墨で描く！石膏像クロッキー。ガッタメラータ。

１枚描いてみました。墨はおもしろいな～（笑）鉛筆やコンテで描く感覚と全然違います。

モチーフを（超）集中して見て、ポイントの位置関係を掴んで、画面に投影するように見極めます。白紙に像が映るように見えたっ！て言うまでには至らないですが、ボヤッとですが、筆を置くべき場所が見えるようになりました。筆は鉛筆なんかと違って瞬時に線や色をコントロールできます。実際の形の印象に沿って筆を動かしていくことが大切です。今回のような描きかたは、何度も探りを重ねるような描きかたではない為、正確な見切りと、大胆に筆を動かす思い切りが必要かもしれません。僕は書道を習ってたので、それが結構生きてるかな（笑）
刷毛で陰影をつけてみました。

筆で捉える訓練をすると確実に見切りと集中力が鍛えられます！ただし、まだデッサンそのものが苦手な人には、あまりお勧め出来ないかもしれません。逆に部分的な見方になってしまい、むしろ逆効果かも…。自分で形の狂いに気づけて、直せるような判断力がついたら意味があると思います。全体が把握出来るようになって、さらに実力を底上げする為に最小限の手数で合わせていく。という目的があるなら、大いに役に立ちそうです！鉛筆やコンテなんかでザクザク捉えていく描きかたとは集中力の使い方が大分違います。１枚描くだけで超つかれる（笑）でも実際正確に形取ろうと思ったらそのくらい消耗するのは普通かも知れませんね。クロッキー１５分くらいで形も色も捉えられたら、６時間なんて長くてしょうがない（笑）