goo blog サービス終了のお知らせ 

Astro Dragon's blog

天体写真を撮影しています。

続 彗星を撮影しました

2015-01-18 | 天体写真

 

[撮影]
ε-130D (fl:430mm, F:3.3)
A7s (Normal)
1min x 15 (total:15m), ISO:3,200
Pencil BORG(fl:175mm) + QHY5L-2M, PHD2 
@千葉県(光が丘), 2015/1/17 19:10〜
 
[画像処理]
- PixInsight 1.8
キャリブレーション, スタック
- StellaImage 7
デジタル現像, 傾斜補正
- Photoshop CC 2014
カラーバランス, ローカルコントラスト, 傾斜補正, ノイズ処理
 
#使用ディスプレイ
EIZO CG247(100cd, 5,000K, γ2.20, sRGB)
--
 
星・・・太朗さんを伴って、先週に引き続き彗星を撮影しました。1週間で尻尾が成長していました。430mm+フルサイズでは全く全貌が分からないですね…。M45も入ってくれませんでした。でも、彗星よりも右側に散らばる星々が気になっています 笑
 

彗星を撮影しました

2015-01-12 | 天体写真

 

 

[撮影]
ε-130D (fl:430mm, F:3.3)
A7s (Normal)
1min x 10 (total:10m), ISO:6,400
Pencil BORG(fl:175mm) + QHY5L-2M, PHD2 
@千葉県(光が丘), 2015/1/10 18:41〜
 
[画像処理]
- PixInsight 1.8
キャリブレーション, スタック
- StellaImage 7
デジタル現像, 傾斜補正
- Photoshop CC 2014
カラーバランス, ローカルコントラスト, 傾斜補正, ノイズ処理, クロップ
 
#使用ディスプレイ
EIZO CG247(100cd, 5,000K, γ2.20, sRGB)
--
 
 
ラブジョイ彗星2014です。恒星ガイドで恒星基準のスタックです。彗星をまともに撮ったのは初めてなので身構えていましたが特に変な処理(笑)はしないですみました 。

一応60分程露光はしたのですが、彗星はどんどん移動するので、通常のスタック方法で一度に使えるのは10分前後が限度かなと。短い露光時間なのにTopazAdjustでローカルコントラスト処理しているので、とっても荒れ荒れですがご容赦を。
 
画面上部の茶色い領域は、おそらくおうし座付近の分子雲のようです。かぶりや迷光の疑いも完全には否定しきれませんが、まぁそういうことにさせてください 笑
 
当夜はぴんたんさんとつかいまさんとご一緒しました。ぴんたんさんはツインイプのゴツい機材ですが、セッティングも撮影もとても手際が良く、さすがは"鉄人"だなぁと思いました。
 
彗星は今までほとんど興味がなくスルーしていましたが、テールが長い彗星は分子雲のあぶり出しのようで面白いですね。日々形を変えて予想が出来ないところも魅力がありますね。今後も大きいのが来たら撮りに行くかもしれません。

M42(オリオン大星雲)

2014-12-03 | 天体写真

 

 

[撮影]
ε-130D (fl:430mm, F:3.3)
QSI 683ws (-30℃), Astrodon Tru-Balance filter
L:10min x 8 + 1min x 10, R:5min x 4, G:5min x 5, B:5min x 5 (total:2h40m), MaxIm DL 6
SXP
Pencil BORG(fl:175mm) + QHY5L-2M, PHD2 
@山梨県(富士ヶ嶺), 2014/11/30 0:35〜
 
[画像処理]
- StellaImage 7
キャリブレーション, デジタル現像, LRGB合成, 傾斜補正
- CCDStack 2
アライメント, スタック
- Photoshop CC 2014
カラーバランス, ローカルコントラスト, 傾斜補正, ノイズ処理, クロップ, etc.
#ディスプレイ
EIZO CG247(100cd, 5,000K, γ2.20, sRGB)
--
 
Jamesさん、近江商人さん、そして東京の画像処理オフ会にも参加されたAさんと共に通称"ガリバー"にて撮影しました。ここでの撮影は二度目です。
 
到着が遅かった上にセッティングに手間取り、露光開始が遅れてしまいました。毎度の事ですがセッティングが下手すぎて困ります。特に暗めの撮影地で北極星がどれだか分からなくなるのを何とかしたい… 笑  
 
撮影を開始したもののなぜかガイドが安定せず、没フレームを量産してしまいました。明るい対象だったのが救いでしたが…。いつもと違いテレスコープイーストから始めたのももしかしたら要因かもしれません(ギアの噛み合わせ?)。とにかくセッティング〜撮影スキルを磨かなくては…。
 
