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2008-12-23 | 文化のこと
高松塚古墳の顔料つき破片見つからず、修復不可能に
2008年12月10日 YOMIURI ON LINE

 高松塚古墳(奈良県明日香村)の「東壁女子群像」が顔料の分析作業中に破損した問題で、顔料のついた破片は見つからず、修復は不可能な見通しとなった。
 修復を担当している川野辺渉・東京文化財研究所副センター長は、「破損した時点で迅速に調べていれば、破片を見つけられたかもしれず残念。破片がなければ、修復は不可能」と話した。
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まぁ、つくづく思うんですが、日本人が自分達の文化を蔑ろにすること、斯くの如しってところでしょうね。

幕末~明治にかけての文物の流出といい、大正・昭和に衰退した各地の伝統や工芸といい。

そしてバブル崩壊以降の文化に対しての冷たい在り方。官民揃ってですから。

こういう時は、本当に日本人と生まれて恥かしさを感じますねぇ。

この壁画も、要は壊しただけですから。

奈良国立文化財研究所や元興寺文化財研究所は・・・恐らくアノ辺に頼む予算が無かったのか・・・と思いたいが。

彼らなら、勿論、完全に10000年でも保存できる技術があるはずなんですがねぇ。


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