明日におあずけ!

今のペースだと今年の模コンには間に合わんかも…
(; ̄^ ̄)

サクッとザフにサフ 備忘録その20

2023年02月25日 | ガンプラ

一応前回で全体的な造形作業に区切りがついたので
元キットのプラパーツ(赤系)に加え造形で使ったプラ板(グレー)・釣り用玉ウキ(オレンジ)・エポパテ(黄土)・ポリパテ(黄)・瞬着(黒)・レジン(白)など…バッラバラ過ぎて統一感の無い色味を1度ここで捨てサフ(←レジンにも食い付くようプライマー入り)を噴いてグレーにまとめてみる事に致します♪
(・∀・)b




造形時に付いたであろう油っ気が残っているとサフの食い付きが悪くなるのでレジンウォッシュや洗剤などを使ってパーツを洗浄





0.3mm口径のエアブラシしか持って無いのでサクッとどころか結構時間が掛かりましたが何とかサフ噴き完了
(↑ケチらず大口径買えヤ)




判りきってる事なのですがサフを噴くと細かな気泡やクラックが目に見えてハッキリ表れてくるので…これからは延々と全てのパーツの表面処理を施していく事になります
(∫°Д°)∫
イヤーン




それはさておき、兎にも角にも第二コーナーを曲がったご褒美としてグレーで統一したパーツを組み上げていきましょう。
最終的に手本とするHGUCグフのこのポージングに寄せるつもりなのでサフを噴き終わったザフを同様のフォルムで仮組みしていこうとしたのですが…




あくまで仮組みにつき各関節を瞬着で固定させる事ができず…特にパテ盛りもりで重たい肩アーマーを付けた両腕を手本のグフのように上げたまま保持なんて絶対に不可能でアレコレやってるうちにアメリカのコメディーアニメみたいにバラバラに崩れ落ちてしまいウンコ漏らしそうになったので
( Д) ゚゚




とりあえず仮組みという事で色気は出さずに素立ちの状態で組み直してみました
(=ω=;)


色味を合わせ仮組みしてから改めて全体のフォルムをチェックしてみて感じたのが…
上半身(特に胸の装甲部分)が長いのか…下半身が細い為なのかバランス的に下半身が貧弱に見えるんですよね
(=ω=;)



コレらを造り直すとなるとまた1年くらいの期間を棒に振っちゃいかねませんし(お金も掛かるし)…フォルムバランスが見比べられやすい素立ち姿勢よりも手本とするHGUCグフのように躍動感あるポージングにしてしまえばある程度誤魔化せるんじゃ無いか!?と自分に言い聞かせ(妥協し)てこのまま進める事に致します
(=ω=;)
(↑何処をどう改修すれば正解なのか頭がこんがらがってしまってる)


ただし、
後頭部のパイプ受けとランドセルが干渉しちゃってる部分の改修とか、どう見ても貧相に見える左手バルカンに関しては根性さえ有れば作り直しが利くのでメゲずにやりたいと思います
(∫°Д°)∫




(元キットとの比較)
何だかんだありますが…15ヶ月経ってこのようになりました〜
(◎︎皿◎︎ )
乙!




PS.マニアック過ぎる内容につきコメントは無理されなくても大丈夫death
(∫°Д°)∫

第2コーナー通過 ザフ備忘録 その19

2023年02月19日 | ガンプラ

買い物ついでにアカデミー有力候補の呼び声高い『イニシェリン島の精霊』を観に、またまたシアタス心斎橋へ。
今回も最前列シートで寝そべりながら(しかも月曜なので1100円)観させて貰いましたよ〜♪
(・∀・)

映像的にも内面的にも良く作り込まれた映画なので下馬評通りアカデミー取るんじゃないかなぁ…とは思いましたが〜…
映画をエンタメとして楽しみたい派の僕としては正直観終わったあとの爽快感の無さに複雑な心境に陥っちゃいましたワw
(・∀・)
(ネタバレになるので気になる方は是非映画館で観るべし♥)




ボークスにも寄ってプラスチックにもレジンにも両方使えるプライマー入りサフもGETしましたよん
(・∀・)b




…てな訳でココからは前回からの続きをば。
(以降プラモネタしか出て来ませんので興味の無い方はスルーするべし)


1発目に造ったヒートロッドがどうにも貧弱極まりなかったのでパイプの径をひと回り(1.5ミリ)大きく造り直す事に致します



手本となるHGUCグフのヒートロッドのしなり具合を参考に針金を曲げていき、パイプを通していきます
最終的には軽量化のため針金を引き抜くのですが針金を抜いた途端、内側からのテンションが掛からなくなったせいでキュッと曲げてた箇所のRが鈍く膨れたりしてきたので





