明日におあずけ!

毎日新たまねぎが食べられるシアワセ…♥
ヾ(*´∀`)ノ

鯖街道・針畑越え➃〜3日目final

2023年05月23日 | 旅行
鯖街道・針畑越え初日編はコチラ(←click)

鯖街道・針畑越え2日目編はコチラ(←click)


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(これより3日目編final)




(1:42)
おはようございます
3日目はこんな真夜中から始動します
シュラフを収納しましたがこの時間だと気温差が少ないのかツェルト内は昨日ほど結露しておらず助かりました
(๑´∀`๑)




持参していた残り3つのアルファ米全てに水を注入。そのうちの1つは1時間後の出発時に食べる用、残り2つは道中いつでも食べられる用です




テーピングおよびサポーター類も装着完了




全てのパッキングを終え




山菜おこわを食べ終えたら




(3:18)
いよいよ3日目の出発です
( 」゚Д゚)」




只今ココらへんに居てますが




本日最終日は850m級の峠を2つ越え、それからは延々15km以上坂を下りていきます




キャンプ場のバリケードをまたぎ




真っ暗な舗装路をヘッドライトの灯りを頼りに進み始めます




(3:46)
自販機を発見したので、その場でリアルゴールドを飲んでエネルギー注入!
出発からキャンプ場までの道中で飲み食いしたゴミは捨てずに全て背負って来てますが、このリアルゴールドの瓶だけは自販機にゴミ箱が用意されてたので捨てさせて頂きました
(ง`▽´)ง




(4:01)
こんな深夜ですが1台だけ地元の車が追い越していきました




(4:03)
大黒谷キャンプ場の看板。
昨日の久多の里オートキャンプ場で、もし予約無しの飛び込み宿泊を断わられた場合の第二候補地としていたキャンプ場です。
(廃墟感バリバリの趣き深いキャンプ場でブロガーとしてはコチラで幕を張るのもアリだとは思ってたのですが…如何せん売店とかが無いのでビールが買えないんすよw)
↑ソコカイ!




(4:19)
昨日のO林さん&K谷さんが泊まられている民宿『久乃屋』がある分かれ道を通過



(4:23)
自然環境活用センターを通過し東へと進み始めると山の上に月が光ってました



程なくして右へ曲がり南へと進み始めると街灯も無くなり夜だとイッキに寂しい感じの山道へと入っていきます
(ちなみに木に括られてる白いのは後日開催される鯖街道ウルトラマラソンのタグです)



(4:49)
そろそろヘッドライトが要らないくらい明るくなって来ました




良い具合にウェザリングされてますね
(・∀・)




(5:00)
本日2回目の行動食タイム
(自販機で飲んだリアルゴールドを1回目とカウント)



(5:18)
落石だらけ
(¯꒳¯٥)




(5:21)
急斜面や





(5:25)
倒木を潜ったり…度々ザックが引っ掛かるので難儀します
藤浪辰巳のリングインばりに華麗に潜りたいんですけどねぇw
( 」゚Д゚)」



(5:31)
エレンの最終形態みたいな倒木を越えると




(5:34)
いよいよ本日1つ目の峠、オグロ坂の入口へ辿り着きました



山登りを始めた途端、つづら折りの急勾配に加えて杉の枯れ枝が踏み跡を覆ってしまいキチンと正規のルートをトレース出来ているのか不安になります
( ゚Д゚)

幸いにもウルトラマラソンのタグも付けてくれてたりするので紙地図とヤマレコアプリで所々確認しながら登っていきますが…後に最大の危機に直面するので↑このような山道の画像を憶えておいてくださいまし





(5:37)
ホント…踏み跡が判らず何処を歩けば良いのかドキドキしながらタグとかも頼りに進んでましたが…




暫く歩き進めていると
杉の枯れ枝まみれなうえにシャレにならないほどの急勾配を斜め上に向かって登り進む箇所に差し掛かったので…
その都度目を凝らして先人がラッセルしたであろう踏み跡らしき微妙な凹みをトレースして登っていってるつもりだったのですが
疲労が蓄積しているうえに重い荷物を担いでる状態につき、一度下がると枯れ枝に足を取られて登るのが困難になる程の急勾配につき紙地図を仕舞い、手袋をはめて両手を使って登り続けていったんでんよね
(;´Д`)


それにしても…ウルトラマラソンの人達も後日こんなデンジャラスな所をホンマによじ登っていくんやろか…
ま…まぁ…僕が非力なだけでウルトラマラソンに挑戦するような猛者達にすればこれぐらい造作も無い事かも知れへんけど…
(;´Д`)
ヒィー



…なんて、オグロ坂の洗礼に面食らいながら道のようで道でないような斜面をよじ登っていましたところ


ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』



ぬぉ!やっぱり!?
( ̄□ ̄;)!!



こんなデンジャラスな所…やっぱ正規ルートであるワケ無かったんじゃん(汗)
( ̄□ ̄;)!!



それにしても何処でルートから外れたんや!?
自分なりに1番『濃ゆそうな跡』をトレースしてきたつもりやのに…!?
まぁそんな事より先ずは今登ってきた斜面を引き返さなければ…
( ̄□ ̄;)!!


ところが…杉の枯れ枝で大変滑りやすく踏ん張りが効かない急斜面につき…登っては来れても重い荷物を担いだまま同じルートを降りようとすると逆に滑落の危険性が生じるんですよ
(((;゚Д゚)))



と…
(((;゚Д゚)))



とにかく、ココから滑落しないよう足元を探りつつ迂回しながら、何となく元のルートの方向へ寄せていこう…
(((;゚Д゚)))



ヤマレコアプリで自分の居場所を確認し、何となく元のルート方向へ滑落しないよう降りたりしてったのですが…




ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』



うっさいワ!判ってるんじゃボケ!
戻りたくても戻られへんから難儀しとんのじゃゴラァ!
(((;゚Д゚)))
ジャッカマシイワ!




(5:59)
手袋をはめて焦りまくってたので画像を撮る余裕なぞありませんでしたが
(↑そのようなヒリヒリする状況で唯一記録として収めていた迷ってる最中の画像)

おおおおお落ち着け。ちょっと深呼吸しよう。
(((;゚Д゚)))


改めてコンパスで磁北を取り、ヤマレコアプリの方位と照らし合わせ少し進んでは逐一自分の位置をチエックするのですが…GPSとヤマレコの反応精度に若干のラグが生じる為、自分では『コッチで合ってるハズ』と移動していっても



ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』


…と、またまたヤマレコに翻弄されたり…
(((;゚Д゚)))
(↑イヤ…だから多少のラグは有るだろうヨw)





ヤマレコの軌跡(紫色)が物語るように…めっちゃ迷走を続けてました。
(※青色が正規のルート)


谷のほうに川が見えたので一瞬そこまで降りて沢づたいに降りていこうか?
…などと頭をよぎりましたが…

かつて遭難した人達のエピソードとして安易に沢づたいに下ろうとしてガケに出くわし進退窮まる…というパターンを憶えていたので
杉の枯れ枝と急勾配ですし降りたら登れなくなるリスクを考え寧ろ上に登れそうな手順ばかり考えながら進みました
(((;゚Д゚)))




