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~気まぐれ日記~

日記やグチ、映画や本の感想など、気が向いたらちょこちょこっとね。

韓国旅行2009 *その2*

2010年01月08日 | 旅日記
韓国旅行レポートの続きです。
(記憶が薄れつつありますが。。。)

◆26日(土) 旅行2日目

この日のメイン行事は板門店ツアー。
韓国に来る前から緊張していた行事。(-_-メ)

今回の旅行のことを話すたび感じるのが
板門店のことを知らない人が意外と多いこと

板門店はソウルから北西60㎞のところにあって、
1953年、朝鮮戦争の休戦協定が調印された場所。

現在休戦ラインを中心に南北2㎞ずつの帯状の
非武装地帯(DMZ)が東海岸まで241㎞続いている。

板門店の共同警備区域(JSA)は、
本会議場を中心に直径800mの円形の地形で、
ツアーはそこを見学するというもの。

ただ。。。
その時の両国間の情勢によっては
入れないこともあって、
残念なことに、私たちも本会議場には入れませんでした
すぐ近くまでは行きましたけど。
かなり残念!!
(緊張する、と言う割には中まで行きたかったアタクシ


朝6時起床、7時前に朝食。
本館地下のラ・セーヌというレストランのバイキングへ。
ここは料理が多いけど広すぎて
バイキングをサーブしてくれるコーナーが
何個にも分かれて、離れてるので取りにくい
食い意地はってる我々は
奥の方まで食べ物を求めてさまよい(笑)、
たくさんの種類をゲットしたけど
手前のコーナーだけで
サラダとパン、ちょっとしたおかずだけで
済ませてる人もたくさんいました。
高級ホテルなのに使い勝手がちょっと悪い

身繕いして8時過ぎに集合。
ちょうどロッテホテルからツアーのバスが出るので
無駄な時間が省けて良かった

板門店に行くには、色んな規定があって
服装も厳しい。
肌を見せてはダメとか、
短パン、サンダル、スニーカー、
ジーンズ(ダメージ加工のもの)、
茶髪金髪、傘、帽子などなど、
だめだめオンパレード

とりあえず今回は夏ではないので
みんなしっかり着込んでるから
あまり問題にはならなかった

バスは北へ北へと走ります。
だんだん景色も寂れていって
ますます寒々とした風景に。

川の向こうにみえている町が北朝鮮というのが
とても不思議な感じでした。
ガイドさんの話によると、
あの町には誰も住んでいないんだとか。
でも決まった時間になると灯りがつくんだって。
要はうわべだけの街。
市民が豊かに暮らしてます、というアピールでしょうか。

ガイドさんが
韓国の兵役制度について話してくれます。
うちの息子を指して
韓国では彼のように若い男子は必ず軍隊に入ります、と。
相当厳しい入隊生活を強いられる。
訓練で使われる武器は全て本物。
中には、手榴弾のピンを抜いたものの
怖くて投げられずにいる訓練兵に
ドラム缶をかぶせた、とか
約2年間の兵役を終える日の直前に、
厳しくしごかれた隊長を恨んで射殺した、とか。

我が子を入隊させる親の気持ちは
いかばかりか…と、
やるせない思いで息子を見てみれば、、、

息子、爆睡中…

のんきにも程があるバカ息子に呆れつつ、
日本に生まれた幸せをかみしめる母でありました

バスは臨津閣で一旦休憩。
ここは、板門店の手前にあって、
韓国人が許可なく自由に出入りできる最後の地点。


ちょっと怪しげな写真ですが
写真の左の方に橋がみえます。
これが「自由の橋」。
1953年に休戦協定が結ばれた後、
捕虜1万3000人余りが「自由万歳」と叫んで
橋を渡った橋。

そしてその橋を渡っていくと。。。

策がしてあって、それ以上行けません。
一般人が自由に来られる
北朝鮮に一番近い場所とのことで
統一の願いや離散家族への思いを込めた
大極旗や横断幕が括り付けてありました。

戦争国の市民たちの悲痛な思いを
ひしひしと感じました。

それからバスは韓国の一般人は入れない区域へと進み、
統一橋の検問所で南側の兵士のパスポートチェックを受ける。

外はものものしいゲートに囲まれ
緊張感が増してくる。

しばらく行って
今度は国連軍のバスに乗り換える。

ここで訪問者宣言書にサインする。
ガイドさんが
「読まなくていいですよ。読むとサインしたくなくなりますから。」
要は、緊急事態には死亡することもある、と
書いてあるらしい。
え、いや、あの。。。
みんなスラスラとサインしてる
ま、もしもの時は家族一緒だから

バスはいよいよJSAに到着。

2列に並んで建物の中へ。
残念ながら、中へ入れなかった軍事停戦会議場を
展望台から見る。

青い建物が会議場。
白い建物は北朝鮮側の板門閣。

その建物のちょうど真ん中が国境。
わずか50㎝ほどの幅のコンクリートで
仕切られています。
これをまたぐと、
亡命者となってしまいます。

ただし会議場の中は、自由に動ける。
是非中に入って、北朝鮮側へ行ってみたかった。
(まだ言うか)

赤い○で囲んでるのは
手前が南側の兵士。
建物で体を半分隠して立ってます。
奥の方は
ちょっと見えないけど
北朝鮮の兵士が双眼鏡でじ~っとこちらを見てます。

緊張しつつ写真撮影したりして
あっという間に見学終了。

あっけなく終わったけど、
何事もなく終わって、ほっ


こちらはおみやげ物やさんの前で。
連合軍の兵士さんと。
階段に立ってるのでわかりにくいけど
かなり背が高く、ハンサムな超イケメンさんでした。

その後、バスは都羅山駅へ。

ここは、かつてはソウルから新義州までを結び、
さらにその先の中国を経てヨーロッパまで
1つの線路でつながっていたのが
朝鮮戦争により線路は分断されてしまい、
後に、南北首脳会談で南北の鉄道再連結工事が開始され、
線路は南北分断以来再びつながる事になって、
開通すれば北朝鮮との国境駅となる駅。


私たちの後ろが平壌方面。
平壌まで205㎞と書いてありました。

近くてはるか遠い国、北朝鮮。
あらためてそう感じたツアーでした。

この日のランチはツアーについていて
韓国料理のバイキングでした。

夕方ホテルに戻り、
ちょっと休憩して、夕食を食べにミョンドンへ。


「ウリナラ」という韓国焼き肉のお店へ。
カルビやプルコギが食べ放題。
もちろんご飯やキムチ・ナムルなど副菜もお代わり自由。
お腹が割れそう~というくらい食べましたよん

そこからホテルまで
ミョンドンの街を散策しながら帰りました。

これにて2日目の行事は終了~

最後まで読んで下さった皆さま、
長々とお付き合い下さって
ありがとうございました

3日目をアップした時も
懲りずに読んでね

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1 コメント

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こんにちは (アナバコリア)
2010-01-25 11:27:58
韓国の穴場的スポットを紹介しているアナバコリアです。
韓国の絶景や料理コーナー・最新イベント・特派員情報などなど
今年も新鮮な情報をお届けします。
もちろん韓流情報もUPしていきますので、よろしくお願いいたします。
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