さなぎがちょうちょになるように
華麗にシルバーへと変身しました
これだけ大きなものは感慨もひとしお
形を整えたりパーツをロウ付けしたりの
細工仕事をしていきます。
成形したら裏側に刻印を貼っていきます。
（1点物なので１つ１つにこの作業をします。）
まず薄い板にたがねで刻印を打ちます。
その周りをはさみで切りやすりで整えていきます。
（この中で一番小さいものが完成形。）
いくつかの作業をして完成をめざします
熊本と大分の被災された方々へお見舞い申しあげます。
九州にいる家族が水や支援物資を熊本まで届けたそうですが、
こちらからは不自由な暮らしが少しでも改善されるよう
祈るばかりです。
さて長らくかかっていたＷＡＸ制作が完成しました。
（もうちょっと粉を払ってきれいにしておけばよかったです）
折れ曲げたりしやすいＷＡＸの種類を使ったのですが、
ＷＡＸを盛ったりすると反ってしまったりして
一長一短でした。
湧き上がるシダの葉っぱは表現出来たでしょうか？
シダの葉の表現は悩みました。
よくあるシダの葉を表現するなら葉っぱの筋は
横にした方が良かったのですが、
湧き上がる感を出すため縦線の筋を
あえて強調してみました。
最終的に出来るだけ軽くなるよう
裏抜きをしました。
鋳造後を楽しみにしていてください！！
近所の桜並木は昨日の風でずいぶん散り、
花びらで地面がピンク色に染まっていました
皆さまの所の桜はいかがですか？
最近まで諸々が重なり慌ただしい日々で、
なかなかこのＷＡＸの仕事にじっくり向き合えずにいたのですが、
ようやくここ数日手を入れる事が出来ました。
デザイン画に置くとほぼぴったりの感じで
ネックレスは進んでいます。
シダの葉っぱの反り方がとても難しいです
仕上がりを考えながら、重さが付き過ぎないよう
制作を進めています。
拡大鏡をして手甲をして
制作に励む職人な私。
ＷＡＸの溶けた匂いが充満しています。
普段はさらにマスク着用