で…



(6:13)
ヤマレコアプリ『ピコーン!正常なルートに戻りました』



た…
助かった…
( ꒦ິД꒦ິ)


(遅ればせながら本日3回目の行動食)


もう…一時はどうなる事かと思いましたわ
( ꒦ິД꒦ິ)
ダッハー…


こんな山奥で遭難しかけるなんて…
コンパスとヤマレコが無ければ死んでたかも知れん…
それにしても予想外に時間をロスしてもうたワ
( ꒦ິД꒦ິ)



元ルートを再び歩き続け、僕がルートを間違えた箇所に再び差し掛かったのですが…




ココですな。
(;´д`)




本来ならばココをつづら折れていかなければならなかったのを




ボヤっとしていた僕はココを真っ直ぐ進んでしまってたみたいですな…
間違えやすい箇所にはウルトラマラソンとかのタグとかが括られてると過信し過ぎてた僕の落ち度ですな
(;´д`)





イヤ…でも…正直ココは他の人でも間違えるんじゃネ(汗)
(;´д`)
↑負け惜しみ




因みにつづら折れた坂道の上のほうにウルトラマラソンのタグがw
いや…回れ左してそんな遠くまで見通せるほど精神的視野は広くないっス(汗)
(´ㅂ`;)
(↑別にウルトラマラソンはテメェの為にタグ付けてくれてる訳じゃ無ぇからナw)




(6:33)
八丁平の前にオグロ坂を越えやんとね…





(6:36)
先程のように杉林のデンジャラスな登り坂から比較的歩き易いエリアを登り進めてますと


どこからともなくピィイィイィ〜…



…という笛の音が谷の方から一定の間隔で聴こえ始めたのですが。
先程危うく遭難しかけた僕は未だ放心状態につき…当初その人工的な音色に対して特に何も思わなかったのですが〜…


歩きながら徐々に僕の精神状態が冷静になるにつれ…フと一抹の不安が頭をよぎりだしたんですよね…














まさかコレって…誰かが谷底で救援を求めてる笛の音って事じゃ…無いよねェ!?
(((;゚Д゚)))




笛のように聞こえるその音は自然に奏でられてる音ではなく明らかに人工的な音だし…しかもついさっき僕もこのエリアで遭難しかけてるので僕以外にも似たようなスカタンかまして迷って身動きがとれなくなってるパープリンが居てても不思議では無いし…
(((;゚Д゚)))




(6:47)
『オオ〜イ!』
(」³Д³)」


ピィイィイィ〜…




『オオ〜イ!』
(」³Д³)」


ピィイィイィ〜…




『誰ァ〜れか居ませんかぁぁぁ〜!』
(」³Д³)」



ピィイィイィ〜…




『助けて欲しいんやったら2回連続で鳴らしてくださぁぁぁ〜い!』
(」³Д³)」




ピィイィイィ〜…
(1回)





『ホンマに知りませんからねぇぇぇ〜!ほな僕、先に行きますけど恨まんといてくださいよぉぉぉ〜!』
(」³Д³)」





ピィイィイィ〜…




『ウンコォォォ〜!おならァァァ〜!チンコぉぉぉぉ〜!』
(」³Д³)」




(」³Д³)」…




(」³Д³)」…




ピィイィイィ〜…





(6:58)
という訳で先へ進む事にしました
( ; ̄3 ̄)~♪

シ〜ラネットォ〜




フゥー…





(7:17)
そしてやっとこさ…





オグロ坂の峠に到着
ついでに本日4回目の行動食タイム





今ココらへん。
このオグロ坂へ辿り着くのに精神的・肉体的に相当削られましたけど…まだもう1ピーク越えなければならないなんて…恐るべし鯖街道
(@_@;)




ヨシャ。
これからは八丁平および中高度エリアへ一旦降りて行こうゾ





(7:19)
お地蔵さん




オホー
ここら辺は歩いていても気持ち良いッスね〜♪





(7:37)
八丁平到着




この八丁平を時計まわりにグルッと反対側まで歩きます




湿原って聞いてたのでヤマビルの忌避剤吹きまくって来ましたが拍子抜けするくらいフツーの道ですね(汗)
(´ㅂ`;)
(↑安心シロ、後にしっかりジュクジュクな道を歩かされるからw)




ヤマレコアプリや針畑越えマップでは八丁平の南端の標識を右(西)へ沿って進むのですがウルトラマラソンのタグは直進(南)の林道方向へ導いてますね




何故にウルトラマラソンは直進で僕は右に分かれるのか…もしかして右ルートに不穏な事情(スズメバチの巣があるとか)が隠されてるのでは無かろうか!?と少し不安を抱きつつも我が道を行く事に致します




右ルートはすぐに板の橋を渡ります



(7:48)




(7:51)




大きな看板が出て来たら左の山道を進み、フノ坂を越し





(8:08)
林道へ出たら左折




(8:12)
直ぐさま標識に沿ってまたまた山道を降りていきます




ハチには出くわしませんが他の虫がいっぱいなのでモスキートネットにディートを吹きまくります
汗で成分が流れたりすると効き目が落ちるのか僕の身体に止まろうとしますがディートを吹きまくると僕の身体に近付いてきた虫達が止まること無くファァ〜…と避けていくので効果は確かにあると思いますネ♥
(人´∀`)
(※個人の見解につき効果・効能を保証するものではございませんw)



(8:17)
本日5回目の行動食タイム




こんな橋を2つ渡りますと〜…




(8:32)




二ノ谷管理舎に到着〜




出しっぱなしの水道があるので冷たい水で顔を洗いリフレッシュ♪




ハイドレーションに給水して、オートキャンプ場出発前に作っておいたアルファ米で朝飯タイム
えびピラフ美味しいです♥
(人´∀`)





(9:06)
…なんて一服していたのも束の間、休憩中の僕の周りをミツバチとアシナガバチの中間サイズくらいのハチがタカりだしたのでソソクサと荷物を纏めて出発する事に致します
(;´Д`)
ンモー





(9:33)




(9:34)
陽射しがキツい…



(9:46)
15分程の登り坂ですけど勾配キツい…




(10:07)
本日6回目の行動食タイム




(10:12)
キ〜レ〜イ〜♪
(・∀・)




(10:15)
大見の三叉路を右方向へ




ココにもお地蔵さん居てます




これからは暫く未舗装路が続きます




タイヤに『鯖街道→』と書かれてます




(10:38)
目印となる電柱を直進すると




(10:49)
何処かで川の水が流れ込んで来ているのか



(10:56)
延々とぬかるんだ道を歩かされます
なるべく靴を濡らさないよう右端を歩いたり左端を歩いたり忙しかったです
(;´Д`)




