アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

もとには戻りません

2019年07月05日 | 日記
朝ラジオ
「もしも被災したら」
と題したテーマの話し

家が被災した時の手続きの仕方
などが紹介されていた。

それはいいのですが…

子どもをなくした場合
悲観災害は
1〜2年で元に戻る。
「子どもや大切な人をなくしても
1〜2年でもとに戻ります」
と言ってた。

そーなの?
子どもをなくしても人は1〜2年でもとに戻れるものなの?

なにをもとに?
どこの情報なんだろう!

早朝から一人フツフツとこみ上げてきた。


方や
「震災を忘れない」
「風化させない」
と言いながら
テレビやラジオで
災害にあって大切な人をなくした時…
「もとに戻る」
という。

「もとに戻る」とは
「震災を忘れる事」だと思う。
「あった事をなかった事にする事」
だと思う。

そんな事でムカついた早朝

「忘れる訳ないんだよ!
なかった事にはならないんだよ!
もとに戻るわけないじゃないか!」
と一人呟く。

風化はそんな所から始まる訳だ…
そう思う。

人の命は「モノ」じゃないから
もとに戻りません。
大切な命をなくした家族も
残念ながら「もとには戻りません」

どこかの偉い先生がコメントした
早朝のラジオ番組ですが
間違えてますよ〜〜

1〜2年でもとには戻りません!
一生 もとに戻らない。
コメント
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