Astro Dragon's blog

天体写真を撮影しています。

The three kings of the Orion's belt(オリオン座三ツ星)

2015-11-17 | 天体写真

  

ε-130D (fl:430mm, F:3.3),
FLI ML29050 (-30℃), Astrodon Tru-Balance filter,
L:12 x 10min, R:4 x 5min, G:4 x 5min, B:4 x 5min (total:3h), βSGR(150FL), MaxIm DL 6
on EM-100(k-astec's belt-driven custom)
Pencil BORG(fl:175mm) + QHY5L-2M, MaxIm DL 6 
@Fukushima-prefecture("Kibogaoka-hill"), Japan, 15 Nov. 2015

 

- StellaImage 7
キャリブレーション(ダークx64, フラットx32, バイアスx32), 傾斜補正, デジタル現像, LRGB合成, 彩度
- CCDStack 2
スタック
- Photoshop CC 2015
カラーバランス, ローカルコントラスト(ハイパス), 傾斜補正 , ノイズ処理
 
#使用ディスプレイ
EIZO CG247(100cd, 5,500K, γ2.20, sRGB)
--
 
 
 
 
オリオン座の三ツ星周辺です。僕自身は初の福島での撮影で、ぴんたんさん、ただよしさんその他の方々とご一緒させていただきました。東から南にかけてとても暗い場所で、画像処理もやりやすかったです。
 
このオリオンベルトエリアは明るく、多くの光の蓄積が可能なため表現の幅は広い(解が多数あり)と思います。今回それなりに露光時間を稼げたので、ローカルコントラスト強めでディテールを出しに行く処理にしようかどうか迷いましたが、最終的には三ツ星を主題とし、星雲部を抑えた軟調表現に落ち着かせました。デジ現色彩強調もいつもよく使うsssからrgbに変え、よりナチュラルな方向にしてみました。
 
今回からK-ASTECさんのベルト駆動改造を施した、EM100"改"を本格稼働させましたが、さすが往年の名機と謳われるだけあり、コンパクト軽量なのに非常に高精度な赤道儀ですね。
 
車内からのリモート環境を作りました。iPadから無線で操作できるので快適です。あと、フードも親子で星見さんにバッフル付きの"mk-Ⅱ"を作っていただき今回使用しましたがこちらも非常に素晴らしいです。
 
コメント (4)
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