらの神社は時間節約のため前を通過するだけですが



(16:18)
神宮寺山門に到着



この神宮寺ってのは奈良・東大寺二月堂のお水取り神事に使われる御香水を送る神事の出発地となってる由緒在る処らしいので



こんな所なんてめったに来れないでしょうから…本堂だけでもひと目拝んでおこうと門をくぐり先へと歩き進めますと




閉まってるし
(-_-#)



本堂は…柵の向こうに垣間見えただけでした
(-_-#)




(16:28)
本日2回目の行動食タイム



(16:42)
出たよクマ注意の看板…
(((;゚Д゚)))




それから更に進み続けますと




(16:55)
お水送り神事の場所『鵜ノ瀬』に到着




先程の神宮寺の大護摩から松明行列により火が運ばれ、ここ鵜ノ瀬でも大護摩が焚かれ御香水を遠敷川に注ぎ込むのだそうです
(テストに出ますので受験生の皆様は要チェックですヨ!)
( ¯人¯)




(17:10)
下根来通過




(ง`▽´)ง




(17:28)
本日3回目の行動食タイム





う〜む…
そろそろ夕暮れが近付いて来るので歩きながらも途中でビバークできそうな場所を探さなくてはならないのですが…




砂防ダムの辺りはヤバいですしねぇ…




めっちゃツェルト張りやすそうですけど川原は不意に山の上部で雨が降ると思いがけず増水の憂き目に遭いかねませんからねぇ…
(;´Д`)



だからと言って明らかに他人様の敷地にも張れませんし…
何とかツェルトの張れそうな場所を色々物色しながら歩き続けまして




少し山へ立入った所に比較的フラットな場所を発見。
アレコレ躊躇してると一気に日が暮れてくるのでココにツェルトを設営する事に決めました




スタート(左端)からザッとこれくらいの距離ですね〜





本格的なテントではなくビバーク用ツェルトにつき隙間から虫が入り放題なので念の為地面やツェルトの通気孔周辺にディートを噴霧しておきました

尚、釣り場でもそうですが昨今のネット社会では場所を晒すと何だかんだと無用のトラブルに為りかねないので場所割れしないよう加工しておきます
( ¯人¯)
(くれぐれも言っておきますが今回は軽量化のため火を使うギアは一切携行しておりません)




うへーい♪
とりあえずプライバシーも確保できたのでガチガチに固めてた脚のサポーター類を取っぱらってリラックスします♪
(*^ω^)



みるみるうちに日が暮れてきたのでヘッドライトを点けて夕食がてら焼き鯖寿司を戴きましょっかね♥
(人´∀`)




ペロリと美味しく完食♥
食料を食べれば食べるほど荷物が軽くなるのが良いッスよね〜♪
(人´∀`)



(19:41)
明日は夜明けと共にガッツリと山を登るので早い時刻ではありますが疲労を回復させるべくサッサと眠る事にしたのですが〜…



なんか…
山のアチコチで獣の遠吠えが聴こえて来よりまして
(;´д`)
(ヤツらのテリトリーに入らせて貰ってるので当然っちゃ当然なのですけど)


鼻の利く熊とか猪が僕の寝入ってるツェルト内に立ち込める焼き鯖寿司の残り香を嗅ぎつけて寄って来たりやしまいか?…とか、ちょっと心配になって来たんですよね
(;´д`)
(ちょうど北海道で釣り人がヒグマに喰われたニュースも見ちゃいましたし…ガクブル)



そこで閃いたのがコレ。
夜間、どうしても車道を歩かなければならなくなった時のお守りに高野山や比叡山行脚の際に大活躍したアームライト。
ボタンを押せば点灯から点滅(フラッシュ)に切り換えられます♪
(ง`▽´)ง

ツェルト内で点滅させたままにし、外から状態を確認してみると




光が反射してツェルト全体が緑色にビッカビカに発光&点滅してるので、コレならばさすがにヤツらもビビって近寄っては来れないだろうと自信から確信に変わりました!
(ง`▽´)ง
(↑松阪かよ)


コレで安心して寝れるわ〜♪
(人´∀`)





(人´∀`)…





(人´∀`)…




(人´∀`)




(人´∀`)




まぶたを閉じていてもフラッシュが気になって眠れん…
(;´д`)

↑バカ



イヤ…でも…
ライトを消してしまうとヤツらがやって来るかもしれないのでソレはもっと嫌だし…
(;´д`)



仕方が無いので着ているフリースを脱いで眩しくならないよう顔に巻き付けて眠ることに致しました
(;´д`)
(呼吸しやすいよう鼻と口だけは出してます)


因みに寝返りを打とうとするとフリースの隙間から容赦無く緑色の光線がまぶた越しに刺激して来るので夜中じゅう何度も目が覚めちゃいましたとさ…
(;´д`)




乙…
(;´д`)





という訳で初日編終わり。
2日目編へとつづく


















鯖街道・針畑越え①〜プロローグ編

2023年05月19日 | 旅行
全国一億万人の旅好きド変態な皆様永らくお待たせしました!
( 」゚Д゚)」


数十年の想いと決行に至るまでの半年間の紆余曲折を踏まえ…ついにアタックして来ました鯖街道!
( 」゚Д゚)」


鯖街道に関する説明はコチラ(←click)を先ずお読み頂き


最終的な装備類に関してはコチラ及びコチラ(←click)をお読みくださいま〜し〜
(・∀・)b



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

4月の僕の連休は雷雨により決行は延期となり
GW明けの5月第二月・火曜の連休も日曜から月曜にかけて災害級の大雨予報によりまたしても延期
そして無情にも5月第三の連休も日曜から月曜朝にかけて雨の予報…
(꒪ཀ꒪)


6月に入ると今度はイッキに梅雨入りのリスクが上がる為…各天気予報サイトを親の仇の如く睨み続けていたのでありますがぁぁぁ〜…


5月第三の火曜と水曜は…バッチリ晴れ予報だったんですよね
( ゚д゚)ハッ!


ココはいっちょ…僕のお客さんにはワガママを聞いて戴くカタチで水曜にお店を臨時休業させて貰えばベストコンディションで鯖街道にアタックできるジャン!…てな訳で留守電と休業の貼り紙を貼って、とりあえず天気があやふやな月曜の朝からボチボチ鯖街道のスタート地点であります福井県は小浜を目指す事に致しました。
( 」゚Д゚)」


鯖街道の説明記事にも書かせて貰ってますがキチンとテントが張れる管理された場所(キャンプ場)は出発から41キロ歩いた久多にしか無さそうなのと、初日の登山口で夜明けを迎える計算から小浜のスタート地点を出るのは午前0時頃と考えておりましたが…(←登山届の工程にもそのように明記してました(…が変更の可能性アリとも書いております))、実際に月曜の昼過ぎに小浜に着いた時点で雨が残っていれば小浜港の温泉施設で夜までノンビリ時間調整しようと考えてますが、予想外に天気が回復していればそのまま出発し、月曜の昼間から夕方にかけて少しだけでも距離を稼いでおくのもアリかなぁ?と。
(σロ-ロ)
ただしその場合、管理されてないエリアでの野営を行う事となるので迷惑をかけず幕が張れる場所を見つけられるのか?という、初っ端から行きあたりばったりになる懸念をはらむ事にもなるのですが…さて!?
(σロ-ロ)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



…という訳で月曜の朝に自宅を出発。
メトロとJRで山科、更に湖西線に乗り換え近江今津へ向かいます




車窓から見える山々には未だに怪しそうな雲が(汗)



ま…まぁ…
天気が悪けりゃ小浜港の温泉施設でユックリ時間潰すのもアリやし…(汗)
(;^ω^)
(でもやっぱ晴れていて欲しい…)




近江今津で今度はバスに乗り換え




(12:48)
およそ50分くらいで小浜駅に到着




駅の横に交番があったのでとりあえず登山届を提出しときました。
警察さんから『熊や猪の目撃情報が寄せられてますので道中くれぐれもお気をつけて逝ってらっしゃいまし〜♪』
(・∀・)


と…心温まるアドバイスを頂きました
(¯꒳¯٥)



駅の向かいにある観光案内所に立ち寄り、鯖街道ミュージアムの場所の確認と美味しい鯖料理が食べられそうなお店を何軒か教えて頂き




商店街を北へ歩いていきますれば



鯖街道ミュージアムに到着




受け付けのママさんとしばし談笑したあと




ミュージアム入口にあります鯖街道起点のプレートでパチリ。




それから更に北へ進むと徐々に若狭湾が見えてきます




オバマさん…
(;^ω^)



小浜港に辿り着きました〜!
若狭湾って確かフカズさん&マッKさんと釣りキャンプに来た時以来ですね〜





観光案内所のオネーサンに教えて貰った食堂に飛び込みます♪
(・∀・)




昔は若狭では沢山の鯖がとれたらしいですが近年では漁獲量が減った為に酒粕とかを飼料に養殖しているらしいッスね〜
(・∀・)




という訳で『酔っぱらい鯖』がお刺身で食べられる御膳をオーダー♪




朝飯食べてなかったのでペロリと完食しちゃいました♥
(・∀・)
ゴッツァン!



さて…
(・∀・)



これからどうしようw
(・∀・)




只今午後2時…実に中途半端な時刻(汗)
温泉施設でユックリするのも良さげなんですが…思いのほか天気が良いのにみすみすアドバンテージを稼いでおかないってのも何だかなぁ…
(;^ω^)



でも…こんな時刻から出発すれば必ず野営地を探さなければなりませんし…
(;^ω^)




う〜む…
(;^ω^)




(;^ω^)…




(;^ω^)…





まぁイイや。
とりあえず今から出発しちまおう
( 」゚Д゚)」






という訳でプロローグ編終わり。
次回から本編突入〜♪
( 」゚Д゚)」





オトナの修学旅行〜2日目final〜

2022年08月24日 | 旅行

えー

冒頭から訳の判らない画像で申し訳ございません

ネカフェのフラットブースで寝てたら夜中に脚が冷えた為にコムラ返りに襲われ悶絶しながら飛び起きた際にジュースを入れたグラスごとぶち撒けてしまい座椅子がシミにならぬよう必死に乾かしている…という図からのスタートです
(´ ิД ิ` )
(↑バカw)



涙を拭きコーヒー呑んで気を取り直してからチェックアウトしたのでありますけども…
10時間近く滞在して大きな風呂にも浸かれてカツカレー喰ってジュースやソフトクリームも食べたってのに入会金込みで2300円たぁ…
予約無しで好きな時にチェックイン・アウトが出来ますし…毎回思うのですが行きあたりばったりなひとり旅野郎にとってネカフェはサイキョーに心強い味方ですね♥
(´✪ω✪`)
(ただし何処でも寝られるだけの鋼のようなメンタルが必要ですけどねw)





ネカフェを後にした僕は再び呉のフェリーターミナルへと向かいます
川沿いを歩いて港を目指すのですが…水位が下がってるポイントを凝視しているとおびただしい数のチヌが!
∑(°口°๑)
(こんなポイントがあるなんて判ってたら竿持参で夜中にチニングしてみたかったッスわ)




…てな感じで早朝からチヌの魚影に驚かされながらフェリーターミナルに辿り着き
チケットを買ってフェリー乗り場の桟橋でフェリーの到着を待ってたんですけども〜…
暇なので乗り場のヘチとかを観察して回りますと…
(↑落し込み師アルアル)





辺り一面チヌだらけ…
( ꒪∀꒪)
エグー
(※残念ながらココは釣り禁止ですけどネ)





広島は大阪に負けないくらいチヌの魚影が濃いと聞いてましたが…噂に違わぬチヌ天国ですね〜!
( ゚Д゚)
次に広島を訪れる際は絶対に釣竿を持って来よう…と心に誓った47歳の夏。
(↑エエからさっさとフェリーに乗れヤ)





ちなみにこんな早朝からフェリーに乗って何処へ向かっているのかと申しますと…
呉港からフェリーで20分程で着く『江田島』を目指してるんですよね。
何やら変わった形のペンダントも持って来たのですがぁ〜…




(↑江田島フェリーターミナルに貼られてるガイドマップ)

良ぉ〜く見てみてください…
このペンダント、江田島市の形が型どられているんですよね♪
(´✪ω✪`)




そう!
江田島はかつて浜省が通っていた小学校があった所で…廃校になった現在は図書館になっておりますが彼自身が小学生の頃に初めてビートルズの曲に出会い音楽の道へ進むべく多感な少年時代を過ごしたという特別な意味を持つ場所でもあり
『初恋』という曲の歌詞でも

