Vばら 

ある少女漫画を元に、エッセーと創作を書きました。原作者様および出版社とは一切関係はありません。

あけまして おめでとうございます

2015-01-01 00:10:56 | つぶやき

 あけまして おめでとうございます。2015年が始まりました。本年もどうかよろしくお願いいたします。

 

 久しぶりに、絵を描いてみました。お正月らしく着物姿のル・ルーとオスカルに挑戦。本当はアンドレも描きたかったのですが、力尽きました。なかなか池田先生の、あの流麗なタッチに近づくのは難しいです。二人とももう少し穏やかな表情にしたかったのですが、私の力量では無理でした。

 昨夜の紅白で、美輪明宏さんの「愛の讃歌」を聞いていて、はっとしました。この歌は、歌手のエディット・ピアフが作詞しました。日本では岩谷時子さんが訳し、越路吹雪さんが歌うバージョンが広く知られています。「あなたの燃える手で あたしを抱きしめて---」で始まる詞です。

 ところが、美輪さんはこの岩谷バージョンではなく、ご自身の訳で歌いました。以下、歌詞を抜粋します。

貴方が言うなら この黒髪を何色にでも

貴方が言うなら たとえ地の涯(は)て 世界の涯ても

貴方が言うなら どんな恥でも 耐えしのびます

貴方が言うなら 愛する国も 友も捨てよう

 中略

神よ、結びたまえ 愛し合う我らを

 以前、ある方が「この詞は、オスカルの気持ちを表している」とおっしゃっていたことを急に思い出しました。”黒髪”を“金髪”に換えれば、まさに想いが通じ合ってからのオスカルの心情にぴたりと重なる気がします。また”貴方”を“貴女”に換えれば、今度はアンドレの想いとも言えるのではないでしょうか?

 まったくここまで「ベルばら」に入れ込む自分にあきれます。こんな調子で、2015年も「ベルばら」と共に日々過ごしていくことでしょう。皆さまにとって、今年が良い年になりますように。

 読んでくださり、どうもありがとうございます。 



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
明けましておめでとうございます。 (サンボ)
2015-01-01 12:08:32
今季初めての雪が降ってきました。
寒さもこれからが本番ですね。
昨年は8月25日のベルばら11巻発売から再熱が始まり、検定を受けるなど、後半は充実していました。
りらさまのお導きもあり、池田理代子先生の他の作品を楽しむ機会にも恵まれて今にいたっています。
引き続き今年も池田作品に触れ、ベルばらエピソードを楽しみに、機会があれば池田先生にまたお会いもしたいとおもいます。
返信する
サンボさま (りら)
2015-01-01 13:52:10
 あけまして おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。コメントをありがとうございます。「オル窓」は、本の納品待ちでしょうか?お導きだなんて、とんでもない!サンボさまの心がきっと、池田先生の作品を求めているのだと思います。そういうタイミングってありますよね。時期を外さずに、勢いで読むのも大事かもしれません。私は以前、突然無性に「エカテリーナ」が読みたくなり、全3巻を一気に購入し、読みました。

 池田先生---私もお会いして、パワーを頂きたいです。
返信する
引き続き、オル窓 (サンボ)
2015-01-02 01:11:01
池田先生は春に発表のエピソードの準備に追われているのでしょうか?また大ボリュームですものね、期待です。3月なんてあっという間ですよね。12巻も発売されるんでしょうね。
絶対かいます。そして本棚には池田作品がドンドン並んできました。
訳あって実家には10年以上近寄ってないので、ベルばらもオル窓も購入は2度目です。
その代わり読むのが久し振りで、新鮮です。
年越しで読んでるオル窓、クラウスが男前すぎます!池田先生はヒロインのお相手はすごく、かっよくしますよね。
今ロシアに舞台は移っていますが、レオニード、なかなかの萌えキャラです。
やはり子供のころは、このロシア編が難しく飛ばしてましたが、いまはりかいでき、入り込めます。登場人物も多く、馴れないロシア名なので、数ページ1時間もかかります。
ようやく自分の時間が持てるようになったので、これからはトキドキ少女時代に帰りたいですね。おなじ、趣味の友人がいなくこのサイトに情熱を書いてしまうことお許し下さい。
また、池田先生の東京近郊イベント情報も教えて頂ければ幸いです。
返信する
サンボさま (りら)
2015-01-02 09:20:25
 コメントをありがとうございます。池田先生は以前「私は漫画家の中でも、横綱になれるくらい遅筆」とおっしゃっていました。もう新作エピソードに着手しているのでは?と思います。
 
 レオニードもクラウスも甲乙つけがたい魅力的なキャラですよね。ロシア人の人名は頭にすっと入ってきません。ロシア編のスタート、駅ですれ違う二人に、何とも言えない切ない気持ちになりました。まるで映画のワンシーンのよう。数ページで1時間かかる---そうですよね。読んでも読んでも、なかなかページが減っていかないなあと私も感じていました。ユリウス、だんだん角が取れていきますね。サンボさま、どうかお気遣いなく、情熱を書きこんでください。

 池田先生のイベントについてですが、クラシックのコンサートはいくつかありますが、漫画絡みは今のところ、発表されていません。「わたしのマーガレット展」は、東京以外でも開催要望の声が多いので、きっとどこかで再公開すると思いますし、何より今年は「オル窓」連載開始40周年なので、何かしらイベントがあることを期待しています。何かわかれば、お知らせしますね。
返信する

コメントを投稿