Vばら 

ある少女漫画を元に、エッセーと創作を書きました。原作者様および出版社とは一切関係はありません。

18世紀のクリスマス (2)

2016-12-25 13:56:32 | つぶやき

 フランスで初めてクリスマスツリーが飾られたのは1605年。

 フランス北東部、ドイツとの国境に近いストラスブルグで1605年、フランス初のツリーが披露された。造花のばら、りんご、砂糖菓子でできた天使で飾り付けられエデンの園を表した。ということは、オスカルが生きた時代、ジャルジェ家でもツリーが飾られていた可能性は十分ある。

↓  クリスマス装飾の見事さで有名な、イギリスのワデスドン・マナー。

↓  ブルトイユ城

↓  イギリス、ハグレー・ホール

↓  バッキンガム宮殿

 

 クリスマスといえばどんなディナーを用意していたのか、誰もが気になるところ。12月はに最適な時期だったため、あらゆる種類の動物の新鮮な肉や、海の幸を用意することが可能だった。ビーフ・ガチョウ・ハム・七面鳥が食卓に並び、可能なら魚や牡蠣など魚介類も用意した。ひき肉入りパイ・ブランデー漬けの桃なども出された。

↓  18世紀の一品を皆さまの食卓にも…。ジャルジェ家でも作られていたかもしれません。

 凍ったクランベリーのムース

材料:(8人分)

  • 1 1/2 カップ クランベリー
  • 1/2 カップ 水
  • 2/3 カップ 砂糖
  • オレンジ半個の皮をすりおろしたもの
  • 卵2個
  • バニラ小さじ2分の1
  • 塩ひとつまみ
  • 1 カップ ホイップクリーム
  • クランベリーのお酒

作り方:

1 鍋に水を入れ、クランベリー・砂糖3分の1カップ・オレンジの皮と共に約5分煮る。(クランベリーの形が崩れるまで)

2 1をフードプロセッサーで裏ごしし、ふるいに入れて粒などを取り去り、ピューレ状にする。

3 卵をよくかき混ぜる。しっかりかき混ぜたら、残りの砂糖を少しずつ卵に加えていく。

4 2と3を混ぜ、バニラと塩を加える。ホイップクリームが堅くなるまでしっかり泡立てる。                             

5 ピューレ状のクランベリーとホイップクリームを混ぜ、容器に入れて凍らせる。

6 食べる数分前にフリーザーから取り出し、クランベリーのお酒をかける。 

 読んでくださり、本当にありがとうございます。良い休日をお過ごしください。



2 コメント

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Unknown (オスカー)
2016-12-27 09:43:58
こんにちは。
クリスマスも過ぎてもうお正月ムード逃げたい切り替えられたスーパー(笑)とかスゴい変わり身の早さだ!と思ったりしています。前のコメントに庶民も出産の様子を見に行ったとか書いてしまいましたが、お子さま誕生をスゴく喜んで歌ったり騒いだり・・・だったみたいです。すみません😣💦⤵ でもって愛された時代は足しかにあったのだと思います。時代がもう少し違ったら、ルイ16世はおだやかなよい君主だったのでしょうね。
ジャルジェ家の召し使いの方々はクリスマス休暇で田舎に帰る人もいたのでしょうか?
たくさんの使用人がいたでしょうから、その人たちから見たオスカル様たちの日常の話とか読んで観たいです😄
外国のクリスマスのとおり飾り付けや料理な
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オスカーさま (りら)
2016-12-27 23:21:00
 12月25日の午後、スーパーにおせち料理の食材が並んでしました。もうすぐ除夜の鐘を聞いて初詣。日本の年末年始は、本当に慌ただしいですね。

>庶民も出産の様子を見に行ったとか書いてしまいましたが、お子さま誕生をスゴく喜んで歌ったり騒いだり・・・だったみたいです

 あまりに多くの人が押しかけたため、室内は酸欠状態になり、アントワネットの命が危ぶまれた時もあったとか。慌てて窓を開けたそうです。

>ジャルジェ家の召し使いの方々はクリスマス休暇で田舎に帰る人もいたのでしょうか

 当時、クリスマスの時期、休暇をもらって郷里に帰る召使もいたそうです。盆暮れに帰省する日本の習慣と似ていますね。

 開高健さんの本、見つかりそうです。ぜひ読ませていただきます。
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