(11:07)
標識ポイントに着いたので




本日7回目の行動食タイム




ココからはいよいよ鯖街道最後のピークへ向けて登り始めます!
( 」゚Д゚)」
ウォォォォォ🔥



(11:16)
暑さと勾配が襲って来ますがコレが最後の峠越えだと思えば気持ちは折れませんね



(11:23)
それにしてもようこんな所まで車ホカシに来るよな
(感心するワ)



ええ感じに錆びてますw
(モデラーあるある)



何の足跡ですかね…鹿or猪?
道中1回だけ熊の糞らしき物(知床の海岸で見たのと同じサイズ&色)も目撃しました。
それ以外にトカゲやヘビにも遭遇してます
(↑虫は苦手だが爬虫類は平気)




(11:37)
あの谷底に落ちてる車…




ジムニー…かなぁ!?
シランケド




もうそろそろ標高850m付近だと思うのですが…




(11:45)
へぇ〜
粽(ちまき)を巻く笹を育ててるんだ
( ゚Д゚)



(11:50)
誰が置いたヌイグルミなのか…山の御神体みたいになってるw




(11:58)
滝谷山直登ルートとの分岐点て事は…




おおおおお〜!
ついに鯖街道最後のピークに辿り着きましたヨ!
これからはココ以上に高い所へ登る事がございません!
(//≧∇≦)ノ"
ヤッタァァァァ〜!




(12:11)
本日8回目の行動食タイム




(12:24)
和佐谷峠通過。
微妙なアップダウンを繰り返しながら段々と標高の低い峠を降りていくって感じッスね〜



(12:34)
琵琶湖が見えるそうなので〜








せっかくなのでちょっと覗いてみよ〜っと
(・∀・)
(↑いつものようにバテていたらこんな余計な丘を登る余力なんて無かった筈)



ウ〜ム。遠目に琵琶湖らしきものが見えるような…見えないような…
( ¯人¯)
ビミョー



(12:39)
杉の峠に到着



ここよりゴールである出町柳までは




舗装された坂道を延々と下って行かねばなりません




先人達もこの最後の下り坂が地味にキツいと仰られてますが…(汗)





(12:50)
花脊峠を左へ





地鶏





花脊峠の車道は急勾配&急カーブの連続ですが
ヘアピンカーブの所に1か所だけ湧き水が汲めるスポットがあるんですよね




そうそうコレコレ♥




(13:03)
今日は京都は30℃まで気温が上がるなか、あと4時間以上は歩かなければならないので
ハイドレーションにはまだ水が残ってますしソーヤー付属の1ℓウォーターバッグのほうに予備的に水を補充しておきました♪
(人´∀`)




ところが…まさにこの画像を撮った直後に
(人´∀`)



僕の頭上を黒くてデカいハチがかすめて行くではありませんか!
(||゚Д゚)




慌てて荷物を担ぎ水場から離れたのですが…
(||゚Д゚)



気がつくとその巨大バチは僕の腰の周りを不気味な羽音をたてながら旋回しているではありませんか!
(||゚Д゚)ヒィィィ!



すかさずサコッシュから取り出したスズメバチサラバを身体中に吹きまくりエスケープしましたが…




(※ハチの追跡より逃れてから改めて撮影)
高野山でアシナガバチの大群に取り囲まれた時もそうでしたが…水場ってのはハチ達の縄張りになってるんでしょうかねぇ…
(º言º;)
コッッワ




(13:12)
本日9回目の行動食タイム




(13:26)




(14:15)
本日10回目の行動食タイム



(14:31)
杉並木と舗装路の坂道という単調ビジュアルにつき画像は割愛してますが地味に暑くて脚にキてます(汗)




(14:45)
鞍馬寺到着。
ココに着いたら出発時に作っておいた最後のアルファ米(チキンライス)を食べようと思ってたのですが…日陰も無さそうですし観光客の視線も気になりそうだったので通過するだけにしました
(;´Д`)
ンモー




(15:10)
貴船神社の鳥居を通過すると〜




二ノ瀬トンネルは通らず右側の旧道へ




(15:24)
本日11回目の行動食タイム
ココからは斜度も穏やかになるのでトレッキングポールも仕舞います




鯖街道ガイドマップのとおりに鞍馬街道を進み続けます




地鶏





向こうに見えるのは比叡山ッスかねぇ
シランケド



(16:30)
本日12回目の行動食タイム




京都精華大学の建物や京大の演習林から円通寺辺りを歩いてる頃からどうやらマメが潰れたみたいで左足裏に激痛が走り出しました。
アスファルトの下り坂を延々と歩き続けて来たので足裏にも相当な負荷が掛かってるので当然と言えば当然なのですけど
(´×ω×`)
イテテテテ…




(16:40)
市街地へ下りていく最後の急坂…




指の付け根辺りのマメが潰れてる感じなのでそのまま坂道を下るとダイレクトにマメ部分に荷重がかかり激痛が走るので後ろ向きに急坂を下りていきました
(´×ω×`)

(途中パトカーが通りましたがバックで歩いてる不審極まり無い僕に対して職質はして来ませんでしたワw)




(15:04)
左足を引き摺りながら北山通りを通過




京都コンサートホール




京都府立大学を通過し




加茂川に架かる葵橋を渡ると




歓喜のビクトリーロードとなります



そして17:45



ついに〜…!





鯖街道口の碑に到着!
\(*T▽T*)/






すぐ近くの商店街入口にあります鯖街道終点のプレートでもパチリ♪




出発から52時間…野営しながら山越え谷越え76km…




積年の野望が叶いましたぁぁぁ〜♥
\(*T▽T*)/





□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(エピローグ)




踏破達成後は泥だらけのうえに汗臭さや虫除け剤等、身体じゅうから異臭を放ったまま(←許せw)電車でトットと帰宅




帰りしなに立ち寄った大阪王で買った唐揚げとビールでささやかな祝杯をあげ、泥のように眠りに就きましたとさ♥




あ…そうそう、左足裏のマメは激痛につき潰れてたと思ってましたがギリギリセーフでした
(ง`▽´)ง




ただ…左足の人差し指はテーピングしていたにも関わらずグラグラになり変色してるのでもしかしたらいずれ剥がれて来るかも知れませんが…
(ง`▽´)ง
マァ…エエカ…





因みに道中で出たゴミは久多オートキャンプ場で飲んだビールの空き缶も含め全て自宅まで持ち帰って来てますので〜!
(ง`▽´)ง




ただ…せっかく作ったのに食べるタイミングを逃して持ち帰って来たチキンライスだけは…食中毒とか怖いので勿体無いですけど廃棄させて貰います
(ง`▽´)ง




(まとめ)


今回の鯖街道チャレンジ…多分僕のチャレンジ史上で1番タフでデンジャラスな旅だったように思えるのですが…
そりゃシンドかったのはシンドかったですが…この挑戦に向けて荷物の軽量化や綿密な準備、入念なストレッチ等が功を奏したのか以前の富士山・高野山・比叡山・生駒山の時ほどヘロヘロにならなかったんですよね
(๑´∀`๑)


やはり1時間毎の行動食や適度な水分補給が非常に大切だったのだと身を以て実感致しました。
それと…オグロ坂であわや遭難しそうになりかけた場面でもヤマレコやコンパス、紙地図を駆使して落ち着いて復帰出来た事も…それぞれ過去の冒険中にやらかした失敗より学んだ知識や行動力の賜物だと思います
(๑´∀`๑)


だからと言って今回の経験を糧に更なる冒険に向かうのか!?…とは為らず、今回の縦走で自分という人間の力量がハッキリ判ったように思えますので、その身の丈に応じた範囲を超えない程度で楽しんでいけたらなぁ…と思っております
(もう無茶はしません)




めちゃめちゃ長い紀行文になっちゃいましたが最後までお付き合いくださり有り難うございました〜
(๑´∀`๑)
乙!




