晴れときどき・・・

旧街道あるき、古戦場巡り、城攻め、図書館通いの4本立ての日々を綴ります。。

クサラへの道vol 7~Long And Winding・・・~

2013-11-16 09:38:26 | 紅クサラ
 ひと昔前、某メーカーのクルマを買うと、
他のメーカーのクルマに乗り換える際に下取り価格が低すぎて
泣く泣く同じメーカーのクルマを購入せざるを得ない事態に陥ってしまい、
そのような現象を
「○○○地獄」と云われていました

 勿論今はそんな事ないでしょう
人気のある車種も沢山ありますし。。

 地獄に落ちたのは、ワタシです
二度とはい上がれない「ラテン車地獄」に…

 諸経費込み、車検2年付き26万円のバカラ
本当にステキな車でした
眠っていた魂を蘇らせ、
形容しがたい独特の退廃的な、
無理矢理例えるならば、
曇りの日のセーヌ川左岸の雰囲気を
醸し出していました
セーヌ左岸なんて知りませんけど…
 
 まるで、猫の背中に乗っているような
乗り心地なのです
解らないでしょう
わからないのです
だから日本で5台ぐらいしか売れませんでした

 購入後一週間で相方がパワーウィンドウを壊しました
以後、窓の開閉は水没でもしない限り禁止となりました

 触媒装置が壊れて、発進時に異音がしたので、
相方をそそのかし、彼のクルマを改造させ、
余った純正品をバカラに移植しました

 そうやって涙ぐましい努力を重ねましたが、
まるでもぐら叩きのように、故障箇所噴出します

 ATが壊れると、1速とRにギアが入らなくなり
常にセカンドスタート&絶対にバック出来ない
超・プラス思考運転を強いられました
いくら常に前向きに頑張ることが取り柄のワタシでも
これは正直辛いです

 そんな時、あるマニアックなクルマばかり扱う、
マニアックな自動車商会より、
バカラが動かなくなったら知らせてねん」と
言われていたことを思い出し彼に救いを求めました
 
 それで、バカラの代わりに私の元へやってきたのが、
シトロエン・シャンソン君です

 紙面の都合上、シャンソン君については何にも書けませんでした
でも、ホントに何の特徴もないのがシャンソン君の特徴でした

 シトロエン・シャンソン SOHC FF 1400CC 21世紀にシングルカムかよ・・


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