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かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

葛藤からたどりついた新境地

2013-11-15 21:47:47 | 日記
明日は、「法中大会」なのに、

まだ、法話の準備ができていない。


8時から、NHKの番組を観ていた。

   ときどき、グラチャンバレーも観ながら(笑

大竹市出身の歌手、二階堂和美さんのコンサートを中心とした

番組である。

二階堂和美さんは、真宗寺院の二女として生まれた人。

今、自坊に帰って、お寺のお手伝いをしながら、

地元を中心に歌手活動をしておられる。

今月の23日に封切りとなる、「かぐや姫の物語」の

主題歌「いのちの記憶」を歌う人でもある。

先日、「風立ちぬ」を観にいったとき、「かぐや姫の・・・」の

予告編で始めて聴いた。


二階堂和美さんは、お姉さんが結婚してお寺を出られたため、

東京での生活を止めて、広島に帰って来られたと言う。

最初は、お寺での生活、地域の人たちとの付き合いと、

歌手である自分とのすり合わせがうまく行かず、

葛藤の連続だったという。

歌手に、歌うことに専念できる人たちに、嫉妬さえ

感じたという。

やがて、そのすり合わせもできるようになり、

近所づきあいから生まれた歌も、たくさんできた。


でも、彼女のメッセージは、やはり、“ヒロシマ”への

思いである。

そのメッセージの歌が「蝉にたくして」という歌である。

私も、その歌が大好きである。


そして、仏教からのメッセージだ。

人は生まれたからには、必ず死ぬ。

物事にはすべて終りがあるから、今輝いていこう。


“歌手、そしてときどき僧侶とお母さん”


また、二階堂和美さんは、安芸教区が毎月発行している「見真」の

「報恩講号」のコラムに、主題歌「いのちの記憶」についての

エピソードを書いておられる。


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きょうも来てくださって、ありがとうございます
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