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2007-12-26 | 文化のこと
【明解要解】首相の年頭行事として定着 伊勢神宮参拝
2007年12月25日 SANKEI WEB

 ■「国家の安寧祈願」で仕事始め

 福田康夫首相は年明けの1月4日、三重県伊勢市の伊勢神宮に参拝する。歴代首相の年頭の「伊勢さん参り」は戦後からほぼ恒例行事となっており、首相の一年は伊勢神宮への初詣でからスタートするとも言われる。その歴史と意義は?(政治部 今村義丈)

 伊勢神宮によると、首相の神宮への初詣でが定着し始めたのは、昭和30年1月5日の鳩山一郎氏の参拝からだ。40年1月の佐藤栄作氏の参拝からは、前年に東京と大阪を約3時間で結ぶ東海道新幹線の開通で日帰りが可能となり、日程も官公庁の「仕事始め」の日におおむね固定化された。東海道新幹線開通以前は、2日間かけて伊勢-東京間を往復していた。
 戦前の首相は新年に加え、就任直後にも参拝していた。ところが終戦後、日本を占領した連合国軍総司令部(GHQ)が政教分離のために「神道指令」を出した。この影響などで、20年9月の東久邇宮稔彦氏を最後にいったん首相の伊勢参拝は途絶えた。それから鳩山氏が参拝を復活させるまでの幣原喜重郎、芦田均、吉田茂、片山哲の4首相時代は「空白の10年」となった。
 鳩山氏以後も、昭和36~39年と41年、49年の6度の新春に首相が参拝していない時期もあった。だが、50年以降はクリスチャンの大平正芳氏や社会党(当時)の村山富市氏も含め歴代首相は新年に決め事のように伊勢神宮に足を運んできた。
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 江戸時代に「お伊勢参り」として親しまれた伊勢神宮は、1つの社ではなく、皇大神宮(内宮(ないくう))と、豊受大神宮(外宮(げくう))の2つを中心として、周辺に集まった120余の社の総称である。
 伝承によれば、起源は約2000年前。時の垂仁天皇が三種の神器の1つ、八咫鏡(やたのかがみ)を五十鈴川(いすずがわ)の近くに建てた社に移し、皇室の祖先神とされる天照大神をおまつりされた。これが内宮。さらにその約500年後、天照大神の食事を手助けするため、食物を司る豊受大神をまつったのが外宮だ。
 ところで、なぜ首相が新年に伊勢神宮を参拝するのか。首相官邸は「伊勢神宮は日本の神社の総本山。まつられている天照大神は太陽の神様。太陽は国にとって大切な存在であり、首相が年頭に参拝することで国家の安寧を祈願する意味がある」(首相秘書官室)と説明する。
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 靖国神社への首相の参拝については「憲法が規定する政教分離の原則に反する」との論議もかまびすしいが、伊勢神宮に関してはこうした議論はほとんど聞かれない。
 民主党代表の伊勢神宮参拝も平成14年1月4日に当時の菅直人氏が党役員とともに参拝して以降定着した。小沢一郎代表も「初詣では必ず伊勢神宮」(同党広報室)として参拝を調整中だ。
 伊勢神宮によると、正式名称は単に「神宮」。神主のトップ「大宮司」には北白川、徳川、二条など元公家や元華族が就いており、現在は鷹司尚武大宮司。祭りの際に天皇陛下の代理を務める「祭主」は昭和天皇の四女、池田厚子さんだ。三重県警は来年正月の三が日の人出を60万3500人と予想している。
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祭主は女性。

天照大神が祭神だから?

南北朝までは斎王がおわした。

あらゆる意味で別格の神社(出雲大社も別格ですけどね)。


江戸時代、ちょっと放浪したくなったら伊勢参り。

いろいろ便宜を図られ、しかも罰則無く仕事を休めた。



仏教は宗教か?ってーと、ちょっと違うかもですね。
むしろ非宗教。

んで神道とは?って考えると、これも宗教と言うより日本文化の骨組みの一つなんですね。

私?クリスチャンだって神道は尊敬してるし、遺すべき文化だと思いますよ。

日本の歴史は神社(とお寺)を研究しないとワカランし。

終戦の時も法王庁の特使は靖国神社を遺すべきと主張したでしょ?

文化をぶっ壊すのは一番、野蛮なコトですよ。


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