ピンぼけ写真が多くてすみません。今回はホーフブルク王宮で買った公式ガイドブックから、シシィ・ミュージアムの展示品を紹介します。
ポルターアーベント(婚礼前夜の宴)のドレス。婚礼のため、ウィーンに旅立つ前の送別舞踏会で着用したものと考えられている。これはレプリカ。本物は保存上の問題のため、一般公開されていない。オリエント風の装飾で、ストールにはスルタンのシンボルのほか、アラビア語で「おお神よ、何と美しい夢だろう」と刺繍されている。クリスチャンなのに、アラビア語。なんだか不思議な感じ。とても素朴なデザインのドレスに見える。
シシィの居間兼寝室。当初、この部屋は皇帝夫妻の寝室だったが、シシィは自分だけの寝室を要求し、その後は日中もこの部屋で過ごすことが多くなった。ヴェルサイユ宮殿の王妃の寝室と比べると、何て質素なことか!
こちらはフランツの寝室。枕元のクローゼットの上には、数多くの家族の写真が飾られている。こちらもとても質素な寝室。彼は贅沢を好まなかったとある。
ここが彼の執務室とデスク。目を上げると、そこには髪をほどいたシシィが---。息子ルドルフの悲報を聞いたのもこの部屋。フランツは本当にシシィのことを、愛していたんだなと、この部屋を見て感じた。
こちらはシシィの化粧室。たくさんの家族写真が飾られている。
化粧室の奥は、皇帝一族のメンバーとして初めて、近代的なバスルームを設置した。当時、壁には花柄の布が張られ、鏡の枠にも小さな花が描かれていた。浴槽は銅に亜鉛メッキしたもの。コックなどの部品は残されていない。
船旅には注文をつけなかったシシィだが、彼女専用のお召列車は極めて豪華に内装させ、この列車でヨーロッパ中を旅行した。「これが列車の中?」と思うくらい、豪華絢爛。
読んでくださり、ありがとうございます。
夫婦仲の良さも感じ取れます。
沢山の写真、つぶやきありがとうございました
シシーは、最後は悲劇的で、辛い日々があっても、春の香りの女性!だから何年たっても人々の心に残っていくのだと思いました。
オスカル様は憧れの、ユリウスは守ってあげたい、シシーは人間味漂う素敵な女性です。
オスカル、ユリウス、シシィ---それぞれ違った個性と魅力の持ち主ですね。
人生苦あれば楽あり!
女性って自分の一番輝いている時を大切にしたいもの。
りら様と私は、シシーの愛らしいお姫様の姿を胸に納めておく事にしましょう。
本当の事は、誰にも分からないと、思います。
>女性って自分の一番輝いている時を大切にしたいもの。
そうですね。シシィの場合、自分の美貌に過度に拘りすぎてしまったように思えます。年月と共に変化していく、あるがままの自分を受け入れていたら---。美しい人には、美しい人にしかわからない悩みがありますね。
>本当の事は、誰にも分からないと、思います。
シシィに限らず、私たち一般人もそう。マスコミがいかに騒ぎ立てても、本当のことは当事者しか知らない。
プリンセスの人生って、華やかさとは裏腹で、実際は重くてつらいものだと痛感しました。