SpecialThanks

昨年の計画発表時より永釣会メンバーで

京都生息在住のsatonkyさん(←click)から『道中、もしも進退窮まるような状況になった場合いつでも車で救出に向かいますヨ!』とお声を掛けて頂いておりました。
野営しながらの未踏の縦走につき道中どのようなアクシデントに遭遇するか判らないなか、

精神的にも心強いサポート本当に有り難うございました〜!
\(*T▽T*)/
(↑感謝してる割にリスペクトのカケラも無ぇなw)








PS.オグロ坂の笛の事は…もう忘れる事にしよう…(怖)















鯖街道・針畑越え③〜2日目編

2023年05月23日 | 旅行
鯖街道・針畑越え初日編はコチラ(←click)


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(これより2日目編)



(2:34)
うへぇ…
想定内とは言えガッツリ結露しちゃってます
(;´д`)

ツェルトの壁面に接触しているシュラフの足下部分も水滴で濡れちゃってますが…昨年秋の葛城山グランピング(←まだ言うか)ほど気温が低くないせいか活動にはそこまで影響は無さそうです
(;´д`)
(起きてツェルト上部に頭が触れると髪の毛は濡れちゃいますが)




(4:17)
まだ外は暗いですが今のうちにアルファ米に水を注入しときましょう。
なんせお湯と違って水で戻すと出来上がるのに60分かかっちゃいますからね
( 」゚Д゚)」





アルファ米を戻してる間に出発の準備に取り掛かります
足首の後ろが靴擦れになりそうだったのと高野山行脚では両足の人差し指の爪を剥がしてしまってるので予防の為にそれぞれをテーピング。



スパッツを脱いで脚全体にボルタレンジェルを塗り込み
(葛城山の時は寒くて濡れませんでしたが今回はヨユー♪)




長距離行軍とかされてる現役自衛官のお客さんから『靴擦れ予防にベビーパウダーが良いですよ』とアドバイスを受けたので




指の間とか側面、甲とかにふり掛けて




サポーターでガチガチに固めました。
軽量化のため靴下は替えを1束しか持って来ていませんので昨日のぶんを使い回してます



ツェルト撤収&荷物のパッキングを終えたタイミングで注水しておいたアルファ米が出来上がったので出発前の腹ごしらえ。
水で戻してますが味は全然イケますね〜。しっかりボリュームもあって満足度は高いです♥
(人´∀`)



(5:50)
軽いストレッチのあと
いよいよ2日目縦走の始まりです!
( 」゚Д゚)」
ガンバルベー



(ちなみに2日目は↑ココらへんから)



(6:21)
地蔵群




(6:25)
上根来の休憩処に到着
清潔なトイレがあるので利用させて貰ったのですが




建物のアチコチにスズメバチのトラップが仕掛けられてる事から
これから山に入るにあたり本格的に防御を固めるべく




黒い帽子とかに忌避剤である『スズメバチサラバ』を吹き付けておきました。
クヌギの樹液から抽出した成分なのか独特な臭いがしますがスズメバチに襲われないのなら文句言えないですよね





ハ〜イ出発




山の緑に朝陽が当たり清々しい景色ですネ〜♥
(๑´∀`๑)



う〜む…
アレってもしかして獣を捕獲するための罠なんですかね
( ゚д゚)…
オッカネェ…




水源の森の看板を過ぎると





(7:04)
いよいよ鯖街道中3つ越えなければならない800m級の峠のうち、最初の峠となります『根来坂』の登山口に辿り着きました
(明日は残りの2つを越えます)




明確な道が残っていないところもあるので所々ヤマレコアプリで確認しながら進んでいこうと思います
(ง`▽´)ง




オオオ…
なかなかの斜度ッスね
(ง`▽´)ง




スズメバチが怖いので今一度スズメバチサラバを身体に吹き付け





やはり虫も沢山いてるのでモスキートネット被りました




(7:28)



(7:35)
本日1回目の行動食タイム




(7:48)




(7:57)




(8:00)
何やら崖崩れしておりますが…これから先以降も崖崩れ現場にしょっちゅう遭遇するので大して驚かなくなります
(;´Д`)




(8:07)
キレイ〜
(・∀・)




(8:16)
山道へ




(8:33)
池の地蔵



(8:35)
むぅぅ…




(8:43)
リュックを背負ってるので屈(かが)む姿勢がツライ…
(;´д`)




(9:07)
ついに本日のボス、



標高829m、根来坂峠(針畑峠)に到着
( 」゚Д゚)」
ッシャオラー!



ココで本日2回目の行動食タイム




この峠は福井と滋賀の県境となり、今迄は根来坂(若狭側)を登って来ましたがこれより滋賀の根来坂(近江側)を下っていく事になります
受験生の皆様ココもテストに出ますので要チェックですネ
(σロ-ロ)
(↑うゼェw)



近江側の根来坂も結構荒れております(汗)




でも標高が高いので時折絶景も垣間見えますヨ〜♪
(・∀・)



(9:40)
山道からこの林道に降りて来た際『あ〜…やっとマトモな道が歩けるわ〜♥』
(;´д`)
…と喜びかけたのも束の間


近付いては来ませんけど頭上より高い位置で何やら黒くて大きなハチが遠目に僕の事を警戒しながら飛んでいる事に気付いたのですよ
(((;゚Д゚)))




立ち止まると近寄ってくるかも知れないのでその個体の縄張りから逃れるよう歩き、振り切ったと思ったら今度は入れ替わりに次の大きなハチの縄張りに入っちゃってるみたいで…
(((;゚Д゚)))


なんか…一定の間隔でヤツらはこの周辺を牛耳ってるっぽく…
すかさずスズメバチサラバを帽子やら衣服に噴射して早歩きでこの場をエスケープしました
(((;゚Д゚)))
クワバラクワバラ…




舗装された林道から険しい山道に入ると…確かに羽虫やら木の枝が生い茂ってたりで歩き難いっちゃ〜歩き難いのですけど



そこから林道に出るやまたまた上空にデカくて黒いハチがホバリングしながら僕を警戒して来やがるんですよ…
(((;゚Д゚)))