「♪海辺の田舎町
10歳の頃ラジオから流れてきた
【The Beatles】一瞬で恋に落ちた
教室でも家にいても
大声で歌ってた〜…♪」


…と、
江田島時代の思い出を歌にしたためてるんですよね
その当時のアルバム『My First Love』を引っ提げて行われたツアーの際、グッズとして販売されたこの江田島を型どったペンダントはその後もファンから再販を熱望する声が相次ぎ、後に復刻版まで発売されるに至ったのでありますけども。
(因みに僕の持ってるペンダントは復刻版ではなく初回版のほうなんですエッヘン♥)
( -`ω-)✧




港から15分程バスに乗り一山越えればお目当ての図書館前に到着




まだ図書館が開いてない時間帯なので案内に沿って図書館の外側から周って中庭まで行きますとソコには浜省ファンの聖地が。
(人´∀`*)





ボードには訪れたファンの為に様々な切り抜きや情報やらが貼られまくっておりまして
(人´∀`*)




そんな中でも一際目立つのがこの「青木病院の看板入りベンチ」
FC会報の撮影時に省吾が腰掛けたベンチを有志の方達がこちらまで移設してくださったそうで…




寄せ書き用ノートとは別に、このベンチを訪れたファンが省吾に「成り切って」撮影できるようにと成り切り用のサングラスや、セルフで撮影できるようにスマホの固定台まで置いてくださってるんですよね
この島と省吾を愛する人達の心遣いに思わず胸が熱くなりました
\(//Д//)/♥
(せっかくココまで来たんだから当然成り切りセルフ撮影しますわねぇ〜w)





当時の校舎こそ無くなりましたけどグラウンドや海辺の景色は変わっていないでしょうから
『少年時代の彼もこれと同じ景色を見ていたのだなぁ…』…なんて物思いにふけっているうちに乗る予定だったバスを逃してしまい次の目的地まで汗ダクになりながら歩いて向かうハメに。
( ̄∀ ̄;)アッツー




図書館から30分くらい歩いて次に辿り着いたのがココ『海上自衛隊第一術科学校』
江田島を訪れるならば浜省の聖地と術科学校見学は外せない目的地だったんですよね
( ゚∀゚)
(ちなみに現役で使われている自衛隊の教育施設につき事前予約制および当日は最低限キチンとした服装をしていなければ見学させて貰えません)






自衛隊OBの方が海軍兵学校時代からの現在に至るまで江田島のおかれて来た歴史的経緯などを丁寧に解説してくださいまして




国家的建造施設ゆえの当時のスケールのデカいこぼれ話だとか
「坂の上の雲」のロケで使われたスポットとかも見て回れましたよ
( ゚Д゚)ホェー





因みに戦艦陸奥の主砲や大和の砲弾とかも見れますのでミリオタさんは是非〜
(・∀・)




…てな感じで10:00より始まり90分に及ぶ濃密な見学会が終了したのが11:30で、他の見学者さん達は土産物店へ向かわれてますが僕はどうしても『本場の海軍カレー』が食べたかったので施設内の食堂へと向かったのですけども…
お目当ての食堂はコロナ情勢に配慮して現在は休業していると知り「うわ!それなら本数の少ない次の11:39のバスに乗り込んで港へ戻らねば!」とバス停まで全力疾走したものの無情にもバスは出たあとだったみたいで…
(´ ิД ิ` )
ヤッチマッタナ!





お昼休みなのか12時台のバスは無く次のバスは13:13…と、こんなクソ暑いなか1時間半も待たされるくらいならば歩いて1山越えたほうがマシだということで
灼熱地獄のなかフェリー乗り場まで、またしても行軍する事に…
( TДT)コ…コンナンバッカリ…




(今朝あれだけ低かった堺川の水位が半日でこんなに上昇してた(汗))

フェリーで呉港へ戻って来てからも更に30分歩きます!
それは勿論!昨日行けなかった喫茶サントスさんを訪れるために!
(ง🔥Д🔥)ง
(↑汗だくで黒いシャツが真っ白になるくらい塩が浮いて大変な状態ですけど(泣))




うぇ〜い♪何はともあれ省吾ファンの聖地・サントスさんへ無事に入店できましたよ〜!
平日だというのに店内は地元の常連さんで大繁盛につきママさんは厨房のほうで大忙しなご様子でした
店の雰囲気はシックなうえに落ち着いたBGMも相まって…若かりし頃の省吾達が溜まり場にしているシーンが目に浮かんで来そうな佇まいでした♪
( ゚∀゚)






料理を待つ間に店内に保管されている貴重なスクラップ集とかを拝見。
中には学生時代の浜田省吾君らしき青年が校内新聞に寄せた詩とかが…この時から既にハマショーしていたという♥





そしてコレらが省吾の中学・高校時代の卒業アルバム。
勿論学生時代ですので現在のようにサングラスは掛けておられません
(大切にしたいのでモザイクかけてますが実物はバッチリと素顔が見られます)

とは言え当然ながら僕は卒アルの省吾の素顔画像は昔ネットの掲示板とかで何度か見かけた事があるんですよね。

ファンが個人的に拝む分には良いと思うのですが…興味本位でネットとかに省吾の素顔を大々的に晒してしまうような人達の心理ってのは…正直どうよ?って思いますけども。
(゚д゚( ::: * ::: ) =3 ブッ







そんなこんな楽しませて頂いてるうちにサントス名物「オムカレー」がやって参りました♪
お皿からはみ出さんばかりのビーフカレーにふわとろな半熟玉子…こりゃ反則でしょ♥
\(//Д//)/♥
(絶対に美味しいヤツやん!)


食後にコーヒーまで頂いて900円とはコスパ最強でした♪
ということで省吾も食べた思い出のカレー…リベンジ成功ナ〜リ〜!
\(//Д//)/♥




時間がギリギリでしたけどせっかくサントスさんまで来たのならばもう一つのスポット、「公声堂楽器店」も見ておけって事で早歩きで行って来ました
「終わりなき疾走」の歌詞で

(♪15の時
通りのウィンドウに飾ってあったギターを見た時
稲妻が俺の体駆け抜け
全ての夢が走り出し〜…♫)


…と歌われている、ショーウィンドウにギターを飾っていた楽器店というのがこの公声堂さんなのだそうです

ただ情報によりますと省吾が学生時代ギターを見た時の公声堂さんは現店舗横のパーキングの所にあったそうで…今は隣にズレちゃった為に厳密には現店舗のウィンドウ内に飾られてるギターを目にしても稲妻は走らないらしいとの事。
(↑ピカチュウかよw)

それらを理解した上でもとりあえず省吾ゆかりの地という事で一目だけでもと見に行っておきました〜
( -`ω-)✧




そこからは暫くバスに乗り、広島平和記念資料館まで移動して来ました
小1くらいのころ旅行先にて長崎の原爆資料館は連れてって貰ったことはあるのですが(←焼死体とかのパネルとかで長らくトラウマを受けた記憶が。)広島の資料館はこの歳になっても未だ入った事が無かったのでミュージアム巡り旅の〆は是非ともこの広島の平和資料館で…って事で。




あ。
でも結構見覚えのあるパネルが多かったです




小学校時代の担任の先生方が平和教育に熱心だった事もあり
何処から借りて来られたのか夏休みの登校日とかに原爆に関する印象的なパネルとかを講堂で見学した記憶がよみがえりました
(とは言え今思えば当時は史実に基づいているのかもアヤフヤな日教組のプロガンダ的なパネルとかも多く紛れていた…よう…なw)




いや…でも

右だろうと左だろうと関係無く我々は少なくとも核兵器のもたらす地獄だけは学んでおくべきだと思います
知ったようにごく簡単に核保有を説く思考の方もいらっしゃいますが、原爆に限らず軍艦や戦車、爆撃機や弾道ミサイルだって身近で大切な人を奪い(合い)かねない悪魔の兵器だという事に他なりませんから。
使う以上は生身の人間が必ず殺されるのだという現実から目を背けてはなりません

先日も書きましたが「やるか?やられるか?」「奪うか?奪われるか?」という欲深な人類の不毛な争いのウネリに呑み込まれながら
これから先も我々はただ用意された掌の上で踊り続けるしか出来無いのでしょうか…ねぇ…
(•ω•` )
ムナシイ…





恥ずかしながら初めて訪れさせて頂いた広島平和記念資料館





色々考えさせられ背筋がピンと伸びました
何を思うかは人それぞれですし、有触れた感想文みたいな事を書こうとしても言葉足らずで薄っぺらくなりそうなので思いは心の中に留めておきたいと思います






というわけで広島城を見やりながらJR広島駅方面へ。




広島ってエスカレーターは左側に列ぶんですねぇ〜
大阪が右側ですので何気に『西日本は右で東日本が左』って思い込んでましたわw
(という事は西と東の中間である名古屋は真ん中に列ぶってか!?)
(*≧з≦).;'.、ブッ



駅構内の商業施設のトイレ内(←もちろん大きいほう)でビチャビチャになってたシャツや下着を脱ぎボディシートで汗を拭きまくってから新しいシャツに着替えやっとこさリフレッシュ
( 」゚Д゚)」
お土産やら物色しながら時間を調整してから




帰りのバス乗り場の近くでママさんが1人で営業されてる小ぢんまりながら地元の方とかも利用してそうなお好み焼き屋さんを発見したので荷物引っ提げて飛び込みました♪
d( •̀∀•́ )b





広島に来たからにはお好み焼きは食べとかなあきませんよねぇ〜!って事でせっかくなので牡蠣とソバ入りを注文。
お店のテレビで広島カープの試合を観ながら広島弁を話すお客さん同士の会話に旅情を感じながら美味しく戴きましたとさ♥
(人´∀`*)




お店を出たタイミングが近所のマツダスタジアムでカープが快勝した直後だった事もあり大勢のユニフォーム姿のご機嫌なカープファンを見やりながら帰りの夜行バスに乗り込みまして





(帰りもトイレ付き3列シートのバスのおかげで爆睡)
明朝5時半に地元の大阪へと帰って来ましたとさ〜
(人´∀`*)





□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

…とまぁ
色々巡って長々と綴った今年の夏のひとり旅でありましたがこう見えてたったの2日間で巡って来たんですよねw
(〃∇〃)ゞ

(↑どんだけ詰め込むねん!)


行きあたりばったりでイレギュラーな部分もありましたが無事に帰って来れたので全てが楽しい思い出です♪
旅は良いですね。また何処か遠くへフラ〜っと出掛けに行きたいもんです

というわけで長々とご拝読ありがとうございました〜♪
(人´∀`*)乙!





PS.

僕が旅から帰って来たその日の夜
夏休みで娘Kが函館から大阪へ帰って来ました〜♪
d( •̀∀•́ )b
(息子Rも今週帰って来ま〜す)










オトナの修学旅行〜1日目〜

2022年08月19日 | 旅行
さぁ〜
秘かに毎年の恒(好)例となりましたひとり旅企画。

今年もコロ助の流行度合いにつきギリギリまで出発をためらっておりましたが政府による行動制限も出なかったので結局何だかんだで弾丸で行って来ましたYO!
めっちゃ写真撮りまくりましたが出来る限り端折ってコンパクトにまとめたつもりですので最後までお付き合いくださいまっしぃぃ〜
(゚д゚( ::: * ::: ) =3 ブッ
イッテミヨ!



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



日曜の仕事を終えてからそのまま夜行バスで愛媛県松山市へと向かいます
(・∀・)



バスはトイレ付き3列独立シートです
寝てる間に連れてって貰えるので快適ですね♪
( ゚∀゚)




明朝5時半に松山市大街道に到着しました
ここら辺でこんな時刻に開いてる観光スポットと言えば道後温泉くらいしかございませんのでオートマチックに道後温泉本館を目指す事に致しますが
流石に5時半に道後温泉行きの電車やバスは動いておりませんのでタクシーに乗ろうかと考えましたが徒歩でもここから30分くらいで着きそうなのでケチって歩いて行くことに。
(↑のちにコレが裏目に出る)




道中の公園にて。
ペタンク禁止とは…なかなかクセが強いw





道後公園まで来ました
そこのお堀にて鯉と亀が仲良くツーショット〜♪
(๑´∀`๑)

…なんて


ヨユーこいて散策しながらボチボチ歩いてたら




道後温泉本館の前には既に整理券を求めて長蛇の列が(汗)
( ̄□ ̄;)!!




