Astro Dragon's blog

天体写真を撮影しています。

あららぎ高原に行きました。

2014-10-30 | その他

先週金曜、休暇を取って長野県のあららぎ高原に遠征してきました。

撮影自体は概ねうまくゆき、星像も納得のいく状態になったのですが、淡めのところを撮ってしまったばかりに画像処理が大変難航しております…。

生存証明として撮影風景をアップしてお茶を濁したいと思います。少々お待ちくださいませ…。なお、手前の機材は僕のものではありません 笑

 

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馬頭星雲

2014-10-21 | 天体写真

先週土曜日に茨城で撮影しました。

 

 

[撮影]
ε-130D (fl:430mm, F:3.3)
QSI 683ws (-20℃), Astrodon Tru-Balance filter
L:10min x 12, RGB:各10min x 2 (total:3h), MaxIm DL 6
SXP赤道儀
ペンシルボーグ(fl:175mm) + QHY5L-2M, PHD2 
@茨城県(花立自然公園), 2014/10/18
 
[画像処理]
- StellaImage 7
キャリブレーション, スタック, デジタル現像, LRGB合成, 傾斜補正
- Photoshop CC
カラーバランス, ローカルコントラスト, 傾斜補正, ノイズ処理
 
#使用ディスプレイ
EIZO CG247(100cd, 5,000K, γ2.20, sRGB)
--
 
色々と問題のある撮像ですのでこれ以上大きくは載せられません 笑 酷い星像のおかげで画像処理をするモチベーションは上がりませんでしたが、なんとか真面目にやりました。
 
 
二度目の花立公園は、前回と同じく星太朗さんと一緒でした。18時過ぎには現地に到着してセッティング後、まったりしながらオリオン座が上がるのを待ちました。馬頭星雲に望遠鏡を向けシャッターを開けたところでよっちゃんからSkypeがかかってきて、そのまま世界初遠征実況トークなどをやっておりました 笑 ちなみに神曰く、馬頭星雲は(あえて不安定な)縦向きで美しく見えてなんぼとの事でしたので、戒めも込めて立ててあります。
 
 
撮影時はばっちりだと思ってはしゃいでいた星像ですが、帰宅して等倍で輝星を見るとスパイダーの光条が二重になっています。あと微恒星がおにぎり型に歪んでいたりと散々です。主鏡の圧迫や斜鏡の取り付け角度を疑っていますが、撮影時に発見出来なかったのが痛恨の極みです。僕の撮影用PCのしょぼいモニターではとってもシャープに見えたのですよ…(と言い訳)。 撮影時の星像確認方法を工夫する必要がありそうです。それにしても調整ズタズタなのに、一見良像に見えてしまうイプの性能はきっと凄いのでしょうね。
 
あと左上と右下に謎のケラれが発生しています。これまでも気にはなっていて、フラットの精度不足だと思い込んでいたのですが、どうも違うようです。まずはカメラ周りから調べるつもりです。
 
 
たくさん問題を抱えてはいますが、いつかイプのパフォーマンスをフルに発揮させてあげたいものです。
 
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天体写真画像処理セッションライブ in 東京

2014-10-12 | 画像処理

無事終わりました。大盛況でした。

関ヶ原と同じく、近江商人さん、よっちゃんの画像処理セッションに加え、スペシャルゲストのぴんたんさん・T-Fixさん・sora-canさんによるリレーセッション、そして締めのワンコイン懇親会とあっという間の5時間でした。他にもたくさんの天体写真ブロガーの方を含む参加者の方々との交流を深められて有意義でした。二十代の方も複数参加されていたりと年齢層は幅広かったように思います。

 

MCで精一杯だった僕は写真をほとんど撮れませんでした…。

 

開場前、ディスプレイの色合わせをする近江商人さん…。

 

当日の詳しい様子をT-Fixさんが記事にしてくださったのでこちらをご参照ください。

 

ワンコイン懇親会でたくさんの方々と談笑し、会場片付けの後、銀座に繰り出して"世界の山ちゃん"(笑)で打ち上げ。帰りはノンアルコールだったJamesさんのマセラティで送っていただきました!

 

 

今回もたくさんの画像処理に関する情報を共有する事ができ、大成功のオフ会だったと思います。次はいよいよ関西でしょうか??

 

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鏡筒ドリル。

2014-10-05 | 機材

まずはε-130Dの主鏡セル、斜鏡を引っこ抜き、補正レンズを外します。

 

 

主鏡側から見ると中はこんな感じになります。

 

 

そしておもむろにドリル!(ちょっとズレたw)

 

 

ドリルで開けた3.2mm穴の上からM4のネジ穴をタップで切り、ラジコンカー用のマフラーニップルをねじ込みます。

 

 

出来上がり。斜鏡、主鏡セル、補正レンズを元に戻します。送風用チューブはもちろん脱着可能です。

 

注意点としては、斜鏡を引き抜く際に鏡筒内壁にぶつけないこと(簡単に鏡が欠けるそうです)、穴あけ時に鏡筒内部に金属粉を受けるための新聞紙等を敷くことくらいでしょうか?あぁあと、斜鏡と固定用の調整ネジの間にワッシャーが入っているので紛失しないようにしましょう。超不器用な僕でも30分程の作業時間で出来ました。

とはいえ、作業失敗のリスクがあるのと、穴を開けてしまうと下取り価格はおそらく下がってしまうので、もしやられる場合は熟考くださいね。僕はこの鏡筒を売る事はないと思います。誓いの貫通式です 笑

 

光の入りこみ防止のためにチューブは黒いものに変えようと思っています。斜鏡に直接風が吹きつけられるようになり、安心感が増しましたし、もちろん実際の効果も上がるでしょう。そのうち主鏡側もやるかも?

 

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