僕はてっきり草木が生い茂ってる山道のほうがスズメバチのリスクが高いように思ってたのですが…意外にも拓けた林道とかのほうが明らかにハチを目撃する頻度が高いですねぇ
(((;゚Д゚)))
コェェェ…




(9:52)




地鶏




(9:58)
本日3回目の行動食タイム
立ち止まると頭上高くでハチが旋回しますのであまり止まっていられません
(;´д`)




(10:20)
地図を見る限り…そろそろ浸水している橋を渡るスポットの筈なんですがぁ〜…




あ。
アレだ






…て
アレ!?
( ゚д゚)





浸水してねぇジャン。
(まぁソッチのほうが助かるんやけどネ)
( ゚д゚)ラッキー♪





…と思ってたらその先にもう1つ橋がありました…
( ゚Д゚)

ヤッパリナ…




決して水量が多いわけでもありませんが…そのまま渡ると確実に靴を濡らしてしまう量なんですよね
裸足で渡るのもアリですけど僕の場合足首とふくらはぎのサポーターまで脱がないといけないのが面倒くさいのですが〜…




実はこのポイントもリサーチ済みで、この浸水橋を渡るとき用に予めダイソーで厚手の45ℓゴミ袋を2枚持って来てたんでゲスよ♥
( ゚Д゚)y─┛~~




( ゚Д゚)y─┛~~
うへーい♪





おかげでサクサクっと通過できました〜♥
( ゚Д゚)y─┛~~
カッタナ!




(10:38)
さぁ!
これからは本日の目的地のオートキャンプ場まではフラットな道をひたすら歩き続けるのみです♪
(ง`▽´)ง


(ただし15km前後ありますけど)




(10:42)
小入谷




(10:53)
山帰来を越えて大宮神社を通過




フツーに暑いッスね…
(@_@;)




(10:59)
本日4回目の行動食タイム



(11:24)
朽木古屋(だと思う)
この辺りは山と民家とクネッた道の景色が絶妙ですね




地鶏




(11:57)
朽木桑原辺りを進んでいると…何となく僕の歩く遥か先にザックを担いだハイカーらしきお二人組を発見
昨日から道中で誰にもハイカーに遭わなかっただけに…ちょいと話し掛けてみたい気もするのですが無理にペースを上げてもシンドいですし




(12:00)
タイマーが鳴ったので一旦立ち止まって本日5回目の行動食タイム




(12:04)
再出発後、少しづつお二人との距離を詰めていき、ついに追いつく事ができまして…
聞くところによると僕のオヤジと同世代のお二方はバスや民宿を利用しながら鯖街道をマイペースで歩いてらっしゃるみたいで…僕が小浜から野営しながら単独で歩いて来た旨を話すとそこから話に華が咲きまして
以降僕の目的地まで3人で楽しくお喋りしながら歩かせて頂く事に♪
(まさに旅は道連れw)




(12:58)
本日6回目の行動食タイムの際に




お二人から美味しいコーヒーをご馳走して頂きました♥
(人´∀`)
アザース!




(14:40)
滋賀県からついに京都府へ突入
そこから1kmほど歩くと僕の本日の目的地である『久多の里オートキャンプ場』の看板に辿り着いたので



(↑ココらへん)




そこから3km先の民宿『久乃屋』さんに宿泊されるお二方とはココでお別れとなりました

W林さん、K谷さん
思いがけず楽しいひと時をありがとうございました。
明日以降もお気をつけて〜!
(人´∀`)
↑オマエモナ



キャンプ場には予約を入れてませんのでとりあえず看板に書かれている番号に電話を掛けますと快く受け入れてくださったので看板から1km離れたキャンプ場まで進む事に致します
(歩きはツライな…)



(15:08)
キャンプ場に到着
勘の良い人なら既にお気付きかも知れませんがこのキャンプ場…




近藤芳正さん主演ドラマ『おやじキャンプ飯』Season1のロケ地でもあるんですよね♪
(・∀・)b
(因みにSeason2和歌山編の第1話は以前フカズさん&マッKさんと釣りキャンプした所でしたw)


受け付けを済まし、僕が幕を張る場所は…





あえて受付と炊事場やトイレのすぐ近くのサイトを選びました
他のキャンパーさんの往来が激しいこのような場所ってのはフツーの感覚ならば誰もが敬遠しそうな落ち着かない場所のように思うのですが…
如何せん前夜は完ソロで獣に怯えヒジョーに落ち着かない夜を過ごした反動でむしろ他人の気配を感じて眠りたいと思うところまで精神的に追い込まれてたのでしょうネ
(;´Д`)




日暮れまで若干の時間があるので昨夜の結露で濡れていたツェルトやシュラフ類を拡げて乾かしてる間、受け付けの売店で買ったルービーをグビリ




ウンメェぇぇぇなぁオイ!
(///∇///)

クゥ〜♥




よし、今のうちに夕食も作っておこうゾ
と言っても水を注ぐだけですけどw
流しの水をソーヤー浄水器で濾過し、アルファ米と、ついでに明日の分の飲み水をハイドレーションにも入れておきました




(16:47)
ツェルト設営完了





(17:42)
早めの夕食を摂ることに致します
因みに17:00の売店が閉まる直前に追加のビールとハイボールを買っておきましたゼ〜♥
( 」゚Д゚)」
エライ!




水で戻したドライカレーと松茸ご飯は…どちらも充分合格点の味でした♥
ψ(๑´ڡ`๑)




少しでも荷物を軽くしておく為に酒のアテにかじるチキンラーメンも食べておきました♪
ψ(๑´ڡ`๑)





(20:28)
明日は残り2つの峠を越えて35km歩かなければならず、その翌日には朝イチから仕事のご予約を戴いているので昨日より可能な限り早く出発するつもりなのでサッサと眠りに就くとします…
(。-ω-)zzz.


まだこんな時刻なので炊事場やトイレ界隈を行き来するキャンパーさん達の気配や音がするのですけども…今夜はフラッシュライトを光らさなくても大丈夫ですし、むしろアチコチのサイトからバーベキューの美味しそうな匂いや楽しそうな話し声をツェルト越しに感じられる事で安心&安眠させて貰いましたワ♥
(ㅅ*˘˘)zzz
乙〜



…という訳で2日目編終わり
3日目編(final)へとつづく













鯖街道・針畑越え②〜初日編

2023年05月23日 | 旅行

(14:14)
かくして夕暮れまで残り4時間ほどではございますが本来明日歩く予定の距離を本日中に少しでも減らしておこうと、中途半端な時刻ではありますが今から出発する事となりました




小浜から出町柳まで針畑越えルートでおよそ76km




(↑総距離&高低差マップ。左端がスタート地点の小浜で右端がゴールとなる出町柳です)
道中850m級の峠を3つ越える事になりますが
1つ目の山には夜明けから入山した方が賢明なので、これから夕暮れまで1つ目の山の手前まで歩き、ビバークしたいと思っております
( 」゚Д゚)」





という事で
あばよ小浜港〜♪
(・∀・)