スタッフさんに訊くと
「只今お渡ししている整理券でも入浴していただけるのはお昼前になるかと…」
(゚д゚( ::: * ::: ) =3 ブッ

(↑屁はコいてない)




と言われたので工程上ここで昼までノンビリしてられないと判断し…本館を眺めながら入られる無料の足湯にだけ浸かって切り上げることに。
(´Д`;)
(↑こんな事ならケチらずにさっさとタクシー乗っといたら良かったのに…(泣))




駅前の正岡子規像やら湯釜やら坊ちゃん列車やらを写真に収め、やっと動きだした路面電車に乗って松山城の麓付近まで戻って来まして




松山城へ昇るリフトが動き出すまでコンビニでコーヒー飲みながら時間を潰し
リフトに乗って上へ着く頃には陽も昇り暑くなって来たので人生初の日傘を差すことに。
(↗バトルコサックみたいなシルエットやね)




立派な石垣を見ながら更に登って行きますれば〜





松山城〜♪
(・∀・)




9時の開城と同時に城内を散策致します




天気が良かったので天守から瀬戸内海まで見渡せましたよ〜
(・∀・)
(ていうか暑過ぎ)





日傘差しながら(←自己責任)またリフトに乗って下山後




坂の上の雲ミュージアムへとやって参りました
(一部許可された展示物以外は撮影NG)


「燃えよ剣」から司馬遼太郎先生の作品に興味を持ち、先日DVDにて「坂の上の雲」を視た影響から今回の旅の目的地のうちの1つになってましてん♥
(๑´∀`๑)ゞ
(↑感化されやすい)



それにしても戦艦三笠の模型がスゴい…
いつかこんな模型を作ってみたいッスね
( ゚Д゚)
(↑三笠作るならばそれ迄に横須賀の三笠公園はマストゴーっすかねぇ)




ちなみに愛媛を離れる前に名物の「鯛めし」と「じゃこ天」だけは食べておきたかったので





少し歩きますが観光客向けでなく地元民さん御用達の食堂へとやって参りました
雰囲気イイっすね〜♪
(๑´∀`๑)





鯛めしとじゃこ天の両方味わえる定食を注文
鯛めしは勿論のこと、揚げたてのじゃこ天も大変美味しかったです♪
(人´∀`*)




かめ仕込みの芋焼酎!?
そりゃ〜呑むしか無いでしょ♥


…てな感じでお店の玄関にお行儀良くお座りしているニャンコを愛でながら愛媛メシを堪能させて頂いたあとは




リムジンバスに乗って松山港、それからフェリーで2時間涼みながら広島県の呉港へとクルージング♪
( ゚∀゚)





港に向かって左側には『大和ミュージアム』や『鉄のくじら館』が、右側には自衛隊の船が沢山停泊してました
さすが呉港ですね〜





ミュージアム正面には戦艦陸奥の砲身やプロペラとかが展示されておりまして



館内に入るとすぐに1/10スケールの大和の模型が。
下から上から様々な角度から眺められるよう展示の仕方が工夫されております





沢山有り過ぎて割愛しまくりですが大和以外にも戦艦の模型や資料が沢山展示されております
中には空中線(電線)のガイシまで緻密に再現されている物もありスケールモデル好きには堪らないものばかりッスね〜
(-⊡ω⊡)ゞクイッ




まぁ…あくまでも模型として楽しむなら良いのですが何だかんだ言っても坂の上の雲ミュージアムもそうでしたが日清・日露から大東亜戦争までのこの国の軍事の系譜は「やるか?やられるか?」の世界人類の不毛な争いの歴史の繰り返しに他なりません




人間魚雷で散った人達
零戦で特攻していった人達

何気に展示されている零戦の機銃の銃弾をみると…これらによって生命の奪い合いを繰り返さなければならなかった人間達の愚かさや虚しさを感じます
だからと言って防衛力を持たなければ我の命や財産をも奪われかねないというジレンマ。
そんな脅威が過去の話ではなく僕の生きてるこの時代でも続いてる事にとてつもない不幸感を覚えます




未だ世界はちっとも平和じゃない







ミュージアムを後にした僕は茹だる暑さのなか、またまた30分ほど歩きまして
呉にある「れんがどおり商店街」へとやって参りました

浜省ファンならご存知かも知れませんが彼はお父さんの仕事の都合で広島県内を18回程引っ越してるんですよね。
で、呉時代のエピソードも沢山歌に使われておりまして『MONEY』冒頭に出てくる

「♪この街のメインストリート僅か数100メートル…寂れた映画館とバーが5・6軒〜♪」
…という歌詞はこのれんがどおりを唄ったとされています







このれんがどおりの入り口手前にある「喫茶サントス」さんは
浜省の同級生(故人)のご両親が経営されていたのを娘さん(つまり同級生の姉妹さん)が引き継いでらっしゃるお店で
呉時代の浜省達の溜まり場だった場所という事で省吾ファンにとっては聖地のうちの1つといわれている所なのであります
( ゚∀゚)b






ンが!
( Д) ゚゚








閉店時間の30分前に何とか辿り着いたものの…本日は早仕舞いされたみたいでシャッターが半分閉まっておりました…
( Д) ゚゚
オーマイガー!



呉に来たならば絶対にサントスへ寄りたかっただけに…もし明日タイミングが合えばもう一度チャレンジしたいところですが…結果や如何に!?
( Д) ゚゚





てな訳でソコから程なく歩いて今夜の寝床となります呉市唯一のネカフェ『コミックバスター RED COM呉・赤ビル店』さんに転がり込みまして。
ココは5時間以上の利用で同ビル内にある銭湯も無料で入れるので泊まるならここ1択に決めてました
まぁ年季の入った銭湯ですし、背中にペイントしてる地元のオッチャンとかも入浴してはりますがそんなのも含めて旅の醍醐味ということで♪
(๑´∀`๑)b




(平日はネカフェのサービスで熱々なカツカレーがなんと450円!安っすw)



というわけで明朝も早起きして移動するので今夜はとっとと寝落ちする事に致しま〜す♪
(๑´∀`๑)
乙!



(2日目へとつづく)




PS.夏休み明けにつき仕事がドタバタしてるので次回更新は遅れます
(^^ゞ






《総集編》〜歩いて大阪から比叡山延暦寺まで・1日目〜

2021年11月22日 | 旅行
今回はリアルタイム(←click)の時に疲れ過ぎて書ききれてなかった道中のコボレ話なんかを補完させて頂こうと思います

これから大阪から比叡山延暦寺まで歩いて登りたいという奇特な方がいらっしゃいましたら僅かながらでも参考になってくれれば幸いです
(勿論自己責任ネ)
d( •̀∀•́ )b
ソレジャ~イッテミヨッ!



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


出発は午前8時。
夏と違い今は熱中症のリスクが低いので睡眠時間を削ってまで陽の沈んでいる夜中に距離を稼いでおく必要も無いだろうと、しっかりと寝てから余裕をもって自宅を出ました
d( •̀∀•́ )b



ナビアプリでは自宅から延暦寺の鐘までは76km
1日で琵琶湖側まで抜ける気力は無さそうなので






手前の京都府山科にあるネカフェ(自宅から53km)を1日目のベースキャンプ地とし、(この時ナビアプリがはじき出した山科のネカフェには午後7時くらいに到着できると表示されてました)ユックリ疲れを取ってから翌早朝に琵琶湖側へ峠を抜けて比叡山の麓まで歩き、ナビアプリに従い延暦寺の鐘を目指す(ネカフェから23km)という行程です




見事鐘を撞き、目的が達成できた頃には既に満身創痍につき自力で下山する体力なんて残って無いでしょうから勿論帰りはケーブルに乗って山を降り、電車で帰ってくる予定です
(・∀・)b





スタート当初は結構順調なペースで歩を進めていたのですが〜…



1日目の行程53kmの3分の1の地点である寝屋川市辺りから段々と足取りが重たくなって来たんですよね
(´ ิД ิ` )




出発から一切休憩を摂らず7時間近く歩き続け
そろそろガス欠気味にもなりかけていたところ…




寝屋川のビバモールを見つけたのでココで初めての休憩を摂る事に。
(余談ですが10年前ブログの開設時に息子連れて遊びに訪れた記憶がございます)




先にビバモールのマツキヨに立ち寄りボルタレンを買ってから2階フードコートにてウェンディーズのハンバーガーを食べながら休憩
でも疲れ過ぎていたせいか食の喜びを実感する事なく作業的に胃に落とし込んでいるような感じでした




食後トイレに入って(←ズボンおろしますので)両足にボルタレンを塗りたくり、再びサポーターでガチガチに固めてからビバモールを出ました



ビバモールに辿り着くまでは律儀にナビアプリの示すバイパス?沿いのサイクリングロードをひたすら歩き続けて来ましたが余りに非効率過ぎるアップダウンヒルに辟易させられたので




ビバモールを出てから一か八か斜め左へエスケープするルートに変更してみました
この後、民家の間を縫うようなルートや緩やかな坂道も歩かされましたがバイパス沿いの無意味なアップダウンをひたすら歩く元のルートよりかは幾分かはマシだったように思います
(実際に2つのルートを歩き比べてないので定かではございませんが…慰めのつもりでそういう風に思わせといてください)
(´Д`;)




午後4時半頃(出発から8時間半)
1日目の行程の約半分の地点の枚方市内を未だトボトボ歩いておりました
(´ ิД ิ` )
この時点で山科のネカフェ到着予定時刻が午後9時半に大幅下方修正されております(汗)
(まぁ後にもっとペースが落ちて更に下方修正されていくんですけどネ)




午後5時45分頃(出発から約10時間)
やっとこさ京都府(八幡市)に突入




午後6時半頃(出発から約10時間半)
この日の行程の3分の2の地点(32km/53km=残り18km)を通過
(しかしネカフェ到着予定時刻が午後10時半頃に下方修正…)
ナビアプリに導かれるまま大きな国道沿いを亀ペースで歩き続けてましたが…陽が完全に落ちたってのに歩道が無く、歩いているすぐ横を大型トラックがビュンビュンとばして行くので生きた心地がしなかったです
(;°;∀;°;;)




午後8時頃(出発から約12時間)
夕食はもっと距離を進んでから摂るつもりだったのですが…木津川を越えた辺りで意識が朦朧とし出し『1歩も歩けていない』のと同じくらい超絶ペースダウン(確か1時間で2kmくらいしか進めて無かった)した為に予定外ではありますが道すがらの吉野家に転がり込むように入店…
フー…っと意識が飛びそうになり自分でも正直(ヤバい…倒れたらそのままリタイアかも)と1日目での強制送還が脳裏をかすめた瞬間でした
(´ ิД ิ` )



余談ですが意識朦朧のなか温かい味噌汁が飲みたいだけの理由で味噌汁付きの定食を注文したようですが定食ってご飯大盛りとかお代わりが無料になるんですってね。
店員さんに『ご飯大盛りになさいますか?』と訊かれたのですが大盛りのご飯が食べられそうな体調では無かったので泣く泣く並盛りにして貰ってました
(´Д`;)
(普段の僕の体調ならばこれだけ歩いてたらまぁ必ずご飯は大盛りにしていた筈…)





そんなこんなでフーラフラしながら無表情のまま食べたこの吉野家の定食なのですがぁ〜…





なんか…パワーが復活したかも
(´✪ω✪`)

(これまでの超絶ペースダウンはガス欠も一因していたのかも知れません。いや絶対にガス欠が原因だわ)





幾分か元気を取り戻した僕はそこからまたボッチラボッチラと歩き始めるのですが〜…






ナビアプリに導かれるまま数キロに渡り歩かされたのが人家など全くない未舗装の農道…
(;°;∀;°;;)
ダイジョウブナン…!?



後になって振り返ってみるとゾッとしそうなんですが…もしこの人家の無い暗闇の農道でガス欠でヘバッていたら誰にも助けて貰えず…ヘタすると生命に関わっていたかも知れないと思うと
偶然なのかどうなのか判りませんがあのタイミングで吉野家で栄養補給と休憩を摂っておけたというのは…単に僕がラッキーだったのかそれとも何らかの不思議な力に導かれていたのか…
( ̄∀ ̄;)
(実は2日目でも似たような導きを体感するんですけども)






人家の無い農道を抜け、今度は高速道路と川を並走(並歩?)するような農道を歩く事になったのですが…
これまた歩道もなければ国道みたいに街灯も無い真っ暗で寂しい道を歩かなくてはならないのですが…どうやら地元民の抜け道的な農道らしく勝手知ったる地元民の車が猛スピードで僕を追い越して行きさらすんですよね
(´ ิД ิ` )
(↑言葉遣いが汚いゾw)





昨年の高野山行脚の際に使ったもののタイムテーブル的に(今回の行程ではライト類は要らないかなぁ…少しでも荷物を軽くしたいし)と、当初持っていくつもりじゃ無かった足に巻き付けるLEDのフラッシュライトと、手に持ってフリフリさせながら後続車に僕の存在をアピールする小さなクリップライトなのですが…出発直前に何か思う所があって一応お守り代りにリュックに入れて来たコレらライト類に生命を救って貰うとは…よもや想像もしておりませんでした
(;°;∀;°;;)
(『マジで今回はライトは使わんやろ〜』と持って行く気ゼロだったんですけど…直感的に何かギリギリの所で事如く救われているような…)





午後9時過ぎ(出発から約13時間超)
ネカフェまで残り11km地点なので出発からフルマラソンの距離を歩いた事になりますが
ネカフェ到着予定時刻が午後11時半にまたまた下方修正。






このペース鈍化から察するに確実にネカフェに着くのは日付が変わっている頃でしょう
(´ ิД ิ` )
(午後10時前、宇治川を通過)





午後10時過ぎ
ナビに導かれるまま何やら電車の線路の下を潜らされたのですけど
確か頭上高が1.2mって書いてたように思うのですけども、普段だったらこんなくらいの低さなんて容易に潜り抜けられている筈なのですが何せ全身筋肉痛でボロボロなので僅か1.2mであってもしゃがみながら歩くのが本当に辛いんですよ…
( TДT)

おまけに電車通過の際に小石とか色んな物が線路下に落ちてこない為だか判りませんが頭上全体を金網が覆ってるんですよね…
ところが僕が担いでるリュックの横に挿してるトレッキングポールがいちいちその金網に引っ掛かって全然前に進めないんですよね
( TДT)

フツーにしゃがめたら、ものの数秒でパスできそうな線路下の通路をゾンビみたいに呻きながらかなり時間を掛かって潜っていたんですけど…



そんな時に限ってレールから何か嫌〜な共鳴音が鳴り出すんですよね…
(´ ิД ิ` )



(うわ…こんな時に電車が頭上を通過しやがる!)
(´ ิД ิ` )



ゴオォオォオォオォオ!!
(通過音)
ギィヤァアァーー!
(°Д°; ≡ °Д°;)
オッカネェェー!