 
画像処理については、3分露光のLを12枚撮影したものが見事に全て没となりましたので、10分と1分のL二段露光の組み合わせでHDR的な処理を目指しました。このM42は明るいので、ただ写すだけならば楽な対象ですが、画像処理は相当難しいと個人的には思います。M31に似ているのかな。
 
この画像処理をしている最中に、"あの"sloさんとよっちゃんとの3人でお話しする機会を得て、率直な意見やアドバイスをいただく事が出来ました。お見せしたのは途中経過のものだったのですが、その後の処理プロセスで非常に参考になりました。お二方、ありがとうございました!
 

NGC2170周辺

2014-11-25 | 天体写真

先週末は再びあららぎ高原で撮影して参りました。

 

 

[撮影]
ε-130D (fl:430mm, F:3.3)
QSI 683ws (-30℃), Astrodon Tru-Balance filter
L:10min x 14, RGB各10min x 3 (total:3h50m), MaxIm DL 6
SXP
Pencil BORG(fl:175mm) + QHY5L-2M, PHD2 
@長野県(あららぎ高原スキー場), 2014/11/22 23:06〜
 
[画像処理]
- StellaImage 7
キャリブレーション, デジタル現像, LRGB合成, 傾斜補正
- CCDStack 2
アライメント, スタック
- Photoshop CC 2014
カラーバランス, ローカルコントラスト, 傾斜補正, ノイズ処理, クロップ, etc.
#ディスプレイ
EIZO CG247(100cd, 5,000K, γ2.20, sRGB)
--
 
あららぎ高原は前回、今回と雲一つない快晴だったものの、前回と違いシンチレーションが今ひとつでした。オリオン座が上って来た頃はユラユラ揺れる星々を見てこれはダメかと思いましたが、南中前には少し落ち着いたので良かったです。ただ赤道儀設定のトラブルや凡ミス等で露光時間が予定より短くなってしまいました。6時間欲しかった…。
 
 
画像処理は、先月ここで撮影したM78の時と同様、いやさらに淡い対象のためヒィヒィ言いながらやりました…。次は明るい対象を撮りたい…。
 
 
今回の遠征もよっちゃん氏、Tukaimaさんとご一緒させていただきました。他にもはるばる関東から来られた(僕もか…)habiさんや、あららぎ常連のでんでんさん、のんたさん、ミッチーさん、他にも暗闇で見えませんでしたがたくさんの方々が来られていてとても賑やかでした。ちなみにこのNGC2170を撮影していた方がたくさんいらっしゃったみたいです。いろいろな焦点距離や構図での作品が楽しみですね。
 
 
あららぎ高原は本当にいいところです。また来年も行きます。
 

M31(アンドロメダ銀河)

2014-11-12 | 天体写真

あららぎ高原で撮影したもう一つの対象を画像処理しました。

 

 

 

[撮影]
ε-130D (fl:430mm, F:3.3)
QSI 683ws (-10℃), Astrodon Tru-Balance filter
L:10min x 13, RGB各10min x 2 (total:3h10m), MaxIm DL 6
SXP
Pencil BORG(fl:175mm) + QHY5L-2M, PHD2 
@長野県(あららぎ高原スキー場), 2014/10/24 19:36〜
 
[画像処理]
- StellaImage 7
キャリブレーション, デジタル現像, LRGB合成, 傾斜補正
- CCDStack 2
アライメント, スタック
- Photoshop CC
カラーバランス, ローカルコントラスト, 傾斜補正, ノイズ処理
 
#使用ディスプレイ
EIZO CG247(100cd, 5,000K, γ2.20, sRGB)
--
 

イプの光軸チェックのつもりで、導入しやすいこの対象に鏡筒を向けたのですが、上がって来たL画像がとても良かったのでそのままずーっと露光しました。露光中はみんなでカップラーメンを食べたり、収録(笑)をしたりしていました。普通こんな事をしていたらバチがあたって何か失敗するのが相場ですが、今回の遠征はほぼ思惑通りに撮影する事が出来ました。1年に1度くらいはこんな事もあるのですね。ピントチェックだけは途中で何度もしていましたけど。

M31は何度も撮影していますが、色々な表現方法があり、毎回新鮮さを味わえる対象だと思います。少しのさじ加減で大きく表情を変えるこの天体は何度画像処理しても新たな発見や学びがありますよね。