ドラマや映画、CM撮影等にもたびたび使用される鳩山会館。今回は2階と庭園を紹介。
↓ 2階部分の見取り図。記念室は見学できるが、撮影不可。一郎記念室内には、氏が公式の場で着用した大礼服と呼ばれる軍服や、賜った多くの勲章が展示されていた。勲章はオスカルが着けていたものを彷彿とさせるものが多く、「きっと18世紀フランスでもこのようなものを…。」と想像してしまった。一郎氏と妻薫さんは当時は珍しい恋愛結婚。二人は500通以上に及ぶ手紙をやり取りしており、その一部が公開されている。一郎氏はかなり薫さんを恋焦がれていた様子。薫さんは共立女子学園長を長い間務めた。
↓ 大広間。修復時に寝室3部屋の間仕切りを撤去し改装された。窓からは庭園が一望できる。南向きなので、燦々と太陽の光が入ってきてとても気持ち良い。大広間は貸出しており、希望すれば会議・研究会・クラス会等に利用できる。
↓ 庭園から見た鳩山会館。約150株のばらが植えられており、1輪1輪がとても大きい。きちんと管理されているのだろう。
↓ 屋根の上にはミミズクが。
↓ 池の鯉を眺める鳩たち。
一般公開されている洋館の中では、どちらかというとこじんまりした部類に属するけれど、都心のちょっとした別天地といった趣がある。ばらが見ごろの時期に訪れたら、庭園からの眺めはまた違って見えるはず。鳩山会館に関する記事はこれで終わりです。
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