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2007-11-27 | 文化のこと
【書評】『性教育の暴走』桜井裕子著 具体例で伝える闇の深さ
2007年11月25日 SANKEI WEB

 “性教育元年”といわれる平成4年ごろから、小学校低学年からの年齢にふさわしくない過激な性教育があちこちで行われるようになっている。私は母親としてその実態にぶつかって驚き、国会議員になってからは全国からさまざまな実例が寄せられ、問題の深刻さに戦慄(せんりつ)さえ覚えた。この本の著者は、暴走する性教育の全国の実態、教材、指導内容を丁寧に取材し、教師や教育委員会が子供の心をこわし、親を見る目や、人生観、社会観をかえてしまう恐ろしさを伝えている。

 私が予算委員会で小泉総理(当時)に実際に使われている教材を示し、総理が「ここまで教える必要があるのか」と答弁されたやりとりや、製薬会社から金銭的な支援を受けて作った避妊薬ピルを推奨するような冊子「ラブ&ボディBOOK」が全国の中学3年生に配布された折に大臣と回収をめぐり激しく議論した国会での様子も記されている。


 フリーセックスを低年齢から勧めるかのような教育は、子供の未来を奪う亡国の行為でもあろう。その後、自民党では「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査プロジェクトチーム」を設置、3500の実例が悲鳴とともに集まった。そして平成17年末、「児童生徒の発達段階を踏まえない行き過ぎた性教育、男女同室着替え、男女同室宿泊、男女混合騎馬戦等の事例は極めて非常識である」という閣議決定にまで至った。


 が、今も教育現場で過激な性教育がなされているという声が届く。マスメディアはなぜこのことをもっと問題視しないのか。教育再生会議はゆとり教育を見直し、道徳教育の充実を提言している。学習指導要領を守っていただき、思い込みで先生方が暴走したり、見て見ぬふりをしたりして子供を傷つけないでほしいと願っている。本著は数多くの具体例により、教育現場の闇の深さを教えてくれている。そして、保護者たちが教育内容にまで関心をもって声をあげていく必要性を感じさせてくれる。(扶桑社・1575円)
 参議院議員 山谷えり子
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【プロフィル】桜井裕子
 さくらい・ゆうこ 東京都生まれ。慶応大学卒。PHP研究所を経てジャーナリストに。共著に『社説対決・五番勝負』。
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本当は美しいことを、あからさまに見せることで嫌悪感を植え付ける。

秘すればこそ華。


文化を壊したい人間って恐ろしい。

それに、これだけ情報が氾濫している現在、わざわざ教育するべきか?
しかも小学生から?

異常としか言えない現状。

嘆かわしいですね。


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