友チョコ

「14日は部活の友達に会えないから」
と言って
明日、友チョコをあげるんだと
手作りチョコを作った くーちゃん

最終的に私の作業になりました(-_-)


アユも高校生の時に作っていた。
そんな光景もついこの前の事なのに…
いつの間にかくーちゃんがそんな女子高生になっています。
そんなくーちゃんをアユにも見せたいな。

やっぱり可愛くて
面白くて
楽しい時間を過ごしてくれてたはずなのに…

アユはどこに行ったんだろう…ね。

ホッとする事はない

「娘さんが住んでいた所に行くと
ホッとするでしょう⁈」
と言われました。

感覚が……違い過ぎる。
何事もなく命が奪われただけの感覚？

「女川でホッとする事はないな」
って答えたら
「なぜ？」と……

なぜって…
住んでいた所も景色さえ残っていないんだよ。
そこに住んでいた人の空気も私は知らないし
たぶん、アユもよく知らなかったと思いますが
女川の人情に…って訳でもありません。



もし
もし住んでいたアパートがキレイなまま残っていたとしたら
時々、そこに行ってアユと凛の生活を感じに行っていたかもしれない。
でも、サッサと壊された。
油まみれの泥水が生活感を消し去っていったし…
壊すしかなかったのかも。

そんな事があった所に
「ホッ」とさを見出す事が出来る人って
悪魔だろう って思います。

震災には震災の苦しみや辛さがずっとある。
家族…こと、子供を奪われたら苦しみは上乗せされます。
前向きにも頑張る気持ちにさえならないよ。
しつこいけど…
何をどれだけ
頑張らなくちゃいけないの？
それもわからない。

ただ生きてる。
それだけで十分
それだけで
頑張ってると思えるよ。

でも
「ホッ」とする感覚はないなぁ。