(リアルタイムで書きたかったのですが当時は本当に気力体力ともにココで削られたのでその時は割愛して書けませんでした)
( TДT)人
ナムゥ…





そんな事があったりしながら午後11時過ぎ(出発から15時間)
残り5kmちょいのコンビニで最後の休憩
イートインスペースが閉められてるので駐車場で孤独にコーヒーとスニッカーズで栄養補給
寒さが余計に気力を削いでいきます
( TДT)



ここまで満身創痍になるとナビアプリ通りのペースなんて無意味というか…自分でも歩行ペースが判らなくなり
リアルタイムで見守ってくださってる方々に何時頃到着するのか計算する気力も無くなっていたので『皆様…もう先にお休みください』宣言



結果的にはココから更に孤独な戦いが2時間近く続くのですけど
深夜につき警ら中のパトカーと何度も出くわし、(こんな時間にフラフラしながら歩いてたら職質されるんちゃうか…めっちゃシンドいのにメンドくせぇ事してくんなよ)と思って歩いてたのですが


出くわすポリさん…
こと如くスルー…
( ̄∀ ̄;)

アリャ!?


むぅぅん…コレは余りにも僕から発せられる隠しきれない『善人オーラ』が凄過ぎる所以(ゆえん)なのでしょうか…
( ̄∀ ̄;)



(でも…怪しい人物じゃ無かったとしても死にそうな形相でフラフラになってる人が居てたら『かなりシンドそうですけど…大丈夫ですか?』くらいの声掛けくらいしてくれても良かったのでは…?)
( ̄∀ ̄;)
(↑声かけて欲しいのか欲しく無いのかドッチやねんw)




午前0時半
標識に山科の文字が…♪
(残り1km!)





やっと…



やっと…







午前1時(出発から17時間)
1日目の行程目的地

京都府山科のネカフェ(自宅から53km地点)に到着
( TДT)





予定では夕方にはココに辿り着いてユーックリと静養してから明早朝に元気に2日目の行程に移れるものとばかり考えてましたが…
( TДT)
ハゥゥ…




とてもじゃありませんが早朝に再出発できるほど短時間で体力が回復できてるとは思えません…
とにもかくにも今は先ず横になって寝よう…
明日の行程は明日起きてみてから考える事にしよう…
( TДT)
(とりあえず心配かけた皆様に無事ネカフェに到着出来た報告だけはアップしておかねば…)








(失神)





□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


…とまぁ、ココまでが1日目(日付またいじゃってますが)のエピソードのまとめです
スタートから鐘撞きまでヒリつく感じでイッキ読みして欲しかったのですが思いのほか長くなっちゃったのでやっぱ分けますね〜♪
(*_ _)


(2日目へと続く)





























哀愁のバッカルコーン〜北見紀行2日目&Final〜

2021年10月23日 | 旅行

おはようございます2日目の朝です
シュラフ暑いくらいでした




この日Rは午前中オンライン授業につき





授業の邪魔をするのもアレですし歯ブラシ持ってくるの忘れてたので近所のコンビニへ買いに行きがてら息子の住む街を1人散策する事に。




息子の通う大学





本来ならば沢山の学生さん達で賑わっていたであろうキャンパス内の風景
コロナのせいで青春もヘッタクレもございませんなぁ…
( ゚Д゚)…





早く本来の賑わいを取り戻して欲しいものです






帰りしな立ち寄ったセコマ系列のコンビニ
商品ラインナップの規模は縮小されておりますが歯ブラシは無事に買えました
ただセコマ名物店内ドリップの濃いめのコーヒーとかは扱っておらずザンネン…






授業の終わったRを乗せ、またまたドライブへ出発
昨日とは逆方面へと車を走らせ向かった先は…




おおおお…
( ゚Д゚)( ゚Д゚)





でっけぇ蟹の爪w
(´^ω^)(´^ω^)





ナンでもこの蟹の爪…
その昔流氷に混じって海上に浮かべられてたんですってよ♪オクサン♪
(人´∀`*)





蟹の爪でバエる写真を撮った(←インスタしてません)あとは
海の向こうに見えるオホーツクタワーを目指します




途中、スクリューでガリガリと流氷を砕きながら進む砕氷船『ガリンコ号』の初号機が展示されておりました





いやぁ…朱色とグレーのツートンカラーの船体に加えスクリューの重厚なシルバーとの配色が
いかにもウルトラ警備隊っぽくて少年の心をくすぐってくれますよねぇ…
いつまでも魅入ってしまうような浪漫あふれるオブジェでございました♥
\(//Д//)/
カッケー!






それから連絡橋を渡り





オホーツクタワーに到着
有料の地下階ではオホーツクの海中が見れたり水族館もあるみたいですが先ずはエレベーターで最上階へ昇ってから順に降りていきたいと思います




館内では漂着してくる流氷の様子を倍速で見せてくれるビデオが流れておりますが〜…






10月のこんな時期では流氷のカケラも浮かんでませんわねぇw
(´∀`;)
ソリャソウカ…





お。
4Dシアターが300円とな!?
観よう観よう〜!…ってんで受付のおネーちゃんにオススメのタイトルを伺った結果
(だって左端のホラーのヤツって…全然オホーツクと関連が無ぇしw)





ガリンコ号やクリオネの大群が4Dで押し寄せるコチラのタイトルを観ました〜♪
(上映中、不意打ちみたいに背後からエアーを撃たれるのでなかなかビクッとしますよw)




下の階では本物の流氷を持って記念撮影できるスペースもあったのでパシャリ♪
(当然ながらめっさ冷たい)





有料の最下層エリアに降りますと水生生物のカラフルな展示ブースが。





ただお目当てだったクリオネの水槽は準備中だったのか実物を拝む事はできず…
(;°;∀;°;;)
エエエエ!?





コイツらはキャビアで有名なチョウザメ





海中が見渡せる窓が10枚あるのですが…
どの窓もイメージしていたような魚の楽園は拝めず
(;°;∀;°;;)
エエエエ!?






窓にへばり付いてるヒトデとか小魚くらいしか観れませんでした…ザンネン






だかしかァ〜し!クリオネの実物に会えなくとも!
天使のような姿から一転、触手(バッカルコーン)をむき出し悪魔の姿へと豹変したクリオネに捕食されるという…おそらく世界唯一であろう珍撮影スポットなるものがございましたので…





二人して捕食されてやりましたとさw
((´^ω^))ゥ,、ゥ,、((´^ω^))ゥ,、ゥ,、





さぁ〜!オホーツクタワーも堪能したこっちゃし…朝飯も抜いて腹ぺこなので事前にリサーチしておいたガリンコステーション内の有名ラーメン店『西や』さんへ温かいラーメンでも頂きに参りましょうかね〜♥
((´^ω^))ゥ,、ゥ,、((´^ω^))ゥ,、ゥ,、








((´^ω^))ゥ,、ゥ,、((´^ω^))ゥ,、ゥ,、









定休日じゃん
(´ ิД ิ` )(´ ิД ิ` )

(↑バカ)






そそそそそれならば!
第二候補だった午後3時までやってる湧別町のうどん屋さんへ急げや急げ〜!
(°Д°; ≡ °Д°;)


(↑ちなみに芝生広場でキャンプできるみたいですねぇ…いつかこんな素敵な所でキャンプしてみたいぜぇ〜!)





なんとか2時過ぎにうどん店『麺屋おほーつく』さんに到着!
実はココ…2017年にミシュランガイドに掲載されたんですってよオクサン♥
(人´∀`*)




Rはスパイシーなカレーうどん、僕はこの店1番人気の海老と餅の天ぷらが載っかったぶっかけうどんをオーダー
店員さんの愛想が凄く良かったです♪
(人´∀`*)
ゴッツァン♥






帰る途中サロマ湖をチラッと撮影
琵琶湖・霞ヶ浦に次ぎ日本で3番目にデカい湖とあって一瞬(海か?)と見紛(まが)う程の壮大さですわ!
( ゚∀゚)






ちなみにコロナで中止が続いておりますが例年ならばこのサロマ湖の周りを100kmも走るという『ウルトラマラソン』なるクレイジーな大会が行われ、毎年街中が大盛り上がりになるらしいですぜぇ〜♪
∑(°口°๑)スゲッ
(詳しくは『琉☆小走り部』さんのブログ(←click)参照)




北見エリアに戻り最後に立ち寄ったのが知る人ぞ知る『鎖塚』




劣悪な環境下で国道造りに駆り出され犠牲になったものの
当時は遺体の山に土を被せただけとか粗末な扱いだったそうですね




そんな…開拓に身を殉じた方々を慰霊する場所とのことで…
道内には以前訪れた越川橋梁(←click)含めこういった場所が至る所にありますよね
息子にもこういった開拓の黒歴史を少しでも感じとって貰いたく立ち寄った次第であります
(≖人≖)人





疲れたのか夕暮れに包まれながらサイドシートで寝入るR。



本当に不器用で
右も左も判らず頼る人も居ないという心細い状況にありながらも
親元から遠く離れた北の大地で弱音も吐かずにここまでの半年間、独りで頑張って耐えて生きてたんやろうね…



無邪気だったガキの頃に比べ少し精悍になったその寝顔を観てると
なんだか僕のほうの胸が張り裂けそうな…涙があふれ出しそうな気持ちになります。


これからのひと冬、ふた冬と厳しい季節を何とか乗り越えてくれたならば
その時には今より少し逞しい大人へと成長してくれている事を願って…
(´・ω・`)
(言葉には出しませんが…何もしてやれずただただ心の中でひたすら子供達の安寧を願うばかりの不出来な父親につき。)






さぁ〜!
ちょっとセンチな気分になっちゃいましたので気分を変えて北見名物の焼肉に行っちゃいましょ〜!
飲む気満々なので車を置いてバスに乗って北見駅前までやって来ましたYO!
( ゚∀゚)( ゚∀゚)





畜産が盛んにつき安くで良質な肉が入手しやすい土地柄とあって人口あたりの焼肉店の数が全国No.1という…まさしく『焼肉の街・北見』の中でも大人気の焼肉店『四条ホルモン』さんにやって参りましたよ!
(前日に予約の電話を入れた際、平日にも関わらず開店1ターン目の予約が既に満杯で2ターン目の午後8時に予約を入れさせて貰ったくらいの人気店です♪)





ままま♪
先ずはルービーでカンペ〜イ♥
\(//Д//)/





牛サガリ・牛タン・豚ホルモン・豚トロ・ラム肉
運ばれて来た肉はどれも新鮮そのもの!
タレなんかで誤魔化さず鮮度抜群な肉そのままの味で勝負されております♥





ウメェぇぇぇぇ
\(//Д//)/♥






特筆すべきはこのラム肉!
ここまで新鮮で美味しい羊肉は初めて食べました!
\(//Д//)/♥





北見名物のハッカ入りハイボールもウメェぇぇぇぇ〜!
\(//Д//)/♥
もうサイコー!





たまねぎ生産量日本一の北見…当然たまねぎ焼酎も飲んでおかねば♥
\(//Д//)/♥





牛も豚も鳥もひと通り超絶美味しく頂きましたが北見に居てる時しか食べられないであろうサイコーなラム肉をまだまだ食べておきたくて…ラム肉とラムのタンを追加注文!





