
常連様のAlfa2000GTVとDrのPoorman's Alfa

当時、FIATのことをPoorman's Alfaとは良く言ったものだ。
確かに、アルファは欲しいけど、経済的に買えない人はFIATで辛抱したものである。
Drもご他聞に漏れず、まさにその通りであり、アルファはいつかは乗りたいと言う垂涎のクルマであった。

なぜか124のほうが大きい
FIATはアルファに比べて、格下であったのは認めるけど、シンプルかつ機能的なスタイルや、良く回るエンジン
に卓越したハンドリングと悲観的になる必要は無く、それなりのプライドが持てるクルマであったのであ~る。
FIATに比べてより高価であるアルファは少数派であり、若干チープなFIATは街中でもそれなりにお目に掛かった
ものである。

アルファ2000ベルリーナ
箱型が好きなDrはベルリーナに憧れたが、手の届かない存在であった。
しかし、

GETしたFIAT125ベルリーナ
これは手の届く存在であった。
125はパチンコ貯金で買えました(笑)。
無骨な弁当箱スタイルの走りは秀逸で、当時の並みの国産車スポーツよりも全然パワフルであった。

1608CC ツインカム シングルキャブ

機能的なインテリア
室内がルーミィなことも特筆ものであり、ショーファードリブン使用もお目に掛かったくらいである!。
当時のDr(二十歳くらい)はまさにイタ車に傾倒しており、イタ車以外はクルマじゃないと思っていたくらいで
あった。
例え、Poorman's Alfaと後ろ指をさされても、全くに気にならずFIATにはプライドを持てたのであ~る。
必見の追跡シーン 全画面表示で見て欲しい!
箱型FIATが好きなら、必見の追跡シーン満載の映画であった。
何度も映画館に足を運び見なおしたものあ~る。
追跡シーンは10数分もあるけど、飽きることはなかった。
(主演;JPベルモンド 監督;アンリベルヌイユ 音楽;エンリコモリコーネ)
アルファは商売上のメインになったけど、イタ車の楽しさを教えてくれたFIATは、忘れられない存在であった。
Poorman's Alfaと言われても、悲観することは決して無いのである。
その理由は、アルファに比べて小数派であり、レアーであるのはマニアックじゃあ~りませんか!
