Grazie mille!

美しさは日々の小さな積み重ねから。

祈り

2010-11-28 18:07:53 | 美しい生活
                     スペインのアンティークショップで購入した私のお気に入り
                    
                    
                    
                      私はクリスチャンではありませんが 聖書を読み賛美歌も歌い 教会にも出かけます。
                      勿論 神社・仏閣に対しても 家には神棚もありますし 仏壇もありますので 
                      毎日 神棚に手を合わせ 毎日、お経をあげ 定期的に写経もします。
                      敬虔なクリスチャンの方に叱られてしまうかもしれませんが 私の中では 宗教は全てひとつなのです。
                      子供の頃から 「精神世界」が大好きで 小学5年生だったと思いますが 母に修道院に入りたいなどと
                      真剣に懇願したことがあります(笑) その頃は 北海道に住んでいましたので 
                      函館の「トラピスチヌ修道院」に 単純に憧れていただけなのですが・・
                      普段 お願い事をしないので大概の「願い」は叶えてくれた母でしたが さすがにこの「願い」には
                      顔色を変えて 「それは駄目!修道院に入ったら二度と家には帰って来られないんだから」と猛反対致しました。

                      その母の剣幕に驚いて 諦めた次第です・・と言っても 勤まりっこありませんでしたけど

                      
                      不思議なもので 惹かれるように 書物や音楽との出会いがあるものなのです。
                      いつも意識などしていませんが 惹かれる素晴らしい活躍をしていらっしゃる女性達は クリスチャンの方が多い。
                      「愛」という言葉を恥ずかしがらずに表現されるので 憧れてしまうのだと思います。
                      「愛」の宗教ですものね

                      イタリアのアシジの聖フランチェスコはとても尊敬する聖人のひとりです。
                      「ブラザーサン シスタームーン」という映画が聖フランチェスコとの出会いでした。
                      
                      「野の花のように美しく生きなさい。そして人々に愛を与えなさい。」と説いた聖人です。
      
                      マザーテレサも必ずお祈りしていたという 「聖フランチェスコの祈り」の言葉。
                      まさに 神に仕えた 本物の聖職者の姿が見えます。

                      人間が人間として産まれてきた理由が忘れられてきていますね。
                      宗教家も犯罪者になるような時代。カトリックの神父様も随分世の中をお騒がせしている方がいたりして・・。
                      そんな事を言っている自分だって 意地悪なことを思ってしまうことがあります。
                      商売をしていると 売り上げばかりを気にしたり 多くを望んだり・・
                      沢山反省することばかりで 情けなくなりますけれど そんな時には 「祈る」ようにしています。
                      
                      「慰められるより 慰めることが 理解されることより 理解することが
                          愛されるより 愛することができますように・・」フランチェスコの祈りより

                      一年の終わりが近づいてくると 決まって口ずさむ 私の祈りです  

 
                      


                  
                       恩師のアシジのお土産 「聖フランチェスコ」

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