いやぁ…
聞きしに勝る北見の焼肉でございました♥
\(//Д//)/♥

ブッファ〜♪





(終バス終わったので2人で色々喋りながら30分歩いてハイツまで帰りましたとさ〜♪)


(2日目終了)


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□




…で






もう帰る日の朝になっちゃいました
(´・ω・`)



荷物をまとめシャワーを浴び…シャキッとしたところで





笑顔でRのハイツをあとにしました♪
( ゚∀゚)ノ~
ゲンキデナ!
(今朝は対面の授業があるらしいです)





昨日とは打って変わり冷たい雨が降るなか空港へと走らせます





今回はトリップメーターをリセットし忘れてたので3日間で何キロ走ったのかは判りませんが15Lしかガソリンを焚いて無かったみたいなので距離的にはかなり短い旅だったと思います
車を返却しフライトの90分前には空港に到着




土産物屋を覗くと北海道限定金カム尾形のビールが…
こ、こんなの見たら買わずにはいられないw




もう車も運転しませんので搭乗まで網走監獄チップスをアテに尾形ビールで仕上げの1杯をば♥




それにしても…帰りの便も僕の列は両窓側に1人づつしか乗っておらず…
隣が空いてくれてるのは広くて有り難いのですが…行きも帰りも、こうもスカスカだと行く末が心配になりましたわ
(´Д`;)





あばよ北見・女満別〜
(^ω^)ノシ





…てな訳で無事に帰宅
ピーちゃんも元気にしてました♪


という訳で
これにて北見紀行終わ〜り〜



乙!
(人´∀`*)

(正月には子供達帰って来るそうで〜す)

R生存確認の旅〜北見紀行1日目〜

2021年10月21日 | 旅行

緊急事態宣言も解除されたので(ていうか解除前からチケットは押さえてましたけど)遠く離れ北の大地で一人暮らしをしている息子Rの生存確認に逝って参ります
(・∀・)b




格安航空のPeachが絶妙なタイミングで今年の7月から関空〜女満別便を創設してくれたお陰で道東方面へは随分アクセスしやすくなり感謝感激なのでありますが…
いつも薄利多売で満席で飛ばしているPeachにあるまじきこの空席率から察するに…いずれ不採算路線として廃便になりゃしないかと若干不安な気分で空の旅に浸っております





(あ〜ちなみに。
今夏には札幌で1人暮らし中の娘Kの生存確認にも初めて逝って参りましたが宣言期間中だったのでブログには書きませんでしたゴメリンコ)
(・∀・)b






そんなこんなで女満別空港に到着
北見市はカーリングの街につき旅の前にロコ・ソラーレが練習しているアドヴィックス常呂(ところ)カーリングホールに体験の予約の電話をするも工事につき現在閉鎖中とのことでした
( ゚Д゚)y─┛~~
チッ





空港前のお店でレンタカーを借り出発
(今回もじゃらんの早割やクーポンを駆使し予約してたので3日間借りてたったの6600円♪)
d( •̀∀•́ )b





空港から40分走り息子Rの住むハイツに到着
R…なんとか活きてたみたいです♪





息子の部屋は1階につき玄関前の通路に中古で買ったらしい自転車を置いてたのでさり気なくタイヤを触ってみたところ…




空気圧…
全然無ぇじゃん
(-∀-;)





R『最近やけに重たくてゴットンゴットンいうねん…』
(´・ω・`)



僕『いや…だからさぁ…空気入れんかいや。空気無いまま乗ってたらパンクするがな…』
(-∀-;)



R『どうやって入れるん?』
(´・ω・`)




(そう…
いちいちこういった事のフォローの為に僕は今回はるばる息子の所へとやって来たんでゲソよ)
(-∀-;)

(ノッケから先が思いやられる…)






えー
部屋に入るなり嫁さんから伝え聞いていた部屋干し臭にヤラれまして…
(-∀-;)

窓を開けて換気をし、部屋干し用の突っ張りポールが片方外れて(息子なりに紐やガムテープで固定してたみたいですが全く固定されておらず)たのをビシッと固定し直してやったり…
洗濯機の排水口の詰まりをチェックしたりなんやかんやとメンテナンス的な用事をひと通り済ませたのち





せっかくレンタカー借りてるので陽が昇ってるうちにドライブと必需品の買い物に出掛ける事に。
(ちなみに画像の中に写ってる内のどれかのお店でRはバイトさせて貰っております)





先に北きつね牧場へと向かう予定でしたが近所の道の駅の世界最大級のからくり時計なるものが丁度1時間に1回の作動時刻に迫っていた事もあり急遽からくり時計を観に立ち寄りますと





巨大な木製のオブジェから妖精と…なにやら不気味な青い鳥が羽根を拡げ…





それ以上に大した演出も無く…閉じちゃいました…
( ゚Д゚)
シュールスギル…





…ってな訳ですぐ近所にあります北きつね牧場に到着
外観は少しヤサグレた感がございますが〜…
(失礼)






大人500円でキタキツネに触れ合えます♪
まぁキツネですから警戒心強くて一定の距離までですけどね。
野生のキタキツネにはエキノコックスという寄生虫がついているので近寄れませんがこの牧場のキツネ達は牧場内で繁殖されているので安全とのこと♪
(・∀・)b





おお〜
居てる居てる♥
(人´∀`*)
カワエエ♥





好奇心のある個体ならキツネ自らこのくらいの距離まで近付いて来てくれます♪
(人´∀`*)





二人とも初めてキツネの鳴き声が聞けましたよ〜♪
(どんな鳴き声かは忘れましたけどw)






ここで問題。
北きつね牧場なのにキツネじゃないヤツも混じってたのですけど…
何だか解ります?
( ゚∀゚)
(正解者にはキツネの糞を贈呈)

























正解はタヌキでした♪
これまたカワイイ♥
( ゚∀゚)b





以上、北きつね牧場でした〜♥







そろそろ陽も暮れかけて来たので買い物しながら帰りたいと思います






春に初めてRが北見に来た時には本格的な冬も終わっており冬仕様の身の回り品が調達できていなかったため
これから初めて経験するであろう-20℃の凍てつくような寒さに備えるべくプロ仕様の防寒着やスノーシューズやらを、北見の寒さを知る地元のスタッフさんにアドバイスを受けながらアチコチと奔走しまくり…






結果、
『防水』かつ『防寒』、『なるべく安く』て『大学生でも着られるような…なるべくカッコ良さげ』な防寒着や手袋に加え
アイスバーンでも滑りにくいガラス繊維のソールをまとった防寒靴を型落ち品ながら奇跡的な破格値でGETする事が出来ました♪
d( •̀∀•́ )b
グッジョブ!







帰りしなに北見発祥の有名回転寿司『トリトン』の本店へ立ち寄り本場の味に舌鼓。
さすが本店とあって味はもちろん店員さんの接客レベルも最高でした♪
(息子は生魚が無理なので相変わらずのお子ちゃまメニューw)







…ハイツに戻ってからホムセンで買って来た空気入れの使い方をレクチャーし、R本人に自転車のタイヤの空気入れを実践させてやりました
(こんなの小学生でも出来るのにイチイチ教えやんといかんとは…)
(´Д`;)
タノムワー






部屋に戻るや(一服する間も無くw)今度は以前他の荷物と共に送っておいた散髪道具を取り出しまして
(↑セコロジストな僕はいつもシンプルピーチにつき荷物を預って貰えないのでハサミの機内持ち込みはNGなんですわクソが)





息子の頭をカットしてやりました〜
(・∀・)✂
(もはや営業で使わないであろう調子の狂った3軍クラスのスキバサミを送っておいたせいで難儀しましたけどネ(汗))



思いのほか部屋中にカットした髪の毛が落ちたので息子をシャワーに向かわせてる間に掃除機とコロコロをかけまくり






北海道に来たからにはセコマに行かなくっちゃ♥という事で買ったばかりの息子の防寒着を試しに羽織り近所のセコマを1人で物色しに行き
(防寒着はヌクヌクでした)






息子が風呂から出たので入れ替わりでユックリ湯船に浸かったあとわぁぁぁ〜…







セコマで買って来たオリジナル商品で飲み直し♥
(トリトンでは運転せなあかんかったので飲めませんでしたよってに)
(人´∀`*)






時前に『寝具はコタツしか無いで』と嫁さんから聞いていたので
多少嵩張(かさば)りますが念の為ナンガのシュラフを持って来ました
ガチキャンプでも耐え得る600のダウンシュラフにつき屋内で使用するシチュエーションならヨユーでさぁね♥
(人´∀`*)






という訳でセコマ名物のミントハイボールに気持ち良く酔いしれながら
1日目の夜は更けて行くのでありましたとさ〜
(人´∀`*)
乙!





(2日目&Finalへと続く)







《エピローグ》〜猛暑のなか歩いて大阪から高野山まで〜

2020年09月03日 | 旅行
はいはい、既にミッションは達成してますのでお口直しのつもりでココからは気楽にお読みくださいませ〜♪
( ゚∀゚)



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


戻って来た宿坊でポロシャツ&ジーンズに着替えようかなと思ったのですけど高野山上とはいえ日中は結構暑いのでそのまま空調服・ネッククーラー・菅笠姿で奥の院をうろつく事に。
(こっからはバス使いますよ〜!)



奥の院





(お墓なんか観てもオモロ無いんちゃうん)…と思いつつ『高野山に行ったのに奥の院に行けへんかったん⁉』なんて言われたくないという理由だけで奥の院まで足を延ばして来ましたけど…







歴史が深く苔むして結構良かったですねぇ
(人´∀`*)
(まぁ僕は死んだとしても墓標は要らない派なので高野山に墓を建てた方or建てたい方々とは対極な人間なのでしょうけど)




個人的に印象が深かったのは豊臣家の墓所ですかね


パワースポットなんて言葉は信じてませんけど、この空間だけは時が止まったような不思議な感覚を覚えました



宿坊の住職さん曰く『真夜中の奥の院はとても静寂で、まわりが漆黒のなか灯籠の灯りだけが灯っているのでとても幻想的で別世界のような感じでオススメですよ』と仰っしゃられてたのですけど…門限が9時だったら行けませんやねw
Σ(´□`;)




(…それはまた次回のお楽しみと言う事で♪)










今日は夕食の時刻より余裕たっぷりで宿坊に戻って来まして
(2日も連続で遅刻したらシバかれるワ)



ゆったりとお風呂に浸かり長旅の疲れを癒やしたあとは〜






お待ちかねの精進料理の豪華な夕食ですね♥




ぶっちゃけ昨夜の夕食は疲れきっていて食事を楽しむ気力すら残っておらず幽体離脱してるような状態で頂いておりましたから、今日は本当に落ち着いた気分で素晴らしいお料理を堪能させて頂きました
\(//Д//)/♥



どれもこれも…サイコーに美味しかったです!
\(//Д//)/♥




食事をよばれながらTVのニュースを見ていると
今日も沢山の人が熱中症で搬送されたもようで。
こんな時期は…絶対に無理したらアキマセンよ。
( ゚Д゚)y─┛~~
(↑お前、作水坂で死にかけてたやないけ!)



あ、そうそう。
昨夜この西禅院さんに転がり込んだ際に、あるお坊さんが真っ先に僕の『爪』の心配をしてくださったんですよね。
確かに長時間登って来たので足先の感覚は麻痺してましたけど…普通は心配するなら膝とかだと思うのですが…
食後、風呂に入ろうと靴下を脱いでみたら両足の人差し指の爪が黒ずんで剥がれかけてました
( ꒪∀꒪)マジカ!


『診てもいないのに…膝より先に僕の爪の心配をしてくださったそのお坊さんは只者でないな』…と思い翌朝お話を伺ったところ




そのお坊さん…



出家なさる際に野宿しながら東京から歩いて高野山まで登って来られたんですって
( ꒪∀꒪)

ヘンタイカ!