え〜因みに
道中、山登りなどの邪魔にならないようスマホは手持ちにせずアームホルダーに装着したまま撮影していきますので画像にはチョイチョイとスマホホルダーが写りこんでしまいますが御理解シクヨロでぃ〜す
(・∀・)b




出発早々いきなり工場直売の焼き鯖寿司屋さんを見つけたので夕食用にとズッシリ重い焼き鯖寿司買っちゃいました♥
(ง`▽´)ง
(↑オイオイ荷物の軽量化はどうしたw)




只今の気温は22℃
明後日にかけて気温が30℃くらいまで上がる予報みたいですが…マジか(汗)



身体が本格的な暑さに慣れていないせいか今の暑さでも既に堪えてるってのに…明日以降の昼間の温度上昇も懸念材料になっちゃいましたネ
(@_@;)




(15:26)
ハンガーノック予防のため1時間毎にタイマーが鳴るようセットしてるのでその都度行動食を摂るように決めてるのですが
荷物の軽量化を考え、なるべく重たいエナジーゼリー類から消費していこうと思っております!
(ง`▽´)ง



(ง`▽´)ง



『丹後街道にぎわい遠敷(おにゅう)昔絵図』の案内板を右折すると




ココからいよいよ京都へ向けて延々と南下して行きます
( 」゚Д゚)」
ヤッタルデー!



(15:43)
若狭姫神社



鐘つき堂の先へと歩き進みますと




(16:05)
若狭彦神社
これらの神社は時間節約のため前を通過するだけですが



(16:18)
神宮寺山門に到着



この神宮寺ってのは奈良・東大寺二月堂のお水取り神事に使われる御香水を送る神事の出発地となってる由緒在る処らしいので



こんな所なんてめったに来れないでしょうから…本堂だけでもひと目拝んでおこうと門をくぐり先へと歩き進めますと




閉まってるし
(-_-#)



本堂は…柵の向こうに垣間見えただけでした
(-_-#)




(16:28)
本日2回目の行動食タイム



(16:42)
出たよクマ注意の看板…
(((;゚Д゚)))




それから更に進み続けますと




(16:55)
お水送り神事の場所『鵜ノ瀬』に到着




先程の神宮寺の大護摩から松明行列により火が運ばれ、ここ鵜ノ瀬でも大護摩が焚かれ御香水を遠敷川に注ぎ込むのだそうです
(テストに出ますので受験生の皆様は要チェックですヨ!)
( ¯人¯)




(17:10)
下根来通過




(ง`▽´)ง




(17:28)
本日3回目の行動食タイム





う〜む…
そろそろ夕暮れが近付いて来るので歩きながらも途中でビバークできそうな場所を探さなくてはならないのですが…




砂防ダムの辺りはヤバいですしねぇ…




めっちゃツェルト張りやすそうですけど川原は不意に山の上部で雨が降ると思いがけず増水の憂き目に遭いかねませんからねぇ…
(;´Д`)



だからと言って明らかに他人様の敷地にも張れませんし…
何とかツェルトの張れそうな場所を色々物色しながら歩き続けまして




少し山へ立入った所に比較的フラットな場所を発見。
アレコレ躊躇してると一気に日が暮れてくるのでココにツェルトを設営する事に決めました




スタート(左端)からザッとこれくらいの距離ですね〜





本格的なテントではなくビバーク用ツェルトにつき隙間から虫が入り放題なので念の為地面やツェルトの通気孔周辺にディートを噴霧しておきました

尚、釣り場でもそうですが昨今のネット社会では場所を晒すと何だかんだと無用のトラブルに為りかねないので場所割れしないよう加工しておきます
( ¯人¯)
(くれぐれも言っておきますが今回は軽量化のため火を使うギアは一切携行しておりません)




うへーい♪
とりあえずプライバシーも確保できたのでガチガチに固めてた脚のサポーター類を取っぱらってリラックスします♪
(*^ω^)



みるみるうちに日が暮れてきたのでヘッドライトを点けて夕食がてら焼き鯖寿司を戴きましょっかね♥
(人´∀`)




ペロリと美味しく完食♥
食料を食べれば食べるほど荷物が軽くなるのが良いッスよね〜♪
(人´∀`)



(19:41)
明日は夜明けと共にガッツリと山を登るので早い時刻ではありますが疲労を回復させるべくサッサと眠る事にしたのですが〜…



なんか…
山のアチコチで獣の遠吠えが聴こえて来よりまして
(;´д`)
(ヤツらのテリトリーに入らせて貰ってるので当然っちゃ当然なのですけど)


鼻の利く熊とか猪が僕の寝入ってるツェルト内に立ち込める焼き鯖寿司の残り香を嗅ぎつけて寄って来たりやしまいか?…とか、ちょっと心配になって来たんですよね
(;´д`)
(ちょうど北海道で釣り人がヒグマに喰われたニュースも見ちゃいましたし…ガクブル)



そこで閃いたのがコレ。
夜間、どうしても車道を歩かなければならなくなった時のお守りに高野山や比叡山行脚の際に大活躍したアームライト。
ボタンを押せば点灯から点滅(フラッシュ)に切り換えられます♪
(ง`▽´)ง

ツェルト内で点滅させたままにし、外から状態を確認してみると




光が反射してツェルト全体が緑色にビッカビカに発光&点滅してるので、コレならばさすがにヤツらもビビって近寄っては来れないだろうと自信から確信に変わりました!
(ง`▽´)ง
(↑松阪かよ)


コレで安心して寝れるわ〜♪
(人´∀`)





(人´∀`)…





(人´∀`)…




(人´∀`)




(人´∀`)




まぶたを閉じていてもフラッシュが気になって眠れん…
(;´д`)

↑バカ



イヤ…でも…
ライトを消してしまうとヤツらがやって来るかもしれないのでソレはもっと嫌だし…
(;´д`)



仕方が無いので着ているフリースを脱いで眩しくならないよう顔に巻き付けて眠ることに致しました
(;´д`)
(呼吸しやすいよう鼻と口だけは出してます)


因みに寝返りを打とうとするとフリースの隙間から容赦無く緑色の光線がまぶた越しに刺激して来るので夜中じゅう何度も目が覚めちゃいましたとさ…
(;´д`)




乙…
(;´д`)





という訳で初日編終わり。
2日目編へとつづく


















鯖街道・針畑越え①〜プロローグ編

2023年05月19日 | 旅行
全国一億万人の旅好きド変態な皆様永らくお待たせしました!
( 」゚Д゚)」


数十年の想いと決行に至るまでの半年間の紆余曲折を踏まえ…ついにアタックして来ました鯖街道!
( 」゚Д゚)」


鯖街道に関する説明はコチラ(←click)を先ずお読み頂き


最終的な装備類に関してはコチラ及びコチラ(←click)をお読みくださいま〜し〜
(・∀・)b



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

4月の僕の連休は雷雨により決行は延期となり
GW明けの5月第二月・火曜の連休も日曜から月曜にかけて災害級の大雨予報によりまたしても延期
そして無情にも5月第三の連休も日曜から月曜朝にかけて雨の予報…
(꒪ཀ꒪)


6月に入ると今度はイッキに梅雨入りのリスクが上がる為…各天気予報サイトを親の仇の如く睨み続けていたのでありますがぁぁぁ〜…


5月第三の火曜と水曜は…バッチリ晴れ予報だったんですよね
( ゚д゚)ハッ!


