先週末は再びあららぎ高原で撮影して参りました。
先週末は再びあららぎ高原で撮影して参りました。
撮影ストックが尽きたので、場つなぎです。今週末は撮影にいこうと思います。
さて、天体写真はデータを印画紙にプリントして"物体"に変換してやるとより愛着が湧きます。僕は今年の初め頃に買ったCanonのPRO-10というプリンタで出力をしています。
せっかく印刷するのだから、ディスプレイに映る自分の作品と"同じもの"が出てこなければちっとも楽しくありません。むしろストレスがたまります…。ここでカラーマネジメント、いわゆるカラマネの"存在意義"(笑)が登場します。
僕はPhotoshopから印刷しています。特に色を合わせ込んだりするわけでもなく、プロファイルはCanon純正のものを使っています。よっちゃん氏もいつかの動画で推奨していたと思います。
出力したプリントはこんなかんじです。ちなみにこれは某所での宣言(?)通り、どこぞに送らせていただきます 笑
写真に撮ると環境光や照明の関係でどうしてもディスプレイとプリントが同じ色で写らないのがもどかしいですが、実物は少なくとも僕の肉眼では全く同じ色に見えています。一度設定が決まれば、ディスプレイのキャリブレーションさえ怠らなければ毎回安定しています。
カラマネがうまくいき、まるでディスプレイの表面をはがしたかのように同じものが印刷されると下図のような心持ちになります。
(EIZOサイトより抜粋)
最近、自分が気に入った天体写真はプリントしてアルバムに綴じるようにしています。プリントするようになって天体写真という趣味がさらに面白くなり、深みが増したように思います。天体写真はディスプレイのみで鑑賞されているという方、おすすめです!
あららぎ高原で撮影したもう一つの対象を画像処理しました。
イプの光軸チェックのつもりで、導入しやすいこの対象に鏡筒を向けたのですが、上がって来たL画像がとても良かったのでそのままずーっと露光しました。露光中はみんなでカップラーメンを食べたり、収録(笑)をしたりしていました。普通こんな事をしていたらバチがあたって何か失敗するのが相場ですが、今回の遠征はほぼ思惑通りに撮影する事が出来ました。1年に1度くらいはこんな事もあるのですね。ピントチェックだけは途中で何度もしていましたけど。
M31は何度も撮影していますが、色々な表現方法があり、毎回新鮮さを味わえる対象だと思います。少しのさじ加減で大きく表情を変えるこの天体は何度画像処理しても新たな発見や学びがありますよね。
※ 参加申し込みはこちらです
大盛況だった東京開催の熱気冷めやらぬ中、ついに大阪です。
参加受付は前回同様、"ATND"というイベント管理サービスを使います。本日(日曜)21:00に近江商人さんのブログにて受付用URLを発表しますので、参加希望の方はそちらよりお進みください。事前にATNDのアカウントを登録する事は可能です。登録名はハンドルネーム等でかまいません。
ちなみに前回に引き続き、私、龍之介がMCを担当させていただきます。よろしくお願い致します。関西風の突っ込みにはある程度の耐性がありますのでおそらく大丈夫だと思います 笑
よっちゃん、近江商人さんの神技を生で見たいという方、天体画像処理になんとなく興味がある方、趣味を同じくする方々との親睦を深めてみたいという方、みなさん大阪でお会いしましょう!
あの天才近江商人©さんが運営する天体写真サイト「STELLAR TRAVELER」に現在、僕の天体写真を掲載していただいてます。
STELLAR TRAVELER powered by 近江商人©
近江商人さん曰く、"天体写真のシェアハウス"だそうで(僕は展示場と認識してます 笑)、現在は試験段階との事ですが、ゆくゆくは皆さんの素敵な作品を掲載、そして日本の天体写真の底力を世界に発信していきたいとの事です。とても共感できませんか?なんだかワクワクします。
ここに自分の天体写真をたくさん載せてもらえるよう、そして海の向こうから「Great shot!」と言ってもらえるよう、日々精進したいと思います。