ま、まぁ…
上には上が居てるっちう…こと…で…
( ꒪∀꒪)y─┛~~
アハ…アハハハハ…
(コッチの苦行が霞んでしまうわw)





食後、日が落ちてからライトアップされた根本大塔と中門を再び観に行ってから就寝




ほいで翌朝も勤行しに本堂へ


(こっから先は撮影NG)



中庭を愛でながらの美味しい朝食を頂いてから





2日間お世話になった部屋を綺麗に片付けてチェックアウト




西禅院さん、大変お世話になりました!
再び高野山を訪れる機会がありましたらまた是非とも宜しくお願い致します
(人´∀`*)











(車窓より見えた極楽橋)
バス→ケーブル→南海高野線→メトロを乗り継いで昼過ぎに大阪の自宅に帰りましたとさ〜♪




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


エピローグ



学生時代に多分暗記させられたもののすっかり忘却しておりました高野山の歴史
1200年も前に空海さんが拓いた事も、その空海さんが遣唐船に乗って命懸けで海を渡り唐の都・長安から密教を持ち帰った事や、子供達が小さかった頃に遊びに行った香川県の満濃池の治水工事にも実は空海さんが関わっていた…なんて事、
機能性重視で選んだ菅笠が『お遍路さんが被ってる帽子』くらいの知識しかありませんでしたけど…そもそもその『お遍路さん』ってのが空海(弘法大師)ゆかりの寺院を巡礼する旅だった…なんて事もぜ〜んぶ帰って来てから初めてwikiで知ったというw
(・∀・)

(無知の極み)



当日は街道沿いに点在する遺構とかの説明など全く読まずスルーしまくり、帰って来てから『あぁ〜、あそこってそういう所やったんやね』と後からその歴史的価値を知るいう…(汗)
(ていうか当時は正直そんなモノにいちいち浪漫を感じてるヨユーなど微塵も無かったですからw)
((´^ω^))ゥ,、ゥ,、




とりあえず僕が欲しかったのは『猛暑のなか大阪から高野山まで歩いて登ったんやで』…という称号のみ
((´^ω^))ゥ,、ゥ,、




コロナやなんやで遠出も叶わず悶々としてる人もいらっしゃるかも知れませんけど
近場であっても工夫次第で命懸けのスペクタクルな冒険にできるんちゃいますかね
((´^ω^))ゥ,、ゥ,、




何はともあれ、これにて『日本三大霊場』

(高野山)

(比叡山)

(恐山)

…めでたくコンプリートと言う事で〜♪




乙!
(人´∀`*)







PS.


あー…ちなみに





最大のトラウマの原因となった作水坂手前の自販機消失事件なのですが
どうにも納得がいかなかったものですから



後日グーグルマップのストリートビューでルート周辺を探索してみたんですよね。
あの日僕は画像右側の坂道から自販機があるとされるこの四つ角に下りてきたんですけど…



その四つ角に酒屋の看板があったので当然ココに自販機が置かれているものと安堵していたのも束の間、何処を見渡しても自販機は無く…
Σ(´□`;)



絶望に打ちひしがれながら矢印の方向(画像でいうと左)へ直進してったのでありますが…
(´Д`;)




試しにストリートビューでこの四つ角を進行方向から右方向へ進み…




もっと進み…




もっともっと進み…





さらにもっと進み続けると…⁉





え⁉
( ꒪∀꒪)





こ、こんな所に自販機が…
( ꒪∀꒪)





い、いやぁ…でも…
このマップでは…いかにも四つ角に自販機があるとも…思えるし…思えなくも…無い…し…
( ꒪∀꒪)


コレって…飲み物が買えず僕が死にかけたってのも結局は僕のマップの見間違いが原因やった…って事?
(ていうかフツー、あの四つ角に酒屋の看板があったら自販機はソコにあると思います…よ…ねぇ…)
( ꒪∀꒪)




チッキショー!
(´ ิД ิ` )

オアトガ…ヨロシイヨウデ













(これからは大人しくゼータの続きします)




















《総集編その2》〜猛暑のなか歩いて大阪から高野山まで〜

2020年08月31日 | 旅行
まずはじめに。
今回の記事を何本かに分けてしまうと『1日24時間でどれだけ歩いたか』なライブ感が薄れてしまうので出来るだけあの時の様子を感じ取って貰えるよう敢えてブッ通しで書き連ねさせて頂いております
なので非常に長い内容になります事をご容赦くださいまし
((´^ω^))ゥ,、ゥ,、



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

《優雅に避暑地へGo!》



出発当日は日曜日なので当然仕事してましたが、前日までにパッキングは済ませておいたので帰宅後シャワー浴びて夕飯食べたら午後8時半には出発できました



(撮影・息子R)





陽が落ちている時刻とはいえ茹だるような蒸し暑さに(コレ…ホンマに辿り着けるんか?)と不安になりながらも歩を進めていると
(´Д`;)



歩きながらなのでリアルタイムでは書けなかったのですけど…丁度大和川の橋の真ん中辺りにさしかかった時に




(↑リアルタイムの時にもチラッと写ってました)
ようよう近付いて行くとサイコパスなバァさんが半笑いで新聞紙みたいなものを勢いよく燃やしてけつかるではありませんか!
((((;゚Д゚))))



い、いや、
歩道…というか橋の上で火なんて放ってちゃ…アウトでしょ?
((((;゚Д゚))))



コレって完全にケーサツ屋さんのご厄介になる案件に違い無いのでしょうけど、こちとらこれから夜通し歩かなければならず、のっけからこんなヤヤコシイのに関わってられないのでスルーしましたけどね
((((;゚Д゚))))
イッチャッテルヨ…モウ
(トラウマ度『1』)



その後もなかなか気温と湿度が下がってくれずネッククーラーと空調服を着ていても汗は出続けます
大和川を越えて藤井寺のサンプラザ(←スーパー)で飲み物を捜しつつ冷凍食品売り場で立ち止まり、空調服から目一杯の冷気を身体に浴びて暫しのクールダウン
( -`ω-)✧



この作戦を使えば道中コンビニさえあればアイスとか飲み物を買ってイートインスペースで休憩を摂りながら身体を火照らさずに距離を稼げるゾ…と目論んでたんですよね
( -`ω-)✧
(のちにこの計画は水泡に帰するんですけど)




(序盤は歩きながら嘉門達夫聴いて笑ろてました)



グーグルマップアプリに導かれるまま歩を進めるもコンビニがある国道を全く通らないルートを歩かされ続けた為


結局久し振りに国道に出て来れてコンビニに辿り着けたのが何と出発から4時間も経ってからの事でした
(それまで一切休憩無し)
(´Д`;)


(さぁ〜これで冷房の効いた店内イートインスペースで涼めるぅぅ〜!)…と思いきや…


ヤンキーのタムロ防止なのか22時〜7時までイートインスペースが使用中止になってやがるではありませんか!
((((;゚Д゚))))
マジカ⁉


(これ以降も覗き見る他のコンビニのイートインスペースがこと如く使用中止になっておりクールダウン目的のピットイン計画は破綻…)
(´ ิД ิ` )



2時19分

出発から6時間が経ち20km歩き続けた疲労に暑さと睡魔が加わり…ついに河内長野郵便局前のバス停でダウン
( ꒪⌓꒪ )


景色が歪んで見えてきたので熱中症の症状と察しいきなりアウトか⁉とリタイヤの文字が頭をかすめるも…
汗まみれな為にソッコーで足や顔を蚊に刺されまくり、たまらずロクに休憩も摂れぬままズタボロの半泣きで歩を進める事に。
:(´ °ω° `):





3時30分頃に美加の台を通過

ここで出発から7時間フルに使っていたネッククーラー用の10,000mAhのモバイルバッテリーが切れてしまい、それでも未だ熱中症の症状が治まらない為スマホ用にとっておいた予備のモバイルバッテリーをネッククーラーに使用する事に。
(もしスマホのバッテリーが減って来たらその場合はネッククーラーを止めてスマホの充電にシフトする予定)



グーグルマップアプリに導かれるまま石仏バイパス(R371)を進んでいると『歩行者通行禁止』の看板が。



グーグルマップは側道に降りて国道の下をくぐれと示すので階段を降りて行ったんですが…
道が無いでやんの
((((;゚Д゚))))
アレ?



で…
フと足下を見ると寸前に侵入防止の電気柵が!
((((;゚Д゚))))
エエエー!?



い、いや待て!
コレは絶対に何かオカシイ!
(°Д°; ≡ °Д°;)



階段を登り直し、もう一度グーグルマップと看板を見直すと『この先30M』とあったので恐る恐るもう少し先へと進むと、そこにもう1つちゃんとした側道があったのでそこから国道の下をくぐり事なきを得たのですが…この顛末をブログ用に撮影しておきたくスマホのカメラを立ち上げようとしたのですけど何故だかカメラが作動しませんでした(怖)
(´ ิД ิ` )


真夜中に全く人(ひと)気の無い漆黒のトンネルや夜道をヘッドライトだけでフラフラになりながら独りで歩くのは結構なホラーでしたよ…
(´ ิД ิ` )
(トラウマ度『2』)




なんやかんやありながらも4時30分頃に千早口駅まで来たので休憩


(少し待てば始発の電車に乗れて橋本までズルできるデ)…と心の中の悪魔が何度も囁いて来ましたよ…
(´ ิД ิ` )
ノッテマセンヨ!

この先の最初の難所である紀見峠越え(←ナビアプリでしか道が判らん)を前にスマホの充電をしておこうと充電ケーブルを取り出したところ

このタイミングで自宅にTypeCの変換プラグを忘れて来た事に気付き愕然とする…
(´ ิД ิ` )

結局フラフラなままバッテリー残量36%で未知なる峠越えに挑む羽目に。
(´ ิД ิ` )
(トラウマ度『5』)






出合いノ辻を経て







5時30分
紀見トンネルの分岐点に到着(出発から30km地点)


車ならトンネル通って山を抜けられますが歩行者は右の街道を進みます


キャプチャ画像でも解るようにスマホのバッテリーがガチでヤバくなってきたので通信による電力消費を少しでも抑える為に機内モードに切り換える事に。
(グーグルマップは通信を遮断していてもGPSで動いてくれますよってに)




そこから登り坂が続きヒーコラ言いながら




ダイトレの一部分(本当にホンの少しだけ重なってる箇所)を通過して




6時に紀見峠の看板に到着!
(出発から約10時間)



そこから今度は今まで登って来たぶん、坂道を下っていくんですけど膝にクるんですよねコレが…
(;:°;Д;°:;)



(撮影してなかったので画像はグーグルマップよりキャプチャ)
延々と舗装路を下ってたらルートを外れたみたいで少し引き返すと



ガードレールの切れ目の所に見落としていた『紀見峠駅への道標』を見つけたので、そこを右に折れて



一気に寂しい山の中を降りて行くらしいのですが…



先程までと比べ物にならないくらいの急な下り坂
( ꒪⌓꒪ )





しかも時間帯的に虫の活動時刻だったようでアブとかハエとか訳のわからない虫が不気味な羽音をたてながら僕の顔目掛けてアタックしまくってくるではありませんか!
(;:°;Д;°:;)
(べんぞうさんの談話どおり)



これだけ長時間、膝を酷使して来てからの追い打ちをかけるかのようなこの急な下り坂…
10歩下っただけでも
「イデェェェェー!」
(°Д°; ≡ °Д°;)
と悶絶し、あまりにもの膝の痛さに膝を押さえて立ち止まろうとすると途端に顔じゅうに虫の大群が不気味な羽音をたてながらまとわり付いてくるので
必死に手で払うも更に群がってくる確変中の羽虫群の気持ち悪さに圧倒され一息つく間も与えられず坂を下り続けさせられる羽目に。

「イデェェェェー!」
(°Д°; ≡ °Д°;)
イダイイダイイダイ!



「ギャアァアァー!」
(°Д°; ≡ °Д°;)
ムシキラーイ!




「イデェェェェー!」
(°Д°; ≡ °Д°;)
オガアヂャーン!




「…てええ加減にせえやゴラァァァー!
(°Д°; ≡ °Д°;)
シバキマワスゾ!





…と

早朝から膝痛と羽虫に絶叫し続けながら
(トラウマ度『7』)


やっとこさ人里に出て来れた頃には




僕のエネルギーゲージもカラに近付いておりましたとさ
( ꒪⌓꒪ )
(放心状態)





ほいで6時30分



ついに峠を越えて最初のコンビニに辿り着いたのでソッコーでTypeCのケーブルを購入
(こんな百均みたいなのが1000円てのはボッタクリだと思いましたがそんな事言うてる余裕なんてありませんでしたので…)
ネッククーラーに使っていたバッテリーをスマホにシフトし、充電しながら駐車場で久し振りの休憩を取りまして




ここからは陽も昇って来てるので菅笠を被ってリスタート





日陰の無い道路はたちまち体力を奪っていきますが
どうやら9時頃には橋本市のビジネスホテル『ルートイン橋本』に辿り着けそうなペースだったので7時47分、スマホからデイユースの予約を申し込みました



ゼェゼェ


ハァハァ


ヒィヒィ


ミツケター!



出発から12時間半後の9時ジャストにルートイン橋本到着!





