今日は金沢周遊バスの1日フリーパスを使って市内を巡ります。周遊バスは全車女性の運転手でした。徹底してます。
まずは金沢城公園に向かいました。入り口石川門で、おじいさんに使い捨てカメラで写真をとってもらおうと頼んだら、いい写真をとろうと膝をついてまでしてくれました(かたじけない)カメラの表と裏を間違えて、レンズを覗いたまま固まってしまいましたが、無事撮ってもらえました。おじいさん、ありがとうございました!
中はかなり広いです!きれいに整備されています。公園内に、石を積んだ舞台(?)みたいのがありましたが、石と石の隙間には薄い紙一枚入る隙間もありません。機械などないのに、昔の人の技術はハンパじゃないです。
城の中に入ると不思議なことに気付きます。天守閣(見張りやぐら)の部分の柱がすべてひし形なのです。実は柱がひし形である、というよりも、天守閣そのものがひし形で、それに合わせて必然的に柱がひし形になっているとのこと、ひし形にすることで、一度に見張れる面積を広くしているらしいです。う~ん、ますます感心。ほぞ組の手順のVTRを見ても、全く理解できませんでした(泣)さすが、戦いのための砦とあって、敵を迎え撃つ様々な仕掛けが施されていました。
次に兼六園に向かいました。兼六園は金沢城の外郭として城に属した特別名勝です。
本当に広くて綺麗な庭園でした。何より驚いたのは、道に葉っぱひとつ落ちてないこと。整備が行き届いてます!大きなヤマトタケルノミコト像もありました。楓なんかもあったので、秋に来ると最高かもしれません。
入り口入ったすぐあたりに、記念写真を撮ってその場で売っている人がいて、「シャッター無料で押しますよ~」といっていたので、カメラを渡して頼んだら、「こちらでも撮るので、もしよかったら買って下さい」と言われ、なんとなく撮られてしまいました。まあ PCで画像見せるんだろうなとおもったら、速攻でプリントアウトしてきて「どうです?手に取ってみて下さい」と強引に渡してきました。断ることが出来ず、買いましたが(1000円!)あれは押し売りですよ。今どきディズニーランドやお台場の観覧車でさえ画像で見せるだけなのに、ひどいです。反省・・・
みなさん!お互いノーといえる勇気を持ちましょう!いらないものはいらないのです。
次は21世紀美術館です。兼六園の目の前なので、歩いていけます。今横尾忠則展をやっていて、初期の作品から、今年の新作までを見ることができました。
日記帳も展示されていて、内容から、かなり几帳面な人だなぁと感じました。毎日、何時になにをして、誰と合ってなにを話したか、克明に記されています。端々にドローイングやエスキースが描いてあって、それも面白かったです。横尾忠則曰わく我は「ヨコオダダノリ」だそうです。「オレがシュールの代名詞だぜ」ということですね。
最後の展示室に、アンリ・ルソーの絵画を横尾忠則がパロディにしたものがズラッと並んでましたが、これがかなり面白い!
ルソーの自画像で、港に立つルソーが、周りの船や建築物に比べて大きく描かれているのに対して「正確な寸法で描かれたルソー像」と題して、比率を合わせて描くことで皮肉ってみたり、
道ばたに捨てられた赤子に、歩いていたおじいさんが出会う(きっと救う)に対し「哀れな捨て児」というタイトルで、おじいさんが赤子を道ばたで蹴り飛ばしている絵に変化させるなど、軽快な皮肉と遊び心で、笑わされました。
元の絵と(写真ですが、)並べて展示してあることで、ルソーの大真面目な絵画に対する横尾忠則によってつけられた絵の変化と皮肉の意味が直接見比べられ、分かりやすい内容となっていました。う~ん、言葉じゃ伝わらないですね。是非機会があったら皆さんも見てみて下さい。ミュージアムショップで、ロン・ミュエックの作品集を買いました!去年の夏にここで展示してましたが、これなかったので写真だけでも見れてよかったです。
次は妙立寺へ向かいます。少し距離があるので近くまでバスで移動です。
別名忍者寺と言って、隠し扉や落とし穴など、侵入者を欺くためのからくりが随所にしかけられている…ということで有名で、僕はてっきりB級スポットかな?とそっちの期待が大だったのですが、実態は全くの別物でした…。
寺の境内に入ると、拝観受付みないなところに係の人がいたので、拝観希望の旨を話すと、「そこのインターホンで聞いてほしい」といいます。意味がよく分からず、インターホンを押して「拝観したいんですけどいいですか?」と聞くと、スゴイ剣幕で(?)事前に予約しないと拝観出来ないから!何時に!人数は!子供はいるのか!と問いただされました(汗)最終的に、2時まで無理。と言われ時間の都合であきらめました。きっと遊び半分で行くと放り出されます。実は格式ある由緒正しい寺だったんですね。皆さんお立ち寄りの際には心して拝観してください。
さらによく見ると拝観の注意書きに、ステテコ、股引などの服装での拝観禁止と書いてありました。(さすがにそんな格好でわざわざ寺を見にくる人はなかなかいないでしょうが、前例があるんでしょうね)寺は一貫して格式を守ろうとしてますが、寺を出ると、ダサい忍者グッズを売る店が立ち並びます。(木刀ももちろんあります。これはもうおやくそくですね。)このギャップが謎でした…
次は香林坊です。ここでは武家屋敷が見学出来ます。格調高い昔の建築がならびますが、ほとんどは今現在も人が住んでいます。 この地区では、当時の武家と足軽の生活の格差について学べます。ここに
麩庵という生麩の専門店があります。ここの麩万寿という生麩で餡を包んだ饅頭がとてもおいしいので、金沢に来ることがあったら是非!
