
2011y シトロエン C3 走行4,000kmのバリ物

長い~いお付き合いをさせて頂いている常連様から指令が下りました。
家内のクルマを探して欲しい。
これはヒジョ~に嬉しい指令でありまして、売り上げに直結します

ちょっと、問題はお好みに合う車種選びと、果たしてコンディションの良い個体が見つかるということです。
特に、旦那様がマニアの場合は、ど~しても旦那趣味になることがあります。

対抗馬のFIATプントEVO
小型で4DOORのATが絶対条件でありました。
どちらかいうと、プントのほうが商売上は得策であったのですが、旦那様のもう一つの
提案であるシトロンC3に決定しました。
大きな理由はATがコンベンショナルなトルクコンバーターであることです。
山坂の多い地形にお住みであることを勘案すると、betterであったと思います。
また、設計年次はC3が新しいのもメリットと言えましょう。
早速、Drもお初の現行C3を検証してみましょう。

広大なフロントウインドウに注目
全体にまとまった小ぶりなデザインです。
全長は4m未満であり、シチィランナバウトとしては好ましいサイズです。
外観の最大の特徴はゼニスウインドウなるFtウインドウです。

室内からの眺め
えげつないくらいお空が見えるじゃあ~りませんか!。
夏場の暑いときはどないしまんネンという心配があるかと思います。

隠れちゃいました

まさに逆転の発想とはこのことであります。
固定式のウインドウにも拘わらず、スライディングルーフ機能なんです。

ルーフトリムがスライド
これなら、ルーフを切ったりする必要も無く、故障もありません。
ルーフトリムの移動でサンルーフ機能を持たせるのは、なかなかのアイデアです。
ゼニスウインドウなる広大なウインドウはこの為でありました。

シンプルで好感の持てるインテリア

外寸より広い後席
最新C3の居住性は十分に及第点を与えられて、デザインセンスも良いです。
先代のC3がちょっと掴みどころのないデザインでしたから、改善されたと言ってよいでしょう。

BMW製チェーン駆動 1,598cc DOHC16V 120ps/6000rpm、16.3kg-m/4250rpm
これはBMWミニや1シリーズと同じエンジンです。

MTモード付フルA/T
いわゆるシーケンシャルではなく、トルコンA/Tです。
従って、変速は極めてスムーズで、好ましいです。

全体に硬質な印象?
BMWパワーは結構勇ましい音を発して回ります。
特別静粛でもスムーズでもありませんが、実用ユニットとしては悪くありましぇん。
アンダーパワーは感じなくて、まさに必要かつ十分なパワーでした。
シトロン特有のサスペンションはストロークは感じられるものの、ダンピングの効いた
硬い目というところで悪くはありません。
全体のバランスは好評価で、質感も向上しております。
奥様がお乗りであった旧プントスピードギア(188A5)から乗り換えられると、出来の良さに驚かれるでしょう。
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