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春日井市の絵画教室、あとりえPOPアートスクールの教室風景や内容を中心に、アートについて広く記事にします。

2015に先ず知った。

2015-01-04 22:55:11 | 日記
皆さん。明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

昨日、インターFMを聴いていたら、昔、わりと好きだったバンドがゲストで出ていて、それはそれは懐かしいデビューミニアルバム収録曲を流してくれました。
昔と言っても、恐らく17、8年前の話。
私が30前後だったかと思います。

ただガチャガチャ音を鳴らすだけのバンドではなく、ちゃんと考えていたバンド…だったような…で、当時はそれなりに何がやりたいのか明確に聴き取れたのですが、何だかんだ昨日までは、すっかり忘れてしまっていたのですから、きっとそこまで私とは縁のないバンドだったのだと思うのですグレープバイン。でも久々の音は中々良かった「覚醒」
どこにやったのだろうアルバム「退屈の花」
※好き勝手言えば、ミスチルになれたのにならなかったのかなれなかったのか、なりたかったのにならなかったのかなれなかったのか。そんなこんなで、諸々狭間に埋もれていったイメージのバンド。ですかね。


と、まぁその程度の付き合いでしたが、番組の中でちょっと頭に残った言葉があったので記事にしてみました。

とある質問に対しての何気ない返事だったのですが、その中でメンバーの誰かが……

「バンドが曲を作ってきたのではなく、曲がバンドを作ってきた」

と宣うたのです。

ムム?

これ。メチャクチャわかります。
「こうなりたい」というビジョンや「目指した誰か」があってこその自分たちが曲を作ってきたのではなく、例えそのような事があっても、結局は自分が書いた曲に影響を受けて曲を書き、その曲々がバンドを作ってきた。ということでしょう。

これには車中一人でかぶりをふり、自分に置き換える空想を楽しみました。

メジャーバンドと自分を置き換えるのはどんなもんか?ですが、私も何に影響を受けているか?と問われれば、一番近い答えは「ここまでの自分」です。

もちろんここまでの自分を形成してきた、憧れた古のアーティストや作品は数知れませんが、作品は「1つ前の自分の絵」に最も影響と刺激を受けて制作してきましたし、その繰り返しで今がある訳ですから、私を育てたのは私の作品たちです。

腑・に・落・ち・た

自分は自分の作品に育てられているんですよ。
ですから、必ず答えを出していかなければならないのです。
その答えから疑問が生まれ、次の答えを探すのが制作なのです。

答えは同じなのに、全く新しい式を見つけたような気がしました。

「次に繋がる作品を作る」というありきたりな言葉の箱に、やっと中身が詰まったのかもしれません。


ここで腑に落ちたからと言って、良い絵が描けるわけではないのですがね。
なんて言ったら身も蓋もないのですがね。


長くやって来ました。
ここまでが間違っていたらどうしよう…
間違ったものに影響を受けて来ていたのなら…

なんて新年早々ネガティブになってはいけない。


もの作りに従事している皆様。
いや、少なくともクリエイティブな思考で建設的に生きている皆様。
いやいや。明日は何か新しいことを見つけよう、考えようとポジティブにシンキングな皆様。

「今日の自分に影響を受けて、明日の自分が生きていく」

これよくないですか?


グレープバイン買い直そうかな。

鳥居ちゃんに一番安い中古頼もうかな。



※写真は今日の制作現場。昨日の自分に存分に影響受けてる…はず。
そんな作品になるはず。
コメント (5)
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