そして近江町市場へ、とても活気があり、おいしそうな鮮魚が並びます。上野のアメ横とかと比べると、かなりクリーンなイメージです。
アメ横で売られている食品は、食べても安心か不安になるところもありますが、ここの市場の鮮魚は地元産直のものなので安心です。まぁこれも市場のお約束ですが、数件おきにブティックがあり、洋服を売っています。魚くさいだろな… あ あといがまんじゅう、始めて食べました。美味しいですね!時間が少し余ったので一旦金沢駅に戻ってから東茶屋街に行きました。
キレイな木造建築が並びます。旅のしめくくりにここで和風パフェを食べました!
さて、これで短い旅も終わりです。明日からはまたいつも通り仕事と制作の日々が始まります。
今回は本当に密度の濃い旅ができました。次はどこいこうかな~。
こんなところまでポケモンが・・・今年のポケモンの映画のタイトルに「超克の時空へ」とありましたが、子供は言葉の意味わかってるんですかね?「彫刻の時空」ではないんですね・・・
まずは金沢城公園に向かいました。入り口石川門で、おじいさんに使い捨てカメラで写真をとってもらおうと頼んだら、いい写真をとろうと膝をついてまでしてくれました(かたじけない)カメラの表と裏を間違えて、レンズを覗いたまま固まってしまいましたが、無事撮ってもらえました。おじいさん、ありがとうございました!
中はかなり広いです!きれいに整備されています。公園内に、石を積んだ舞台(?)みたいのがありましたが、石と石の隙間には薄い紙一枚入る隙間もありません。機械などないのに、昔の人の技術はハンパじゃないです。
城の中に入ると不思議なことに気付きます。天守閣(見張りやぐら)の部分の柱がすべてひし形なのです。実は柱がひし形である、というよりも、天守閣そのものがひし形で、それに合わせて必然的に柱がひし形になっているとのこと、ひし形にすることで、一度に見張れる面積を広くしているらしいです。う~ん、ますます感心。ほぞ組の手順のVTRを見ても、全く理解できませんでした(泣)さすが、戦いのための砦とあって、敵を迎え撃つ様々な仕掛けが施されていました。
次に兼六園に向かいました。兼六園は金沢城の外郭として城に属した特別名勝です。
本当に広くて綺麗な庭園でした。何より驚いたのは、道に葉っぱひとつ落ちてないこと。整備が行き届いてます!大きなヤマトタケルノミコト像もありました。楓なんかもあったので、秋に来ると最高かもしれません。
入り口入ったすぐあたりに、記念写真を撮ってその場で売っている人がいて、「シャッター無料で押しますよ~」といっていたので、カメラを渡して頼んだら、「こちらでも撮るので、もしよかったら買って下さい」と言われ、なんとなく撮られてしまいました。まあ PCで画像見せるんだろうなとおもったら、速攻でプリントアウトしてきて「どうです?手に取ってみて下さい」と強引に渡してきました。断ることが出来ず、買いましたが(1000円!)あれは押し売りですよ。今どきディズニーランドやお台場の観覧車でさえ画像で見せるだけなのに、ひどいです。反省・・・
みなさん!お互いノーといえる勇気を持ちましょう!いらないものはいらないのです。
次は21世紀美術館です。兼六園の目の前なので、歩いていけます。今横尾忠則展をやっていて、初期の作品から、今年の新作までを見ることができました。
日記帳も展示されていて、内容から、かなり几帳面な人だなぁと感じました。毎日、何時になにをして、誰と合ってなにを話したか、克明に記されています。端々にドローイングやエスキースが描いてあって、それも面白かったです。横尾忠則曰わく我は「ヨコオダダノリ」だそうです。「オレがシュールの代名詞だぜ」ということですね。
最後の展示室に、アンリ・ルソーの絵画を横尾忠則がパロディにしたものがズラッと並んでましたが、これがかなり面白い!
