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2009-06-25 | 文化のこと
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/service/film/index.shtml



コダクロームとエクタクロームのちがい

<外式>がすぐれた粒状性、想像力、先鋭度を生みだします。

コダクロームはほかのフィルムと違い、色を構成する要素になるカプラー(発色剤)がフィルムの中に含まれておらず、その分だけ乳剤層が薄くなっています。これが抜群の粒状性、想像力、鮮鋭度というコダクロームの大きな特徴を生んでいます。また、コダクロームの現像は10以上ものステップから成っています。他のカラーフィルムと大きく違うところはシアン、イエロー、マゼンダ各色のカプラーを含む現像液が用意され、フィルム内の赤、青、緑の光に感じる層をひとつずつ順々に発色させていく点。この複雑な工程を厳密に管理し、コダクロームスライドの素晴らしい品質が生みだされています。

変退色への強さも、コダクロームは抜群です。

コダクロームが発売されて50年以上。発売直後に撮影された写真が、いまなおほとんど退色なく当時の状況を鮮やかに伝えています。現像液に入れられている色素の優秀さが、この素晴らしい画像の耐久性を生み出しているのです。

<内式>のエクタクロームもすぐれた品質と使いやすさを誇っています。

エクタクロームは、カプラー(発色剤)がフィルムの3層の乳層中に含まれている<内式>フィルム。そのため、たった1回の発色現像で画像ができあがります。
エクタクロームも,

中庸感度から高感度のフィルムがラインアップされ、あらゆる用途に使いやすい
現像方法が簡単なので、自分で現像することができる
さらにフィルム感度が不足のときは増感現像ができる
といったすばらしい特徴をもっています。


一般フィルムとプロ用フィルムの違い

一般撮影用フィルムとプロ用フィルム

コダックのフィルムには、一般撮影用、プロ用の2つのタイプが用意されていますが、これらの違いは次のような点です。

カラーフィルムには、月日がたつにつれてカラーバランスがかわっていく(経時変化)という性質がありますが、プロ用カラーフィルムは、最初から理想的なところにカラーバランスがとられています。これに対し一般撮影用は、店頭に並べられることを考慮し、製造数ヶ月後に理想のカラーバランスになるようにつくられています。

このため一般撮影用とプロ用では保存条件が違います。プロ用フィルムは、カラーバランスが厳密に取られているので、長時間保存するには経時変化を抑えるように13℃以下(冷蔵庫)で保存しなければなりません。いっぽう、一般撮影用フィルムの保存は、常温(24℃以下)でかまいません。簡単に言いますと、使いやすく、なおかつ高品質の画像が得られるのが一般撮影用フィルム、適切に保存、厳密に使用していただければ、よりすばらしい品質でお応えするのがプロ用フィルムといえるでしょう。
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好きでした。

コダクロームで写した人肌の優しさが。

花々の柔らかさが。

朝日に照らされた水面の輝きが。



人類文明の粋と言って良いモノだったのですが。

最近はとんとご無沙汰でしたが、あの多彩な表現力を手放して、人類はデジタルを選んでしまうわけですね。

コダクローム64プロフェッショナルが使えないのなら、まぁ良いです。

デジタルでも。




一度手放したモノは帰らない。

古い石垣のように。

巨石文明のように。


遠い幸せな想い出のように。


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