段取り力

かめは仕事がノロい☆
きっと「段取り」が悪いからなんだろうなと自分で思っていました。
でも…もしかしたら、そうではないのかもしれない…本日、そんな風に思える会話をさせていただきました。

障害者福祉の世界で、「夢」を語る多くの方たちの話を見聞きし、成功例、失敗例も含めていろいろ見てきたような気がします。
「夢」だけで終わる方、実現に結び付けて行動を続ける方、上手くいかなくて四苦八苦している方、現実の前に夢をなくしている方…。

いろんな講演などを聞くと、「成功者」の話が多くあります。
多くの方は「成功者」を夢見て行動するのですが…あまり失敗例というのを聞くことってないですよね。
かめはどちらかというと、この「失敗例」にこそ興味があります。

いろんな「段取り」をするときに、この「失敗例」を参考に、「問題となる可能性」を避ける「段取り」をしているのだと気付きました。
成功者は、いろんな意味での「強さ」「魅力」などを持っていて成功できるんですよね。
でも、かめのような凡人がそのような「成功例」だけで、後についていけるはずはないのかもしれません。

数々の「失敗例」から、「失敗しないための段取りを組む」。
かめの「段取り」は「成功のための段取り」ではなく、「失敗しないための段取り」だから余計手間がかかるみたいです☆
ある意味「運に任せない」というのも「強さ」なのかもしれませんけどね（笑）。

「かめさんは先を読む力があるから…」
本日の会話で、そのようなお言葉を頂きました。
ただの心配症なのかもしれません。
かめは「根性なし！」と自分を評価しておりましたが…常に「転ばぬ先の杖」を突けるのも、一つの「段取り力」なのかも…と改めて感じることができました。

「筋を通す」
「土台をきちんと固める」
「骨格作りに手を抜かない」
まるで「建築の話」ですが…かめの「段取り」をするときの「基礎」となる部分です。
だから…ノロいんですよね（笑）。

誰もが余計なことを考えずにひょいと飛び越える場所を、自分の脚力や着地点の地盤、健康やら、経験やら…考えているから「みんなに出来ることが出来ない」かめになっているんですよね。
でも、そこまで考えるから、「みんなが出来ないことが出来る“変人の変子ちゃん”」だったんですね。

自分の「段取り力」を改めて確認し、自分の出来ることをやっていきます♪






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