余韻に浸る間もなく部屋のコンセントに空調服のバッテリーとネッククーラー用のモバイルバッテリーの充電器をブッ挿し、



せっかくのホテルの大浴場もそこまで移動する気力が無かったので部屋のユニットバスで汗を流し、ホテルロビーで買ってたカップヌードルをかき込んで(よく考えてみたら出発から河内長野でクーリッシュ食べて以来、暑くて何も食べられずでした)
カーテン閉めてエアコンギンギンに効かせた部屋で気絶したように仮眠…


…したのも束の間




3時間後には身支度を整えホテルを出ました
(目が死んでるゾ)
※お腹の膨らみは贅肉ではなく空調服ですゼw






(人生二度目の歩いて紀の川)


ホテルではほんの少しだけ仮眠を摂りつつも今後のプランを色々と思案してたんですよね。
TVのニュースでは『猛暑につき外出を控えましょう』なんて言うてる真っ昼間に、果してこれから本当に高野山に登れるのか自分でも体力的に不安だったので
とりあえず『京大坂道』の出発点でもある学文路(かむろ)駅辺りまで歩いてみて、それで行けそうだったら登り始める、
やはりシンドそうだったら大事を取って学文路駅からは電車で極楽橋駅→それからケーブルに乗って高野山上→それから宿坊まで行って取り敢えず今日は泊まってゆっくり体力を回復させてから、明朝また学文路駅まで戻って来て再度登り直す…というプランも頭に入れておきながら




えっちらおっちら歩き続けまして





13時44分

京大坂道の登り口、つまり学文路駅方面との分岐点に差し掛かり
『今日登ってみるか?それとも明日登るか?』…てな葛藤の末『やっぱ…このまま今日登ろう』との決意を固めた僕は



死の行軍の扉を自ら開け放ったのでありました








自宅からココまでのルートはお陰様でグーグルマップにナビして貰い迷わず辿り着けたのですが
これから登る京大坂道に関してはココからゴールである女人堂(高野山金剛峯寺の入り口)へのルートがグーグルマップだと無駄にグニャグニャ回り道させられる感じだったので、観光協会からダウンロードした↓PDFマップ

のほうが丁寧かつ無駄の無いルートっぽかったのでコチラを使って女人堂を目指す事と致しました
(`Д´)ゞ


アヂィ…


(狸と出くわしましたが写真撮る前に逃げられました)



登り始めから1時間、ある程度順調に


『大師の硯水(すずりみず)』地点まで辿り着きましたが



これから先はマップ上に書かれているように急な坂道が2つ待ち構えています
(念を押すようですけど道中はデフォルト(初期設定)でも普通にそこそこの上り坂ですからね。ココに書かれている急坂ってのはそれ以上に急な坂って事なので。急坂以外がフラットな道…って訳ではありませんよ!)



しかしながら2つの難所の間に自販機のマークがありますので、そこで飲み物の補給ができるのならばペットボトル3本分も背負って来ている麦茶を少しでも軽量化させておく意味でも1回目の急坂から積極的に麦茶を飲みながら熱中症を予防しとこうかなと。
( -`ω-)✧



シンド…



予想通りの急坂に悲鳴をあげる気力も削がれましたけど



3時ジャストに丹生神社・日輪寺を通過
(最初の急坂ポイント通過)
(´Д`;)



地図上では次の四つ角に自販機があるはずなので『ウゥゥ…これでやっと冷たい飲み物が買えるワ…』と安堵しておりましたところ…




自販機が…
無い⁉

(°Д°; ≡ °Д°;)




ウソ⁉マジでぇぇ⁉
(°Д°; ≡ °Д°;)



あまりに需要が無いので撤去されてしもたんか⁉
(°Д°; ≡ °Д°;)



ていうか、



コレから作水のびっくり坂を残りの麦茶1本で登れってか⁉
(°Д°; ≡ °Д°;)

(しかも次に自販機にありつけるのは数時間歩いた先の極楽橋駅しか無いゾ⁉)




ヤバい…マジで死ぬかも…
(;:°;Д;°:;)





かと言ってココから引き返して学文路駅から電車とケーブル使って宿坊に向かったとしてもチェックイン予定の5時に間に合うかすら微妙やし…
(;:°;Д;°:;)
(夕食は5時半ヤシ…)



どっちにしろチェックイン時刻をオーバーするのであれば…無駄に降りるよりも登るほうが…まだ…マシ⁉
(°Д°; ≡ °Д°;)





という事で悩みに悩んだ末、結局前へ進む事に。
(千石橋通過)













こんな悲劇的な状況の中、本編最大の難所である作水(さみず)集落まで続く作水坂を登り始めたのですが




もう…笑っちゃうくらいの急坂ですぁ
(´ ิД ิ` )

(↑気ぃ失ってるやん)




例えるなら…『ターボ無しの軽自動車だったら登れないくらいの傾斜』って言えば想像つきまっしゃろか…
(´ ิД ิ` )



10歩進んでは休憩…10歩進んでは休憩…みたいなペースでしか登る事が出来ないんですわコレが
(´ ิД ิ` )



仮に同じルートを登る人が居てたとしましょう。
貴方は記録的酷暑の日中に大阪から寝ずに歩いて来た上にこの坂を登れまっか⁉…ちゅうハナシですわホンマに!
(´ ิД ิ` )
(↑いったい誰にキレとんねんw)




その後ついに完全に足が止まってしまい日陰にリュックをおろして大の字になってダウン。
( ꒪⌓꒪ )



コレ…ヘタすると救急車を呼ばなアカンかも…
( ꒪⌓꒪ )

(トラウマ度『10』)



助けを乞おうにも、こんな寂しい急坂を登って来る車なぞ無くホントに生存の危険すら頭に過(よ)ぎりかけたその時


フと坂の上を見やると何だか水の気配が…
( ゚Д゚)




もしや…湧き水⁉
( ゚Д゚)





フラフラになりながら空のペットボトル3本を持って湧き水らしい所まで行くと
石の窯?みたいな所に金魚が2匹泳いでおり、そこへ山の湧き水を引き込んで誰かが育ててらっしゃるみたいで(知らんけど)
(湧き水なんて飲んだらお腹壊すかも)…なんて悠長な事を言ってられるような余地なんてもはや残されておりません!
地獄に仏とはまさにこの事です!
ホントに命拾いしたと感謝しながらチョロチョロ落ちる湧き水をペットボトルに注ぎ入れようとしたんです…が!
(;°;∀;°;;)




金魚の居てるその石窯の下あたりにアシナガバチの巣があるみたいで…
人の気配を察して出て来た大量のハチに囲まれてしまっているではありませんか!
(°Д°; ≡ °Д°;)





刺激しないようにソロリソロリと湧き水を注ぎ入れるのですけど…
ハチって黒い物めがけて攻撃してくるって言うじゃないですか。




僕の着ている空調服…真っ黒なんですよね
( ꒪∀꒪)

アハハハハハハ
(トラウマ度『10』確変継続中)




1本目のペットボトルに湧き水を注ぎ入れるや、たまらずリュックの所まで一時避難しましたが残りの2本も注ぎ入れない事にはこの先マジで死んでしまうかもしれませんので
大の大人が半泣きになりながらアシナガバチの大群の中に飛び込み、なんとか残りの2本も満タンにし終え


満身創痍ながらも再び急坂を進む事に。
( ꒪⌓꒪ )





登っても






登っても




永遠に終わりそうもない急坂の連続…
( ꒪⌓꒪ )






4時をまわった時点で残りの距離と自身の壊滅的スローペースを鑑みた僕は宿坊に電話をかけて現状を説明し、チェックインが予定時刻を大幅に遅れてしまう旨と、『此方の都合により大幅に遅れるので夕食(5時半)はご迷惑になるので用意して頂かなくても結構ですので』と辞退させて頂きました
(´Д`;)




住職さんは『気を付けてお越しください、お待ち申し上げております』…と仰ってくれてましたがそれでもお寺の門は9時で閉まって(門限)しまうんですよね…。
果してそれまでに辿り着けるのかすらも微妙になって来ました
(´Д`;)




それからも30分毎に住職さんからお電話を頂き進捗状況を報告しながら歩くのですが…

やっとこさ最大の難所である作水坂越えは果したものの、だからと言ってフラットな道になるのかと言うと急坂ではないだけでソコソコの登り坂が延々と続くんですよね…
(´Д`;)



ていうか
基本的に学文路から高野山までズーーーーーっっっと登り坂しか無いヤンけ…!
( ꒪∀꒪)
(↑自分で京大坂道を選択しといて何をキレてんねんw)






チェックイン時刻もとうに過ぎて再び住職さんと電話で相談した結果、門限の事もあるので


とにかく今日はこのまま極楽橋までは歩いて…



…そこからケーブルに乗って宿坊の門限までに到着出来るよう予定を改める事に致しました。
(´Д`;)




勿論、このまま終わってしまっては『大阪から高野山まで登った』と言えませんので明朝に再びケーブルに乗って前日サスペンデッド(中断)した極楽橋から自力で女人堂まで登り直す…という事で!
(´Д`;)
(↑何やネン…その変なコダワリはw)








『日本最後の仇討ちの場所』
     ↓


『白藤小学校跡』
     ↓

『栗』
(↑なんやソレ)

…を越え、




ついに






極楽橋駅が見えて来た…
(´இωஇ`)





切符を買ってケーブルが来るのを待ちます!




即死しそうなくらいファンタうんめぇぇぇぇ〜!!




(7時半着・出発から23時間後)
高野山上駅からバスに乗り、結局宿坊に辿り着いた時には陽も落ち、辺りは真っ暗でした
( ꒪∀꒪)





予定を2時間半もオーバーしてチェックインしたにも拘わらず、直ぐさま客間に通して頂き、




食事は諦めていましたのに野菜の天ぷらや汁物とか、あっつあつの料理を僕の到着に合わせて給仕してくださったりで…恐縮しきりでした
(´இωஇ`)
(できれば先に汗を流させて頂けませんか)…なんて事は恐ろしくて言えませんでしたけどw





ビールうんめぇぇぇぇ〜!!
\(//Д//)/♥






ていうかルートイン橋本で食べたカップヌードル以外、大阪を出てからまともな固形物を摂れてなかったですからね…身体に染み入るとはこの事ですね
\(//Д//)/♥



(食後に温かい風呂に入らせて貰い、寝る前に酷使して来た脚にボルタレンジェルを塗りながらマッサージしようとしたのですが案の定両脚同時に痙攣し、暫くの間ひとり悶絶したのはご愛嬌ってことでw)








泥のように眠った明くる日の朝6時半


朝の勤行(←本堂は撮影禁止ネ)に参加して美味しい朝食を頂いてから




昨日背負って来たリュックサックから余分な荷物(ヘッドライト等の夜間照明器具・空調服の予備バッテリー・予備のモバイルバッテリー・折りたたみ傘・合羽上下・クロックス・帰る日の衣類etc.)を部屋に残し、初日よりかなり身軽な装備で宿坊を出発




再びバスとケーブルを乗り継いで昨日強制終了した極楽橋駅まで舞い戻り、







昨日登れなかった不動坂を登り直しにかかります♪


















うむ。
楽勝楽勝♪
( ゚Д゚)y─┛~~





そりゃそうだ!
グッスリ睡眠とれて荷物も軽けりゃ、筋肉痛であってもいろは坂くらい昨日の作水坂に比べたらヨユーですわヨユー!
( ゚Д゚)y─┛~~











滝不動を越えてからは趣深い山路を登り、



花折坂を歩けば〜…








11時に女人堂に到着!
ε٩( º∀º )۶з



ココから先全体が高野山である金剛峯寺の境内にあたるのでココをゴールにしても良いのですけど、何だかギリギリでゴールしたと思われるのも性格上イヤなので高野山の中心部と宿坊までは歩いて行っとけ!




…と言う事で更に歩きます♪
( -`ω-)✧















金剛峯寺の中も拝観し、




壇上伽藍の根本大塔を見やりながら




大塔の裏手に位置する宿坊、




西禅院さんまで辿り着いた時点で『大阪から高野山まで歩く』プロジェクトは見事完遂ということで〜!!
ε٩( º∀º )۶з




長文の御拝読ありがとう御座いました♪
ε٩( º∀º )۶з






次回エピローグへとつづく





















《総集編その1》〜猛暑のなか歩いて大阪から高野山まで〜

2020年08月29日 | 旅行
たいそうなタイトルですが
要はリアルタイム(←click)では書ききれなかった道中のコボレ話なんかを補完させて頂こうというだけのものです
それと参考になるか判りませんがこれから真夏に大阪から橋本を経由して学文路(かむろ)から京大阪道を高野山女人堂へ登ってみたいと考えている奇特な方々に少しでも役に立てればという思いで行程をまとめてみました

しかしながら秋とか涼しい時季なら兎も角、残暑とか来年以降の8月の盆過ぎに真似して歩いて熱中症で命を落とされても一切責任は負えませんのでくれぐれも自己責任ということでw
(―人―)人
ナムナム…




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

《装備・準備》

え〜まずは僕が高野山まで登ろうとした日の気温がこんな↓激烈な猛暑の予報だったので




医療関係者に迷惑などかけないよう綿密かつ臨機応変に、数パターンのプランを考えておりました
(―人―)ナムナム



○大阪から高野山麓の橋本市までの40kmの道程は日中の陽射しを避けるため寝る時間を割いてでも夜のうちに歩き進めて置くこと。

○空調服など出来るだけ暑さ対策を講じること。

○紀見峠以外は道中コンビニが点在しているのでイートインスペースにて積極的にクールダウンと休息を摂ること。

○目的の高野山の宿坊は予め2泊分の予約を入れておき、もし橋本市に辿り着いた時点で体調が優れない場合は無理せず電車とケーブルで登って宿坊に泊まりに行き、明朝橋本まで降りて来てから高野山上まで登り直すくらいの柔軟な対応もとること。


○橋本市内にあるビジネスホテル『ルートイン橋本』は4000円で朝の8時から最大8時間のデイユースが可能なので、『1日で強行』or『2日間に分けて行く』のどちらであっても時間的に利用できそうなら不眠で寝ていない身体を休息すべく上手に利用する事も考えておく。



○万が一、橋本市到着の時点で午前10時を過ぎていたらルートイン橋本の滞在が極端に短くなりお金が勿体無いのでその場合は学文路の手前にある『天然温泉ゆの里』なる温泉施設が1000円で利用できるので仮眠するならココもアリ?