ココはいっちょ…僕のお客さんにはワガママを聞いて戴くカタチで水曜にお店を臨時休業させて貰えばベストコンディションで鯖街道にアタックできるジャン!…てな訳で留守電と休業の貼り紙を貼って、とりあえず天気があやふやな月曜の朝からボチボチ鯖街道のスタート地点であります福井県は小浜を目指す事に致しました。
( 」゚Д゚)」


鯖街道の説明記事にも書かせて貰ってますがキチンとテントが張れる管理された場所(キャンプ場)は出発から41キロ歩いた久多にしか無さそうなのと、初日の登山口で夜明けを迎える計算から小浜のスタート地点を出るのは午前0時頃と考えておりましたが…(←登山届の工程にもそのように明記してました(…が変更の可能性アリとも書いております))、実際に月曜の昼過ぎに小浜に着いた時点で雨が残っていれば小浜港の温泉施設で夜までノンビリ時間調整しようと考えてますが、予想外に天気が回復していればそのまま出発し、月曜の昼間から夕方にかけて少しだけでも距離を稼いでおくのもアリかなぁ?と。
(σロ-ロ)
ただしその場合、管理されてないエリアでの野営を行う事となるので迷惑をかけず幕が張れる場所を見つけられるのか?という、初っ端から行きあたりばったりになる懸念をはらむ事にもなるのですが…さて!?
(σロ-ロ)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



…という訳で月曜の朝に自宅を出発。
メトロとJRで山科、更に湖西線に乗り換え近江今津へ向かいます




車窓から見える山々には未だに怪しそうな雲が(汗)



ま…まぁ…
天気が悪けりゃ小浜港の温泉施設でユックリ時間潰すのもアリやし…(汗)
(;^ω^)
(でもやっぱ晴れていて欲しい…)




近江今津で今度はバスに乗り換え




(12:48)
およそ50分くらいで小浜駅に到着




駅の横に交番があったのでとりあえず登山届を提出しときました。
警察さんから『熊や猪の目撃情報が寄せられてますので道中くれぐれもお気をつけて逝ってらっしゃいまし〜♪』
(・∀・)


と…心温まるアドバイスを頂きました
(¯꒳¯٥)



駅の向かいにある観光案内所に立ち寄り、鯖街道ミュージアムの場所の確認と美味しい鯖料理が食べられそうなお店を何軒か教えて頂き




商店街を北へ歩いていきますれば



鯖街道ミュージアムに到着




受け付けのママさんとしばし談笑したあと




ミュージアム入口にあります鯖街道起点のプレートでパチリ。




それから更に北へ進むと徐々に若狭湾が見えてきます




オバマさん…
(;^ω^)



小浜港に辿り着きました〜!
若狭湾って確かフカズさん&マッKさんと釣りキャンプに来た時以来ですね〜





観光案内所のオネーサンに教えて貰った食堂に飛び込みます♪
(・∀・)




昔は若狭では沢山の鯖がとれたらしいですが近年では漁獲量が減った為に酒粕とかを飼料に養殖しているらしいッスね〜
(・∀・)




という訳で『酔っぱらい鯖』がお刺身で食べられる御膳をオーダー♪




朝飯食べてなかったのでペロリと完食しちゃいました♥
(・∀・)
ゴッツァン!



さて…
(・∀・)



これからどうしようw
(・∀・)




只今午後2時…実に中途半端な時刻(汗)
温泉施設でユックリするのも良さげなんですが…思いのほか天気が良いのにみすみすアドバンテージを稼いでおかないってのも何だかなぁ…
(;^ω^)



でも…こんな時刻から出発すれば必ず野営地を探さなければなりませんし…
(;^ω^)




う〜む…
(;^ω^)




(;^ω^)…




(;^ω^)…





まぁイイや。
とりあえず今から出発しちまおう
( 」゚Д゚)」






という訳でプロローグ編終わり。
次回から本編突入〜♪
( 」゚Д゚)」





ミナミの底王

2023年05月10日 | オムニバス

ふぬぅゥ…オオウ…フ…
(유Д유〣)


せっかくの5月(ベストシーズン)の鯖街道挑戦も…日曜から月曜にかけて災害レベルの雨予報じゃあ…やっぱ行けませんわ…なハァ(泣)
(유Д유〣)





…それならソレでGW明けの連休を意地でもマンキツ(←何だかエロいな)してやろうと月曜の朝から四天王寺にやって参りましたよ!
( ゚Д゚)b




いや別に四天王寺さんに目的があるわけでもなく難波や恵美須町へダイレクトに地下鉄で行っても良かったのですが…自宅を早く出過ぎた事もあり時間合わせを兼ねてウォーキングしてやろうかなと。
( ゚Д゚)y─┛~~
カンラカンラw




11時ジャストの開店時刻と同時に日本橋のイヤホン専門店『eイヤホン』さんに到着




僕の使ってるイヤホンにも装着可能で、付け替えるだけで劇的に音質が上がるイヤーピースなるモノがカイさんのブログ(←click)にて紹介されてたのですが…
あまりにも人気な為に店頭の在庫は全てソールドアウトしてるらしいのですが店頭では実際に試聴用のイヤーピースが全サイズ試せるうえに
僅かではありますがネット販売のみ小さなサイズの在庫が残っている事もあり体格に似合わず純正ではSサイズを付けてる僕ならばソレで良いんじゃネ?て事で
フィッティングと音質の確認の為にeイヤホンさんへお邪魔した次第であります
(ง`▽´)ง



(試聴後)





オオ〜♪イヤーピースに内蔵されてる金属コアのおかげで高音&低音どちらもシャキッと聴こえてきます!
(ง`▽´)ง
試聴後に元の純正イヤーピースに戻した途端(アレ…純正ってこんなに音が篭ってたんや…)と、その違いにハッキリ気付かされるくらいです
(ง`▽´)ง
(↑いわゆる耳が肥えたってヤツw)




という訳で早速eイヤホンさんのネットショップにてSサイズのイヤーピースを大満足でポチらせて頂きました
カイさん、とても有益な情報ありがとうございました〜♥
(ง`▽´)ง
アザース



次の行き先予定はなんばCITY地下のモンベルショップなのですが〜
せっかくこの辺りに来たのでこの界隈のお店で早めの昼食を戴こうかしらと以前行った事のある五階商店街のディープなお店『ちょいめしあさチャン』を再訪しようとするも11:30の開店前につきシャッターが開いてなかったので