ルソーの自画像で、港に立つルソーが、周りの船や建築物に比べて大きく描かれているのに対して「正確な寸法で描かれたルソー像」と題して、比率を合わせて描くことで皮肉ってみたり、
道ばたに捨てられた赤子に、歩いていたおじいさんが出会う(きっと救う)に対し「哀れな捨て児」というタイトルで、おじいさんが赤子を道ばたで蹴り飛ばしている絵に変化させるなど、軽快な皮肉と遊び心で、笑わされました。
元の絵と(写真ですが、)並べて展示してあることで、ルソーの大真面目な絵画に対する横尾忠則によってつけられた絵の変化と皮肉の意味が直接見比べられ、分かりやすい内容となっていました。う~ん、言葉じゃ伝わらないですね。是非機会があったら皆さんも見てみて下さい。ミュージアムショップで、ロン・ミュエックの作品集を買いました!去年の夏にここで展示してましたが、これなかったので写真だけでも見れてよかったです。
次は妙立寺へ向かいます。少し距離があるので近くまでバスで移動です。
別名忍者寺と言って、隠し扉や落とし穴など、侵入者を欺くためのからくりが随所にしかけられている…ということで有名で、僕はてっきりB級スポットかな?とそっちの期待が大だったのですが、実態は全くの別物でした…。
寺の境内に入ると、拝観受付みないなところに係の人がいたので、拝観希望の旨を話すと、「そこのインターホンで聞いてほしい」といいます。意味がよく分からず、インターホンを押して「拝観したいんですけどいいですか?」と聞くと、スゴイ剣幕で(?)事前に予約しないと拝観出来ないから!何時に!人数は!子供はいるのか!と問いただされました(汗)最終的に、2時まで無理。と言われ時間の都合であきらめました。きっと遊び半分で行くと放り出されます。実は格式ある由緒正しい寺だったんですね。皆さんお立ち寄りの際には心して拝観してください。
さらによく見ると拝観の注意書きに、ステテコ、股引などの服装での拝観禁止と書いてありました。(さすがにそんな格好でわざわざ寺を見にくる人はなかなかいないでしょうが、前例があるんでしょうね)寺は一貫して格式を守ろうとしてますが、寺を出ると、ダサい忍者グッズを売る店が立ち並びます。(木刀ももちろんあります。これはもうおやくそくですね。)このギャップが謎でした…
次は香林坊です。ここでは武家屋敷が見学出来ます。格調高い昔の建築がならびますが、ほとんどは今現在も人が住んでいます。 この地区では、当時の武家と足軽の生活の格差について学べます。ここに
麩庵という生麩の専門店があります。ここの麩万寿という生麩で餡を包んだ饅頭がとてもおいしいので、金沢に来ることがあったら是非!
そして近江町市場へ、とても活気があり、おいしそうな鮮魚が並びます。上野のアメ横とかと比べると、かなりクリーンなイメージです。
アメ横で売られている食品は、食べても安心か不安になるところもありますが、ここの市場の鮮魚は地元産直のものなので安心です。まぁこれも市場のお約束ですが、数件おきにブティックがあり、洋服を売っています。魚くさいだろな… あ あといがまんじゅう、始めて食べました。美味しいですね!時間が少し余ったので一旦金沢駅に戻ってから東茶屋街に行きました。
キレイな木造建築が並びます。旅のしめくくりにここで和風パフェを食べました!
さて、これで短い旅も終わりです。明日からはまたいつも通り仕事と制作の日々が始まります。
今回は本当に密度の濃い旅ができました。次はどこいこうかな~。
こんなところまでポケモンが・・・今年のポケモンの映画のタイトルに「超克の時空へ」とありましたが、子供は言葉の意味わかってるんですかね?「彫刻の時空」ではないんですね・・・