…みたいな感じですね
(―人―)b




装備としては…真夏の釣り必携の空調服に、今回は予備のバッテリーを追加で購入(高い)








初めて買ってみたのがサンコーのネッククーラーNEOという、モバイルバッテリーから給電しながらキンキンに冷えた金属プレートで頸動脈を直接的に冷やしてくれるというスグレモノ






(ちなみにコレ、高野山から帰って来たら大阪ほんわかテレビで全く同じ商品が紹介されてましたよw)
( ゚∀゚)b



それと↓菅(すげ)笠





ゴアテックスの登山帽も持っておりますが今回は史上最強の猛暑を歩き続けることになるので、菅笠なら笠に受ける陽射しの熱を五徳で頭から浮かせて熱の直撃を避けられますし、尚且つ通気性も最強につき真夏の帽子の究極形だと思い急遽Amazonで注文したら出発の前日に届いてくれました♪
( -`ω-)✧





結論から申しますとコレらのグッズが無ければ間違いなく僕は倒れていたでしょうね…
(ていうかコレだけの装備でも実際倒れてしまいましたし(汗))
(;°;∀;°;;)
それでも既(すんで)の所で救急搬送までは免れた…と思えばやはり菅笠・空調服・ネッククーラーの装備たちに命を救われたように思います

※でも良い子はマネしないでねw



前振りが長くなりましたので『優雅に避暑地へGo!』編は次回へとつづく



慟哭の青いハン…~2019道東旅行記3・4日目final~

2019年10月28日 | 旅行

3日目の朝です
エエ天気♥
(人´∀`*)






今朝も朝飯をガッツリ頂きながら、ななめさんよりチェックアウト後のルートをアドバイスして貰きまして
昨夜一緒だった小笠原の男性とのお別れの挨拶を交わしたのち






2日間お世話になったとおまわりさんよりチェックアウトさせて頂きました
両親もこのゲストハウスのノリが大層気に入ったみたいで『また泊まりに来たい!』と大満足してくれてました♪

ななめさん、お世話になりました
両親に素敵な思い出が作れて良かったです
またいつか、必ず泊まりに来させてくださいまし~♪
(人´∀`*)



『羅臼ゲストハウス 旅人の宿 とおまわり ななめさんブログ』(←click)





んで
バビョーンと車をトバしまして~







羅臼から一気に野付半島へとやって参りました







僕も野付半島は来た事が無かったので一度はこの目で観に来たかった場所なのですが
( ゚∀゚)







コレだけの為に車かっトバして来た割りには…
( ゚∀゚)
フツー…







(釧路湿原同様、1回観たらもう…エエかな…)
(´Д`;)







でぇぇ~!
今度は来た道を引き返し、更に羅臼町を越え







峠道をグングンと昇って逝きまして~






知床峠展望台にトーチャーク♪
おお~、山の頂には雪が積もっております
( ゚∀゚)
テイウカ、サムイ…






昨年昇った時にはガスっていて何も視えず正直、『何じゃコリャ?』な感じだったのですけど
今日はスカッと晴れて北方領土が見渡せました。コレだったらわざわざ昇って来るだけの価値アリでしたよ!
( ゚∀゚)







そのまま峠の反対側まで走り抜けて





初めてウトロ方面にやって来ました
( ゚∀゚)
ヘェ~♪







道の駅に『赤いサイロ』が売って(1人1個まで)いたのでお土産用にGET♪








それから斜里町方面へと下りて行きまして
オカンが行ってみたいと言っていた…








冥途…もとい、『天に続く道』でパシャリ。



コレって…網走監獄の囚人に作らせた18㌔(28㌔?)もの直線道路なんですってよオクサ~ン♪
(人´∀`*)






で、そこから少し走りますと~…









お♪あったあった、目印の白いドラム缶…







昨日ぴかリンさんから教えて頂いていたおすすめスポット、『越川温泉』でぇ~す
( ゚∀゚)







んあぁあぁあ…
エエ湯や
\(//Д//)/♥

(↑画像は僕やなくてオヤジね)







気持ち良い温泉に入ったあと我々は温泉のすぐ近くにあります、ぴかリンさんおすすめの次なるスポットへとやって参りました







『越川橋梁跡地』

その昔、国鉄の路線を敷くべくこれまた囚人やらタコ部屋労働者をコキ使って建造させたと云われる10連アーチ型のコンクリート橋梁の跡地で






国道を通す為に現在は橋梁の真ん中部分が取り壊されております
(画像では判り難いかもしれませんが左端の橋梁と右奥の橋梁の間に国道が走ってる…ていう感じですね)




コレだけでしたらナンの変哲も無い場所なのですけど~…






ぴかリンさん&ななめさんからお聞きしたこの越川橋梁に関するエピソードがなかなかディープなハナシでありまして…




北海道に限らず日本中、いや世界中でもその時代にはよくあったハナシらしいのですが
橋やトンネルなどの人工建造物が自然の脅威などで壊れたりしないよう一種のマジナイとして生きたままの人間を生け贄(守り神?)として埋めるという『人柱』という行為がマジで行われていたらしいのです
(後に調べると北海道の『常紋トンネル』なる所では十勝沖地震の際に壁から立ったままの状態の人骨が大量に発見されております)






この越川橋梁も『何本目かの橋脚に人柱が埋められている』と語られている場所のうちの一つらしく…
お二人から共通して聞かされた『当時の統括責任者が代わる代わる謎の変死(怪死)をとげ…その結果橋梁は一度も使用される事なく廃線に至った…』というエピソード
(≖人≖)




ソレは果たして無理やり人柱にされた労働者達の怨念なのか否か…
(≖人≖)




この話をお聞きした際↓

(ぴかリンさん『おあずけさんはそういう霊的なハナシって信じるほうですか?』

僕『ハハハ、まっったく信じませんよ!
僕は以前、恐山の三途の川でも夜釣りしてたぐらいですもん
それでも生まれてこのかた霊だのオバケだの見た事ありませんから。
まぁでも実際に自分の眼で幽霊とかを見たりしたなら、その瞬間からは信じるかも知れませんけどねぇ…
そもそもオバケって驚かすだけじゃないッスか~。やっぱこの世で1番恐いのは生きてる人間やと思いますよw』


ぴかリンさん『ですよねぇ~w』


僕『ハハハw』)




























そんなこんなで
越川橋梁を観終えてから両親のリクエストである網走監獄方面へと車をトバしておりますと〜…







バックミラー越しに白黒カラーの特別車が追い掛けて来るのが見えまして







ヘルメット被った制服姿の優しそうなPメンから





18000円分のプレミアム商品券を手渡されました
(´Д`;)







僕『いやいやそんな…気ぃ遣って貰わんでも結構ですのにぃ~…』
(´Д`;)






Pメン『いっやぁ〜惜しい!あと2キロオーバーされてたら赤色のシャア専用プレミアム商品券をお渡し出来たんですけどねぇ~!』
(・∀・)(・∀・)
ニヤニヤ♥






僕『い~やいやいやいやもう、青色で充分ですよホント…』
(´Д`;)






Pメン『ところでそんなに急いでドチラへ向かわれる途中だったのですか〜?』
(・∀・)(・∀・)
ニヤニヤ♥







僕『両親連れて網走監獄に逝くつもりだったんスけどね…いやもうついでなんでこのままこの白黒車で監獄まで連行してってくださいよ~…』
(´Д`;)







Pメン『クスクスw…いや〜お連れしたいのは山々なのですが♪
我々はまだまだココでクーポン券配りまくらないといけませんのでw』
(・∀・)(・∀・)
ニヤニヤ♥








僕『ほんじゃ…最後にブログ用に写真撮っといて良いッスかね?
ナンバーとかはモザイクかけますので』
(´Д`;)





Pメン『ドーゾドーゾ♪じゃあ後方から他の車が突っ込んで来ないように後ろで旗振って誘導しときますね~♪』
(・∀・)(・∀・)
ニヤニヤ♥







カシャッ…































ホレ見ろ、
やっぱ生きてる人間が1番恐いやんけ…
( ꒪⌓꒪ )

オバケハ…ゼニヲトッタリシマセン…







Pメン『あ〜ちなみに商品券の使用期限は23日までですのでお忘れなく〜♪』
(・∀・)(・∀・)
オキヲツケテ〜♥









F💢CK YOU!
(╬ ಠ益ಠ)ψ












ハイハイそれからは気を取り直し安全運転で…予定より時間食って網走監獄にトーチャク。
僕は昨年ココには来てますし残り時間の都合上、両親とは別行動を取ることにしまして







監獄の近所にあります、ぴかリンさんに薦めて頂いていた『北方民族博物館』に独りでやって参りました






無料の音声ガイド借りられます♪







ココほアイヌ民族に限らず、アフリカで産まれた人類が知恵を工夫して厳しい自然環境に適応し
寒い地帯(北方)へと生息圏を延ばしていった珍しい資料が沢山展示されております
( ゚∀゚)





アザラシ漁のやり方とか…興味深かったですね
( ゚∀゚)






という事で閉館時間ギリギリまで楽しんでから
再び監獄へ両親を拾いに逝きまして








安全運転で💢








およそ150㌔離れた釧路市内へと移動








ふ~、やっと着いた…
(´Д`;)
ツカレタ…







とりあえず予約しておいた安宿にチェックイン!








1泊朝食付きで1人¥3300なり~♪
(人´∀`*)
ヤッスゥゥ~イ♥







ハイお疲れ~!
もう今夜はハンドル握らないのでやっと飲めます♪






滞在期間中ずっと魚料理だったので久し振りの肉料理は美味しかったですね
( ゚∀゚)









両親はホテルに戻りましたが僕は〆のラーメンが食べたくなったので
なんだか美味しそうな佇まいのお店を見つけたので吸い込まれるように入店







オススメを伺うと味噌ラーメンだそうなのでソレで♪







予想を裏切らない美味しさでお腹が満たされた僕は
釧路のネオン街を見やりながらホテルへ戻り床に就きましたとさ…




という事で3日目しゅうりょぉ~♪





□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□






ハイ
4日目は帰るだけなのでついでに書いちゃいますね
(もう終わりますのでw)







安宿の割りに朝食も美味しく頂き
(僕も両親も育ちが庶民なので何でも美味しいです)







チェックアウトしてからクロネコヤマトにて重い荷物等を無事に大阪に発送完了


ガソリン満タンにしてから空港の日産レンタカーへ






両親を乗せての800㌔のドライブでしたが事故も無く(←捕まったけどね)帰って来れました~♪







帰りのPeachは30分位の遅延がありましたが復路のチケット代は¥2900で取ってましたので全然文句なんてありませんね♪


ざっくりまとめると



飛行機代往復¥17550(手数料込)
レンタカー&ガソリン代1人あたり¥5000
1&2日目ゲストハウス代1人¥9600(2泊分)
3日目ビジネスホテル代1人¥3300



…で知床まで逝って来れたのなら、なかなか上手に旅したほうちゃいますかね~♪
(人´∀`*)






(人´∀`*)…
















罰金の¥18000だけが余計でしたけどネ…ホンマ
( ꒪∀꒪)

(今明かされる
『幸福の黄色いハンカチ』
     ↓
     ↓
     ↓
『慟哭の青いハンソク切符』…というタイトル変遷のオチ)










まぁ色々ありましたが今回も思い出深い旅になりましたとさ~










乙!
(人´∀`*)

(旅は面白い)











PS.これからまた実家の屋根塗装に囚われますので暫くブログ更新は止まるかも知れません