
球春到来。
まずは、球児たちの春の甲子園。
昨秋の地方大会から、今年初めの出場校決定。
その間、雪国の球児たちのハンディー等を考慮して
公式試合禁止のなかで、体力アップに精進した球児
たちは、冬のさなかで、うずうずとしていた気持ちを
一気に弾け飛ばす球春なのです。
私がいた高校も、最後に担任を持ったときの学年が
、
秋の中国大会を制して、春の甲子園に出場したのが、
甲子園出場は最後でした。
1993年春。あれから、何年経つのかな?
1回戦の対戦相手は、大宮東高校だったと思います。
第2試合ということで、前日の夜にバスで応援生徒たちを
乗せて、甲子園に向かいました。
ところが、その車中で雨が降り始め、次の日の明け方に、
1日順延の知らせを受けました。
そのまままた、広島に帰ることもできず、その日は雨の中
大阪の万博公園にバスを止めて、その車中で過ごすことに
なりました。
そして夕刻、大阪市内のビジネスホテルに一泊して次の
日に備えたのです。
急遽決まったこともあって、ホテルの夕食は夜の8時ごろ、
カレーライスだけでした。
ホント、生徒たちはお腹をすかしたんですから(笑。
そして、次の朝、前の日の雨は、六甲おろしの寒風に
よって、雪に変っていました。
浜甲子園の駐車場にバスを止めてから、甲子園まで
徒歩で20分。
そのころには、少し吹雪いていたと思います。
甲子園に着いたころは、雪は止んでいました。
アルプススタンドの裏側に待機して、第1試合が終了
すると同時に、入れ替わるんです。
そうして、いよいよ移動してスタンドに着いて、応援
に駆けつけてくれた京都の兄弟校のブラスバンドの
楽器を準備し始めていると、また雪が降り始めたんです。
大切な楽器を濡らしてはいけないので、ビニールで覆ったり
してやっと、準備OKとなったとき、雪が止みました。
そして、グランドの黒土に暖かな太陽の日差しが届くと、
そのグランドが暖められて、湯気がもうもうと立ち上る
んですね。
そんな光景は、生まれてはじめての経験でした。
そして、やっと楽器を取り出して、音あわせや演奏、
チアガールたちの最後の打ち合わせもすんで、
いよいよプレーボールのサイレンが。。!
とそのとき、3塁側のスダンドが、「ワアー」と
大歓声。
先頭打者ホームランでした。
そのときの打者が、平尾博嗣選手で、やがて阪神に入団。
西武で大活躍した選手です。
たしか、大宮東高校は、その春の甲子園で準優勝だったと
思うんですが。
中国勢は、岩国商が1点差を守りきって勝利。
幸先のいいスタートになりましたが、
春に強い広陵高校、今年はどんなチームに
なってるか、楽しみですね。

きょうも来てくださって、ありがとうございます
このブログの“タイトル”「君はまだ、抱いていたのか!!」の意味は、
こちらです!
まずは、球児たちの春の甲子園。
昨秋の地方大会から、今年初めの出場校決定。
その間、雪国の球児たちのハンディー等を考慮して
公式試合禁止のなかで、体力アップに精進した球児
たちは、冬のさなかで、うずうずとしていた気持ちを
一気に弾け飛ばす球春なのです。
私がいた高校も、最後に担任を持ったときの学年が
、
秋の中国大会を制して、春の甲子園に出場したのが、
甲子園出場は最後でした。
1993年春。あれから、何年経つのかな?
1回戦の対戦相手は、大宮東高校だったと思います。
第2試合ということで、前日の夜にバスで応援生徒たちを
乗せて、甲子園に向かいました。
ところが、その車中で雨が降り始め、次の日の明け方に、
1日順延の知らせを受けました。
そのまままた、広島に帰ることもできず、その日は雨の中
大阪の万博公園にバスを止めて、その車中で過ごすことに
なりました。
そして夕刻、大阪市内のビジネスホテルに一泊して次の
日に備えたのです。
急遽決まったこともあって、ホテルの夕食は夜の8時ごろ、
カレーライスだけでした。
ホント、生徒たちはお腹をすかしたんですから(笑。
そして、次の朝、前の日の雨は、六甲おろしの寒風に
よって、雪に変っていました。
浜甲子園の駐車場にバスを止めてから、甲子園まで
徒歩で20分。
そのころには、少し吹雪いていたと思います。
甲子園に着いたころは、雪は止んでいました。
アルプススタンドの裏側に待機して、第1試合が終了
すると同時に、入れ替わるんです。
そうして、いよいよ移動してスタンドに着いて、応援
に駆けつけてくれた京都の兄弟校のブラスバンドの
楽器を準備し始めていると、また雪が降り始めたんです。
大切な楽器を濡らしてはいけないので、ビニールで覆ったり
してやっと、準備OKとなったとき、雪が止みました。
そして、グランドの黒土に暖かな太陽の日差しが届くと、
そのグランドが暖められて、湯気がもうもうと立ち上る
んですね。
そんな光景は、生まれてはじめての経験でした。
そして、やっと楽器を取り出して、音あわせや演奏、
チアガールたちの最後の打ち合わせもすんで、
いよいよプレーボールのサイレンが。。!
とそのとき、3塁側のスダンドが、「ワアー」と
大歓声。
先頭打者ホームランでした。
そのときの打者が、平尾博嗣選手で、やがて阪神に入団。
西武で大活躍した選手です。
たしか、大宮東高校は、その春の甲子園で準優勝だったと
思うんですが。
中国勢は、岩国商が1点差を守りきって勝利。
幸先のいいスタートになりましたが、
春に強い広陵高校、今年はどんなチームに
なってるか、楽しみですね。

きょうも来てくださって、ありがとうございます
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