中の型は脱ロウ後にロウの厚みを保持する為に釘によって外の型と間隔を保っているのですが、鋳造して釘を抜くと穴になってしまいます。その穴を埋めるのには溶接するか、同じブロンズで棒をつくってネジを切ってねじ込む方法があります。本来ならねじ込む方法でも湯道を利用したら良いのですが、今回は湯道を使わないので、別で鋳造する必要があります。その準備をしました。
まずは棒状のワックスを繋げていきます。
型に埋没させます。高さが違って、低い方に湯を流すことで、高い方に向かって空気が抜けていく仕組みです。
同時に湯を流す湯口をつくりました。これは型の上に乗せ、湯を流しやすくする為の物です。
まずは棒状のワックスを繋げていきます。
型に埋没させます。高さが違って、低い方に湯を流すことで、高い方に向かって空気が抜けていく仕組みです。
同時に湯を流す湯口をつくりました。これは型の上に乗せ、湯を流しやすくする為の物です。