台風21号が西日本を縦断して各地に大きな爪痕を残し
やっと過ぎ去ったかと思ったら
今朝(2018-9-6)北海道胆振地方を震源とする地震があり、震度6強の地震が発生しました。
(大規模な地震の発生で道内17か所の震度計のデータが取得できず、震度7の場所があった可能性もあり)
台風及び地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復旧がなされることを願っております。
もはや日本中どこにいても、いつどこで災害に巻き込まれてもおかしくない状況です。
日々の災害のニュースを見聴きするたびに思うことは
「自分の身は自分で守る」という意識をしっかり持って行動しよう
ということです。
どんなに努力しても自然災害を防ぐことはできません。
特に地震に関しては予知も困難で、たとえ建物を耐震にしたところで
直下型で地面ごと動いてしまってはどうにもなりませんが
台風や大雨はある程度予測が可能です。
今回の台風でいえば、関西空港が浸水して8000人もの人が孤立状態になりました。
台風が近畿地方を直撃することはわかっていたことですし
海の上にある関西空港が浸水する可能性は十分に予見できたことだったはずで
もっと早い段階で空港を閉鎖することはできなかったのかな?
と素人考えでは思います。
いや、事情はいろいろあるでしょうし
あれだけ大きな空港になれば簡単には閉鎖できないでしょう…
だとしたら、なおさら
私たち自身が危険と思われる場所へ近づかないという決断を
迅速に判断できる能力を身につける必要があると思います。
大雨で家にいて逃げ遅れて被災するのと
台風が直撃すると分かっている場所に出かけて行って被災するのとでは
同じ被災するでも、ちょっと事情が異なるのではないでしょうか?
東日本大震災以降、ちょくちょく「想定外」のという言葉を聞きますが
この先も自然災害は想定外のことが起こるはずです。
どんなに高い防波堤を作ろうと
どれだけ耐震のある建物を作ろうと
地球の気象が大きく転換期を迎え人智を超えた災害が起る可能性は高くなっています。
防災、減災、自分の身は自分で守る
今一度肝に銘じておきましょう!!