八重咲きのムクゲのようですが、 ちゃんと シベ があります。 八重咲きでも シベは残っているのでしょうか?
少し調べてみると、 八重咲きになると シベは無く、 シベが残っているものは 半八重咲きというらしいです。
こういうふうに花弁が蕊を取り囲むと やはり華やかになりますね。
それにしても 華奢で、 ちょっと触っただけで はらはらと散ってしまいそうです。
八重咲きでも、 シベがあると、それがアクセントになっていいですね。
ところで、そのシベですが、 前回、 雌しべの太い花柱から 雄しべが枝を出して葯をつけているかのような書き方をしましたが、 そうではないようです。
正解は、 「多数の雄しべ(花糸)が合着して筒状になり、その中を雌しべが貫き先端(柱頭は5個)を出します。」でした!
そこだけ見ると、 キク科の筒状花と ほぼ同じ構造ですね。 たくさんあるか(キク科の筒状花)、 ひとつだけか(ハイビスカスの仲間)の違いのようにも見えます。
...でも、 キク科の筒状花では 花粉は雄しべの筒の内壁にありましたが、 ムクゲなどのアオイ科のシベは筒の外壁から外に向かって出てるから、やっぱり違いますね
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