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2006-11-22 | 人間のこと
99秒KO!西沢 国内初40歳王者 (スポーツニッポン)

 現役引退の危機を乗り越え、国内初の40代王者が誕生した。東洋太平洋ライトヘビー級王座決定戦が21日、東京・後楽園ホールで行われ、元日本ミドル級、元東洋太平洋スーパーミドル級王者の西沢ヨシノリ(40=ヨネクラ)が左ボディーでマリカ・カトニヘレ(35=フィジー)に1回1分39秒KO勝ち。40歳10カ月の西沢は日本、東洋太平洋、世界を通じ国内では初の40代王者となった。合わせて史上2人目となる東洋太平洋王座の2階級制覇も達成。年齢の壁に負けず、まだまだストイックに中年の星は輝き続ける。
 汗をかく間もなかった。1回中盤。西沢が放ったワンツーの右ストレートがカトニヘレの顔面をとらえた。1500人の観衆からわき上がる大歓声。ロープ際に追い詰めると、最後は左ボディーで相手を沈めた。40歳10カ月。デビュー20周年の記念興行で日本、東洋を合わせ通算5度目の王座に輝いた男は「1戦1戦が背水の陣。その中でベストを尽くした」とわずか99秒でのKO劇に胸を張った。
 今年1月の40歳の誕生日を前にボクサー人生の危機を迎えた。昨年10月、東洋太平洋スーパーミドル級王座決定戦で、顔面が変形するほど腫れ上がり、10回負傷判定負けを喫した。試合後は脱水症状になり病院に直行。約15キロにも及んだ過酷な減量が招いた結果と西沢本人は分析した。だが、周囲からは年齢による衰えを指摘され、米倉健司会長(72)からは「事故が起きてからでは遅い」と引退を勧められた。それでも何とか周囲を説得し「負けたら引退」の条件付きで日本ボクシングコミッション(JBC)から現役続行を認められた。
 西沢には“勝利のリングに娘を上げる”という試合の恒例行事がある。だが、04年1月にオーストラリアで初めて挑戦した世界戦でKO負けした時、初めて敗戦のリングに上がった愛娘・由華ちゃん(8)から「パパ、もう試合しなくていいよ」と涙ながらに言われた。愛する一粒種を傷つけたショックに打ちひしがれ、出した答えが「娘の傷を癒やすには、また勝ってリングに上げてやること」だった。勝ち続けるには現役を続けるしかない。鬼気迫る現役へのこだわりの根底にあるのは家族愛にほかならなかった。
 5月にはライトヘビー級に1階級上げて再起戦に臨み2回TKO勝ち。そしてタイトル戦となった今回、試合の2カ月前から英美夫人(36)が減量メニューを食卓に並べ、約10キロに及んだ減量をバックアップした。「一生懸命尽くしてくれる英美ちゃんと娘の喜ぶ顔が見たかった」。「必勝」の鉢巻き姿の由華ちゃんからは、無傷のほおにキスのプレゼント。「最高!」とこの日一番の笑顔で喜びをかみしめた。
 一時は現役続行に反対していた米倉会長も「常識的に考えて40歳で王者になれるなんて考えられない。永遠の発展途上男だな」とニヤリ。初防衛戦は来年1月30日を予定。「最終目標は世界一強い男になること」。1月11日に41歳の誕生日を迎える男の挑戦は続く。

[ 2006年11月22日6時1分 ]
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これが武術ならありなんだ。
日本や中国の古武術なら。

あれは究極、ルールが無いから。

でもね。
ボクシングですよ、ボクシング。

本来なら20代、最大でもまず30代前半までのスポーツでしょう。

スゴイ。
凄すぎる。

でも・・・

身体に気を付けて。
大人のチャンピオン。


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