所々パイプの受け側を削ったり微調整を加えながら繋ぎ直し完成させたのがコチラ




1発目(画像上)の4ミリ径から5.5ミリ径(画像下)に太く作り直したおかげでやっとこさ納得のいくボリューム感のヒートロッドが出来上がったという事で




手首からヒートロッドが出て来る造形までをこのパイプ径にて仕上げちゃいました♪
(・∀・)b





右手に持たせるヒートロッドが完成したので今度は左手に保持させるシールド部分の加工に取り掛かりますが
レジンにはシリコン型から抜けを良くする為の離型剤や油分が沁み込んであり、このせいで後々塗装を弾いたりパテや瞬着が剥がれてしまうと加工もままなりませんので





レジンに沁み込んだ油っ気を除去するべく『レジンウォッシュ』なる溶剤を初めて使ってみました




(↑揮発性が高いのでフタは閉めたほうが良いらしい…シランケド)

ただし懸念材料が1つございまして…
レジンパーツ単体ならばレジンウォッシュにドボンと漬け置きしておくだけで内部に染み込んだ油分をしっかり除去できるのでありますけども〜
こうなる事を知らずにシールドの覗き窓をプラとエポパテで先にレジンパーツと同一化させてしまってたんですよね…
(-∀-;)
『レジンウォッシュの溶剤に長く漬け込み過ぎるとプラ材が溶けた』とか『漬けても溶けなかった』などとレビューが真っ二つに分かれているのですが…一か八かチャレンジしてみることに。
(最悪、プラパーツが溶けた場合は脱脂後に覗き窓を再建するだけやし)







マニュアルに指定された漬け込み時間30分のうち半分(15分)が経過した時点で割り箸でシールドを取り出し、プラ材が溶けてフヤケたりしていないかをチェック。
どうやら大丈夫そうなので引き続き残り15分漬け込みまして




マニュアルに沿って中性洗剤、クリームクレンザーで鉛筆の下書きが消えるくらいまで歯ブラシで擦り洗いしました。
その結果シールド表面に水滴を垂らしても玉のように弾いたりしなくなってくれたので油分は除去出来たように思います
( 」゚Д゚)」




複雑な形状のシールド内側に平面な台座を成形する為に先ずシールド内側へセロハンテープを貼りまくってから、その上にプラ板の縦横が合うよう配置しながらエポパテでざっくり盛り付け。
硬化したらシールドからエポパテを外し(←セロテープにはパテは接着しません)、ハミ出たエポパテをプラ板のシルエットに沿うよう整えていき




ボールジョイントを内蔵させた自作アタッチメントをシールドと左肘に開けた穴それぞれにハメ込めば




手本のHGUCグフをそのまま拡大したかのように1/60サイズのザフの左手にも良い塩梅でシールドを装着させる事ができました♪
(人゚∀゚*)




ボールジョイント内蔵なのでアタッチメントは様々な角度に曲げる事が可能。
難儀してシールドを軽量化させたおかげでどんなポージングでも支障なく保持できるようになりました♪
(人゚∀゚*)
ヤッタネ♥




(人゚∀゚*)



(人゚∀゚*)




…てな感じで全ての造形が完了したように思ったのでありますけどもぉぉぉ〜…
(人゚∀゚*)




ザフの口のダクト造るの忘れてました(汗)
(;°;∀;°;;)





ザフの口の内側の形状にカットしたベースに加え、高さを変えた2種類のプラ板を各8枚づつ用意し





ベースの上に高さの異なるプラ板を垂直かつ交互に列べていきながら接着





接着が完了したら裏返して、良く切れるデザインナイフでモールドを潰さないようベースの形状に沿って慎重に余分なプラ板をカットしていき




ザフの口にジャストフィットするよう慎重に成形していきまして




(思う所あり)ダクトを口に入れる前にもう一枚、0.8ミリ厚のプラ板ベースをかまし底を上げておきながら




口の先端に合わせて面(ツラ)を整えた後、ダクト及び底にかましていた0.8ミリプラ板を抜き、ダクトの隙間の削りカスを除去後再びダクトパーツのみを口にハメ込んであげれば…



ザフの口先に0.8ミリ段落ちした均一幅なダクトが出来上がりました〜♥
(人゚∀゚*)
ステキング♥


いよいよ次の工程であるサフを吹けば統一感が一気に増してテンション爆上がりになる♥…反面、そこから始まる途方も無い表面処理地獄の扉を開ける事にもなるのでしょうね…(汗)
兎にも角にも15ヶ月に渡る造形作業が一区切りついたという事で〜♪


乙!
(人゚∀゚*)





PS.そうそう…プチ情報




自宅から歩いて行ける場所(中環沿い・昔熊吉ラーメンがあったビル)に模型店『ヨルイチホビーベース』さんがオープンしました♪
人気キットのラインナップ(しかも適正価格!)もさることながら店員さんの接客も誠実につき…これから末永く地域モデラー憩いの場として根付いていかれる事を切に願います
( 」゚Д゚)」
(皆様も是非〜♥)




