アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

クリ - 樹に咲く花36

2022-06-15 06:00:05 | みんなの花図鑑
今日は 黒豆を撒く予定でしたが、雨のため中止。
撮り溜めたクリやどんぐりのなる木の花が未整理のままいっぱい。
地味だからなかなかアップできない。
で、とりあえず 最近の栗の花から放出します。

クリ

6月5日の撮影です。
よく見るクリの花です。
すごい匂いがします。



クリの花には雄花と雌花があって、匂いがするのは こちら雄花のほうです。




近くに寄ってみているだけでも、花がくすぐったくなりますね




ハエの仲間が匂いに呼び寄せられてきています。

匂いのする雄花はこの辺で・・・



クリのイガイガの赤ちゃんは雌花のほうですが、それはどこにあるのでしょう?




クリの花ははじめは雄花序の穂ばかりですが、時期が来ると 雄花とその枝元に近いほうに雌花序をつけた枝を伸ばすようになります。




「雌花は突起状の球形をし総苞に包まれている。」(里山コスモスブログ「クリ 雄花序と雌花」)





「1個の総苞に普通3個の花(子房)が含まれ、各々10個ほどの花柱がついている。」(同上)




「受精すると総苞は発達してイガとなり、その中で3個の堅果が成長する。」(同上)




「秋に成熟するとイガ(総苞)は緑色から茶褐色に色づいて裂開し、成熟した堅果が3個(実際には3個~1個)現れる。」(同上)









花粉の中に埋もれているハエ、近くに雌花があるから、何かの拍子に 雌花に止まることがあるのかもしれません。