あたびん♪の蛙な生活

大好きな『蛙』と『音楽』のある楽しい生活が目標デス。

短歌にハマる。

2007年02月19日 | 好きなモノ
この週末は風邪で寝込んでいました

オタマの風邪を貰ってしまったようで、金曜の夜から悪化。
熱はさほどでもなかったものの、体の節々は痛いし、だるいし、鼻はひっきりなしにだし。(すみません、キタナイ話しで★)

そんな中、とにかく週末で治さねばと思い、本を枕元に置き、読んではうつらうちら、うつらうつらしては、読み。と言う、考えようによっては贅沢な週末を過ごしました。
(でも辛かったのヨ、ホントに)

ベッドに持ち込んだのが、短歌の本でした。
実はココの所短歌にハマっておりまして。

前から山頭火が大好きで、俳句はよく読んでいました。
でも短歌は昔俵万智さんの「サラダ記念日」を読んだくらいで、あまりちゃんと読んでいませんでした。

でも図書館で、ryoさんのいにしえからのラブレターと、その第二弾となるいにしえからのラブレターせつなくて、を借りてからすっかり短歌にハマってしまいました。

 
この本、とにかく本自体が素敵なんです♪
「いにしえからの・・・」は雨月衣さんの素敵なイラストとともに、主に万葉集から恋の歌が選ばれ、それになんとも斬新な解説、というか翻訳、それも思いっきり現代語、女子高校生達の会話のような訳が添えられています。

でもryoさんが書いているように、今も万葉の昔も、人が恋する気持ちには何ら変わりはないんだと改めて思わされる、とても素敵な本でした。
これは手元に持っていたいと思える素敵な1冊です。

第2弾の「せつなくて」方は、雨月衣さんではなく、昔ながらの千代紙模様が途中に挟まれていますが、同じように、本として素敵です。
今回は英訳までついています。

2冊とも、実は図書館の「ヤングアダルト」コーナーに置かれていました。
中学生、高校生達にも読んで欲しい本ですね。


そして、もう1冊。


あなたと読む恋の歌百首/俵万智
コチラは近代・現代の歌人達の詠んだ愛の歌一首一首に俵万智さんの親しみ易い解説文が添えられていて、詠み人達の背景等も紹介され、短歌ビギナーにもとても分かり易く面白い1冊でした。
意外な人が意外な歌を詠んでいたりして、新たな発見もありました。

そんな中から気になった歌人の歌集を購入したりしてしまったので、しばらくは短歌な日々となりそうです。
自分でも詠めたら素敵なんですけどね、もっぱら読む専門ではあります