Vばら 

ある少女漫画を元に、エッセーと創作を書きました。原作者様および出版社とは一切関係はありません。

「ポーの一族 春の夢」 来年1月から連載開始

2016-11-03 00:10:41 | つぶやき

 今年6月、「月刊flowers」に掲載された萩尾望都先生の「ポーの一族 春の夢」は、先生が40年ぶりに描いた名作の続編。発売日当日、多くの書店で売り切れ続出。最終ページに「Vol.2は今冬登場予定です!」と書いてあったが、いよいよ2017年1月28日発売の「月刊flowers 3号」から連載が始まる。

 連載開始と聞いて「あぁ、やっぱり。」と思った。エドガーとユダヤ系の少女ブランカのこれからは、前編・後編で終わるような単純で短い物語には感じられなかった。単行本1冊分くらいのページ数を描くおつもりだろうか?良質な作品はゆっくりじっくり読みたい。昭和の少女マンガ黄金期を築いた先生方が、今もなお現役で創作活動を続けてくださるのがうれしい。40年の歳月を経て、萩尾先生はアランやエドガーにどのような魂を吹き込むか?この年代の先生方が現役で描き続ける姿勢を見て、自分も大いに励まされる。年明けの楽しみができた。

 読んでくださり、どうもありがとうございます。



4 コメント

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伽羅さま (りら)
2016-11-05 16:42:56
 コメントをありがとうございます。

>こってりとした浪花節・・・なるほどと思いました

 ジャルジェ将軍など、まるで日本の武士を見る思いがします。オスカルを成敗しようとする場面など、忠義を重んじるサムライそのもの。

 伽羅さま、演歌もお好きでしたか?守備範囲が広いですね。あのお二人には「天城越え」も良いかと。

>「なつかしの歌声喫茶」の歌集が手元にあるので開けてみたら・・あるわあるわ

最近また「うたごえ喫茶」が各地で復活しているようですね。ネットもいいけれど、生身の人間同士肩を組み、相手の顔を見てぬくもりを感じながら、大きな声で歌うのが見直されているのでしょうか?
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昭和歌謡 (伽羅)
2016-11-04 21:36:04
りらさま・・・こんばんわ
こってりとした浪花節・・・なるほどと思いました
最近読んでいたものは わりと現実から離れたものが多かったので・・・ベルばらを思い出した時・・・「現実」がしっかりありました
こってり・・そう思ってみると「昭和歌謡」「演歌」が浮かんできました
「さざんかの宿」「雨に咲く花」などでかなわない思いを・・・そしてあのお二人には「命くれない」を・・・歌っていただきたいと思います

地域で行っている「なつかしの歌声喫茶」の歌集が手元にあるので開けてみたら・・あるわあるわ!!満載でした
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伽羅さま (りら)
2016-11-03 23:17:50
 コメントをありがとうございます。

>ポーの一族・・・江戸川乱歩とコナン・・・彼らもいわばポーの一族・・・・なんちゃって

 素晴らしい発想力!確かに彼らも「ポーの一族」ですね。萩尾先生の漫画って、日本人離れした独特の世界観or宇宙観があるように感じます。「ベルばら」って、意外とこってりとした浪花節の世界がてんこ盛りではないでしょうか。6月に発売された「月刊flowers」には、別冊付録として「トーマの心臓 スピンオフ 訪問者・湖畔にて」が付きました。すごく上質のドイツ純文学を読んだ想いでした。

>気が付くと「ますむらひろし」のアタゴオルにはまっていました。彼の描く宮沢賢治の世界も好きです(もともと賢治が好きなので)

 ますむらひろしさんの作品を読んだことがないのです。宮沢賢治の本も、どこか外国の絵本のようなテイストがありますよね。今度探してみますね。
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ポーの一族 (伽羅)
2016-11-03 21:42:26
りらさま こんばんわ

ポーの一族・・・江戸川乱歩とコナン・・・彼らもいわばポーの一族・・・・なんちゃって・・・つい・・・妙なとこにヒットしちゃいました

萩尾氏の作品は好きで、昔はよく読みました
スターレッド、11人いる、マージナル、訪問者、ブラッドベリーのシリーズ・・・・一時 はまっていました
いつの間にか読まなくなって・・・気が付くと「ますむらひろし」のアタゴオルにはまっていました。彼の描く宮沢賢治の世界も好きです(もともと賢治が好きなので)

押入れの奥・・・探してみようと思います・・・たぶん捨ててないはず・・・ポーの一族とトーマの心臓
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