アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ルリマツリ、ハリマツリ - シベのある風景

2021-07-06 09:35:43 | みんなの花図鑑
植物の和名に「マツリ(茉莉)」がつくときは 花がジャスミン(茉莉花)に似ているためです。


ルリマツリ(プルンバーゴ)イソマツ科

ルリマツリ、別名プルンバーゴ(Plumbago)はイソマツ科という珍しい科の植物です。



「高坏状の5弁花をまり状に多数つける」



花の開き方を「折り畳み傘」と表現した人がいらっしゃいます。





さて、「シベのある風景」なんて副題しましたが、撮った画像を見ると、シベがうまく撮れてません(ToT)
ともかく、白っぽい糸状のシベは めしべの柱頭です。




やはり、写っているのは めしべの柱頭です。
「柱頭は5裂する」と書いてありますが・・・



3本太いのが出て、そのあと 2本の先が2裂して、(2) + (2) + 1 で 最終的に 5数ということか?




まぁ、花冠も5裂しているし、雄しべも5本ということなので、めしべも5裂しているのが順当ということでしょうか。
では、その 雄しべはどこに?




雌しべの下に見えるのが 雄しべのようです。
予想通り 5個ありますよね?





デュランタ(ハリマツリ)クマツヅラ科

デュランタ(Duranta)はクマツヅラ科の分類上は常緑樹。
(こちらは シベの観察はありませんm(_ _)m )




和名の「ハリマツリ(針茉莉)」ですが、「ハリ」は一部の品種にトゲがあるため、とのことです。
そして「マツリ」はもちろん 花がジャスミンに似ているから??・・・
う~ん、どこがどう似ているのか、ちょっとわからないですよねぇ
このデュランタは 花びらに白い縁取りが入る デュランタ・タカラヅカという品種なのでイメージしにくいです。


wiki に デュランタ・レペンスの画像があるので、貼り付けておきます。







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