パイプを切り続けるだけの話 備忘録その18

2023年02月11日 | ガンプラ
※お断り

タイトルにもありますように今回は模型好きな人以外には毒にも薬にもならない話につき興味の無い方はスルーしてやっておくんなまし
(゚д゚( ::: * ::: ) =3 ブッ




ザクやグフ系で一番面倒くさいのが動力パイプやヒートロッドの製作でありますが…
色々と試行錯誤した結果、パイプカッターで均一な長さにカットしていく為に先ずはアタッチメントとなる治具を製作致しまして〜




パイプカッターの底に治具を充て、上からパイプを押さえ付けながら回転させ任意の長さにカットしていくのですが
パイプカッターのハンドルを絞めるとパイプ自体が曲がって刃が入らず歪んでしまうので、切りたいパイプの内側にもう一本パイプを入れてあげると外側のパイプが曲がらずキレイに切断できます。(←確か…吉本プラモデル部の奥義伝承か何かで学びました)
使い過ぎて刃の入りが甘くなってきたら途中でデザインナイフでパイプに切り込みを入れてあげるとスムーズに刃が入っていってくれます♪
(・∀・)b




そんな感じで先ずは手始めにヒートロッド造りから始めます。
外装用に4ミリ径のパイプを5ミリの長さにカットし、フレーム部分となる3ミリ径のパイプを6ミリの長さにそれぞれ切り分けていきます




余裕をもってそれぞれのパイプを80個づつ…てことはつまり合計160個ネ。
モチロン切断面の両側は1つ1つヤスリをかけて整えております(泣)
(∫°Д°)∫
ツライ…





外装パイプの内側にフレームとなるパイプの先端をを3〜4ミリ出した状態で接着。
これによりユニットを曲げたり真っ直ぐ繋げていっても理論上は1ミリ間隔のクリアランスが出来る計算です
(・∀・)b




手本にするHGUCグフのヒートロッドのしなり具合に合わせて針金を曲げていき、それへ通す形で先程造ったユニットを繋ぎ合わせていきます




スクラッチしたヒートロッドの先端を取り付け、ザフのハンドパーツに握らせてみたのですがぁ〜…

なんだか…思っていたより細くて迫力が無ぇなぁ…(汗)
(;°;∀;°;;)





そういった反省を踏まえ頭部と腰部の動力パイプを造るにあたり、あらゆる径と長さのパイプをひたすらカットし続けてみました(泣)
(↑ちなみにコレでもごく一部)




ユニットの両端に1ミリ幅の段落ちモールドを施す為に動力パイプの外装は径と長さを変えたパイプ同士を2重にして接着し、そこへフレームとなるもうひと回り細いパイプを3〜4ミリ露出させて接着するので動力パイプの1ユニットあたり3個のパイプを接着する事になります。
ソレらを頭部と腰部×左右分の数だけ作り続けるという…途方も無い地道な作業を繰り返しました
(◎︎皿◎︎ )




3次元的にも左右対称にユニットを繋げていかなければならないのでヒートロッドの時を参考に、旧キットザクの頭部動力パイプのフォルムを針金でトレースし、そこへ先程作ったユニットを通して行ったのですが〜…




ヒートロッドの時はフレーム部のパイプ径が細かったので上手いこと針金の形を追従して理想の曲がり方を再現してくれたのに対し…頭部パイプはフレーム径が太いが故に針金の手本よりも鈍い角度にしか曲がってくれなかったんですよね…(泣)
( TДT)



兎にも角にも頭部に組み付けてみようと、後頭部のパイプ受けをスクラッチしたり、瞬着で着けては外れたりを繰り返していたアンテナを支えさせる為に0.9ミリの針金を2本、仕込んだりしまして




頭部に組み付けた状態がコチラ。
まぁ一応カッコはついてるとは思うのですが…理想としてはもっと…こう…頬の辺りからグワッとせり上がるような感じにパイプを曲げて迫力を出したかったんですよね…
(-∀-;)




モヤモヤしながらも今度は腰部の動力パイプ製作に移ります
手本となるHGUCグフの腰部を観察しながら股間よりランドセルにかけて己のセンス頼みで針金を曲げたところに





股間の方からユニットを繋ぎ合わせていくのですが…
ランドセルに繋がる部分は直角に曲げないとカーブが膨れてしまいフォルムの収まりが悪くなるので




ユニットの受け側部分をこのようにラウンドにカットしていき




接着していくと直角にパイプを曲げる事が出来ました




コレらを更に繋げ、ボディに仮留めさせてみたのですけど〜…




股間から腰に沿うよう3次元的に針金を2段階に曲げていたにもかかわらず頭部パイプ同様、ユニット径が太くて針金の形通りに追従してくれず…ククッとエッジの利いた曲がり方をしてくれず雑で単調な繋がり方になっちゃいました
(-∀-;)ゞ