これまた時間合わせを兼ねてウロウロしながら、デカ盛りで有名な『ポミエ』さん(←行った事アリ)に負けない程の繁盛店『まる栄』さんに運良く開店と同時に滑り込めました♪
(ง`▽´)ง
ラッキー!
(因みに食後お店を出た時には行列ができてました)



蕎麦屋さんなので割り下が美味しいのは当たり前につきココのカレーメニューは割り下にカレー粉と片栗粉でトロみをつけるスタイルだそうで
どのメニューも美味しそうですが今回はカツカレー丼(カツ小)¥1250をオーダー。
たった150円プラスすれば(¥1400)カツが大サイズにもなるそうですが…噂から察するに僕の胃袋では無理なんじゃないかなと(汗)
(;^ω^)
(↑正解)



味は勿論美味しいですが如何せん量が多いw
丼鉢に盛られてるビジュアルからして…これは育ち盛り世代向けですな
(;^ω^)

味もさることながら店員さんが皆愛想が良くテキパキされていて胃も心も大満足な時間を過ごさせて頂きました〜♥
(人´∀`)
アザース




…まる栄さんを出てから次の目的地であるモンベルショップにやって来たのでありますがぁ〜…









お目当てのブツが店頭では入荷待ちらしく…
店員さんが系列店の在庫を確認してくださり、あべの店には在庫が残っているそうなので帰りに立ち寄らせて貰うという事で商品を取り置きしといて貰う事に〜♪
(人´∀`)
タスカッタ




モンベルショップ隣のアダムスキーさんとかもブラツついたりして時間を潰したりしましたが
それでも次なる目的地でありますTOHOシネマズなんばに予定より1時間以上早く辿り着いちゃいまして…
食事で時間を潰そうにも既に先程のまる栄さんのカツカレー丼で胃袋は満たされてますし



どうにかもうちょっとだけ時間を潰そうとエディオンに寄ったりしたのですがまだまだ時間が余ってるので
金龍ラーメン(←以前あったバーガーキングの並び)の向かいにあります…




創業150〜160年という歴史ある酒店『シバチョウ』さんにて




独りで角打ち(酒屋の店内での立ち呑み)してみる事に〜♪
( 」゚Д゚)」




確か何方かのブログでココでの角打ちで『瓶入りのハイボール』を呑まれてる記事があったのでソレを目当てに伺ったのですが…現在は取扱って無いみたいで
それならばとダメ元で僕が個人的に大好きな丹波の栗焼酎『古丹波』も伺いましたが残念ながら栗焼酎自体取り扱って無いみたいで…

店主さんに相談した結果、石焼き芋から造った焼酎『石茜』をロックで戴く事に。
因みにアテはカワハギ。
(人´∀`)
↑オッサンヤナw



もう1杯くらい呑みたかったのですがソロソロ次の予定の時刻が近づいて来たのでソコは角打ちらしくサクッと切り上げまして




TOHOシネマズなんばにて、予めネットで予約しておいたチケットを発券しスクリーンへ向かいますが
そのタイトルは〜…





そう♪
浜省が1988年に渚園で行なった伝説の野外ライブが今だけ劇場の大スクリーンで観られるのです!
(ง`▽´)ง


高校生の時にこの渚園のライブが一部収録されていた『ON THE ROAD FILMS』のLD視たさに月賦でLDプレーヤー買った程なんですが…
今回はFILMSではカットされた未公開シーンも含め音も映像もリマスター化されているんですってよ!
(ง`▽´)ง




ダメ…
活字に出来ないくらい良かった…
( ꒦ິД꒦ິ)੭



そう、
あの頃はドラムが小田原さんじゃなかったですし
ギターの長田さんも居てませんし
(当然中嶋ユキノさんも居てませんw)

町史さんも古村さんも若くて…省吾さんの顔にほうれい線も無ければ髪の色も黒々…なんて若々しさに溢れておりましたが
あれから35年経ってメンバーはおろか我々ファンも同じだけの歳を食っちゃいましたが
今思っても35年前のあの時代あの瞬間は決して古臭くてダサいモノなんかではなく、現代にも人の心に訴えかける程のとてつもないエネルギーを放っていたんだなぁ…と改めて感動しました
( ꒦ິД꒦ິ)

本編最後の『ラスト・ダンス』が流れている際、スクリーン客席のアチコチのお客さん達の頭が無意識のうちにリズムに合わせてスイングしている光景にまた胸がアツくなりました
( ꒦ິД꒦ິ)

これだけリマスタリングに労力をかけた映像につき…もしかすると何れディスク化され販売される可能性が無きにしもあらずですが…
劇場の大スクリーンと音響で観られるのは5/25までですからネ♥
ヾ(感'∀'激)ノ゙

(ファンならば必見の価値アリ!観られるうちに観とけ!)




感動でホワホワしとりますがモンベルショップあべの店へ寄らないといけませんのでココからウォーキングがてら歩いて行きます
(画像はヲタロード)




通天閣の下をくぐって〜




新世界の雰囲気につられて酒屋でハイボール買って〜




ジャンジャン町を通って〜




ハルカスまで来れば〜




隣にモンベルショップがあるので取り置きして貰っていたブツをゲットし、こっからはメトロに乗って帰って来ましたとさ〜
(・∀・)





そのゲットしたブツというのがコレ。
mirapapaさんのブログ(←click)にて今シーズンのスズメバチ発生を知り…殺虫剤だと死ぬ間際にスズメバチを激高させて集団リンチにされる恐れもあるなか、何やら高知大学がベンチャーで研究開発したスズメバチを寄せつけなくする絶大な効果が報告されてるという…『スズメバチサラバ』なる忌避剤。
(ΦωΦ)



(画像左より)
○湿地帯を歩く際に備えるべくヤマビル忌避剤
○ヤブ蚊やアブ・ブヨ対策にディート成分(←ベトナム戦争時ジャングルで米兵が虫に刺されて死なないよう開発された化学物質)が国内承認使用量マックスなバージョンのサラテクト
○虫から顔を守る防虫ネット
○熊鈴
○スズメバチ忌避剤


ヤマビル忌避剤とサラテクトは少しでも軽量化できるようアルコール対応のスプレイヤーに小分けしました
まぁ…これくらい備えていてもイノシシとかに体当たりされたり男色の変質者に襲われたりすりゃ元も子もありませんけどネ
( 」゚Д゚)」



さぁ〜てぇぇ〜…
果たして5月中に鯖街道行けるんでっしゃろかw
( 」゚Д゚)」




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(オマケ)

ココからは少しだけザフの進捗報告をば
(・∀・)



2ヶ月以上かかった表面処理もやっとこさ目処がついてきたという事で
スジ彫りやディテールアップ工程に移りました♪
(・∀・)



シールドのスジ彫り…判ります?




スジ彫りは一発勝負みたいな物なのでガイドテープに沿ってケガキ針やニードル、タガネやラインチゼルなどを駆使しながら慎重に彫り進めておりま〜す



乙!
(・∀・)



PS.

先日ネット注文したコレイルのイヤーピース…無事に受け取りますた〜♪
(ง`▽´)ง