知らない人からすると『コレでもええんちゃうの?』っていうレベルなのかも知れませんがココで妥協して先に進んでしまうと僕の性格上、ずーっと引きずってしまうんヤロナ…と。
(-∀-;)




やっぱこのまま妥協するのも嫌なので今度は針金を使わずに受け側をカットしたユニットを目見当で1つづつカーブを確認しながら瞬着で仮留めしていく作戦で造っていったのが矢印のコチラ。
最初の動力パイプ(画像上)より随分理想的に曲げられたように思うのですが〜…





いざ左右造って組み付けてみるとまだ腰との間に隙間空いてるし
(◎︎皿◎︎ )



ランドセルとのジョイントも歪なシナリ方をしちゃってる…の…で…
(◎︎皿◎︎ )


ま・た・ま・た・作り直し💢
(◎︎皿◎︎ )




もう…ね…パイプ切り過ぎでパイプカッターの刃も切れ味が落ちてしまい新たに替刃を取り寄せたり
パイプの回し過ぎで指の皮がめくれるわ指にタコまで出来てきたのでゴム手袋をはめながらひたすら親のカタキのようにパイプを切り続ける日々…
(◎︎皿◎︎ )
(まさに…地獄)



改めて作り直した3層構造による頭部&腰部のユニット達…
あまりに単調で地道な作業の繰り返しに息がつまりかけて来たので





会計事務所へ確定申告に行った折
鯖街道攻略へ向けてのトレーニングがてら加美方面へとウォーキングしまして





久し振りに『ラルーン・ド・エスト』さん(詳細は過去記事←clickにて)へとやって参りました♪
(*´∀`*)





店内には模型は勿論のことオーナー夫婦さんがご趣味の模型誌やコミックがレイアウトされております



1つ1つが何気にスゲー力作揃いなんですよね
( ゚∀゚)




久し振りにラルーンさんを訪れたキッカケがコチラ。
ラルーンさん主催の模型コンテスト『ラルグフコンペ』が開催されているんですよね♥

1/144グフを使用し、カラーリングは青系のみというレギュレーション。
ゆくゆく僕もザフを塗装するうえで青色塗装の参考にしたくて沢山のグフブルーを拝見したかったんでゲソよ♥
(人´∀`*)




コンペにつきハンバーグを焼いて貰ってる間に僭越ながら僕も投票に参加させて頂きました♪
(人´∀`*)




そんなこんなしているうちに『Wハンバーグ定食』(1100円)が出来上がりまして




肉汁ジュッワ〜な美味しいハンバーグ(200g×2)を堪能させて頂きました♥
Ψ(〃∇〃)Ψ




あ、そうそう。
お店のショーケースに1/60では希少な規格、HY2Mのグフも飾られてました!
ちょうどこのサイズでのグフを僕は造ろうとしているだけに参考になる部分も多々あり実り多き再訪となりましたとさ
((o(´∀`)o))







ちなみにラルーンさんはオープンから15周年ということで記念品のオリジナルエコバッグまで頂いちゃいました♥
これからも末永くご商売続けられてくださいね〜♪
(〃∇〃)ゞ




…てな感じでモチベーションも復活したという事で頭部は2度目、腰部は実に3度目となる動力パイプ作り直し
( 」゚Д゚)」
鋭角に曲げたい所は受け側を削ったり、瞬着で1つ1つ理想の角度に繋ぎ合わせていきながら




なんとか納得のいくフォルムの動力パイプが完成!

(※頭部動力パイプ外装の外側は6ミリ径の長さ5ミリ・内側は5ミリ径の長さ7ミリ・フレームが4ミリ径の長さ7ミリ
※腰部動力パイプ外装の外側は7ミリ径の長さ5ミリ・内側は6ミリ径の長さ7ミリ・フレームが5ミリ径の長さ7ミリ)





見比べてみれば微々たる違いのように思えますが…個人的に不満を抱えたまま仕上げるよりやはり納得できるまで作り直し続けた甲斐があったように思います〜

乙!
( 」゚Д゚)」






PS.


ちなみにヒートロッドの貧弱さもやっぱり納得がいかなかったので径を1.5ミリ太くして作り直す事にしました(汗)
(;°;∀;°;;)
(※外装5.5ミリ径の長さ5ミリ・フレーム4.5ミリ径の長さ6ミリ、先端パーツは6.5ミリ径と7.5ミリ径を加工)



(コメント欄は閉じませんが…マニアック過ぎる内容につき無理しなくて結構ですw)
(゚д゚( ::: * ::: ) =3 ブッ